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えみりにおまかせ/森永あい
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著者: 森永あい
巻数: 1巻
最新刊『えみりにおまかせ』
『えみりにおまかせ』は、森永あいによる日本の漫画作品。
概要
保健医の川田光二に恋する小学生・宮坂えみりが、14歳年上という年の差を越えるために、兄の作った秘薬で大人の姿に変身し、川田に近づきドタバタを繰り広げる話である。全3話、単行本は全1巻。単行本には初期の読み切り作品「王様とひつじ」が収録されている。
初出は以下に記載。
- えみりにおまかせシリーズ
- 『ASUKA』増刊「大コメディー」(角川書店)1997年冬休み号
- 『ASUKA』増刊「大コメディー」1998年新春号
- 『ASUKA』1999年3月号
- 王様とひつじ
- 『CIEL』(同)1994年11月号
登場人物
- 宮坂えみり(みやさか えみり)
- ヒロイン。ひばりヶ丘小学校3年2組36番。保健委員を務めており、意中の川田に近づくために何かと理由をつけてはしょっちゅう保健室を訪れている。同じ小学校に勤務している教師・吉村とは年の離れた恋のライバル。川田に近づきたいあまりに、兄・玲の作った怪しげな秘薬を飲み、大人になることを決意する。薬を飲むと、気持ち悪さのあまり吐いてしまうが、そのことによって大人の姿に変身できる。大人の姿には制限時間があるようで、持続時間の詳細は不明だが、数時間程度で元に戻るようである。大人に変身した後は、警察官やナース、女子高生などに変身して川田に近づく。
- 川田光二(かわだ こうじ)
- ひばりヶ丘小学校の保健医。眼鏡をかけており、白衣の似合う、知的で優しげな雰囲気の男性。おっとりした性格。下手な女性よりも綺麗な顔立ちをしており、実際に変態に下着を盗まれるほど。その容姿からか小さい頃から痴漢に遭っており、子供心に怖かったことから武道を嗜むようになり、今ではかなりの腕前。彼自身はえみりの恋に気付いていないが、実は彼もまたえみりに恋をしており、そのことに教職にある人間としてあるまじきことだと問答し、苦悩している。大人になったえみりに何度か接近されるが、大人になった姿が知っている人(えみり)に似ており、それにドキッとすること以上の事には気付いていない。
- 吉村(よしむら)
- ひばりヶ丘小学校の教諭。彼女もまた川田に惚れており、デートに誘うなどアタックを仕掛けている。そのため、えみりとは恋のライバル関係にある。
- 宮坂玲(みやさか あきら)
- えみりの兄。受験生(中学3年生)。化学部所属で、怪しげな薬を作ってはえみりを実験台にしている。大人になる薬で大人になったえみりの姿に惚れており、何かとえみりを大人にしたがる。