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「あると」の「あ」/赤石路代
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著者: 赤石路代
巻数: 4巻
最新刊『「あると」の「あ」 4』
「あると」の「あ」の既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
「あると」の「あ」 第1巻 | 1999-08 |
「あると」の「あ」 第2巻 | 1999-08 |
「あると」の「あ」 3 | 1990-04 |
「あると」の「あ」 4 | 1990-09 |
『「あると」の「あ」』は、赤石路代による日本の漫画作品。
『別冊少女コミック』(小学館)にて、1988年12月号から連載されていた。単行本は全4巻、文庫版は全2巻。
あらすじ
幼い頃に父親が自殺し、母子家庭で育ったあるとは、天才的なピアノの才能を持ちながらも、経済的な理由で高校進学を諦めていた。しかし母親があるとに内緒で、友人で有名指揮者・千家宣威にあるとの演奏テープを送っていた。それを聞いた千家が、東京音大付属へ推薦してくれることに。
千家の長男・北斗と、初恋の相手・三枝勝と出会ったあると。北斗はアイドルピアニストとして、三枝は盲目のバイオリニストとして活躍していた。そして、3人を結びつけるある秘密が明らかになる。
登場人物
- 栢山 あると(かやま あると)
- 幼い頃から、ピアノ教室を営む母親の下で才能を開花させていった。「あると」という名前はモーツァルトに由来する。
- 千家 北斗(せんけ ほくと)
- 宣威の長男。アイドルピアニストとして活躍する。顔と七光りだけで実力はいまいち、と陰口を叩かれる。かつては史菜の心を掴んだ演奏をしていたが、現在は冷たく感じる演奏しかしなくなってしまった。
- 三枝 勝(さえぐさ しょう)
- あるとの初恋の相手。盲目のバイオリニスト。デル・ジェス=グァルネリを愛用。
- 千家 夕映(せんけ ゆえ)
- 宣威の長女で、北斗の妹。あるとと同い年。かっこいいお兄ちゃんが大好き。
- 千家 宣威(せんけ のぶたか)
- 日本を代表する指揮者。あるとの母親とは、彼女がドイツに留学していた時からの友人。
- 須藤 史菜(すどう ふみな)
- 北斗のガールフレンド。美人で人当たりが良く、成績優秀。北斗からは「史姫」、下級生からは「史菜さま」などと呼ばれる。
関連項目
- 音楽漫画