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きせかえユカちゃん/東村アキコ
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著者: 東村アキコ
巻数: 11巻
最新刊『きせかえユカちゃん 11』
twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)
miraco_b バイトが楽しかった。仕事って、できるとたのしいものだな♡終わって本屋できせかえユカちゃん買ったけど、東村アキコさんてファッショナブル好きだよな〜。海月姫もおされだし。
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#東村アキコ #読んでたらRT
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comicBUNKO RT @cookieshueisha: 東村アキコ先生が精華大学マンガ学科客員教授に!コメントも素晴らしいですが、写真もお美しい…!「きせかえユカちゃん」試し読みもよろしく☆ http://t.co/YS0V1nfv: 東村アキコ、みうらじゅん、山田章博が精華大客員教授に ...
the4reviewer RT @the4_ch: ★5/26発売★Cookie (クッキー) 2012年 07月号:表紙&巻頭カラー!「きせかえユカちゃん」東村アキコ、特別付録!「きせかえユカちゃん」ユカポーチ、センターカラー前編!「光媒の花」斉藤倫 http://t.co/QIUFCMMQ
きせかえユカちゃんの既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
きせかえユカちゃん 1 | 2001-08 |
きせかえユカちゃん 2 | 2002-06 |
きせかえユカちゃん 3 | 2003-01 |
きせかえユカちゃん 4 | 2003-06 |
きせかえユカちゃん 5 | 2003-10 |
きせかえユカちゃん 6 | 2004-05 |
きせかえユカちゃん 7 | 2005-05 |
きせかえユカちゃん 8 | 2005-11 |
きせかえユカちゃん 9 | 2006-05 |
きせかえユカちゃん 10 | 2007-01 |
きせかえユカちゃん 11 | 2007-10 |
『きせかえユカちゃん』は、「Cookie」(集英社)にて連載されていた東村アキコによる日本の漫画作品。
概要
「Cookie」2000年8月号に掲載された読切『きせかえサマー』をもとに、同誌2001年1月号から連載化される。しかし、2007年12月号(10月末発売)にて、作者の了承を得ずに編集部が「次回最終回」と記載した。この件に関しては作者も戸惑いと怒りを感じ、連載が一時中止となったが、2008年7月号から再開された。
内容は、おしゃれ好きの小学生であるユカちゃんが、彼女の周囲の人々を巻き込んで起こす騒動を描いたラブコメディである。登場人物それぞれの強烈なキャラクターとナンセンスな笑い、美術大学出身である作者のファッションセンスが随所に発揮されている。
主な登場人物
「ゆかわゆか」や「ますだますみ」のような繰り返す名前が特徴のひとつである。
- 湯川 ユカ(ゆかわ ユカ)
- 久木井(くきい)小学校6年3組。
- 身長163センチのスレンダーな体型で、顔もとても可愛く、将来の夢はスーパーモデル。黙っていれば、またはランドセルを背負っていなければ、小学生には見えない。しかし純粋すぎる(要するにあほっぽい、精神年齢6歳)ところがあり、そのギャップが真澄をとりこにしている。
- かなりの大食らいだが、いくら食べても太らないようだ。ふだんはあまりいいものを食べていないらしく、ご馳走を前にすると理性を失う。好きな食べ物は鶏の唐揚げ、または「食べられるモノならぜんぶ」。
- あこがれる男性のタイプは羽生善治名人、だが最近の巻ではあまり話題になっていない。他人の恋愛話に首を突っ込むのも大好きだが、自分に関わる恋愛感情についてはかなり鈍い。
- 毎回のようにさまざまな衣装に着替えるのが特徴。多くの衣装は「GREEN」から借りたもので、ほとんどコスプレの域に達していることもある。髪型などを含め、きせかえ人形のリカちゃんがイメージの元になっている。
- 主役ではあるが、一話完結のエピソード以外では、他人の恋愛模様を引っかき回す狂言回しの立場になることが多い。
- 北の国からの五郎がタマコのおじさんにあやまりに行った時の菅原文太のものまねができる。
- 緑山 みどり(みどりやま みどり)
- 久木井小学校6年3組。
- くるくるふわふわのパーマが特徴。古着屋「GREEN」の跡取り娘で、将来の夢はファッションデザイナー。ユカのよき相方で、スタイリストを務めるとともに、二人が暴走すると騒動が拡大されていく。好きな食べ物はシーチキン。しかしシーチキンの原料がマグロであるとは知らず、そういう名前の鳥だと思っている。
- 増田 真澄(ますだ ますみ)
- 桂木(けいき)小学校6年生。
- ユカのことが好き。「ユカフェチ」。寡黙な美少年だが行動力があり、ユカ母に将来を見込まれている。
- ユカの通う久木井小学校への転校を目論むが、校区の都合により断念。
- 母親似。
- 湯川 ユミ(ゆかわ ユミ)
- ユカの姉。美大生。顔が可愛いところはユカと共通するが、それほどおしゃれではなく小柄のぽっちゃりタイプで性格は生真面目と、ユカとは対照的。
- 現在、美術の勉強のためベルギーに留学中。
- 茂雄(しげお)
- 通称「シゲ」。家業の「ダイナミック弁当」を手伝う大学生。ユミと付き合っているが、ユカたちにはオモチャにされ、大人たちからはパシリ扱いされている。一時期はアフロヘアーにしており「アフロ」とも呼ばれていた。
- ユカの父
- フルネームは不明。ユミとユカの父。沖縄に単身赴任中。太る前は美男子だった。
- ユカ母(ユカはは)
- フルネームは不明。ユミとユカの母。
- 眼鏡をかけていてめったに素顔は見せない。いつもスウェット上下でどこにでも出没。
- 盗聴、尾行、発信機をつけるのはお手の物。地獄耳。
- 最近、ヒゲと貞子とスグルを題材にした漫画を描きそれを「ジャンプ」編集部に持ち込んだが、結果は惨敗であった。『DEATH NOTE』が掲載されていたころからのジャンプ愛読者と称する。
- 作品中で最大の謎。
- 草刈正雄の家を調べ、家政婦のフリをして草刈正雄にお茶を入れたことがあるらしい。
- 緑山 スミレ(みどりやま スミレ)
- みどりの母。古着屋「GREEN」を経営しているが、ほとんど趣味のようなもの。夢見がちな性格らしい。湯川家とは最近特に家族ぐるみの付き合いをしている、というよりも、ユカとユカ母の起こす騒動によく付き合っている。
- 第二子となる茉莉花(通称 親分)を何とか無事に出産。
- みどりパパ
- みどりの父。会社員でWebデザイナー。モテ男で恋のテクニックに精通しているが、今は娘を溺愛している。
- 定岡せんせい(さだおかせんせい)
- 久木井小学校6年3組の担任。今年32歳(連載開始当時)のバブル世代で、いまだ独身。みどりの母とは元同級生。
- 長い黒髪と怒ると怖い顔になることから、映画『リング』のイメージで「貞子」と呼ばれている(本名が定岡貞子というわけではない)。
- ヒゲ
- 真澄の父。「洋食の店 ジャイアント」のオーナーシェフで、腕前は確からしく雑誌で紹介されることもある。数年前に離婚してから男手一つで真澄を育ててきた。
- 体毛が濃い。貞子に告白したが振られた。
- まゆみ
- 真澄の母。ベジタリアン(というより肉嫌い)で、食べ物の価値観の不一致によりジャイアントを出て行った。
- 最近インドから帰ってきた。
- スガ スグル
- 貞子の元彼。一言でいってヘタレだが、子供には好かれる。どの職についてもまともに続かず、先輩の家に居候している。
- 現在、桂木小学校の真澄の担任。
- ボイン
- フルネームは不明。茂雄の大学の後輩で茂雄にアプローチをかけたが、失敗。
- しかも乳は上げ底であったことが判明する、が同じニックネームで呼ばれ続け、現在は「ジャイアント」でバイト中。
- ユミには敬遠されているが、ノリがいいため、ユカたちとは仲が良い。
- ゴスロリ
- 大阪から転校してきた桂木小学校6年生で、真澄の同級生。フルネームは不明。常にゴスロリファッションで通している。
- 真澄を王子と慕い、『真澄様』と呼んでいる。いちおうユカのライバル的存在だが、最近は真澄とともにユカ母の策略に協力する場面が多い。
- ブー子(ブーこ)
- 久木井小学校6年でユカたちの同級生。本名は富田伸子(とみた のぶこ)だが、丸々と肥っているためもあり、教師である貞子からもブー子と呼ばれている。やや世間知らずだが、性格は非常に善良。家は大金持ちで、親子そろってまるで漫画に出てくる大金持ちのような行動を取る。
- 良男(よしお)
- 近所に住む大学生。金髪ロン毛で常にサングラスを外さない。仲間とのバンドを脱退したあと、ユカとみどりに出会ってバンド「シーチキンズ」を結成する。彼女たちのアウトサイダー・アート的な作詞センスを高く評価している。
- 薄田先生(うすたせんせい)
- 桂木小学校教師で真澄たちの担任。性格も体質も虚弱で、ゴスロリたちの相手に疲れ切っている一方、フォーク歌手の夢を捨て切れていない。
- 茉莉花(まりか)
- 緑の妹。赤ん坊のくせに貫禄のある外見をしており、「親分」という通称がある。父からはジャスミンと呼ばれている。
書誌情報
りぼんマスコットコミックス(集英社)刊
- 1巻(2001年、ISBN 4-08-856310-7)
- 2巻(2002年、ISBN 4-08-856386-7)
- 3巻(2003年、ISBN 4-08-856436-7)
- 4巻(2003年、ISBN 4-08-856472-3)
- 5巻(2003年、ISBN 4-08-856500-2)
- 6巻(2004年、ISBN 4-08-856539-8)
- 7巻(2005年、ISBN 4-08-856613-0)
- 8巻(2005年、ISBN 4-08-856654-8)
- 9巻(2006年、ISBN 4-08-856686-6)
- 10巻(2007年、ISBN 4-08-856724-2)
- 11巻(2007年、ISBN 4-08-856781-1)
関連作品
単行本あとがきでシリーズ化していた作者の父親の実話「健一レジェンド Kenichi伝説」が元になり、別作品として『ひまわりっ 〜健一レジェンド〜』となった。「健一レジェンド」は作者の他単行本にも掲載されている。
その他
著名なファン
- 大の漫画好きとして知られる中川翔子は本作を好きなマンガの一つに挙げている。中川は少女漫画で描かれる恋愛(ドロドロしていたり、好きな人に告白せず読者をイライラさせる展開)が苦手で、少女漫画はほとんど読まないが、この作品はそういった恋愛漫画特有の雰囲気がないため、好んで読んでいるという。また、可愛らしい絵柄とファッションセンスの良さも好きだと語る「日経エンタテインメント!」内の連載『しょこたんのまんヲタ日記』より。
脚注・出典