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せんせいのお時間/ももせたまみ

共有

著者: ももせたまみ
巻数: 10巻

ももせたまみの新刊
せんせいのお時間の新刊

最新刊『せんせいのお時間 10


出版社: 竹書房
シリーズ: バンブーコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

Dvd100yen せんせいのお時間 第2巻 [DVD] http://t.co/vkEZtW8I6r ももせたまみ原作の4コマ漫画をもとにした学園コメディTVアニメシリーズ。声の出演は南央美、植田佳奈ほか。
the4reviewer RT @the4_ch: ♥4/27発売♥まんがライフMOMO (モモ) 2013年 06月号:連載16年目で幕…最終回スペシャル『せんせいのお時間』ももせたまみ、特別付録『せんせいのお時間』描き下ろし 卒業おめでとう・全員集合ポスター http://t.co/o1OUV ...
ishida_atsuko 17年!すごいー。 RT @gardenchild18: まんがライフMOMO5月号>ももせたまみ先生の「せんせいのお時間」、ついに3-A(2-Aの方がしっくり来ますね~)卒業式です。そしてそして、ついに来月号で最終回となりました!連載16年、ゲストを入れると17年。
youkou396 そういえば「せんせいのお時間」が次号で最終回だとか。連載16年ということで、本当にすごい!!の一言です。鈴木みか先生は、すべての要素において理想の女性であり、この出逢いを与えて下さった ももせたまみ先生には、ただただ心から感謝申し上げます。ありがとうございました!
seki_yoshi ももせたまみさん「せんせいのお時間」ついに、、、卒業式*・゜゚・*:. RT @gardenchild18: おはようございます。まんがライフMOMO5月号発売日です!色々お伝えしたい事がありますが、まだ桜が散ってなくて本当に良かったです!!>表紙

せんせいのお時間の既刊

名前発売年月
せんせいのお時間 9 2009-12
せんせいのお時間 10 2011-12

せんせいのお時間』(せんせいのおじかん)は、ももせたまみによる日本の4コマ漫画作品。竹書房『まんがライフMOMO』にて連載中。

概要

小さな女性高校教師・鈴木みかを主人公に、彼女が勤める高校の個性豊かな先生と生徒が繰り広げる、にぎやかな日常を描いた学園コメディ作品。『まんがライフオリジナル』で1997年3月号から連載されていたが、2003年6月号をもって同誌での連載を終了。新創刊された『まんがライフMOMO』の看板作品として、2003年8月号(創刊号)から現在に至るまで連載されている。2006年4月号より7月号まではももせが産休に入ったため、「特別補習授業!!」として傑作選を掲載した。

メディアミックス展開をしており、ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI)の番組「南央美のせんせいのお時間」の枠内で放送されていた前述の4コマ漫画を原作とするラジオドラマのタイトルでもある。また、2004年4月4日より6月27日までテレビ東京系列においてテレビアニメが『せんせいのお時間 DOKI DOKI SCHOOL HOURS』のタイトルで放送された。アニメ版DVDにはテレビアニメとして地上波で放送された話とは別に、オリジナル色の強い続編『せんせいのお時間 ご〜るど』(通称「ご〜るど版」)が1巻につき1話収録された(全7話)。

主な登場人物

以下の登場人物のうち、初登場時にフルネームが設定されていたのは鈴木みか、関譲治、中山千夏の3名のみであり、連載当初流静(委員長)は名前がなく、他の人物は苗字だけであった。その後、ラジオドラマ内での公募によって「委員長」のフルネームが流静に、渡部の下の名前が匠に決定。その他のキャラクターはアニメ化の際に一括公募されてフルネームが決定した。

主人公

鈴木みか(すずき みか)
声 - 南央美
本編の主人公。通称「みかセンセ」。うお座。B型。年齢27歳。趣味は読書。
顔は童顔で丸顔な上、身長も148cmしかない幼児体型(その後単行本第9巻中の身体測定において最新の身長測定器で測ったところ、1cm縮んで147cmとなったようである)、その上子供服を着ていることから小学生や中学生に間違われることもあるが中身は27歳の大人である。興津(おきつ)高校に赴任したばかりの新米の国語教師で2-Aの担任。2年浪人+大学院卒のため、新卒就任した時点で27歳。性格は頑固で負けず嫌いながらだらしがなくいい加減な面も持ち合わせていて、自分にあまり関係のない仕事はしたがらなかったり、なにかに誘われても億劫なため家から出ようとしない。国語科の教師でありながら字は自他共に認めるほど下手であり、そのことで生徒にからかわれることも多い。国語以外の教科はほとんど苦手で拒絶反応を示すことさえあるが、国語に関する質問には即座に答えたり面白かった本の魅力を20分以上も語ったりするなど、国語教師らしい一面も見せる。大の激甘党で大食いかつ大酒飲みだが身体が硬く、いつも体重増と運動不足に悩んでいる。
稀に心に闇を持ったり、悪巧みをする時には「ダークみか」という別人格が現れ、顔つきも邪悪なものとなる。全編を通して3回から4回しか今のところ出てこない希少な人格である。「クィーンみか」というバージョンもある。
「センセ」を敬称ではなく愛称として呼ばれるような先生だが、教育実習生の堀先生からはよい先生の見本とされたほかクラスの生徒からも信頼されている。
モデルは作者の教育実習に行った友人で、実際に小さく(147cm)教育実習先の生徒たちによく「からかわれていた」という談話から来ている。初期設定である「プレせんせいのお時間」では、高校の数学教師であった。

2-A の生徒

北川理央(きたがわ りお)
声 - 山崎和佳奈
通称「北川」。みずがめ座。AB型。趣味はひみつ。成績はトップクラス。本人の発言によれば、「小さくて可愛くちょっと珍妙な」ものが好きらしい。背が高く抜群のプロポーションを持つが、上述の趣味ゆえレスビアンの上にロリコンの気があるため男性には興味を示さない。かわいい女の子が大好きで、その中でもみかは一番のお気に入りである(が、アンソニーに自己紹介をする際、自分でロリでフケ専と言っている)。みかの色々な表情を見るのが好きで、そのために様々な作戦を仕掛ける。本人曰く「自分には無いモノを持っているから」という理由でみかのことが好きならしく、みかに対しペット的な愛着も見え隠れする。最近では渡部と利害が一致することが多く仲が良い。ラジオ版では策を仕掛けて、毎度みかの貞操を狙っているらしい。そして、みかを他人に取られそうになると性格が豹変する。
工藤雄一(くどう ゆういち)
声 - うえだゆうじ
通称「工藤」。てんびん座。AB型。趣味はセクシャルバイオレット。容姿は美青年であるが、ホモであるがため男にしか興味を示さない。成績は優秀なものの高校の入学試験の時は末武に一目惚れをしてしまい、試験に集中できずギリギリで合格した。日本文学が大好きで、特に三島由紀夫の『仮面の告白』を愛読している。他にも稲垣足穂や福永武彦などの作家も好きである。想像力が豊かなためか自分の発言や末武の発言を曲解して興奮した挙句、鼻血を出したり、股間を膨らませるなどの奇行も目立つ。とにかく末武のことが大好きだが、後一歩のところでその想いを伝えることができない。バレンタインデーには末武にチョコを匿名であげたり自分で食べてるのを見せ付けたりした他、陰茎を暗示する様なエクレアを送ると言ったセクハラ染みた事をしている。最近では末武の完全なストーカーと化している。将来の夢は「男性専門整形外科医」である。
小林あかね(こばやし あかね)
声 - 川上とも子
通称「小林」。胸囲79.5cm。体重50kg台(やろうと思えば1日で40kg台になれるらしい)。おひつじ座。O型。趣味はコギャル。自称「キングオブ女子高生」のため流行物には目がない。自分で色々なアルバイトをやっているが、すぐにブランド物を買って散財してしまうほかアルバイト中の失敗で給料を天引きされてしまうことが多い(ラジオ版ではバイトと称して、スパイ並の仕事もしている)。現在はコンビニエンスストアで働いている。何かイベントがあるとダイエットを始めるがあまりにも短絡的なダイエットのためにほぼ失敗し、ブラジャーのカップサイズが下がったり体重が微増したりしている。授業中には眠っていることが多く、成績の方はあまり良くなく赤点補講も何度か出席している。通知表は末武よりも悪く10段階評定で「2」を取ることが多いが、「一穴主義」のため勉強をすれば点はとれる。その代わり勉強しなかった他の教科はボロボロになる。性格は意外にマメでバレンタインデーには義理チョコを配ったり、修学旅行の自由行動計画を綿密に立てたりする。また渡部の同人誌活動の手伝いをやらされることが多く、腕前もそこそこまで成長している。
担任の鈴木みかが「ダークみか」という別人格を持つのと同様、「ダーク小林」という別人格を持つ。
末武健太(すえたけ けんた)
声 - 山口勝平
通称「末武」。体重は60kgまではいかない。しし座。B型。趣味はスポーツ。サッカー部所属。男3人兄弟の末っ子。勉強の成績はかなり悪く赤点を取ることもしばしばあるが、体育だけは10段階評価の10でありあらゆるスポーツをこなす運動神経の持ち主である。性格は非常に純粋で工藤に狙われていることさえ気づいてはいない。小学生のような言動も多く、稀に男性器や汚物などをキャラクター化させたりもする。また見たこと感じたことをストレートに発言するために人を傷つけてしまうこともあるが、本人の無邪気な性格のせいか、遺恨が残ることはないようである。アニメ版ではマヨネーズが大好きなマヨラーだとされている(単行本第5巻にもエピソードあり)。ラジオ版では、眼鏡を外した静(委員長)に一目惚れしているが、それが静本人だとは気が付いていない。
関譲治(せき じょうじ)
声 - ラジオ版は子安武人で、アニメ版は谷山紀章
通称「」。身長175cm。体重60kg。いて座。O型。趣味は鏡を見ること。自称「興津高校のコロちゃん」だが、これを言うと流(委員長)に無視されるために最近では使用しない。連載当初はロッカーを目指す男子生徒として髪型もロングでカチューシャをつけたりしていたが、登場時にみかに注意され、髪を切ることを拒否したところガムテープを髪の毛にべったり貼られてしまい、仕方なく切ることになる。その後、伸ばす事はなくなった。そして、体育祭の応援団でチアガール姿で応援をしたものの誰にも注目されずに終わってしまった経験をして以降、女装が好きになった(ラジオ版では文化祭のオカマ漫画喫茶がきっかけで、女装に目覚めたとなっている)。女装好きだがホモではないため女の子が好き。だがそれ以上に自分自身が大好きである。女装好きが高じて裁縫の才能が目覚しく進歩を遂げ、自分で浴衣を作ったり学園祭の劇のための衣装を担当したりするようになり、連載当初のロッカーの面影は現在どこにもない。親が海外でも通用するようにと「ジョージ(George)」と名づけた。また、小林同様に渡部の同人誌活動の手伝いをやらされることが多い。
富永美奈子(とみなが みなこ)
声 - ラジオ版は榎本温子で、アニメ版は植田佳奈
通称「富永」。単行本第6巻以降では小林や関が「トミー」と呼んでいるが、巻頭紹介の公式通称は第5巻でみかたちが呼んだ「お嬢」とされている。おとめ座。A型。趣味は料理。料理クラブ所属。見た目はとってもカワイイお嬢様系女子高生だが、見た目とは裏腹に喜怒哀楽を表情に出すことは滅多にない。何事にも厳しい性格で、かつかなりの毒舌家でもある。しかしボケ役ばかりでツッコミ役が貴重なこともあり、決して周囲から嫌われてはいないという、ある意味常識人ともいえる存在。裕福な家庭に育ち、幼い頃にはモダンバレエやピアノを習い、海外旅行経験も多く英語は堪能。成績は優秀で料理の腕前もプロ並だが、ステーキだけは父親が焼く。鮮魚さばきが一番好きな料理で、その際には恍惚な表情になる。またグロテスクなモノを好み、ヒトデやアメフラシなどの海洋生物やスプラッタ映画が好きである。また絶叫系マシンにも強く、笑顔で乗っていられる。高い所も好んでおり、東京タワーは特別展望台でなければ満足しない。よく関や小林のボケにツッコミを入れている。また単行本第4巻では海水浴に行った際、高い崖(かなり高いらしい)から笑顔で飛び込んだりしている。
中村元(なかむら げん)
声 - 岩田光央
通称「おやじ」。おうし座。O型。趣味はギャンブル(特にオートレース)と読書(特にサイエンスフィクション)。性格は温厚で、見た目がヒゲが濃かったり下腹部がギャランドゥであったりなどおやじキャラ化しているが、その愛称の由来は末武によれば「小学生の頃からムケムケで尊敬の意を込めた」ことからとされている。手先が器用で、オリジナルのアクセサリーや肩たたき器のようなモノも手作りする。また面倒見が非常によく、姪っ子もなついたり、短期留学生であるアンソニーの受け入れ先とされている。そのためか女子生徒の間でもかなりの人気者で、修学旅行では多くの女子生徒から記念写真をせがまれていた。10歳年上の姉がいるが、現在は他家に嫁いでおり同居はしていない。たまに担任であるみか以上に年老いているかのような重みのある言葉を投げかけたりもする。ラジオ版で皆と遊びに行ったヒーローショーでみかの父親と勘違いされた。なお、名前については単行本第6巻のキャラ紹介において「Gen Nakamura」と記載されている。彼の実家は何をしているかは不明だが、かなりのお金持ちであり、ラジオ版ではかなりヤバイ仕事をしている模様。
流静(ながれ しずか)
声 - 大谷育江
通称「委員長」。さそり座。O型。真面目な性格であり、成績は優秀、メガネに三つ編みという優等生風に描かれているが実はとてもミーハーな一面もあり、特にアイドル「スニャンプ」のコロちゃん(後述)の大ファンである。逆に大ファンであるため、主に関の発する「コロちゃんに似ている」とか「コロちゃんに似ている人いるよ」といった発言は(ファンの目からすれば本人と違うとして)嫌っている。その筋金の入り様は、渡部が描いたコロちゃんの周囲から絶賛されるほどの出来の似顔絵にも満足しないほど。また怒った時は静かに怒りを表し、笑顔で足を踏みつけたり1週間無視し続けたりなどもする。目が悪いようでメガネもちゃんとした度が入ったものであるが、ずっとかけているためにメガネ跡も残っている。なお、連載当初は名前がなくラジオドラマ内での公募で決まった「流静」という本名も委員長というニックネームが定着しすぎているためほとんど出てこない。原作ではよくおやじと一緒にいる為、色々と噂を囁かれているが、本人達は自覚がない模様。
渡部匠(わたべ たくみ)
声 - 岡野浩介
通称「渡部」。やぎ座。A型。漫画部所属、当初は部員が自分しかいなかったために一応部長である。趣味は漫画、特技も漫画だが風景画や人物画(似顔絵)も得意で、自称「写生の天才」。テストの時間中はテスト用紙の裏側を使ってイラストを描くなど、技術向上にも余念がない。同人誌活動が大好きで、そのためになら3日3晩徹夜することもある。最初の頃は作品が全く売れていなかったが、巨匠になる(予定)。漫画のアイディアは追い詰められないと浮かばないようだが、突然思い浮かぶと学校をサボってまで描きに帰ってしまう。基本的に男は描かないが、一度体育祭の看板に描いている。だが、どこかしら魅力がないらしい。理由は本人曰く「男(を描くこと)は苦手だ」。部活の後輩でもある中山から猛烈なアタックを受けていて、本人もまんざらではない様子だが渡部本人からの告白は今のところない。
アンソニー・M・チェンバレン()
声 - 森久保祥太郎
DVD版のご〜るどで登場。TV放送では登場無し。
興津高校2年A組にアメリカから留学してきた男子学生。日本文化、特にサブカルチャー(アニメやコスプレ)に興味を持っており、憧れの同人作家である渡部を尊敬している。日本語は流暢だが、時折寒いジョークを飛ばす。同人や漫画文化への知識は多いが自身は未熟であると考えており、"OTAKU"となるべく精進を続けている。なお、嗜好の対象は「うさみみ」(ウサギの耳が頭に生えていること)。マンガ版では中村の家にホームステイしている。実妹であるスーザン(単行本5巻の巻頭ではアンソニー妹とされていた)も後に登場する。
遠藤くりこ(えんどうくりこ)
第1巻からフルネームでマンガに登場し、みかに名前まで呼ばれたことのあるキャラだが、1回名前を呼ばれたきり第8巻に至るまで登場していなかった。予備校の夏季講習に参加していたため、夏休み明けのテストは飛躍的に点数が伸びたらしい。

みかの同僚

松本リンダ(まつもと リンダ)
声 - 渡辺久美子
通称「松本先生」。ふたご座。B型。職業は興津高校の養護教諭。年齢は27歳で既婚。趣味は白衣と薬物。みかと同じ年齢だが、みかと違いとても大人の雰囲気を持つ女性。みかが着任当初からみかの面倒を見てくれていて、プライベートでも旅行に行ったりなど公私ともども仲が良い。保健室でみかとおしゃべりをすることが多い。最近は賃貸のワンルームで生活し続けるか、思い切ってマンションを買うか悩んでいる。理想の男性像は高身長で高収入、高学歴に加えて虫歯1本ない健康な人と比較的高い理想を持っている。彼氏ができたときはいつも態度に表れ、みかに指摘されることもある。『まんがライフMOMO』2006年12月号で結婚を表明し、翌年7月号で挙式した。ちなみに夫の職業はアナウンサー。
新川(あらかわ)
声 - 羽多野渉
通称「新川先生」。職業は興津高校の数学科教師。年齢はみかより年下。学校内で尿道結石で倒れて救急車で運ばれた経験もある。工藤に「先生タイプだし」と言われて、神経性胃炎にも悩まされる。お酒を飲むと数学の授業を始めるらしく、みかが泣いて嫌がっていたらしい。他には毒舌をふるい、松本先生に「意外と黒いんですねぇ」と言われたこともある。かなり気を遣う性格らしい。松本先生に気があったらしく、結婚式では寂しそうな表情を浮かべていた。
堀鳩子(ほり はとこ)
声 - 野中藍
通称「堀先生」。職業は大学生で、興津高校に教育実習生としてやってきた。担当科目は生物。また漫画部の顧問にもなった。アニメ版では末武と親戚同士という設定になっている。また、アニメ版ではみかは「教育指導官である」とされるが、漫画版では「教育指導官じゃないのに」とされている。
野田(のだ)
職業は興津高校の体育科教師。上腕二頭筋が素晴らしいらしい。
アニメ版では登場無し。
真銅(しんどう)
職業は興津高校の産休代用職員。担当科目は体育科。広背筋が良いらしい。みかのことを生徒だと勘違いし自己紹介していた。
アニメ版では登場無し。
高橋(たかはし)
通称「リカティ」。職業は興津高校の理科教師。理科の先生(ティーチャー)だからリカティと呼ばれている。
アニメ版では登場無し。
藤岡(ふじおか)
声 - 石野竜三
通称「藤岡先生」。2年生次の学年主任で、原作では名前のみ登場。

みかの部活動の生徒

中山千夏(なかやま ちなつ)
声 - 清水香里
おうし座。B型。趣味は漫画。漫画部所属。生徒の主要キャラクターの中で唯一の1年生(他は2年A組の生徒)。「漫画命」の女子生徒で渡部に尊敬と恋心を寄せており、渡部が過去に書いた同人誌は全て持っている。渡部や漫画に対しての感情表現は非常に豊かでアイディアは溢れるほど出てくるが、絵心は全くと言っていいほど無い。常に渡部と行動を共にすることから他の2-Aの生徒とも仲が良くなり、クリスマスパーティーなどにもお呼ばれされている。可愛らしく天然キャラのためか、コスプレをしただけで絵が下手な同人誌が渡部よりも売れてしまった。渡部の家にも行ったことがある。
『まんがライフMOMO』の別冊付録として中山千夏が執筆したという設定の漫画が2回添付されたことがある(画:かたぎりわかな)。
自分で自分を呼ぶ時の一人称は「中山」。周りからは「中山ちゃん」というあだ名で呼ばれる事が多い。
バレーボール部の生徒たち
みかが顧問をやっているバレーボール部の生徒たち。コーチ(身長185cmで足のサイズは29cm)は別にいるため、顧問と言っても指導はしない。部員はギリギリの6名しかいない。キャプテンはちびっ子だがジャンプ力がある。他にたねっち先輩、ヤーマダ(ロリ声アニメ声)、双子ちゃん、無名キャラがいる。
アニメ版では登場無し。

みかの家族

みかの父
声 - ラジオ版は梅津秀行で、アニメ版は宗矢樹頼
本名不明。娘に甘く、娘に手作り弁当を持たせたり車で送り迎えをしたりと結構まめな性格(車が壊れて送迎ができなかった時は娘以上にショックを受けていた)。面倒臭がって手を抜いた挙句窮地に陥るみかを的確にサポートすることもある。なお、ラジオ版において実は興津高校の在宅校長である事が判明(漫画版1巻等では、別な人物が校長として登場している)。アニメ版ではゴルフ道具を購入に行くシーンがあるため、ゴルフをプレーするようである。またみかと違い体は柔らかい方である。
みかの母
声 - 一城みゆ希
本名不明。父とは逆に娘に厳しい。遅刻しそうな娘をわざと起こさなかったり、次の日の準備品をチェックしたりとほとんど子供扱いしている。ゴキブリなどが苦手である。また父同様にみかと違い、体は柔らかい。

その他のキャラクター

スーザン
アンソニーの実妹で、夏休みを利用して来日した14歳。アンソニーと同じく日本文化、特にサブカルチャー(アニメやコスプレ)に興味を持っており、名刺にコスプレ写真を掲載するほどである。日本語のレベルは平仮名だけならば読める程度で会話のレベルはアンソニーよりも劣り、少し片言である。アンソニーに頼みごとがある場合は「オニイチャン」などのいわゆる萌え言葉を使用したりする。
アニメ版では登場無し。
めい
中村元(おやじ)の姪っ子(彼の10歳年上の実姉の娘)で小学校3年生。昔は「おじちゃん(=おやじ)のお嫁さんになりたい」と思っていたが、今は同じクラスの白根君と付き合っている。毎年中村にバレンタインチョコをプレゼントしている。性格は彼に似ていて、優しくフォローしてくれる。
アニメ版では登場無し。
スニャンプ
声 - 柿原徹也コロちゃん役
アイドルグループの名前でメンバーにはコロちゃんやタクヤンがいる。流静(委員長)はコロちゃんの大ファンである。

興津高校について

当初の設定では校則に厳しい学校であったが、いつの間にか自由な校風とされている。おやじが脱色したとされているので(すぐに自分で戻したために他の人は全く気づかず)、ある程度の髪色は許される校風の様である。制服は青色のブレザーで男子はネクタイ、女子はリボンを着けている。なお女子の体操着はブルマー。女子生徒の校内平均身長は159cm(これは全国の平均身長とほぼ同じである)。一部男子(関譲治)に関しては既に黙認されている状況になっている。

興津高校の校則

  • スカートの丈はひざ上10cm以上短くしてはいけない。
  • 髪は肩にかかる時は切るか結ぶこと(関は登場時伸ばしていたが、みかの強引な方法で切ることになり、それ以来肩にかかる程度にしか伸ばしていない)。
  • 恐らく、これ以外にも校則は存在すると思われるが、原作・ラジオ・アニメのどれにも紹介はされていない。

主な学校行事

  • 入学式
  • 身体測定
  • 体力測定
  • 春の遠足
  • 球技大会
  • テーブルマナー講習
  • 合唱祭
  • 林間学校(夏休み期間中)
  • 水泳大会
  • 写生会
  • 体育祭
  • 芸術鑑賞教室
  • 文化祭(途中から、第××回文化祭を興津祭に改名)
  • 校内百人一首大会
  • マラソン大会
  • 卒業式

2年A組の文化祭の出し物

  • お化け屋敷
  • 女装マンガ喫茶
  • コスプレバザー
  • 縁日
  • 演劇白雪姫
  • おにぎり屋
  • みかフェ(丸顔であるみかをイメージしたカフェで、主にロールサンドを出している)
  • 中村屋(おやじ(中村元)をダジャレにして「おちゃ」、彼の苗字である中村から取った茶店)

白雪姫の配役

配役やスタッフは公平にくじ引きで決定した。その為、本来は女である白雪姫までも男の工藤が担当することになった。

  • 白雪姫:工藤
  • 王子様:末武
  • 妃(魔女):関
  • 魔法の鏡の声:北川
  • お母さん:女子生徒A
  • 美術:小林
  • 音響:中村(おやじ)
  • 衣装:関
  • 照明:女子生徒B

興津伝説

TVアニメ版第12話に登場する学校の怪談のような噂話。興津高校委員長会議で十分注意するように喚起された。興津高校創立以来「開かずのトイレ」とされた場所に赤い文字でメッセージが書かれていて、大きな災いが起きるとされていたが、実際には、くだらないオチで終わった。

みかの部活動顧問履歴

みかは当初新米教師であるためか、部活動への参加はしていなかったが長期休暇などで臨時の顧問を頼まれることが多く、色々な部活動へ顔を出している。

漫画版
  • バレーボール部(GW期間臨時。1巻)
  • バスケットボール部(GW期間臨時。2巻)
  • 漫画部(GW期間顧問代理。3巻)
  • 料理クラブ(GW期間顧問代理。3巻)
  • バレーボール部(正顧問。6巻)
アニメ版
全て第12話分
  • サッカー部
  • 漫画研究会
  • 料理クラブ

メディアミックス

漫画版

漫画版は全て竹書房より発行。2010年7月現在連載中のため、単行本は続刊予定。

連載誌

  • まんがライフオリジナル
  • まんがライフMOMO 2010年7月

現在連載中

単行本

  1. 1999年3月27日発売 ISBN 4-8124-5284-8
  2. 2000年8月7日発売 ISBN 4-8124-5421-2
  3. 2001年11月7日発売 ISBN 4-8124-5569-3
  4. 2003年7月7日発売 ISBN 4-8124-5822-6
  5. 【通常版】2004年5月15日発売 ISBN 4-8124-5955-9
    【特装版】ミニイラスト集と興津高校生徒手帳(本格仕様)付。表紙のみかの服の色が青である(通常版は赤)。2004年5月15日発売 ISBN 4-8124-5956-7
  6. 2005年10月27日発売 ISBN 4-8124-6292-4
  7. 2008年5月27日発売 ISBN 978-4-8124-6832-6
  8. 2008年11月27日発売 ISBN 978-4-8124-7008-4
  9. 2009年12月26日発売 ISBN 978-4-8124-7212-5

TVアニメ版

TVアニメ版はテレビ東京系列で放送され、DVDとしてスターチャイルドより発売された。サブタイトルは「DOKI DOKI SCHOOL HOURS」。またDVDには、TV未放送で原作漫画にも描かれていない内容で、ラジオ版CDドラマ同様にオリジナル色の強い『せんせいのお時間 ご〜るど』が各巻に付き1話収録されている。DVDソフトは全7巻。TVアニメ版ドラマCDは全2巻。

スタッフ

※TVアニメ版・DVDアニメご〜るど版共通。

  • 原作 - ももせたまみ
  • 監督 - 岩崎良明
  • シリーズ構成 - 白根秀樹
  • キャラクターデザイン - 中原清隆
  • 美術監督 - 廣瀬義憲
  • 色彩設定 - 児玉尚子
  • 撮影監督 - 松田成志
  • 編集 - 瀬山武司
  • 音響監督 - 渡辺淳
  • 音楽 - 平野義久
  • プロデューサー - 伊藤明博、遊佐和彦、小川智弘、松倉友二
  • アニメーション制作協力 - スタジオマトリックス
  • アニメーション制作 - J.C.STAFF
  • 製作 - せんせいのお時間製作委員会

主題歌

TVアニメ版
オープニングテーマ「教えてあげる」
作詞 - TAPIKO / 作曲 - POM / 編曲 - can/goo、時乗浩一郎 / 歌 - can/goo
エンディングテーマ「ふられ気分でRock'n' Roll」
作詞、作曲 - TOM / 編曲 - 光宗信吉 / 歌 - DROPS
DVDアニメご〜るど版
オープニングテーマ「渋滞のラブ・アフェア」
作詞 - MARIA / 作曲 - 山田正人 / 編曲 - D.R.Y / 歌 - DROPS
エンディングテーマ「愛のチカラ」
作詞 - MARIA / 作曲 - 山田正人 / 編曲 - D.R.Y / 歌 - 和田琢磨

各話リスト

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
colspan="6"|TVアニメ版
1興津高校2A登場の巻白根秀樹岩崎良明成田歳法中原清隆
2測って投げて打っての巻畠山茂樹飯飼一幸
3水着で試験 ポロリもあるよの巻木村暢大和直道昆富美子
4みか先生の夏物語りの巻ときたひろこ水草一馬雄谷将仁村上勉
5夏過ぎて、藝術の秋の巻鈴木雅詞大西景介飯飼一幸
6文化祭は文化の祭の巻白根秀樹成田歳法原由美子
7サンタギャル 振袖羽根突き お年玉の巻木村暢ヤマトナオミチ飯飼一幸
8冬来たりなば春遠からじ?の巻ときたひろこ佐藤昌文昆富美子
9涙、涙の卒業式の巻鈴木雅詞一分寸僚安雄谷将仁村上勉
10興津-京都生徒失踪事件! 〜愛憎渦巻く古都の旅の巻白根秀樹ヤマトナオミチ飯飼一幸
11雨のち晴れ、ところにより教育実習の巻木村暢箕ノ口克己宇都木勇
武内啓
12恐怖体験、真夏の課外活動! の巻鈴木雅詞佐藤昌文飯飼一幸
13夏・湘南・さよならは言わないでの巻白根秀樹福島十三原由美子
colspan="6"|DVDアニメご〜るど版
1留学生と興津暗黒街の巻白根秀樹小島多美子奥村よしあき武内啓
2体育祭スペシャル! の巻ときたひろこ大槻敦史昆富美子
3大家族と幻のとんこつラーメンの巻、みか姉ちゃんの家出? の巻伊藤美智子畠山茂樹飯飼一幸
4妖怪バスター エカテリーナ流 またの名を委員長の巻木村暢眉月裕雄谷将仁村上勉
5せんせい版 SF 魔法時代劇 〜 興津ミレニアム・バトル! の巻白根秀樹佐藤昌文畠山茂樹原由美子
6文化祭 大作戦鈴木雅詞ヤマトナオミチ草刈大介
7小さき者、旅立ちの興津の巻!! の巻白根秀樹岩崎良明中原清隆

DVDソフト

  1. 第1巻(2004年8月4日発売) KIBA-1071
  2. 第2巻(2004年9月1日発売) KIBA-1072
  3. 第3巻(2004年10月6日発売) KIBA-1073
  4. 第4巻(2004年11月3日発売) KIBA-1074
  5. 第5巻(2004年12月1日発売) KIBA-1075
  6. 第6巻(2005年1月13日発売) KIBA-1076
  7. 第7巻(2005年2月2日発売) KIBA-1077

TVアニメ版ドラマCD

  1. せんせいのお時間ドラマCD MOMO盤(2004年6月23日発売) KICA-645
  2. せんせいのお時間ドラマCD2 ご〜るど盤(2004年8月25日発売) KICA-658

アルバム

  1. せんせいのお時間 SOUNDTRACKS(2004年7月22日発売) KICA-649
  2. せんせいのお時間 すぺしゃる盤(2004年9月23日発売) KICA-659

関連書籍

  1. せんせいのお時間 TVアニメメモリアルブック(2004年7月31日発刊)竹書房 ISBN 4-8124-1762-7

ラジオドラマ版

ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI)で放送された番組「南央美のせんせいのお時間」内で放送されていた。TVアニメ版とは一部の声優が異なる。ラジオ版ドラマは原作である漫画版とは設定が一部異なるほか、学校以外の舞台で特殊なストーリー展開を進めることも多く、概してオリジナル色が強い。CDにはラジオ放送時には無かった未放送分も収録されており、全24巻。

ラジオ版ドラマCD

  1. 1時間目(1999年7月7日発売)
  2. 2時間目(1999年8月4日発売)
  3. 3時間目(1999年10月27日発売)
  4. 4時間目(1999年11月25日発売)
  5. 5時間目(2000年6月14日発売)
  6. 6時間目(2000年7月12日発売)
  7. 7時間目(2000年10月4日発売)
  8. 8時間目(2000年11月8日発売)
  9. 9時間目(2001年2月15日発売)
  10. 10時間目(2001年3月7日発売)
  11. 11時間目(2001年6月27日発売)
  12. 12時間目(2001年7月25日発売)
  13. 13時間目(2001年10月24日発売)
  14. 14時間目(2001年12月12日発売)
  15. 15時間目(2002年3月27日発売)
  16. 16時間目(2002年5月15日発売)
  17. 17時間目(2002年8月21日発売)
  18. 18時間目(2002年9月26日発売)
  19. 19時間目(2002年12月26日発売)
  20. 20時間目(2003年1月29日発売)
  21. 21時間目(2003年4月23日発売)
  22. 22時間目(2003年5月28日発売)
  23. 23時間目(2003年12月25日発売)
  24. 24時間目(2004年2月11日発売)

その他のグッズ

  • 2003年版ももせたまみせんせいのお時間カレンダー
  • せんせいのお時間オリジナルTシャツ(サイズS、M、L)

脚注

外部リンク