吉開寛二
丼なモンダイ! 2
twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)
吉開 寛二(よしかい かんじ、1973年1月5日)は、日本の漫画家。熊本県出身。東京都在住。血液型はA型。教員免許を持っている。既婚。
概要
10歳から父の画家・吉開繁美と兄、そして尊敬する植田まさしの『コボちゃん』の影響で漫画家を目指す。
高校3年の夏に上京して、『少年マガジン』と『ヤングマガジン』(講談社)、『少年ジャンプ』(集英社)、『少年チャンピオン』(秋田書店)などの4社などに投稿した。どれも吉開の才能を認められず、特に『少年ジャンプ』の編集者は「吉開君…君の漫画は少年誌ではなく、青年誌向けだね」と指摘されたことがある。
それでも吉開はあきらめずに最後の『少年サンデー』(小学館)の第5回コミックグランプリで『変人さんいらっしゃい』を投稿し、19歳で入選しデビューを果たした。その後、大学に入学するために再上京したが、念願の掲載には至らなかった。
大学では漫画サークル(漫画研究会)に所属し、1993年夏に『アフタヌーン』に『孤独の音』を投稿して、冬に「アフタヌーン四季賞CHRONICLE(アフタヌーン四季賞)準入選」を受賞したが、これも掲載には至らなかった。
大学を卒業した後はいったん教諭となるも、引き続き漫画家としての夢を持ち続け、今度は青年誌に変更して『モーニング』に投稿した『しげんとゆきみで』で「第34回ちばてつや賞大賞」を受賞し、審査員のちばてつやから絶賛された。
2000年に『モーニング』で『たぢからお』を、翌年は『イブニング』で『思い出の味 大陸食堂』を掲載した。2004年に『MiChao!』で『緊急出動! SENRi119』をネット掲載した。
以後は、日本文芸社に移り、2009年から『食漫』で『丼なモンダイ!』の連載を始めた。
彼の漫画は地元の九州を舞台としたテーマの作品が多いことが特徴である(『思い出の味 大陸食堂』を除く)。
趣味は映画と料理。また、中学時代からジョン・ウィリアムズと中島みゆきのファンでもある。
作品リスト
- たぢからお(原作:毛利甚八、モーニング、講談社、全4巻)
- 思い出の味 大陸食堂(原作:西村ミツル、イブニング、講談社、全4巻)
- 緊急出動! SENRi119(MiChao!、講談社、全4巻)
- 赤紙(原作:二橋進吾、週刊コミックバンチ、新潮社、読切)
- 丼なモンダイ!(原作:花形怜、食漫、日本文芸社)
関連項目
- 八坂考訓 - 漫画家、大学時代の友人
関連サイト
- 吉開寛二.job(本人の公式サイト)
- 作家インタビュー 吉開寛二(MiChao!サイトより抜粋)