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がんばれ元気/小山ゆう

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著者: 小山ゆう
巻数: 12巻

小山ゆうの新刊
がんばれ元気の新刊

最新刊『がんばれ元気 12



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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がんばれ元気』(がんばれげんき)は、小山ゆうによる日本の漫画、およびそれを原作にしたテレビアニメ。ボクシングを題材にしている。

概要

あらすじ

ドサ回りのボクサー・シャーク堀口は、5歳になる一人息子の元気と共に、各地を転々としながら生活を送っていた。そんなある日、父のプロボクサー復帰が決定。慣れないフェザー級での試合ながら連勝を飾るが、天才ボクサー・関拳児との死闘の末、帰らぬ人となってしまう。やがて時が経ち、世界チャンピオンとなった関は、不敗の王者としてボクシング界に君臨。元気は母方の祖父母に引き取られ、田舎で何ひとつ不自由のない生活を送っていたが、志半ばで倒れた父の夢を実現するため、中学卒業と同時に単身上京、関を倒すべくプロボクサーを目指す。

解説

1976年から1981年にかけて『週刊少年サンデー』(小学館)に連載された。単行本は、小学館少年サンデーコミックスより全28巻、ワイド版が全12巻刊行されている。第22回小学館漫画賞少年少女部門受賞作品。

『あしたのジョー』『はじめの一歩』と並んでボクシング漫画の名作に挙げられる作品である。

かつて『あしたのジョー』に感銘を受けた小山ゆうが、戦いの中で成長する物語を描きたいとして、これまで用いていたギャグは一切使わずに、連載を開始した根岸康雄『まんが家インタビュー オレのまんが道(I)』小学館、1989年、pp.179-180。小山ゆうインタビューより。。当時のボクシング漫画が、歴史的大ヒット作となった『あしたのジョー』の影響から脱しきれない中、ジョーを意識しつつも全く異なる主人公像や境遇を描ききり、ボクシング漫画における新機軸を打ち出した。作者は本作について、『あしたのジョー』とは全て逆の物語にしようと考えて執筆したことを語っている宇都宮滋一『「ダメ!」と言われてメガヒット 名作マンガの知られざる制作現場』東邦出版、2003年、p.268、307.。漫画評論家の米沢嘉博は、『あしたのジョー』で死を描くまでにエスカレートしたスポ根路線のスポーツ漫画が、1970年代も後半になると再びかつての明るく元気なスポーツを描くようになったとし、その例として『がんばれ元気』を挙げている米沢嘉博『戦後野球マンガ史 手塚治虫のいない風景』平凡社新書、2002年、p.149.。同じく漫画評論家の村上知彦も、ヒロイックさやドラマチックさをなるべく描かない等身大の少年による日常的な作品として本作を挙げた村上知彦『イッツ・オンリー・コミックス 黄昏通信(増補版)』廣済堂出版、1991年、p.275.

登場人物

声優はテレビアニメ版のもの。

堀口元気(ほりぐち げんき)
声:藤田淑子
本作の主人公。幼少時は父・シャーク堀口と共に各地を転々とする生活を送っていた。父の死後は資産家の祖父母に引き取られ、惜しみない愛情を与えられて何不自由なく育ったが、中学卒業を目前にして、父との約束を果たすべく上京。都会に一人で自らの生活を立てながら、プロボクシングの世界に足を踏み入れる。
父・シャーク堀口の手ほどきを受けてボクシングを始め、祖父母に引き取られて以降は我流で練習を積み、中学3年になってからは三島栄司から本格的なコーチを受ける。上京して永野ジムに入門した後はしばらく自分一人でトレーニングを行っていたが、デビュー戦を目前にして露木をトレーナーに迎えた。必殺技は、大きく身を屈め、立ち上がる勢いを利用して相手の顎をめがけストレートを放つ『アッパーストレート』。5歳の時のちびっこボクシングにおいて我流で習得し、その後も山場で度々用いていた。
卓越したボクシングセンスとパンチ力を持っているが、誰に対しても気遣いを忘れない心優しい性格で、そのためプロボクシングには向かないと思われていた。しかし、心の奥底には凶暴なまでの闘争本能が眠っており、激怒するなどするとそれが目覚め、誰にも止められなくなる。小学校時代の担任だった芦川先生に対し、少年時代からずっと思いを寄せている。
シャーク堀口(シャークほりぐち)
声:井上真樹夫
元気の父親。本名・堀口秀樹(ほりぐち ひでき)。元はうだつの上がらないライト級の6回戦ボクサーで、妻・美奈子の死をきっかけにボクシングをやめ、様々な仕事で元気を養っていた。やがてドサ回りのボクサーとして元気と共に各地を回る生活を始め、プロボクシングのリングに復帰。2階級低いフェザー級の試合に連勝し8回戦に昇格するが、若手のホープだった関拳児と激闘を繰り広げた末に敗れ、その試合での負傷と無理な減量が原因となって命を落とした。関との壮絶な試合とその死に様は、後の元気と関の人生に大きな影響をもたらしている。
関拳児(せき けんじ)
声:森功至
フェザー級プロボクサー。かつては若手の有望株と目され、自惚れの強い不遜な性格だった。しかしシャーク堀口との試合でその傲慢さを叩きのめされ、幼い元気と世界チャンピオンになる約束を交わし、19歳の若さでWBA世界王座を奪取。以降無敗のまま王座を防衛し続け、試合の度にKOタイムを予告しそれを実現させる怪物王者として君臨している。
芦川先生に想いを寄せている。そのためにかつて三島を試合で容赦なく叩きのめしてしまい、期せずして三島の転落のきっかけを作ってしまった。
芦川悠子(あしかわ ゆうこ)
声:杉山佳寿子
元気の小学校4年生のときの担任。元気の担任でなくなった後も、何かと元気を気にかけている。人当たりがよく美人で、色々な男性から注目を浴びているが、学生時代からの恋人である三島に想いを寄せており、持ち込まれる縁談などは全て断っている。
三島が死に、元気が単身上京した後、教師を辞めて元気の後を追うように上京し、OLとして働いている。
三島栄司(みしま えいじ)
声:池田秀一
芦川先生の学生時代からの恋人。元気のボクシングの恩師。高校時代は学生チャンピオンだった。プロ転向後、関拳児に叩きのめされて挫折し、一時期はヤクザの用心棒にまで成り下がっていた。背中に不動明王の刺青を入れている。
元気と初めて出会った時は丸山ジムの居候で、酒浸りの生活を送っていた。元気が小学4年の時、ジムに殴り込んできたヤクザを返り討ちにし、出所後に元気のトレーナーになることを約束して刑務所に収監される。その後、元気が中学3年の時に出所し、重病の体を押して約束通りトレーナーを務め、最後はスパーリングで自分と互角以上に渡り合った元気の成長を喜びながら息を引き取った。
露木によると、基本に沿ったきれいなボクシングをしていたという。
山谷勝三(やまたに かつぞう)
声:増岡弘
丸山ジムの練習生で、本業はクリーニング屋の店主。ジムで初めてプロテストに合格しプロボクサーとなったが、本番に弱い性格で、なかなか初勝利を飾れず苦しんでいる。後に結婚し、息子を授かった。
火山尊(ひやま たける)
声:古谷徹
元気の小学校時代の一学年先輩。貧しい家に育ち、関拳児を目標にプロボクサーとして成り上がることを夢にしている一方、正反対の環境でボクシングに打ち込んでいる元気を激しく敵視している。
小学校、中学校とボクシング部に所属し、高校へは特待生として進学、1年生から2年連続で学生チャンピオンとなり、将来のオリンピック代表と目されていた。しかし元気との公開スパーリングでダウンを奪われ、その悔しさから学校を退学し、プロに転向する。
プロ入り後、東日本新人王トーナメントの決勝戦で元気と対戦。圧倒的なテクニックで元気を追い詰めるが、理性が飛んで暴走した元気の逆襲に遭って逆転KO負けを喫し、視力を失って引退した。引退後は視力が若干回復し、母校でコーチを務めている。
高校を退学し警備員のバイトをしていた時にとも子と偶然再会し、以来とも子に対して好意を抱いている。
石田とも子(いしだ ともこ)
声:潘恵子
元気の同級生。元気に好意を寄せる。中学卒業後は、私立の高校に入学したはずだが、途中で退学したと思われる。上京して全国区のアイドル歌手となる。のちに火山に好かれるようになり…。
岡村秀一(おかむら しゅういち)
元気の同級生。勉強一筋のがり勉で、それ以外に取り柄のない自分に人知れず劣等感を抱いている。一時は元気のことを気に入らなかったが、殴り合うことで理解しあい、元気の親友となる。後に東大に進学する。彼もまた都会の生活の中で、自分のあり方や異性への葛藤に苦しんだりして成長していく。
皆川のぼる(みながわ のぼる)
子供預かり所で生活していた頃からの元気の友達。少年時代は、母親がストリッパーをしていたことでよくいじめられていたようだ。いつしか元気への憧れがきっかけでボクシングを始め、上京してきた際に元気と10年ぶりの再会を果たす。ジムでトレーニングする傍ら、ラーメン屋で働き、母親と生活している。
プロテストでは元気とおなじくスパーリング相手をノックアウトし、その後も快進撃を続ける。東日本新人王トーナメントの準決勝では元気と念願の同門対決を迎えるが…。のちに日本チャンピオンとなって再び元気の前に立ちはだかる。
永野会長
声:大竹宏
元気の所属するジムの会長。先代の会長の息子であり、同じくグラサンをかけている。若いがかなりのやり手らしい。ときに元気を叱咤し、冷酷ともとれる手段や発言もあるが、相手の立場に立って考える柔軟さもある人物。ジム経営に関しては、いかに金を儲けられるボクサーを作るか、という現実的なスタンスで臨んでおり、父の遺志を継いで関拳児と戦うことしか頭にない元気とはしばしば折り合いが合わなかった。しかし最終的には元気の気持ちを理解し、関拳児との最終決戦を終えた元気を見送った。
露木(つゆき)
元気の所属するジムのトレーナー。教えていた選手を廃人にしてしまってからは、専属のトレーナーをしていなかった。三島以降、頑なにトレーナーを拒否していた元気の才能を見抜き、専属トレーナーとなる。厳しいトレーニングを科し、時には元気を追い詰めてまで鍛え抜く。優しすぎるが故に相手に非情になりきれないこと等、弱点の多かった元気のメンタル面の成長に特に大きく貢献する。元気にとって、上京しプロになって以降、最も敬愛する父のような存在だった。プロデビュー戦より二度目の海道戦まで、絶えず元気をサポートしてくれていたのだが…。
30年前からボクシング界におり、元気の父・シャーク堀口も、三島のことも知っていた。独身。
海道卓(かいどう すぐる)
ボクシングを始めてまもなく西日本フェザー級新人王となる。そのほかにも様々な舞台で活躍する才能豊かな青年。大財閥の次男坊で、大金持ちの御曹司だが、嫌味な所が無い。その才覚は、関拳児をして「自分以上の天分を持ったボクサー」いわしめるほど。全日本新人王決定戦で元気と対戦し、負けてしまうが、それがきっかけでボクシングにのめり込むようになり南米へ渡る。南米で、通常では考えられない程のハイペースで試合をこなし、『ボクシング地獄』と呼ばれるハードな環境で天分の才を開花させ、WBC世界チャンピオンとして元気の前に再び立ちはだかるが…。作中、屈指の天才ボクサー。
トニー・ゴステロ
東洋太平洋第3位として元気の前に立ちはだかった強敵。故郷はフィリピン。お金を稼いで家族を養うために、風間ジムの会長にスカウトをうけて、来日。元気に恐怖を与えるほどの不気味な威圧感と屈強なハングリー精神を持ち合わせる。
北一平
上京した元気の下宿先の隣部屋に住む浪人生。勉強に身を入れなければいけないということはわかりつつも恋愛にうつつを抜かし、失恋と浪人を幾度も繰り返す。芦川先生に一目惚れする。実家は米農家。
永野英吉
永野ボクシングジムの先代の会長。どのくらいの期間つとめていたか定かではないが、少なくともシャーク堀口が現役の頃~プロとしてカムバックした時期まではつとめていることがわかる。会長として活躍していた際は、いつもサングラスをかけており、ダンディーで渋いキャラクターを醸し出していた。のちに、息子に会長の座を譲った(その息子もサングラスをかけている)。シャーク堀口がカムバックした際は、彼の才能がないことを指摘し、ずばり辞めるよう意見する場面もあった。しかし、その厳しい言葉の意図は、元気のためにもっとしてあげられることがあるはずだということを暗にアドバイスしたかったがために出た優しさゆえの発言だったことが推察できる。そしてそれは、自分が息子に十分にしてあげれていないことに対しての戒めともとれる。会長を引退した後、孫を連れて何度か永野ジムに訪れていたようだ。関拳児の戦いを心待ちにしていたが、皮肉にもその決戦の直前に亡くなってしまう。
田沼樹三郎(たぬま きさぶろう) 声:永井一郎
田沼愛子(たぬま あいこ) 声:坂井志満
元気の母方の祖父母。資産家。シャーク堀口の死後、身寄りのなくなった元気を引き取り、中学3年生まで育てた。互いを「愛ちゃん」「樹三郎ちゃん」と呼び合っている。
一人娘だった美奈子と、美奈子の忘れ形見である元気をこの上なく愛しているが、美奈子と駆け落ちし、貧しい生活で死に追いやったシャーク堀口に対しては激しい憎しみを抱いている。

テレビアニメ版

テレビアニメは1980年7月16日から1981年4月1日まで全35話、東映動画(現・東映アニメーション)の制作によりフジテレビ系にて放映。

りんたろう、小松原一男、椋尾篁というアニメ映画『銀河鉄道999』のスタッフの布陣で挑み、雪室俊一が1人で全脚本を執筆して『PLUS MADHOUSE 04 りんたろう』スタジオ雄構成・編集、キネマ旬報社、2009年、p.146。プロデューサーの高見義雄インタビューより。、長期シリーズになることが期待された。ヒットして長期放映になること見据えて、原作に追いつかないように、アニメオリジナルエピソードも実際に盛り込まれている雪室俊一『テクマクマヤコン ぼくのアニメ青春録』バジリコ、2005年、pp.174-175.。りんたろうと小松原一男は元気の子供時代をじっくりと描きたかったが、スポンサー等の意見で途中で中学生に成長させ、その時点で小松原は降板し、作画監督は香西隆男に交代した『PLUS MADHOUSE 04 りんたろう』スタジオ雄構成・編集、キネマ旬報社、2009年、pp.75-76。りんたろうインタビューより。『図説テレビアニメ全書』御園まこと編著、原書房、1999年、p.390.

、三島栄司の死のエピソードまで進行したところで打ち切りとなった。

元気の後番組となった『Dr.スランプ アラレちゃん』は大ヒットとなり、。そして2001年3月21日放送の『ONE PIECE』第62話&第63話(この回は1時間スペシャル)まで、この枠は約21年間東映アニメーション作品が続く事となる。

サブタイトル

  1. ぼくと父ちゃん二人旅
  2. ちっちゃなチャンピオン
  3. 親子ボクサー大奮戦
  4. 遊園地の夜
  5. 父ちゃんは生きている
  6. 母ちゃん色の芦川先生
  7. 父ちゃんパンチの炸裂だ
  8. 傷だらけのグローブ
  9. ともだちの日・母ちゃんの日
  10. 母ちゃんのアルバム
  11. はじめてのライバル
  12. 風の中のウエディングドレス
  13. 関拳児まであと七年
  14. 秋空高く二人三脚
  15. さようならの長い汽笛
  16. 父ちゃんのふるさと
  17. はじめてのヒーロー
  18. 山谷勝三おれは三枚目
  19. 五才の思い出もどろか駅
  20. 七年ぶりの東京
  21. 火山尊の手帳
  22. クリスマスの雪だるま
  23. 桜のトンネルの向こうで
  24. 帰ってきた三島栄司
  25. さらばライバル火山尊
  26. 霧の中の関拳児
  27. 秀才岡村の挑戦
  28. 友情ある決闘
  29. 日曜日の黒に秘密
  30. とも子の家出
  31. 静かなるスパーリング
  32. 瞳の中の花火
  33. 最後のスパーリング
  34. 三島栄司、最後の盆歌
  35. 明日に向かって走れ

スタッフ

  • 企画:高見義雄(東映動画)
  • 脚本:雪室俊一
  • 音楽:森田公一
  • キャラクター設計:香西隆男、小松原一男
  • 作画監督:小松原一男、須田正己、他
  • 美術設定:椋尾篁
  • 美術:窪田忠雄、椋尾篁、他
  • チーフディレクター:りんたろう
  • 演出:りんたろう、新田義方、大関雅幸、佐々木正広、笠井由勝、松浦錠平
  • 製作担当:岸本松司
  • 特殊効果:中島正之、他
  • 撮影:佐野禎史
  • 編集:花井正明
  • 録音:二宮健治
  • 効果:伊藤道広
  • 選曲:宮下滋
  • 記録:池田紀代子、他
  • 製作進行:池田裕之、他
  • 現像:東映化学
  • 制作:フジテレビ、東映動画

主題歌

  • オープニング:『風になれ!』作詞:海野洋司、作曲:森田公一、歌:堀欣也、こおろぎ'73、ザ・チャープス
  • エンディング:『まっ白なリングへ』作詞:海野洋司、作曲:森田公一、歌:堀欣也、こおろぎ'73、ザ・チャープス

ラジオドラマ

1977年にニッポン放送にて『オールナイトニッポン』10周年記念企画として郷ひろみ主演による本作のラジオドラマが放送された。4時間生ラジオドラマの第2弾。主題歌はにしきのあきらが歌った。他の主な出演はあべ静江、岡田奈々、鈴木ヒロミツ、ずうとるび、ナレーターは納谷悟朗。スタジオにはリングも設けられていたという上野修 著『ミスター・ラジオが通る』(実業之日本社、1986年、p.85。

備考

  • 格闘家・須藤元気の名前は、父親が本作のファンであったことから付けられた。
  • 作者は1975年の『週刊少年サンデー増刊』において、本作と同名の読み切り作品を掲載している。但しこちらは前作『おれは直角』のキャラクターを現代に置き換えた野球漫画で、本作との関連は一切ない。
  • 2007年にはヤーマ社から本作のパチスロ機『がんばれ元気』、翌2008年には同社から続編『がんばれ元気 激闘編』が発売されている。
  • ロックバンド・VOW WOWのボーカリストである人見元基の芸名は、本作の主人公「堀口元気」に似ていたことに由来している。

脚注

ar:فارس الفتى الشجاع