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えこぱん/米田和佐

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著者: 米田和佐
巻数: 2巻

米田和佐の新刊
えこぱんの新刊

最新刊『えこぱん 2



えこぱんの既刊

名前発売年月
えこぱん 1 2009-07
えこぱん 2 2010-06

えこぱん』は、米田和佐による日本の漫画作品。『まんがぱれっとLite』(一迅社)誌上でかつて連載されていた。 VOL.1からVOL.26までの連載の後、VOL.28の特別編をもって終了した。

作品概要

あらすじ

主人公、響瑛己は自分が悪と戦うヒーローであると勝手に思い込んでいる女の子である。子供の頃、引っ越しで幼なじみの春花と別れる間際、「高校生になったら共にヒーローとして悪と戦う」と春花と約束する。時は流れ、2人が高校生になった頃、2人は再会を果たすが…。

登場人物

響 瑛己(ひびき えいこ)
この作品の主人公
熱狂的なヒーローフリークである母の影響を受け、悪と戦うヒーロー「エコー」を名乗り、日々悪人退治を行っている。
ただし、基本的に特殊能力などを持たない普通の人間であり、ヒーローとしての姿も服を着替えただけのコスプレである。
常に悪人退治やヒーローのことが頭から離れず、それによる思い込みの強さや勘違いが原因で春花をはじめとした周囲の人間を巻き込むことが多い。
男口調で非常に活発な性格だが、「悪人たちから正体を隠すため」という理由で、普段はおしとやかな女の子を演じている。
高校にスーパーヒーロー部を創設し、春花達を部員にしている。
山下 春花
幼稚園の時にある事件がきっかけで瑛己と親しくなり、それ以降瑛己と親友になる。
子供の頃、引っ越しで瑛己と別れる間際、「高校生になったら共にヒーローとして悪と戦う」と約束する。
高校生になったときにも約束は覚えていたが、今でもヒーローごっこを続けている瑛己に大いに困惑した。
以降、スーパーヒーロー部のピンクにさせられたり、遊びに出かける時にも悪人退治をさせられたり、もっとも巻き添えを食うことが多い。
上風 しおり(かみかぜ しおり)
瑛己達が通う高校の風紀委員長。
当初は瑛己達の行動が風紀を乱すとして、そのことを改めさせようとしたが、隠れアメコミファンであることが瑛己達にバレた後は、「瑛己達の行動を監視する」という名目でスーパーヒーロー部に出入りするようになる。
瑛己から割り当てられたカラーはイエロー。
深夜 美月(ふかや みづき)
瑛己が部室で「エコーアイ」なるものを使って、新しいヒーローを探したときに、なぜか部室の棚の引き出しから登場した女の子。
その正体は、瑛己が火事から救出した、メイド喫茶の店員の妹である。
姉を救出した瑛己を「本当のヒーロー」と憧れの目で見ている。そのため、瑛己に対しては非常に懐いているが、他のメンバーには平気で暴言を吐いたり、盗撮写真で脅すなど、腹黒い一面を見せる。
メンバーの中でもっとも身長が低く、最初は春花に小学生だと思われた。
自分からカラーとしてブラックを申告する。
桜小路 愛(さくらこうじ あい)
瑛子達の高校に転校してきた女子生徒。悪の女幹部 キラーアイを名乗り、瑛子達の前に現れる。
元々はお嬢様が集うような学校に通っていたが、「ヒーローがいる学校に行けば、本物の女幹部のようになれる」という理由で転校してきた。
瑛子達に対して様々な悪事を企てるが、エコーと同じく超人的な特殊能力などは無い。
ただし、自分が貧乳であることにコンプレックスがあり、そのせいか胸を触ることで個人を認識することができる。
この能力を使って変身していない瑛子達がエコーであることを看破した。

単行本

  1. 第1巻 2009年8月5日 初版発行 ISBN 978-4-7580-8051-4
  2. 第2巻 2010年7月5日 初版発行 ISBN 978-4-7580-8085-9