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あつむトイタウン/水城まさひと

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著者: 水城まさひと
巻数: 3巻

水城まさひとの新刊
あつむトイタウンの新刊

最新刊『あつむトイタウン 2


出版社: 芳文社
シリーズ: まんがタイムコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

mangapoll_concl 「あつむトイタウン」(水城まさひと)が全2巻で完結しました。 http://t.co/0JV8BsB5 #マンガ #漫画 #コミック #comic

あつむトイタウンの既刊

名前発売年月
あつむトイタウン 1 2010-08
あつむトイタウン 2 2011-11

あつむトイタウン』は、水城まさひとによる日本の4コマ漫画作品。芳文社の『まんがタイムスペシャル』にて連載中。

ストーリー

鳴美鐘(なるみ あつむ)は、彼女の祖父が経営していた模型店「鳴鍾堂模型店」を前身とするおもちゃ屋「トイタウン都夢(つむ)」で働いている店員。店長の洋亮や経理担当の数弥、幼馴染の薫平などの同僚店員とともに働く姿、店の利用客であるケータやサナなど子供達とのふれあう姿などを中心に描かれている。

登場人物

主人公

鳴美鐘(なるみ あつむ)
「トイタウン都夢」の前身である「鳴鍾堂模型店」のオーナーであった鳴美鍾一の孫で、「トイタウン都夢」の店員。高校卒業後、反対する父親を半年以上かけて説得し、都夢の店員となった。元気で物怖じせず、何事にも前向きに取り組む性格で、店の同僚や利用客である子供達たちからも好かれる存在である。ただ、やや子供っぽい部分も残っていて、店の利用者や子供達からは子供扱いされる時もある。なお鐘は作者の前作である「エン女医あきら先生」においても、一コマだけ(第10巻82頁)ではあるが登場している『あつむトイタウン』第1巻の作者後書きより

「トイタウン都夢」の店員

沢木薫平(さわき くんぺい)
店の修理コーナー担当店員。「鳴鍾堂」時代からの常連で、鐘とは幼馴染である。鐘は薫平のことを「ペーちゃん」と読んでいる。修理コーナーではおもちゃだけでなく、コピー機などの家電製品も修理している。店の2階にあるアパートに住んでおり料理は得意であるが、作ること自体は案外面倒に思っている。
渋木数弥(しぶき かずみ)
経理担当店員。金には厳しく、売り上げをいかにして上げるかに神経を使っているが、お客のことも第一に考える人でもある。店の売り上げを上げるため、様々な販売促進イベントも企画している。薫平と同様に店2階のアパートに居住している。料理については総菜屋の娘であるにもかかわらず不得手であるが、酒は強い。
広野洋亮(ひろの ようすけ)
店長。前の店長(久部)の後を引き継いで店長となった。優しくきまじめな性格で、店長となってからは、修理コーナーを設けたり、昔からの利用客の子供や孫に合わせたおもちゃに力を入れるなどした結果、店の経営は安定しており、オーナーである澄江からの評価も良い。洋亮も薫平や数弥と同様に店2階のアパートに居住。
久部正人(くべ まさと) 
ベテラン店員で前店長(本人は「真店長」と自称している)。鳴鍾堂模型店時代からの常連の1人で、鍾一が亡くなった後に勤め先を退職して店を引き継ぎ店長となったが、新人店員に対して上から目線で無理難題を押しつけることが多く、(店員が)定着しなかったため、オーナーである澄江によって店長を降ろされた(名目上は新人のサポート役になってほしいと澄江から言われた、と言うことになっていた)。店のメンバーの中では、唯一の妻帯者である。

店の利用客

圭太(けいた)、羽生サナ(はにゅう さな)、松江(まつえ、通称:マツヤン)
小学生(学年は不明)で「トイタウン都夢」の利用客。

鐘の家族

鳴海澄江(なるみ すみえ) 
店のオーナーで鐘の祖母、本業は占い師。夫で鐘の祖父である鍾一の死後、店を引き継いだが、おもちゃのことや店の経営には不得手だったため、店の運営は久部や洋亮達に任せている。

「トイタウン都夢(つむ)」について

鐘が勤めている「トイタウン都夢」の前身は鐘の祖父鍾一が経営していた「鳴美模型店」で、手に入りにくい塗料や材料も扱っていたため、ファンには喜ばれていた。しかし、ウィンドーに飾られたミニカーを見た鐘が「おもちゃの町」と喜んだことから店の看板を現在の名称に掛け替え、おもちゃも扱うようになり現在に至っている。尚おもちゃ屋となった現在でも店の半分は模型を扱っている。店で扱うおもちゃはキッズトーイが主であるものの、ぬいぐるみやファンシーグッズについては大人の利用客も買っていくので、利用客の年齢層はかなり広いとのことである。店がある建物の2階は澄江が経営するアパートとなっているが、住んでいるのは薫平と数弥、洋亮の3人だけなので実質的には店の社員寮となっている。

書誌情報

  • 単行本:芳文社の『まんがタイムコミックス』より第1巻が発売されている。
    • 第1巻(2010年8月22日第1刷発行) ISBN 978-4-8322-6876-0
      • 『まんがタイムジャンボ』2008年12月号 - 2009年9月号
      • 『まんがタイムスペシャル』2009年11月号 - 2010年5月号

注:以上の記述については単行本第1巻(第1話 - 第18話)迄の内容のみを典拠として作成。

脚注

外部リンク