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いきばた主夫ランブル/星里もちる

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著者: 星里もちる
巻数: 1巻

星里もちるの新刊
いきばた主夫ランブルの新刊

最新刊『いきばた主夫ランブル



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

Manga_Z_ RT @3K1: 朝日新聞の書評欄に最近流行りの主夫をテーマにしたマンガが取り上げられていたけど、自分が最初に主夫を知ったのは、 Jコミ | いきばた主夫ランブル(星里もちる) http://t.co/LKIxcYZb (好きなシーンは、第3話のラスト)
Manga_Z_ RT @R_Nikaido: [Jコミ | いきばた主夫ランブル http://t.co/0qrPhURv ]読んだ。もちる氏はストーリーが安定しててすごくいい。この人の描く女性好きなんだよなあ。漫画家と同棲する主夫の物語。
KenAkamatsu RT @unipuma: ぅお、赤松健さんのJコミで、星里もちる氏の「危険がウォーキング」 http://t.co/dRzLPVBH 「いきばた主夫ランブル」 http://t.co/N8cCdOKA が合法無料配信されてるじゃあないか。自分は双方持ってるけど、今の人にも ...
ikamiki RT @mochiru_h: 【お久し再掲】Jコミさんで「いきばた主夫ランブル」公開中!後の漫画家人生を決定づけた私の初青年漫画です。「懐かしい!」「コミックス持ってます!」等々のリプライ感謝です! #Ikibata_Shuhu_ramble #jcomi http: ...
KenAkamatsu RT @mochiru_h: 【お久し再掲】Jコミさんで「いきばた主夫ランブル」公開中!後の漫画家人生を決定づけた私の初青年漫画です。「懐かしい!」「コミックス持ってます!」等々のリプライ感謝です! #Ikibata_Shuhu_ramble #jcomi http: ...

いきばた主夫ランブル』(いきばたしゅふランブル)は、星里もちるによる日本の漫画作品。

徳間書店の『ヤングキャプテン』の1988年4月の創刊と共に連載開始したが、『ヤングキャプテン』が隔月発行で1988年8月発行の第3号で休刊となったことから、姉妹誌の『月刊少年キャプテン』に移り、第4話が1989年5月号から1989年10月号まで連載される。その後、同年に少年キャプテンコミックススペシャルから、更に2003年にビームコミックスから、それぞれ単行本全1巻が発行されている。

あらすじ

工藤直人はアニメーターだが、会社は倒産し無職となってしまった。同棲している信崎千明の収入で生活は困らない状況で家事をすることにも苦は無かったが、プライドがそれを許さなかった。そんな中、同じアパートで量子と住んでいる『たか』さんは専業主夫業にプライドを持っていた。たかさんの助言もあって直人はやがてそれが天職だと気づく。

登場人物

コーポマドンナ

『コーポマドンナ』は、主人公らが住む2階建てのアパート。家賃5万6000円(203号室)。

工藤 直人(くどう なおと)
202号室で千明と同居している、『鈍度 丼』のペンネームを持つアニメーター。しかし物語の始まりの早々に会社の倒産により無職となる。メカが得意で描くのは速いが、画風が合わず千明のアシスタントは出来ない。弟の上京の土産が魚介類であることから、実家は漁業関係を営んでいると思われる。ペンネームの由来はおそらく段田男。
千明は直(なお)くん、たかはアニメーターをアリゲーターに引っ掛けてワニ、量子はたかに倣いワニくんと呼んでいる。
信崎 千明
202号室で直人と同居している、『しのはらちあき』のペンネームで活躍する新人少女漫画家。2年前に食えなくなって直人のアパートに転がり込んできた。時々スランプに悩みながらも徐々に売れっ子になってきた。作品には読み切り『さよならのメモリー』、『年下のダンサー』などがある。20歳。
直人はちあきと呼んでいる。ビームコミックスから復刻版が刊行された際に、ほとんどの登場人物の名前にルビが振られたが、彼女のみ読み方が不明のままである。
高桐(たかぎり)
201号室に住む先輩主夫。量子と同居している。強引で口が悪いが、優しい。元不動産仲介のサラリーマンだったが上司を殴って無職になり、主夫となる。みな『たか』ちゃん『たか』さんと呼んでいる。量子の妊娠により、外で働くことを決意する。
量子(りょうこ)
スナック『かえで』に勤めている20歳。たかと同居している。おっとりした性格で、家事全般が苦手。たかとの喧嘩は絶えないが、信頼し合っている。未成年の頃からスナックに勤めており、収入の良さもあり、たかと会うために頻繁に引越ししていた。それがきっかけで同居するようになった。
量子の妊娠により、2つのカップルともども現在の状況を変えざるを得なくなった。
大家さん
コーポマドンナの大家のおばあさん。主婦業の能力は、たかを遥かに上回る。
多々良(たたら)
203号室に住む夫婦。夫のほうはインテリらしく、グレゴリー・ベイトソンの言葉をよく引用する。夫婦揃って公務員だったが150万円の宝くじが当たり、怠け癖が付いて退職し無職になった。ぐうたらで極度の出不精のため、直人と千明は住んでいることすら知らなかった。お金も無くなり改心して働く決心をしたが、直後にドリームジャンボに当選。

その他

工藤 義人(くどう よしと)
直人の弟。進学校の高校1年生。たびたび上京してくる。しのはらちあきのファン。
ちあきのアシスタント
女性二人組。直人の食事を楽しみにして来る。
日高さん(ひだか-)
ちあきの漫画の担当編集者。
長崎屋
近所の肉屋。
浜田(はまだ)
直人の元同僚のアニメーターで、直人のことを丼ちゃんと呼ぶ。関西弁をしゃべる。少女漫画に詳しく、しのはらちあきの漫画もチェックしている。
芝田(しばた)
高桐が元勤めていた会社の後輩で、現在は室長。総務の女性と浮気していたようだ。

単行本

徳間書店少年キャプテンコミックススペシャルで全1巻。

  1. 1989年12月30日発行 ISBN 4-19-839120-3

エンターブレインビームコミックスで全1巻。

  1. 2003年3月7日発行 ISBN 4-7577-1316-9