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すき・すき・だいすきっ/中原杏

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著者: 中原杏
巻数: 1巻

中原杏の新刊
すき・すき・だいすきっの新刊

最新刊『すき・すき・だいすきっ


出版社: 小学館
シリーズ: フラワーコミックス


すき♥すき♥だいすきっ』は、中原杏作の漫画作品。

概要

2002年の春から秋にかけて小学館の漫画雑誌「ちゃお」と、その増刊枠「ちゃおDX」と「ChuChu」(当時は「ちゃお」の増刊だった)に発表された。中原にとっては初の連載作である。

ストーリー

高校1年生・相原つぐみ(もうすぐ16歳)のあこがれの人は、自分のクラスの担任教師の西崎。ところが、彼女の父親がドイツに5年ほど赴任することになった。「家族みんなで行こう」という父親に対し、つぐみはもちろん反対。西崎と顔を合わせられなくなるのだ。そこで彼女が取った手段は、なんと彼と結婚することだった。

この「押しかけ女房」プラス「幼妻」という物語設定は、低年齢の読者が多い「ちゃお」の漫画としても破天荒であった。

登場人物

相原 つぐみ (あいはら つぐみ)
主人公。高校1年生。担任の西崎拓人のことを愛している。蛸料理が得意。
西崎 拓人 (にしざき たくと)
相原つぐみを受け持つ担任教師。社会科担当。1978年7月8日生まれ。(設定上)熱血感が強く真面目な性格である。大学時代は軟派を多く行っていたが後につぐみと同居する。
遠山 亮太 (とおやま りょうた)
続編から登場。つぐみが魚屋でタコを買っているところを見て一目惚れし、執拗につぐみを追尾している。
佐伯 あづさ (さえき あづさ)
続編から登場。写真部所属。美人だが陰険な性格で、つぐみと西崎とのつきあいに不信感を抱き、西崎のプライベートな写真をばらまいたり陰険な行動に走っている。

余談

  • 「ちゃお」連載の第2話での主人公の裸エプロンは、

多くの読者からひんしゅくを買い、抗議を受けた。これには『快感フレーズ』の作者の新條まゆもあきれ果て、単行本がリリースされた際、そのような主旨の文を帯に寄せた。

  • 作品中に、料理の材料としてやたらタコが出てくる、と言う特徴がある。