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こえでおしごと!/紺野あずれ

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著者: 紺野あずれ
巻数: 5巻

紺野あずれの新刊
こえでおしごと!の新刊

最新刊『こえでおしごと! 5



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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こえでおしごと!の既刊

名前発売年月
こえでおしごと! 1 0000-00
こえでおしごと! 2 2009-06
こえでおしごと! 3 2009-12
こえでおしごと! 4 2010-07
こえでおしごと! 5 2010-12

こえでおしごと!』とは紺野あずれによる日本の漫画作品である。ワニブックスの『コミックガム』にて2008年7月号より連載中。同誌2010年7月号にてアニメ化が発表された。OVA第1巻が11月発売予定。

概要

女子高生がアダルトゲーム(作中では「エロゲー」と表現している)の声優をするという内容の漫画。これまで成人向け漫画を執筆していた紺野が初めて手がけた一般向け漫画雑誌連載作品である。

この「女子高生がアダルトゲームの声優をする」というアイディアは、紺野がMOSAIC.WAVの楽曲のひとつの『GAMER'S ACTRESS』を聴いていて思いついたものであると単行本1巻の後書きで述べている。

ストーリー

青柳柑奈は高校1年生。16歳の誕生日を迎えたとき、姉の弥生に頼まれて姉の会社の仕事を手伝うことに。だが、姉の会社はエロゲーメーカーで柑奈の仕事はエロゲーの声優だった。

登場人物

主要人物の殆どが旧暦を名前の由来としているコミックス1巻のキャラクター紹介より。また主人公の苗字である「青柳」は作者の地元の地名とのこと。。また単行本のカバー裏には、毎回登場人物のプロフィールが記載されているが、現在のところキャラクターの誕生日は(大半が名前の由来となった旧暦の)ぞろ目である。 声優は恥ずかしい声及びコミックガム2009年9月号に付録されたドラマCD / OVAの順。

青柳 柑奈(あおやぎ かんな)
声 - 西野みく / MAKO
身長158cm、体重47㎏、10月10日生まれ。
主人公。高島南高校1年3組。陸上部に所属。処女、彼氏なし。16歳の誕生日に姉の弥生に頼まれ、エロゲーの声優をする事になる。年相応の純情な性格であり、抜きゲー、パイズリの意味を知らないなどエロゲーの世界に翻弄されている事もしばしば。ただし参考として見せられたAVに我を忘れて夢中になるなど、多少は興味を抱いている一面もある。
声優としては素人だが人並み外れた集中力と想像力の持ち主であり、声だけで情景を想像してその状況に没頭できる能力を持つ。特にイクときの声は想像だけで本当にイっており、その本気の声をプロの声優もクライアントも認めている。自分の声を多くの人に聞かせる事が出来る誇らしさはあるが、エロゲーならではの赤面する実態との板ばさみに苦悩している事もある。
なお、エロゲー声優をしていることはクラスメイトや友人には秘密にしている。ただし、元樹は弥生から話を聞いていたため最初から知っている。また、ブルーマーチが企業ブースで参加した同人誌即売会のコミカ(コミックカーニバル)での、いわゆる「使ってください事件」の現場を、(同人誌を出している)葉月の兄に同行・参加していた葉月と小鳥に目撃されて、後日追及を受けて自白することで2人にもバレてしまう。
また、週のうちかなりの頻度でオナニーをしていることもカミングアウトした。
これまでの担当キャラは、「桜色カリキュラム」の「小川 結佳(おがわ ゆいか)」、「ザーメン依存症」の「藤沢 若菜(ふじさわ わかな)」、「ご主人様育成計画」の「本郷 歩美(ほんごう あゆみ)」(名義は「青井かんな」)。

有限会社ブルーマーチ

弥生と長俊が大学卒業前に作ったエロゲーメーカー。

青柳 弥生(あおやぎ やよい)
声 - 海原エレナ / 渡辺明乃
身長160cm、体重49㎏、3月3日生まれ、28歳。
社長。ディレクターやプログラマーに経理や広報を担当し、その他雑務も受け持つ。柑奈の姉で、眼鏡をかけたOLのような格好をしている社長くらいはそれらしい身なりをすべきと考えているため。。柑奈にエロゲー声優をさせた張本人で、本当は柑奈が14歳になったときからやらせたかったらしい。柑奈に対して厳しく指導するが、柑奈の誕生日プレゼントを欠かさないなど妹思いな一面もある。
会社名は名前の「青」と「弥生」から取られたもの。業界に入った当時は、柑奈同様声優を担っていた(名義は不明)。
日置 長俊(ひおき ながとし)
声 - ワッショイ太郎 / 千葉進歩
身長180cm、体重71㎏、9月9日生まれ、28歳。
シナリオライター。弥生の幼馴染で、柑奈にとっては年の離れた兄のような存在。細目で常に笑顔を絶やさない。本好きでジャンルを問わず多数の本を読むが、中高生の頃に官能小説を読み書きする様になり(書くのは高校から)、それが発展して大学生になってから海津氏の会社でアルバイトを始め、(父を亡くした弥生のために青柳家の収入を増やすという理由もあって)エロゲー業界に弥生を誘って同人ゲームを作る様になり、その二年後に二人でブルーマーチを設立した。
当然ながら、柑奈の初仕事のシナリオは長俊が書いたものである。
針江 夏実(はりえ なつみ)
声 - みすみ
原画・グラフィック担当の女性社員。女性だが女子高生と制服が大好きなオヤヂ的性格をしている。原画を担当しているのも「エロを描くのも、見るのも好きだから」という理由である。
弘部 冬実(ひろべ ふゆみ)
声 - 山咲杏
原画・グラフィック担当の女性社員。セクハラ暴走する夏実のストッパーだが、実は学生時代に授業中に同人誌を描いていたのを彼女に目撃され、その世界に招いた張本人である(実質上、夏実自身が目を輝かせて感激していた)。後に進路に迷った状態で、二人で弥生や長俊と出会い、ブルーマーチに入社した。ちなみに夏実曰くショタコンらしい。
横山 雪平(よこやま)
声 - 梅小路ピンポン / 水島大宙
デザイン背景・グラフィック担当の男性社員。美術系統の大学を卒業後、エロゲー会社とは知らずにブルーマーチに入社した。

柑奈のクラスメイト

能家 葉月(のうげ はづき)
声 - 神谷奈央 / 長妻樹里
身長158cm、体重47㎏、8月8日生まれ。
柑奈の親友その1。処女。京都出身でほんわかとした性格の関西弁の巨乳キャラ。成績は良く、学年でもトップクラスであるが、元樹にはどうしても勝てないらしい。柑菜と元樹が恋人同士で付き合っていると思い込んでいたが、後に本当の関係性を知る。小鳥と一緒にブルーマーチを見学した際に弥生に誘われて、エロゲー声優となる。(名義は「能登はづき」)
絵を書くのがうまいらしく、兄が作る同人誌にも、イラストを数枚描いている。
牧野 小鳥(まきの ことり)
声 - 未来 / 島形麻衣奈
身長145cm、体重38㎏、4月4日生まれ。
柑奈の親友その2。処女。小動物系ロリコンキャラ。健全系ゲーマーで、コンシューマー系のメーカー名をすべて把握している。葉月と同様の経緯でエロゲー声優となる。(名義は「牧原ことり」)
素でも感情が表に出ない性格なので、演技をしている恥ずかしさが伝わりにくい。しかし、葉月ともに演技の上手さは弥生から定評を受け、柑奈が自分の必要性に不安を抱くほどであった。
海津 元樹(かいづ もとき)
柑奈がエロゲー声優をしていることを知っている男子。成績は常に学年トップ。エロゲー会社の社長の息子で、業界に関わったのは中学時代からだが「エロゲーで稼いだ金で育てられてたなんて」と身内の職種を知った当時は、柑奈同様恥ずかしかったらしい。現在でも柑奈同様純情で羞恥心を持つが、否応ながらも男性視点からエロゲーの評価を柑奈たちに教えることもあり、正しい意味で彼女を心身ともに支援する。

声優

藁園 文花(わらその ふみか)
声 - 相原希沙 / 石川綾乃
身長163cm、体重48㎏、7月7日生まれ、21歳。
女子大生にしてプロの声優。柑奈を優しく指導してくれる。処女。
アニメなどの仕事もボチボチ来ているが声優として最初の本格的な仕事がエロゲーで、それが自分の仕事の原点だからと今でもエロゲーの仕事をしている。酒癖が悪く、酔うと自身の処女ネタなどで延々と絡んだりする。また普段はメイド喫茶でバイトをしている。
「ご主人様育成計画」では、「本郷 麻耶」を担当(名義は「花園ほのか」)。
酒波 重一(さかなみ しげかず)
身長180cm、体重72㎏、11月11日生まれ、31歳。
文花の先輩の男性声優で、彼女をエロゲー声優の世界に誘った人物。アニメなどの仕事が多数あるがエロゲーの仕事もしている。
柑奈や文花に対して言葉でのセクハラを欠かさない変態ではあるが、態度が堂々としていて明るいため、あまりいやらしい感じはしない。また、体に触る等の犯罪的な行為は絶対にしないことを信条としている。度々発言を文花に突っ込まれ、ドツキ漫才に発展することが多い。
エロゲーでは「馬並重一」の名前で出ているが、これも「チ○ポが馬並みにデカイから」と、これまた下ネタがらみである。
仕事である声優業に対しては真摯に取り組み、文花にしっかりとした指導を行なうなど、後輩の面倒見も良い(無論、褒め言葉も下ネタではあるが)。

エロゲー業界関係者

海津(かいづ)
元樹の父で、フルネームは不明。弥生の知り合いでクライアントのエロゲー会社の社長。
ちなみに先述の「ザーメン依存症」は、海津の会社の作品である。台本などに記されたブランド名は「studio KAISER」であるが、会社名そのものかは不明。
舟木 竜一(ふなき)
声 - なし / 高橋伸也
収録スタジオのエンジニア。現役高校生である柑奈がエロゲー声優をする事には常識的に反対したが、弥生に「もし発覚したら、18歳だったと聞かされて、高校生である事は知らなかったフリをしろ」と一蹴されてしまった。

単行本

ワニブックスよりGUM COMICS PLUSとして刊行されている。なお、購入特典としてガム公式サイトより第1巻「柑奈の恥ずかしい声」ダウンロードルーム、第2巻「柑奈と文花の恥ずかしい声」ダウンロードルームに入るためのパスワードが書かれた帯紙が付属する。

  • 第1巻(2008年12月25日発売) ISBN 978-4-8470-3667-5
  • 第2巻(2009年6月25日発売) ISBN 978-4-8470-3689-7
    • 第2巻初回限定版(2009年6月25日発売) ISBN 978-4-8470-3690-3 ※MOSAIC.WAVによる「魔法のおしごと」CD付きワニブックス通販では通販オリジナルジャケットCDケースがさらに付属。
  • 第3巻(2009年12月25日発売) ISBN 978-4-8470-3710-8
    • 第3巻初回限定版(2009年12月25日発売) ISBN 978-4-8470-3709-2 ※初回限定版付録「かんなとほのかのおねだりBOX」付き
  • 第4巻(2010年7月24日発売) ISBN 978-4-8470-3740-5
    • 第4巻初回限定版(2010年7月24日発売) ISBN 978-4-8470-3741-2 ※MOSAIC.WAVの「こころのひめごと」がBGMのムービー(Studio五組制作)入りDVD付き

OVA

2010年11月17日に第1巻が発売予定。

スタッフ

  • 原作 - 紺野あずれ(掲載「月刊コミックガム」ワニブックス刊)
  • シリーズ構成・脚本 - 鈴木雅詞
  • キャラクターデザイン・作画監督 - 清丸悟
  • 美術監督 - 松本浩樹
  • 編集 - 重村建吾
  • 色彩設計 - 甲斐けいこ
  • 撮影監督 - 中村昌樹
  • 音響監督 - 本山哲
  • 音楽制作 - ポニーキャニオン
  • アニメーション制作 - Studio五組

脚注

外部リンク