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上山徹郎

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ミツヨシ完結編 3

出版社: 集英社
シリーズ: 愛蔵版コミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

hoshizak くらもちふさこ先生と倉持智子先生“@JComi_PR: #姉妹兄弟漫画家 現在寄せられている情報(敬称略、順不同):小山田いく・たがみよしひさ、大橋薫・楠桂、あだち勉・あだち充、岸本斉史・岸本聖史、東村アキコ・森繁拓真、大島永遠・三島弥生、上山道郎・上山徹郎 【緩募】”
Manga_Z_ #姉妹兄弟漫画家 現在寄せられている情報(敬称略、順不同):小山田いく・たがみよしひさ、大橋薫・楠桂、あだち勉・あだち充、岸本斉史・岸本聖史、東村アキコ・森繁拓真、大島永遠・三島弥生、上山道郎・上山徹郎 【緩募】
cva1046 隻眼獣ミツヨシの上山徹郎先生が過去に読切でX-MENを描いていたと聞いてムラムラしている
dendoushiki55 上山徹郎は 隻眼獣ミツヨシ3巻まで 完結編は正直描かなくて良かった 完結編読んでファン辞めた人多そう
you_amayarih_2 ミツヨシ完結編 下 上山徹郎 虫幽士あっけねーほとんど自滅じゃない?よく覚えてないけど、10人出てきたっけ?あと真田って出てきたっけ?殺助がラスボスとかねぇ。祀千代も強くなったもんだ。なんか見てると普通に最強の能力もってそうな感じだ。また全裸バトル描いてほしいなー #manga

上山 徹郎(うえやま てつろう、1973年2月15日上山道郎サイト『別冊兄弟拳』プロフィール - )は、日本の漫画家。埼玉県出身。同じく漫画家の上山道郎は実兄である『別冊兄弟拳blog』2007/10/13

来歴

1993年、第25回小学館新人コミック大賞児童部門(藤子不二雄賞)に「機動剣士 ガンボーグVZ」が入選兄の道郎は第20回藤子不二雄賞の入選者であり、兄弟で同じ賞を入選したことになる。し、デビュー。『月刊コロコロコミック』に「電人ファウスト」(1994年-1995年)、「LAMPO-THE HYPERSONIC BOY-」(1996年-1999年、連載途中から『別冊コロコロコミック』に移籍)連載後、2002年から2005年まで『月刊コミック電撃大王』(メディアワークス)で「隻眼獣ミツヨシ」を連載。未完のまま連載は終了したが、同作は2008年より『JC.COM』(集英社)へ移籍し「ミツヨシ完結編」として再開した。

圧倒的に精密な画力と計算された構図、硬質な台詞回しが魅力。

作風

上述のように画力に高い評価を受ける一方で並外れた遅筆でも知られており、「LAMPO」連載時は全頁スクリーントーンが貼られていないまま雑誌に掲載されたり、「隻眼獣ミツヨシ」では数コマであるが下書きのまま雑誌に掲載されたりした。しかしそれも彼の原稿への常人離れしたこだわりの成せる業であり、『LAMPO』では雑誌上で完結した後で単行本最終巻の発行を当初の予告から遅らせ、延々半年以上も加筆修正を行っていた。また『隻眼獣ミツヨシ』でも単行本発行の際は雑誌を休載して加筆修正を行っていた。インタビューによれば単行本発刊の際も、自らの描き込みがクリアに印刷されるようグレードの高い用紙を使う指示もしたらしい。

デビュー以降の商業誌連載作(『電人ファウスト』、『LAMPO』、『隻眼獣ミツヨシ』)は全てアクション漫画であり、それぞれ銃撃、格闘、剣撃シーンに筆の冴えを見せている。さらに『電人ファウスト』、『LAMPO』、加えてデビュー作となった『機動剣士 ガンボーグVZ』には高度に発達したロボットが登場しており、彼の強いこだわりを伺わせる。インタビューによれば、アクションは『リングにかけろ』、ロボットは『ドラえもん』に強い影響を受けた結果であるという。

なお彼は男性キャラを筋肉の引き締まった細身に描くことが多いのに比して、女性キャラをむっちりとした豊満な肉体に描くことが多い。『ミツヨシ』などでは「あのような体格では迅速な動きは出来ないのでは?」と異論を招くが、古橋一浩は彼をRD 潜脳調査室のキャラクターデザインに起用した理由として、「アニメーションの美的センスに、新たな1ページが加わるといいなとちょっと思っています」と語るほどほれ込んでいる(『MAKING BOX』インタビュー)。

評価

執筆から印刷まで徹底したこだわりを見せる彼の仕事振りは、一時彼をアシスタントにしていた中平正彦などからしばしば「天才」と評されている。一方では、「電人ファウスト」掲載時から「児童雑誌である同誌の主力読者にアピールするには大人びていて『コロコロ』向きではない」、「隻眼獣ミツヨシ」でも「萌え雑誌である『電撃大王』の主力読者にアピールするには硬質すぎ、同誌向きではない」と指摘されるなど、掲載誌に恵まれない作家との評価がある。そうした事情が彼の知名度や評価を上げる障壁になっていると考えるファンは多い。同様の評価は業界内部にも見られ、「JC.COM」創刊号の編集者コメントにも「プロの間では『知る人ぞ知る』作家で、力量はあるのに、『不遇の作家』という印象が強い人です」と書かれている。

作品リスト

  • 電人ファウスト(全2巻、新装版全1巻) - 小学館
  • LAMPO-THE HYPERSONIC BOY-(全4巻) - 小学館
  • 隻眼獣ミツヨシ(既刊3巻) - メディアワークス、集英社
  • RD 潜脳調査室(キャラクターデザイン)

脚注

外部リンク