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あどりぶシネ倶楽部/細野不二彦

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著者: 細野不二彦
巻数: 1巻

細野不二彦の新刊
あどりぶシネ倶楽部の新刊

最新刊『あどりぶシネ倶楽部


出版社: 小学館
シリーズ: ビッグコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

shinobu_inokuma @poo1007 細野先生の漫画は構成のお手本みたいでためになるし、大好きです。「あどりぶシネ倶楽部」はまだ未読なので、機会があったら読んでみたいデス。
poo1007 http://t.co/BqQOqrQf こないだツイートした細野不二彦先生の『あどりぶシネ倶楽部』を読み返してみたけどいい漫画だなあ。大学の映画研究会の映画制作をメインに据えた青春漫画なんだけどこれ読んで映画研究会憧れたなー。
poo1007 微エロ表現もあったので青年誌で連載されてたものだと思うんだけど。毎回取り上げられる映画が楽しみでした。『あどりぶシネ倶楽部』ってタイトルが思いついたけどそれは細野不二彦先生の大学の映研を舞台にした青春漫画でした。これも思い出したら読み返したくなった!
ikamiki RT @mangagenki: さすがの猿飛、クラッシャージョー、どっきりドクター、あどりぶシネ倶楽部、BLOW UP!、太郎、愛しのバットマン、ギャラリーフェイク、ダブル・フェイス、電波の城などで知られ、ヤミの乱破がもうすぐイブニングで復活の細野不二彦先生は来週より漫画 ...

あどりぶシネ倶楽部』(あどりぶシネクラブ)は、細野不二彦作の漫画作品。とある大学の映画製作サークル「あどりぶシネ倶楽部」に所属する4人(のち5人)の大学生たちの人間模様を描く青春漫画。『ビッグコミックスピリッツ』に不定期掲載された。単行本は全1巻(小学館ビッグコミックス)。なお、単行本に記された英語の題名は「Ad Lib Cinema Club」である。

あらすじ

とある大学の映画製作サークル「あどりぶシネ倶楽部」の監督、神野は商業作品を意識したエンターテインメントを志していた。そんなある日、プロデューサーの片桐が長髪の美青年、佐藤をスタッフとして迎える。当初は反目していた神野と佐藤だったが、やがて打ち解け合う。優秀なカメラマンである佐藤の加入により、あどりぶシネ倶楽部は興行的にも成功を収めるようになる。そこへ「神野ファン」と称する女子大学生、沖梓が現れる。神野は次第に彼女に惹かれてゆくが……。

登場人物

神野(じんの)
主人公。「あどりぶシネ倶楽部」の監督兼俳優。なけなしの私財をすべて投じるほど映画に対して情熱を燃やしている。大学の映研然とした実験的な作品ではなく、商業作品を意識したエンターテインメントを志す。
佐藤道明(さとう みちあき)
「あどりぶシネ倶楽部」のカメラマン。ロングヘアと女っぽい容姿が特徴。カメラの腕前はぴか一で、18歳にして「ぽあ・フィルムフェスティバル」に入選を果たしたほど。
片桐邦雄(かたぎり くにお)
「あどりぶシネ倶楽部」のプロデューサー。長身、オールバック、銀縁眼鏡に口髭という容姿に似合わずカマ言葉を使う。神野と佐藤の腕を高く買っている。
原田(はらだ)
「あどりぶシネ倶楽部」の音響兼俳優。スタント的な役もこなす。神野曰く「ウケることしか考えていない」性格。かつてその手でカメラを回していた経験があるらしいが、誰も作品を見たことがない……。
沖梓(おき あずさ)
「あどりぶシネ倶楽部」の脚本兼記録係。紅一点。神野ファンということで「あどりぶシネ倶楽部」と関わりを持つようになるが、大学のミニコミ紙に発表した小説が神野の目に止まり、その作者が実は沖であったことが判明、「あどりぶシネ倶楽部」のメンバーとなる。片桐に対して想いを寄せる。

その他

  • 佐藤道明という名前は、イラストレーターの佐藤道明からとったと推測されている(作者の細野不二彦と佐藤道明は共にスタジオぬえの出身)。
  • 作品中の大学の建物は、細野が卒業した慶應義塾大学の日吉キャンパスのものである。