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小島功

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小島 功(こじま こお 、1928年3月3日 - )は、東京都出身の日本の漫画家。

略歴

川端画学校卒。太平洋美術学校中退。

旧制高等小学校時代から漫画を描き始め、1949年に独立漫画派の一員としてプロデビュー。その後1959年に解散した後、1964年に日本漫画家協会(現在は会長)、漫画集団の設立にそれぞれ参加。

大人の色気とモダン性が溢れる独特の絵画タッチで人気を集め、1968年には「にほんのかあちゃん」で第14回文藝春秋漫画賞(文藝春秋主催)を獲得。

また「仙人部落」を1956年から今日まで徳間書店「週刊アサヒ芸能」に、「ヒゲとボイン」を1974年から今日まで小学館「ビッグコミックオリジナル」に大河連載している他、黄桜のメインキャラクター・カッパのイラストを描いている。

深夜番組「11PM」(日本テレビ放送網)ではとぼけたキャラクターでレギュラー出演し大橋巨泉、朝丘雪路らとのミニコント風のやりとりがお茶の間の人気を呼んだ。

東京12ch(現・テレビ東京)開局当時のニュースワイド番組「朝日新聞・ワイドニュース」にレギュラー出演し、時事問題を風刺したイラストを発表した。

日本酒メーカー・黄桜のキャラクター「河童」の2代目キャラクターデザイナーとしても知られる(初代は清水崑)。

漫画家の安野モヨコは姪にあたる。

関連項目

  • キザクラカッパカントリー - 黄桜記念館で黄桜CMの原画を展示

外部リンク