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さくらんぼシンドローム/北崎拓

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著者: 北崎拓
巻数: 11巻

北崎拓の新刊
さくらんぼシンドロームの新刊

最新刊『さくらんぼシンドローム 11



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d3_plus #manga ・北崎拓「さくらんぼシンドローム クピドの悪戯2」1〜11巻読了。 トンデモ設定の恋愛もの。若返ってしまう病気、対応策は主人公とのキス、という。実はこの作者さんの作品は苦手の部類なんですが。トンデモがあっても、心理描写が丁寧なのが良い所なんですよね。わりとグッとくる
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さくらんぼシンドローム クピドの悪戯II』(さくらんぼシンドローム クピドのいたずらツー)は、北崎拓の漫画作品。『週刊ヤングサンデー』で連載、2008年に同誌が休刊した後は『スピリッツ増刊 YSスペシャル』に移ったが、2009年5号をもって連載終了となった。 『クピドの悪戯 虹玉』に続く〈クピドの悪戯〉シリーズの第2弾である。

登場人物

阿川宗則(あがわ むねのり)
本編の主人公。23歳。女性用化粧品会社「レーブル化粧品」営業部の2年目の社員。初恋の相手、泉谷由梨に裏切られたことから恋愛にコンプレックスを抱いており、女性上位の職場で神経をすり減らしていた。大学のOGであり、会社の上司でもある麻生沙也子に内心惹かれており、想いを伝える勇気を持てずにいたが、レナとの出会いにより感化され、自分の想いをぶつけて恋人同士となる。また、唾液の中に、れなの懸った進行性減齢症候群の症状を止める、何千万人にひとりしか持たないACS(アンチ・カウンター・スパイラル)酵素を持つ。そのため、れなと毎日キスをすることになる。そのことは麻生に隠していたが、そのうちばれ、3人は奇妙な三角関係にもつれこんでいく。
麻生沙也子(あそう さやこ)
2人いるヒロインの内の1人。「レーブル化粧品」宣伝部のエース。後にレーブル化粧品のベンチャー制度を受け、新設系列会社の女社長となる。27歳(登場時は26歳)。宣伝部きってのエリート社員で、社内での信頼も厚い常にクールな才媛。実は隠れ巨乳であり、世間からも美人社長として注目を浴びる。会社で阿川のメガネを壊してしまったことをきっかけに、阿川を食事に誘いそのまま阿川と一晩を共にする。その際に付き合うも別れるも自分次第という条件付きで阿川と恋人関係に。その後阿川に惹かれている自分に気づいていく中、れなと阿川との関係を知る。交際が進むにつれ阿川を溺愛、仕事場とはまた違った一面を見せる。特にラブシーンではあまりの激しさにベッドを破壊したりした。
天海玲菜(あまみ れな)
もう1人のヒロイン。邦城大学第一文学部日本文学専修国際研究会所属の1年。19歳。進行性減齢症候群(Progressive Rejuvenation Syndrome)という徐々に若返ってしまう難病に冒されている。名前の「菜」の字を好まず、L・M・モンゴメリ作「赤毛のアン」に倣い、自らを「れな」もしくは「レナ」と呼ばせる。また、病気のことを知らない渋江には「レイコ」という偽名を使っている。病気になる前は視力が低く、コンタクトをしていたが、体が若返り目も回復し、裸眼で生活するようになっている。阿川と出会った時は女子中学生の容姿だったが、病状が進行し現在は小学校高学年の姿になっている。阿川と麻生といつまでも暮らせることを願っている。
天海綾那(あまみ あやな)
れなの妹、活発な性格であり、れなの病気を知る数少ない人物。
高校生の頃、れなが思いを寄せる渋江怜を誘惑し、怜とキスしているところをれなに見られるなどの一悶着があり、れなとは不仲になっていた。しかし、その行動も姉のことが好きであるが故の行動だと分かり、お互い和解しあえたが、同時にれなの病気のことも知る。大学進学を機に上京し、れなと同居する。
渋江怜(しぶえ さとし)
れなの中学・高校時代の同級生。れなが想いを寄せる男性。陸上部に所属しており、大学一年生ながら伊豆駅伝のメンバーに選ばれる。
加護智絵(かご ちえ)
通称「かごちゃん」。レーブル化粧品BA(ビューティーアドバイザー)南武百貨店勤務の20歳。BAのなかでは中心的存在で仕事もかなりできるほうだがむらっ気が多い。彼女のいる男に興味を持つ小悪魔、ねらった男の彼女がいい女であればいい女であるほど男がよく見えるタイプ。特徴は童顔で巨乳、ふっくらとした厚めの唇。料理が得意。阿川が麻生と付き合っていることに気付き、阿川を自宅に連れ込み積極的にアタックする。
後藤翔子(ごとう しょうこ)
通称「後藤さん」。レーブル化粧品BAで南武百貨店勤務の28歳。阿川のことを気にかけている。加護ちゃん曰く不倫体質。
泉谷由梨(いずみや ゆり)
阿川の初恋の相手で幼馴染でもある。23歳。婚約者有り。高校生の頃、阿川と交際していたがバイト先の大学生と関係を持ち、阿川を裏切った形で別れた。自分本位の女。
栗山正平(くりやま しょうへい)
レーブル化粧品営業部部長。宣伝部の島谷と同期で、阿川の直接の上司。普段はだらしがなく頼りない上司だが実は男前で、見えないところで頼りになる存在。デブ専。阿川自身は気がついていないが、実は阿川のことを信頼している。
島谷(しまたに)
レーブル化粧品宣伝部部長。宣伝部に配属される前は、商品開発部にいた。同性愛者であり、女性を密かに忌み嫌う傾向がある。裏のある人物で今作のラスボス的存在。
梅津(うめづ)
レーブル化粧品営業部。麻生沙也子の同期であり、彼女に気がある。説教癖あり。麻生沙也子に阿川が担当していた北都デパートを、阿川の愚痴を栗山部長に告げ口し、担当を横取りするなど、卑怯で姑息な手を使うことがしばしば見られる。
堺流実子(さかい るみこ)
通称「るうくん」。れなと同じ邦城大学1年国際研究会所属。れなの病気のことを知る数少ない知人の一人で、れなの大学での初めての友達。彼女の家に泊まっている時に、初めてれなの病気が発生。れなのアパートをホテル代わりに使っていた。
仙道寺徳子(せんどうじ とくこ)
前作『クピドの悪戯 虹玉』にも登場した女医。れなの進行性減齢症候群を研究している。

用語

進行性減齢症候群(Progressive Rejuvenation Syndrome)
確認された例は世界でもごくわずかで、患者は発症時、異常な空腹感と食欲を感じ、非常に多量に食べるが、それにより体重の増加などはほとんど見られず、一定の時間が過ぎると細胞の若返りとともに身体も若齢化する病気のこと。この作品の中だけのフィクションである。

書誌情報

  • 北崎拓『さくらんぼシンドローム クピドの悪戯II』 小学館〈ヤングサンデーコミックス〉全11巻
    1. 2006年12月5日第1刷発行(11月2日発売)、ISBN 4-09-151137-6

      1. 2007年3月5日第1刷発行(2月5日発売)、ISBN 978-4-09-151162-1

        1. 2007年5月7日第1刷発行(5月2日発売)、ISBN 978-4-09-151200-0

          1. 2007年8月8日第1刷発行(8月3日発売)、ISBN 978-4-09-151219-2

            1. 2007年11月10日第1刷発行(11月5日発売)、ISBN 978-4-09-151242-0

              1. 2008年2月10日第1刷発行(2月5日発売)、ISBN 978-4-09-151280-2

                1. 2008年5月7日第1刷発行(5月2日発売)、ISBN 978-4-09-151330-4

                  1. 2008年8月10日第1刷発行(8月5日発売)、ISBN 978-4-09-151366-3

                    1. 2008年11月4日第1刷発行(10月30日発売)、ISBN 978-4-09-151388-5

                      • 「虹玉ポンチ」併録
                      1. 2008年12月31日第1刷発行(12月26日発売)、ISBN 978-4-09-151410-3

                        • 「サイキック デュオ」併録
                        1. 2009年3月4日第1刷発行(2月27日発売)、ISBN 978-4-09-151418-9

                          • 「虹玉ボンボン」併録

                          脚注

                          以下の出典は、『小学館:コミック』内のページ。

                          外部リンク