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おバカちゃん、恋語りき/佐藤ざくり

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著者: 佐藤ざくり
巻数: 7巻

佐藤ざくりの新刊
おバカちゃん、恋語りきの新刊

最新刊『おバカちゃん、恋語りき 7


出版社: 集英社
シリーズ: マーガレットコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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おバカちゃん恋語りき』(おバカちゃんこいかたりき)は、佐藤ざくりによる日本の漫画作品。『マーガレット』(集英社)にて連載中。

あらすじ

幼少期から格闘技の英才教育を受け、うっかり不良も恐れる「西日本最強の女」になった女子高生・音色。

「恋がしたい!」と関東の高校に転校するが、待ちかまえていたのは問題児ばかりが集まる「特殊科(バ科)」クラスで…。

主な登場人物

特殊科

普通科への編入が難しいと考えられた生徒達のクラス。またの名を「バ科」、「問題児クラス」ともいう。担任は落合先生(化学担当)。

園田 音色(そのだ ねいろ)
西日本最強の女と名を馳せる女子高生。1月2日生まれ。やぎ座のB型。西日本最強の女ヒョードルとして恐れられている。
最初は軽くウェーブがかったロングヘアだったが、ペンキをかけられたことによりショートボブに。
明るく元気な性格で、恋愛ベタ。いつも笑顔を欠かさない。転校するまではあまりの強さに男子に怖がられ、恋とは無関係だった。恋がしたくて東日本の学校に転校したが、そこでもまた問題を起こし「特殊科」という問題児クラスに入れられてしまう。その直後に会った相澤深に恋心を抱いていた。が、深の本性を知り、必然的に別れた。現在ではトキオと付き合っている。だが、彼女自身はまだ「深君が好き」という想いが完全に消えているわけではない。そのため、後から本当の恋心を抱きだし、告白してくる深に対して、「あたしはトキオの彼女だから」と彼を否定し続けている。
栄山 トキオ(えいざん ときお)
音色に思いを寄せる、不良男子生徒。7月23日生まれ。しし座のB型。筋トレが趣味で喧嘩ばかりしている特殊科の男子生徒。兄弟が多い。
学校の問題児で、喧嘩っ早く血の気が多い。恋愛にもまったくの初心者である。深とは中学校からの同級生。
転校初日の音色に勘違いで殴られ、鼻を折られた(音色曰く、金髪だから悪党かと思ったらしい)。尚、一話では2回折られている。音色と出会う前までは水島華弥という女生徒に好かれていた。だが、彼自身は全く相手にしている気はなかった。音色のことは、初め「ぶっ殺す」と罵り、嫌っていたが、日々を重ねていくうち彼女の魅力に気付いていき、学校のクリスマス会では「園田のこと、世界一すきな自信ある」と堂々告白。のちに彼氏彼女関係になり、現在は付き合っている。
原 虹花(はら にじか)
5月18日生まれ。ふたご座のO型。お洒落で可愛い音色の友達。
男子にモテること以外どうでもいいというぶりっ子(虹花に惚れている男性の中では政府関係者もいるらしく、彼女曰く「お友達」)。
音色の恋を応援する特殊科女子生徒。容姿が可愛らしいため、男子にかなりモテる。不特定多数にちやほやされていたいタイプらしい。少し小悪魔的な一面も持ちよせる。キレると怖い。語尾に「〜だお」などを付けることが多い。
堂島 ケンイチ(どうじま けんいち)
11月3日生まれ。さそり座のAB型。トキオに思いを寄せる特殊科男子生徒。
通称「けんけん」。女子よりも男子が好きというゲイ(作中ではBLと呼ばれており、語意味はゲイと同様)。後頭部で結っている髪型が特徴的な美少年。トキオが大好きで、中学生時代からの知り合いだったらしい。最近トキオが音色に夢中になっていることに不快。今まで付き合った男の数は軽く3ケタらしい(本人談)。
サブローさん(さぶろーさん)
9月1日生まれ。おとめ座のO型。三回留年している特殊科男子生徒。そのためサブローさんと呼ばれていて、本名不明。通称「サブちゃん」。他のクラスの生徒からは「生き仏」、「神」と言われていて、一日一回見られたらいいことがあるらしい。動物に好かれる部分がある。無口で優しく、4年に一回のペースで喋るらしい。極度なあがり症。
落合(おちあい)
特殊科担任。化学担当。通称「落先」、虹花からは「おーたん」と呼ばれている。気弱で優しい性格で、瞳が見えないほどの分厚いレンズの眼鏡が特徴。

特進科

普通科で成績優秀だと入ることが可能。ちなみに特殊科から狙うとすれば、普通科に上がるため、「常識テスト」を受けなければならない。

相澤 深(あいざわ しん)
学園の王子。本性は腹黒い。10月20日生まれ。てんびん座のA型。
特進科で成績優秀、生徒会副会長でもある超優等生。きちんとした身だしなみや言動、顔の良さなどで女子にモテて、男子に好かれる。
「天然でドSな王子様」と音色に見られている。黒髪の美男子。だが、裏の顔があり、王子キャラは演じているにすぎない。本性は腹黒くドSで、言葉づかいも悪い。一時期は音色と付き合っていたが、「君を好きだなんて思ったことは一度もない」と彼女を突き放した。彼にとって音色はトキオを苦しめるためのツールに過ぎなかったらしい(過去参照)。
尚、現在は再び音色に好意を抱き、トキオと彼女の取り合いをしている状態。
美羅川 日記(みらかわ にっき)
ドS生徒会長。まっすぐに伸びたロングヘアとキツネ目が特徴の美少女。
大阪弁で話し、深の恋をひそかに応援する。彼女曰く、「人の恋愛は蜜の味★」らしい。
尚、音色の恋の行方をめぐって虹花と対立している。修学旅行では深と音色をくっつけようと「京都・大阪はんなり 食いだおれどすえ 相澤♥音色ちゃん ラブもう一度大作戦」という不思議な作戦にかってでた。
黒須 乃愛(くろす のあ)
生徒会良心兄妹の妹。生徒会活動では会計を担当している。ピュアな性格で、誰とでも仲良くなろうと気を配る。少女漫画が好きで、虹花にも薦めていた。
黒須 絢斗(くろす あやと)
生徒会良心兄妹の兄。生徒会活動では書記を担当している。見た目は幼いが、生徒会メンバーでは最年長。超ピュアな性格で、現在はフリー。

修学旅行編

またの名を、「音色の素性バレちゃった、テヘ★」編。清琳高等学校の修学旅行でのことである。目的地は、京都・大阪。深と音色が相部屋になったり、日記の摩訶不思議な作戦が実行されたり、その他いろいろなできごとがあった。(コミックス4巻参照)

緋山 影虎(ひやま かげとら)
京都在住の不良。陽気で無邪気な現代っ子。メッシュの入った黒髪で、指などに個性的なタトゥーが目立つ。
かつて音色に組を滅ぼされてからというもの、彼女の全身武器(影虎談)に惚れこみ、彼女が転校するまでの間たびたび付け回していたらしい。十吾とは親友。麻酔銃や、刀のレプリカなどを所持しており、トキオ曰く「武器マニア」。また、音色を「化け物」と謳ったこともある。
山口 十吾(やまぐち じゅうご)
影虎の組のヘッド。時代遅れのリーゼントヘアに、特攻服を着込む一昔前のヤンキー風な天然男子。通称「十吾くん」
仲間のためになら命も惜しまない親分肌だが、その時代に遅れた容姿を、尊敬されながらも組の者から「ナウい」「ダサい」と笑いものにされている。本人は全くもって無自覚。以前、音色にやられたとき前歯が折れ、それをずっと仮として根に持っている。影虎とは親友関係だが、現代っ子な彼とは打って変わって、トキオのように熱くなりやすい。リーゼントヘアを直すと、さらさらのロングヘアの美形男子に早変わり。

その他

クマ山田 クマ吉(くまやまだ くまきち)
清琳高等学校の裏山に出没する熊。前に音色のTシャツのクマに惚れた。深と会話をする。
現在は町に出て、サブローさんが手なづけたらしい。尚、作中にはちょこちょこ登場している。ちなみに13歳。
理事長(りじちょう)
清琳高等学校の理事長。さらさらヘアのナルシスト。
特殊科が大嫌いで、何かあるたびに雑用として使っている。過去には音色とトキオに殴られ、一週間入院した。特殊科から普通科へ戻るための「常識テスト」を行っているのは彼だ。尚、クマのぬいぐるみが大好きで、理事長室には仕掛けがあり、スイッチひとつで部屋中がクマだらけになるようになっている。クマ一人ひとりには、きちんと名前がある。
和成(かずなり)
理事長の双子の弟。眼鏡を常に着用している。
表向きは理事長の秘書だが、裏では奔放な兄の代わりに学園の経理・運営をすべて一人で担っている、しっかり者の次男。顔は理事長と瓜二つだが、性格はまったくの別人。理事長を「愚兄」と呼び、何かしでかすたびに電卓やノートパソコンを投げ当て、事態を止めている。
水島 華弥(みずしま かや)
大富豪・水島家の令嬢であり、深の元彼女。夢見がちで可愛らしい美少女だが、「相澤深フォーエバー部」からは「史上最悪のダメ女」として罵られている。深の彼女でありながら、中学時代に暴れまわるトキオを好きになり(彼女曰く「肉食王子様」)、付き合っているという錯覚までしていた。