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杉作J太郎

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L.L.Cool J太郎 : 帰ってきたワイルドターキーメン : 杉作J太郎作品集

出版社: 星雲社
シリーズ: レジェンドコミック


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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TrinityT ブラジルW杯抽選会・美女アシスタントと杉作J太郎にまさかの共演過去...『ほぼ日刊 吉田豪』連載93 | 日刊ナックルズ http://t.co/NtbjCn3rnk
nankaibonzo RT @dailyknuckles: ブラジルW杯抽選会・美女アシスタントと杉作J太郎にまさかの共演過去...『ほぼ日刊 吉田豪』連載93 http://t.co/VWeFE64KU9
spiritsofficial 【芸人志望だった】タレントで漫画家の杉作J太郎は、学生時代に『笑ってる場合ですよ』(CX)の「勝ち抜きキミこそスターだ」にお笑いコンビ「コントB級ステークス」として出場している。しかし0点で落選し、漫画家の道へ。

杉作 J太郎(すぎさく じぇいたろう、本名:杉恭介、1961年9月26日 - )は、愛媛県松山市出身の漫画家・俳優・タレント・ミュージシャン・ライター・映画監督。男の墓場プロダクション代表。愛光高等学校中退、駒澤大学卒業。

略歴

駒澤大学在学中、芸人を目指して友人の正狩炎(まさかり ほのお)とお笑いコンビ「コントB級ステークス」を組み『笑ってる場合ですよ』の「勝ち抜きキミこそスターだ」に出場したが、2日目の本番前、ビートたけしに楽屋で「がんばれよ」と声をかけられたことで、舞い上がった相方がセリフを全部忘れてしまい、0点で落選。芸人への道を諦める。

1982年、自販機本『ガール・ハンター』で漫画家デビューし、「ガロ」などで活動。敬愛する映画監督・深作欣二と、好きな俳優のピンク映画での役名・獣太郎より取った「杉作獣太郎」名義を使っていた。「ガロ」1986年6月号より、現在の、「杉作 J太郎」に名義を改めた。画風はいわゆるヘタウマ。一時期、「平凡パンチ」の編集にも携わっていた。

放送作家の堀雅人の企画により、「L.L. COOL J太郎」(アメリカのラッパー、LL Cool Jのもじり)名義でラッパー・デビュー。ミニアルバムを1枚リリースしたが、2006年11月に「L.L. COOL J太郎」としての活動を引退すると発表した。

タレント活動では「もてないキャラ」、「童貞キャラ」として主に活動している(実際に童貞というわけではなく、初体験は26歳のときであるWeb人生 2004年10月29日 杉作J太郎・童貞インタビュー)。架空の女性と性交を行うエアギターならぬ「エアセックス」の提唱者でもある。また、『平凡パンチ』の企画(及び本人の希望)で、包茎手術を受けたこともある。

プロレスの解説者としても知られ、冬木弘道が指揮していた頃のFMW(後はWEW)のストーリー構成に携わっていたことがある。

14歳の春に恐喝に遭ってから東映ヤクザ映画の大ファンになったという。『仁義なき戦い 浪漫アルバム』(1998年、徳間書店)や『ボンクラ映画魂』(洋泉社)、『東映ピンキー・バイオレンス浪漫アルバム』共著(1999年、徳間書店)などの関係著作を持っている。2005年に、米国のPanik House社がリリースした、池玲子、杉本美樹、大信田礼子主演の、ピンキー・バイオレンス4作品DVDボックスセット"The Pinky Violence Collection"のブックレットには、『東映ピンキー・バイオレンス浪漫アルバム』からの引用が多くあり、Special Thanks の名前の中には、クエンティン・タランティーノらと共に J-Taro Sugisaku、Takeshi Uechi (共著者の植地毅)の名前があるが、杉作氏本人は、このDVDのことも、名前が掲載されていることも、知らなかったようだ。

野球は広島東洋カープファン。さらに大のモーニング娘。、ことに加護亜依・後藤真希ファン。 また、『新世紀エヴァンゲリオン』ファン。同作品の劇場版からファンになり、それ以降は自身の描く女性キャラクターの髪型が、その作品に出ている綾波レイのものと同じということがよく見受けられる。近年ではエヴァ以外のアニメも好んで見るようになり、『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』などの話題が語られることがある。

2003年には映画制作プロダクションである、男の墓場プロダクションを立ち上げる。2005年から、自身の初監督・初脚本映画作品の制作を開始。2006年、その作品は『任侠秘録 人間狩り』、『怪奇!!幽霊スナック殴り込み!』の二本立てとして公開された。

2007年、3作目の監督作品で、Vシネマとして企画された、横山まさみち原作『やる気まんまん』の実写映画が公開された。

近年は雑誌コラムも多い。

作品

著書

  • ヘイ!ワイルドターキーメン けいせい出版 1987.3
  • 卒業 さらば、ワイルドターキーメン 青林堂, 1987.3(のちに、『L.L.COOL J太郎―帰ってきたワイルドターキーメン』と改題)
  • ボンクラ映画魂 三角マークの男優たち 洋泉社, 1996.7
  • 仁義なき戦い浪漫アルバム 杉作J太郎,植地毅 徳間書店, 1998.5
  • 東映ピンキー・バイオレンス浪漫アルバム 杉作J太郎,植地毅 徳間書店, 1999.6
  • ヤボテンとマシュマロ メディアワークス, 1999.4
  • 男の花道(2005年11月 筑摩書房 ISBN 4480420983) - 「ヤボテンとマシュマロ」の再構成に加え、雑誌「サイゾー」での連載と「東スポ伝説」(ピンポイント発行・扶桑社発売)に寄稿した作品を加えたオリジナル編集。
  • よりみちパン!セ <第5期> 恋と股間 理論社, 2008.10

監督作品

  • 任侠秘録 人間狩り(2006年)
  • 怪奇!!幽霊スナック殴り込み!(2006年)
  • やる気まんまん(2007年)
  • チョコレート・デリンジャー(2009年現在・制作中、原作:吾妻ひでお)

音楽作品

CD

  • 1st 「プッチRadio」(L.L. COOL J太郎名義として)
1.すべてまぼろし feat:ダースレイダー
2.J. Said Knock You Out
3.ロバート・デ・ニーロになれなかったよ feat:宇多丸
4.Radio feat:シーモネーター&ダースレイダー
5.I NEED LOVE feat:シーモネーター&ダースレイダー
  • チャリティEP 「LESSON SEX E.P. / V.A.」(L.L. COOL J太郎名義で参加)
1.Lesson Sex / PAM feat. L.L. COOL J太郎
2.Stroll Of Negligee / HALFBY feat. L.L. COOL J太郎
3.Lesson Sex (No-Cut-Accapella)

雑誌連載

  • 小説 応答せよ巨大ロボット、ジェノバ(2008年-2009年 en-taxi誌上にて)

出演作品

テレビ・ラジオ

  • タモリ倶楽部(テレビ朝日)
    • 一時期、低周波治療器を体に当てたときのリアクションが面白かったため番組内で弄られた時期があった。
  • やりにげコージー(テレビ東京)
  • トゥナイト2(テレビ朝日。終了) - 同番組出演者の北野誠との共演が多かった。
  • 魁!映画塾(USEN)
  • 忍風戦隊ハリケンジャー(2002年、テレビ朝日) - 八木プロデューサー役
  • 「夢ヶ丘レジデンス(ユメレジ)」(MUSIC ON! TV木曜アシスタント、(木曜MC塚本高史の双子の兄役)2006年7月~)
  • 蛙男商会のホラーナイト(2007年、MBS) - 白瀬役
  • えいせい魂・シーズン2「杉作J太郎の妄想恋愛~俺を通り過ぎた女たち~」 (2008年7月-、BSジャパン)
  • 古代少女ドグちゃん(2009年、MBS)

映画・ビデオ

  • つげ義春ワールド ゲンセンカン主人(1993年) - 三流さん 役
  • 悶絶!!お仕置きハイヒール(1995年、ビデオムービー 監督:児玉高志)
  • 無頼平野(1995年、監督:石井輝男) - 杉村 役
  • ねじ式(1998年) - 村の飲み客
  • 殺人無頼帖(2000年、監督:ダーティ工藤)
  • ゴジラ×メカゴジラ(2002年)
  • スペースポリス(2004年、監督:渡辺一志) - ハンバーガーにされてしまう男
  • 代々木ブルース(2006年、監督:廣田正興)
  • 東陽片岡のルサンチマン(2007年、監督:ダーティ工藤)
  • 盆栽少女(2008年) - パラダイス山元初監督作品に「本屋の店主」役で出演。 2008.4.19〜4.25 神保町花月、渋谷ヨシモト∞ホール、ルミネtheよしもと他で公開。
  • ララピポ (2009年)

PV出演

  • シーモネーター&DJ TAKI-SHIT 『情熱トロピカーナ』(2002年)
  • スチャダラパー『ライツカメラアクション』(2008年) - 真木よう子・ARATAと共演

映画制作に関して

上記の初監督映画は低予算で作られた為友情出演が多く、出演者から杉作の交友をうかがい知ることが出来る。主題歌は、『任侠秘録 人間狩り』はライムスターの『グレイゾーン』、『怪奇!!幽霊スナック殴り込み!』はクレイジーケンバンドの『まっぴらロック』である。クレイジーケンバンドの横山剣と、ライムスターの宇多丸はそれぞれの映画で出演もしている。

また、杉作は映画制作の際、脚本を全員には配布しなかった。主役やセリフの多い出演者には脚本を行き渡らせたが、そこでもコストの削減を目指した。脚本を渡さないことについては石井輝男監督の現場で会得した演出術との証言もある。その為、一部の出演者は現場に行くまでどのような事をするか分からなかったと云う。

2006年11月、『任侠秘録 人間狩り』と『怪奇!!幽霊スナック殴り込み!』がキングレコードよりDVD発売された。それに関する宣伝をする際、杉作は必ず「エヴァンゲリオンと後藤真希でおなじみのキングレコードから発売中」と紹介する。

関連項目

  • ガロ(青林堂)
  • いしかわじゅん
  • エアセックス

外部リンク

脚注