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そんな声だしちゃイヤ!/しがの夷織
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著者: しがの夷織
巻数: 7巻
最新刊『そんな声だしちゃイヤ! 7』
そんな声だしちゃイヤ!の既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
そんな声だしちゃイヤ! 1 | 2003-06 |
そんな声だしちゃイヤ! 2 | 2003-09 |
そんな声だしちゃイヤ! 3 | 2003-12 |
そんな声だしちゃイヤ! 4 | 2004-02 |
そんな声だしちゃイヤ! 5 | 2004-05 |
そんな声だしちゃイヤ! 6 | 2004-08 |
そんな声だしちゃイヤ! 7 | 2004-10 |
『そんな声だしちゃイヤ!』(そんなこえだしちゃイヤ!)は、しがの夷織による日本の漫画作品。
概要
漫画雑誌『少女コミック』(小学館)にて2003年の3・4号合併号から連載開始。全7巻。略称:声イヤ。
「声優」業を舞台にした恋愛作品。連載当時は、水波風南の『レンアイ至上主義』や新條まゆの『覇王愛人』と共に、過激な性描写を売りとする作品として知られていた。
各話の最後にはギャグキャラモード(擬人化された動物)で絵が書かれ、ストーリーのシリアス性に関わらず必ず掲載されている。ギャグキャラモード自体は、作中にたびたび登場する。
また、ギャグキャラモードで描かれた4コマ漫画が裏表紙とカバー下の表紙に描かれている。
あらすじ
女子高生新人アイドル声優の綾瀬 雛は、人気漫画『ヴァンプ』のヒロイン「西条綺羅」役に大抜擢された。相手役は、23歳デビュー4年にして天才声優と呼ばれる蓮未 ユキ。声だけで思うように表現できない雛は、蓮未の特別指導を受けることになった。
登場人物
- 綾瀬 雛(あやせ ひな)
- 声:清水愛
- もともとは子役タレントだった。大好きだった漫画『ヴァンプ』のヒロインに抜擢される。Hな声を出す役だが、経験のない雛は、思うように声が出せない。収録の取り直しを望んだものの口に出せない雛に助け舟を出した蓮未に、体をさわられながらの演技を強いられてしまった。あまりのことに気絶してしまった雛だが、蓮未の行為によって良い演技が出来たことを喜ぶ。演技を上達したい雛は、蓮未の提案した特別指導を受けることを決意した。
- 人気アイドルの猛とは、幼馴染で恋人同士。ゆえに蓮未と猛との狭間で想い悩む雛だが、『ヴァンプ』のイベント舞台上で、猛とは正式に別れることとなった。
- ギャグキャラモードは、金魚。
- 蓮未 ユキ(はすみ ユキ)
- 声:櫻井孝宏
- 23歳にして大御所と渡り合える天才声優。蓮未の声の良さに、多くの共演者は演技するのを忘れて聞き入ってしまう。雛に、Hな特別指導を行うが、雛に恋人がいることを知ると嫉妬を隠さないまま、特別指導を強行する。
- ギャグキャラモードは、熊。
- 渋沢 猛(しぶさわ たける)
- 声:宮田幸季
- 人気アイドルで、雛の幼馴染で恋人。雛との関係がマスコミに取り上げられたことを利用し、蓮未と雛を遠ざけようと奔走しだす。雛のためには腹黒い部分も持つが、結局は蓮未に雛を奪われてしまった。
- ギャグキャラモードは、ウサギ。通常はシロウサギだが嫉妬に駆られるとブラックウサギに変化する。
こぼれ話
単行本(フラワーコミックス)のワンポイント「fc」の「c」の中にあしらわれているのは、ほかの作品のような花ではなく、マイクロフォンになっている。