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河下水希

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●G えでぃしょん 1

出版社: 集英社
シリーズ: ジャンプコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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Yuuuuki252 ブックオフ行った。河下水希好き。受験終わったらいちご100%と初恋限定とあねどき買う。

河下 水希(かわした みずき、女性、1971年8月30日 - )は、日本の漫画家。静岡県出身。A型。代表作に『りりむキッス』(全2巻)や『いちご100%』(全19巻)、『初恋限定。』(全4巻)などがある。かつては桃栗 みかん(ももくり みかん)のペンネームで活動していた。

来歴

1992年、『JUNE』内コーナー「竹宮惠子のお絵描き教室」へ作品を投稿した事をきっかけに『小説JUNE』No.58(1992年12月号)の表紙イラストの執筆より「桃栗みかん」のペンネームでイラストレーターとして活動を始める。以降、イラストレーターとしては主に『小説JUNE』『JUNE』(マガジン・マガジン刊)などの雑誌や集英社、角川書店から発行されたライトノベルで表紙、挿絵を手掛ける。デビュー当初は会社員との二足の草鞋で活動していた。

1993年に友人の星崎龍が主宰する同人誌サークルから、星崎と共同で漫画を発表。同人活動は1997年まで続く。1994年秋、『オフィスユー』(集英社)で『高校男子-BOYS-』(原作:花衣沙久羅)の連載を開始し漫画家として本格的にプロデビューを果たす。1997年に『空の成分』を発表。以降の作品は基本的に原作から全て手掛けるようになる。この頃まではJUNE系作家(現在で言うボーイズラブ作家)の1人としての側面が強い。

1998年からは、『ぶ〜け』(集英社)やその増刊誌『ぶ〜け‎デラックス』にて『あかねちゃんOVER DRIVE』『かえで台風』などの少女漫画を発表。雑誌に合わせて低年齢層向けにコメディ色の強い作風に一新するが、女性キャラのお色気シーンの多さなど、現在に通じる少年誌向けの作風ものぞかせている。またこの頃と前後して同人活動、イラストレーターとしての活動は少なくなり1999年から2007年までは商業誌での漫画作品、及びその関連作品の執筆に専念していく。

2000年春からは『週刊少年ジャンプ』(集英社)に活動の場を移すと同時にペンネームを河下 水希に改め、『りりむキッス』を発表(同年秋、連載作品化)。2001年に読切「夏色グラフィティ」を発表した後、2002年より連載を開始した『いちご100%』は好評を博し、2005年までの約3年半という週刊少年誌のラブコメ作品としては稀に見る長期連載を誇る出世作となった。他、2005年末に読切「氷姫奇譚」を発表。

2006年、フルカラー8ページ仕様の読切「彼女と夏と僕」「秋色妄想日和」を発表。1年の充電期間の後、2007年10月から2008年5月まで『初恋限定。』を連載。2008年6月に『週刊ヤングジャンプ』(集英社)のグラビア企画「制コレ」のムック写真集「制コレISM GP」コラボレーション企画に参加し、1Pコミックを執筆。また『ジャンプスクエア』(集英社)8月号にて読切「曾根崎心中!」を発表。12月には「私立エルニーニョ学園伝説 立志篇」(著:SOW)でイラストを担当。この年は他にも『ヘタッピマンガ研究所R』にて取材協力するなど、改名以来ほとんど自身のオリジナル漫画に専念していた状況から変化の年となった。

2009年には再び『週刊少年ジャンプ』に戻り、32号より『あねどきっ』を2010年7号まで連載。2010年36・37号の綴じ込み付録に、現在『週刊少年ジャンプ』に連載作品のヒロインを網羅した「WJヒロイン百花繚乱ポスター」を描き、読者のみならず連載作家からも絶賛の評価を得た。

作風・人物など

  • 発表した作品のジャンルは細かく分けるとボーイズラブからTSF、落ちもの、学園漫画など多岐に渡り読者層の異なる雑誌に二度移籍した経歴から掲載誌も女性向け漫画誌、少女漫画誌、少年漫画誌と様々。しかし、どの作品も共通してラブコメディ・恋愛漫画の類であることが特徴的。
  • 繊細なタッチの作画が特徴的で、現在は少年漫画向けのお色気シーンを前面に押し出したコメディテイストと少女漫画の流れを汲む心理描写・演出を併用し、男女両方からの目線を考慮している稀有な作風(「キャラクターの内面を描くとどうしても暗くなる」らしく本人としてはシリアスな展開よりも明るい内容が好みであり、「『感動した』と言われるより『面白かった』と言われる方がいい」と語っている『ジャンプスクエア』2009年8月号『河下水希インタビュー』より)。特に、これらを活かして描かれる女性キャラクターは高い人気を集める。本人も「可愛い女の子を描くのは楽しい」と語っている。また、「ちょっとぽっちゃりした娘の方が好き」で「お尻を描くのが一番難しい」とのこと。女性キャラのお色気シーンを描く際にはグラビアアイドルの写真集やフィギュア『週刊少年ジャンプ』2008年48号-村田雄介著『ヘタッピマンガ研究所R』Step7などを参考にすることもある。
  • 読切作品「曾根崎心中!」と同日発売の『初恋限定。』3巻では女性キャラの乳首が初めて描かれた。ただし、桃栗みかん時代を含めるとそれまでにも既に描かれている作品がある「空の成分」-p.60
  • 『小説JUNE』でのインタビューによると旧名の由来は「桃栗三年柿八年」の諺、『みかん』は語呂の良さで選択。ただしどちらも特に思い入れがある訳でもなく、本人曰くデビューのきっかけとなった作品を投稿した際に「じっくり考える時間もなく付けた」もので「もっと普通の名前が良かった」との事。「10年後もこのような仕事していたらこのペンネームは使っていないと思う」とも語っており、後に河下水希に改名したことで現実となった『小説JUNE』No.66(1994年6月号)『ペーパートーク』
  • 新人の内から発掘→育成→起用という流れに乗った“生え抜き組”が多い『週刊少年ジャンプ』では珍しい“移籍組”であり、かつお色気ラブコメを基調の作風とする女性作家という点では同誌契約作家陣の中でもかなり異色である。
  • かつてはアシスタント募集時の触れ込みに入れていた事などから料理の腕にも自信がある。牡蠣、焼肉が好物で納豆が大の苦手。
  • カラオケや長電話がストレス解消手段。また、大のテレビゲーム好きで、デビュー当初からしばしば公言している。
  • 座椅子に体育座り、もしくは椅子に座ってスケッチブックをひざに乗せ、その上に原稿を置いて描くという一風変わった姿勢で作画を行う。本人曰くこれが描きやすいとの事『いちご100%』第1巻p.174『作者近況』。また、村田雄介の見解によると速筆家として同業者の間でも有名らしい『週刊少年ジャンプ』'08年44号-村田雄介著『ヘタッピマンガ研究所R』Step6。「筆圧が弱いから、ささっと描けてしまうのかも」と語っている。
  • 村田作兼主人公の漫画家漫画『ヘタッピマンガ研究所R』に、ゲストとして登場、女性の描き方について解説した。河下の容姿は中性的に描かれている。
  • 性的な描写を多用する作風ゆえか、アニメ化された2作はいずれも深夜枠での放送となっている。

作品リスト

漫画

桃栗みかん名義

単行本ごとに分類。

  • 高校男子-BOYS-(原作:花衣沙久羅、全1巻、YOUコミックス)
  • 空の成分(全1巻、YOUコミックス)
  • かえで台風(全1巻、ぶ〜け‎マーガレットコミックス)
    • 同時収録「気ままに女子高生」
  • あかねちゃんOVER DRIVE(全2巻、ぶ〜け‎マーガレットコミックス)
    • 同時収録「催眠戦士アキラくん」(1巻)、「other side A girl」「目覚めのKISSとテディベア」(2巻)

河下水希名義

作品ごとに分類。読切作品は全て単行本化未定だが、集英社マンガカプセルからケータイコミック版で配信されている。

  • りりむキッス(読切版:『週刊少年ジャンプ』2000年19号掲載・連載版:全2巻、ジャンプコミックス)
  • 夏色グラフィティ(『赤マルジャンプ』2001年夏号掲載の読切作品・41P)
  • いちご100%(全19巻、ジャンプコミックス)
  • 氷姫奇譚(『週刊少年ジャンプ』2006年4・5合併号掲載の読切作品・45P)
  • 彼女と夏と僕(『赤マルジャンプ』2006年夏号掲載の読切作品・袋とじオールカラー8P)
  • 秋色妄想日和(『ジャンプ the REVOLUTION!』2006年号掲載の読切作品・袋とじオールカラー8P)
  • 初恋限定。(全4巻、ジャンプコミックス)
  • 曾根崎心中!(『ジャンプスクエア』8月号・SUPREMEシリーズ読切作品・64P)
  • あねどきっ(全3巻、ジャンプコミックス.)
  • ボクのアイドル(『週刊少年ジャンプ』2010年21・22合併号掲載の読切作品・45P)
  • アタシのアイドル(『少年ジャンプNEXT!』2010年4月30日号掲載の読切作品・ボクのアイドルの後日談・17P)
  • (G)エディション(『ジャンプSQ.19』2010年5月19日号・2010年8月19日号掲載の読切作品)

イラスト

桃栗みかん名義

  • 『炎雷のレジェンド』シリーズ(全5冊/著:青木弓高)
  • 『貝殻にウォークマン』(著:松岡なつき)
  • 『暗黒呪歌伝』シリーズ(全2冊/著:小山真弓)
  • 『時の竜と水の指環』前編・後編(全2冊/著:樹川さとみ)
  • 『爆走ボーイズ』シリーズ(全3冊/著:須和雪里)
  • 『アル-ナグクルーンの刻印』シリーズ(全5冊/著:響野夏菜)

単発では『小説JUNE』、『JUNE』で表紙・挿絵の掲載多数。他に雑誌『Cobalt』、『月刊ウィングス』など。

河下水希名義

原作のメディアミックス作品でのイラスト担当を除く。

  • Kamedas2 - イラストとコメントの寄稿
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所(第142巻) - 同上
  • 超こち亀 - 同上
  • 制コレISM GP 2008 - 「恋に恋したオンナノコ」川原真琴 担当制コレメンバー原作による1Pコミックを漫画家が執筆するコラボレーション企画に参加したもの。3コマ漫画があるが殆どイラストの寄稿に近いので便宜上こちらに含める。
  • 私立エルニーニョ学園伝説 立志篇(著:SOW) 自身原作のノベライズを除けば『アル-ナグクルーンの刻印』以来約10年ぶり、河下水希名義としては初となる小説挿絵。
  • 私立エルニーニョ学園伝説 青雲篇(著:SOW、イラスト共著:草志藤吾)
  • NARUTO秘伝・皆の書 - オフィシャルプレミアムファンBOOK - イラストとコメントの寄稿
  • たけくらべ(著:樋口一葉)- 集英社文庫第10版、ナツイチ2010スペシャルカバー

その他の活動

  • 小説JUNE No.66(1994年6月号)「ペーパートーク」 - 桃栗みかん名義。主にJUNEで活動していた時代のインタビュー。
  • ヘタッピマンガ研究所R Step6,7 - 取材協力
  • マンガ脳の鍛えかた - インタビュー

アシスタント

  • 星野桂星野桂著D.Gray-man公式ファンブック「灰色ノ聖櫃 -グレイアーク-」p.196-座談会で「河下水希先生のところへアシスタントに入ったとき」という記述あり。
  • 小林ゆき『週刊少年ジャンプ』2001年20号にてアシスタントの彼女の作品を手伝っているとの水希の巻末コメントあり。
  • 阿部国之「いちご100%」第2巻p.188-189『いちご四コマ漫画劇場』
  • 佐藤奈緒
  • 宇美保估
  • 倉薗紀彦(『初恋限定。』最終回まで約5ヶ月間)倉薗紀彦ブログより。

注釈・出典

ca:Mizuki Kawashita

ko:가와시타 미즈키 th:มิซึกิ คาวาชิตะ vi:Kawashita Mizuki