大月悠祐子
ど根性ガエルの娘 5
twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)
大月 悠祐子(おおつき ゆうこ)は、日本の女性漫画家、イラストレーター。旧ペンネームはかなん。愛称はよっちゃん「GAみち」『Project G.A. Official Website』ブロッコリー。。父は漫画家の吉沢やすみ、夫も漫画家の大井昌和。
経歴
中学生時代は美術部に所属、後輩に漫画家・イラストレーターのこげどんぼ*も所属しており旧知の仲である。学生時代は父から家族共々虐待を受け続け、父が表向きは丸くなった後は家族の輪を乱すとして母親から精神的な虐待を受け続けていた。学生時代は同級生からいじめを受けていたことや、家族不和のストレスから不眠症、拒食症を経て過食症を経験したこともある。
『月刊電撃コミックガオ!』に『Piaキャロットへようこそ!!2』のコミカライズを連載した。その後、ブロッコリーの企画「Project G.A.」に参加し、キャラクター原案を担当、企画発表のときに、本人の顔写真が『フロムゲーマーズ』で公表されている。「Project G.A.」は、のちに『ギャラクシーエンジェル』としてシリーズ化された。『月刊ドラゴンジュニア』2003年春に『月刊コミックドラゴン』とともに『月刊ドラゴンエイジ』に統合にてコミック版『ギャラクシーエンジェル』を連載した。
2004年6月、ブロッコリーがタカラ2006年に、株式会社トミー と合併し株式会社タカラトミーとなった。に買収された際、タカラの子会社ジャイブ2006年に、株式会社タカラトミーから株式会社ポプラ社に売却された。の発行する漫画雑誌『月刊コミックラッシュ』に『ギャラクシーエンジェル』の連載を移籍 した。その後、同誌にて『ギャラクシーエンジェル2nd』を連載する。2004年末、漫画家の大井昌和と結婚した。
2009年1月末、『ギャラクシーエンジェルII天使の羽根休め』連載終了にともない、ペンネームをかなんから大月悠祐子に変更すると発表した。画集第3弾を最後にかなん名義の活動を終了しただし、『白雪セブン』単行本1巻あとがきにて「かなん名義はGA関連商品のみで使われます」とある。、『月刊ドラゴンエイジ』5月号から、大月悠祐子名義で『白雪セブン』の連載を開始した。その後はブシロード絡みのコミカライズでのみ「かなん」名義を復活させている。
家族
父である吉沢やすみは、『ど根性ガエル』などの作品で知られる漫画家である。また、夫である大井昌和も同じく漫画家である。吉沢やすみによる自伝的連載漫画『パパとゆっちゃん』(まんがタイム)のゆっちゃんのモデルこそ大月悠祐子本人である。大月も、エッセイ漫画『ど根性ガエルの娘』(週刊アスキー→ヤングアニマルDensi→マンガPark)で吉沢を描いている。
作品一覧
連載中
いずれも大月悠祐子名義である。
- ど根性ガエルの娘(白泉社、既刊3巻週刊アスキー(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)版は絶版。):『週刊アスキー』にて連載後、『ヤングアニマルDensi』→『マンガPark』(白泉社)に移籍し連載(共にウェブ漫画)。第18回にて『ヤングアニマルdensi』に移籍した経緯が語られた。
- ぐるなび・「みんなのごはん」サイト内のグルメマンガのひとつ『田中圭一のペンと箸 -漫画家の好物-』において、吉沢家を描いた【田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-】第八話:「ど根性ガエル」吉沢やすみと練馬の焼肉屋田中圭一がKADOKAWA版に寄稿している。
- ど根性!!けろけろけろっぴ(イチゴミン、キャラクター原案:サンリオ、吉沢やすみ)
連載終了
- かなん名義
- Piaキャロットへようこそ!!2(メディアワークス):全1巻
- ギャラクシーエンジェル(角川書店/ジャイブ):全5巻
- ギャラクシーエンジェル2nd(ジャイブ):全3巻
- ギャラクシーエンジェル3rd(ソフトバンククリエイティブ):『コミデジ』にて連載、全6巻
- ギャラクシーエンジェルII 天使の羽根休め(学習研究社):『メガミマガジン』にて連載
- 探偵オペラ ミルキィホームズ〜フェザーズ篇〜(KADOKAWA):『月刊ブシロード』にて連載、全1巻
- 大月悠祐子名義
- 白雪セブン(富士見書房):『月刊ドラゴンエイジ』にて連載、全6巻
- わるない(エモーション):『週2コミック! ゲッキン』にて連載、全2巻
- 妄想少年観測少女(アスキー・メディアワークス):『電撃大王ジェネシス』にて連載
- 少女恋愛変異(小学館):『クラブサンデー』にて連載、全3巻
注釈
脚注
外部リンク
- Project G.A. Official Website - かなんのプロフィールなどを紹介するブロッコリーの公式サイト。