うちのメイドがウザすぎる！/中村カンコ

『うちのメイドがウザすぎる!』は、中村カンコによる日本の漫画作品。『月刊アクション』（双葉社）にて、2016年10月号より連載中。略称はウザメイド。

あらすじ

ロシアの血を引く小学2年生・高梨ミーシャのもとへ、元自衛官にして筋金入りの幼女好きである鴨居つばめが新人家政婦としてやってきた。元自衛官のポテンシャルを存分に生かしてミーシャに接近しようとするつばめと、徹底抗戦の構えをとるミーシャとのホームコメディが幕を開ける。

登場人物

鴨居 つばめ（かもい つばめ）

ミーシャのもとへやってきた家政婦。元航空自衛隊一等空曹。右目には常にバラの模様が入った眼帯を着けている。

初潮を過ぎた女子には興味を示さなくなるほどの幼女好きであり、帰省中たまたま見かけたミーシャに惹かれて家政婦となった。

ミーシャのためなら体操服や着ぐるみの着用、小学生に扮したコスプレに興じるなど努力を惜しまない。

自衛官時代に鍛え上げた鋼の肉体を駆使して日々の仕事に励むドアを蹴破ったり、ミーシャを背負って登山をしたりできるほどの筋肉がついている。なお、筋肉質であるために夏であっても肌を晒すことには躊躇いがある。。

料理の腕は非常に高く、つばめの日常的な変態行為に辟易しているミーシャでさえ認める長所でもある。

ドールの洋服作りを趣味としており、ネットオークションで高値が付くこともあるほどの技術を持っている。

高梨 ミーシャ（たかなし ミーシャ）

日本人の父親とロシア人の母親をもつ小学2年生。

早くに母親を亡くしたため、現在は父親と2人暮らしをしている。

母親の穴を埋めるようにしてやってきた家政婦たちを毛嫌いしており、洗濯物に火を放つなどして追い返してきた。つばめに対しても初日に頭から泥水を掛けている。

髪の色など外見を持て囃されることが多かったため、それを苦痛に感じたミーシャは一時期不登校になっていた。

フェレットのクマゴローやハムスターのダイキチ・チューキチ・ショーキチを飼っており、時折つばめの様子を偵察させることがある。

学校ではみみかとともに飼育係を務める。

鷲崎 みみか（わしざき みみか）

ミーシャのクラスメイト。メガネを着用。

前髪はぱっつん。あちこち跳ねやすいクセっ毛であるため三つ編みにして抑えている。

学校ではミーシャとともに飼育係を務めている。

ミーシャが不登校だったころ、よくプリントを届けていた。

森川 ゆい（もりかわ ゆい）

ミーシャのクラスメイト。おしゃれに気合を入れている。

ミーシャが自分より可愛く見られていることを快く思っておらず、彼女におしゃれ対決を申し込んだ。

つばめのことは、おしゃれ対決の際に自身のコーデを完璧に手直ししてもらって以降師匠として慕っている。

鵜飼 みどり（うかい みどり）

つばめの上官。元航空自衛隊二等空尉。つばめを追いかけてミーシャのもとへ転がり込んできた。

空自の警備犬管理班でつばめと出会い、圧倒的な強者のオーラを放っていた彼女に惹かれて恋に落ちた。

自他共に認めるドM。警備犬の檻に入ってつばめを待ち伏せたりしていたため権威が失墜、その現状に特に不満はなかったが、つばめの退官をきっかけに自身も退官した。

髪を染めているが、自衛官時代は黒髪であった。普段着としてゴスロリを着用。

書誌情報

• 中村カンコ 『うちのメイドがウザすぎる!』 双葉社〈アクションコミックス〉、既刊2巻（2017年10月12日現在）
  1. 2017年1月12日発売 ISBN 978-4-575-84913-4
  2. 2017年10月12日発売 ISBN 978-4-575-85043-7

注釈

参考文献