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ないとバード/里見桂

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著者: 里見桂
巻数: 4巻

里見桂の新刊
ないとバードの新刊

最新刊『ないとバード 第4巻


出版社: 大都社
シリーズ: STコミックス


ないとバードの既刊

名前発売年月
ないとバード 第1巻 1996-06
ないとバード 第2巻 1996-06
ないとバード 第3巻 1996-07
ないとバード 第4巻 1996-07

ないとバード』は、里見桂による日本の漫画作品。

概要

『週刊少年サンデー』に1985年15号から1986年30号まで連載された。単行本は連載雑誌刊行元の小学館より、少年サンデーコミックスとして全7巻が発刊され、1996年にも大都社からワイド版4巻が発刊されている。

あらすじ

大都会の闇夜を駆け抜ける怪盗・ナイトバード。ハイテク機器を使っていろいろなものを…時には人の心まで盗んでしまう。女怪盗・ミンがパートナーとなり、さらに盗みを続けていくうちに、自分の秘密に行き着いてしまう…。

登場人物

ナイトバード
ハイテク機器を操る怪盗。かつて「怪盗26号」と警察に呼ばれていたころ、忍び込んだ病院でヘマをやらかし、逃げ込んだ病室にいた少年が、彼の姿を見て勝手につけた名が「ナイトバード」だった。しかしその少年は、特別な血漿がないと手術できない状態だった。そこでバードは少年のために血漿を盗み、病院へ届けた。手術が成功した少年が渡した人形を、今もバードはアジトの金庫に保管している。盗みに使うハイテク機器はアジトの精密工作室で自力で作り上げたもの。さらには自爆で四散したコンピューターを修理して復活させてしまうほど、ずば抜けた技術を持つ。幼いころからはめているブレスレットが、彼の過去の鍵を握る。
ミン
催眠術を使う、宝石専門の女怪盗。本名は眠麻夜(ねむりまや)。とある宝石店に盗みに入ったときにバードと出くわし、パートナーとなる。マンションの上の階に住んでいるのに高所恐怖症。少しずつバードに思いを寄せていく。
闇雲(やみくも)
警視庁特捜課の刑事。昇進をかけてひたすらバードを追いかける。バードと彼の関係はまさに「ルパン三世」と「銭形警部」そのもの。
速見 麗香(はやみ れいか)
バードが忍び込んだ工場で見張りを務めていた少女。迷彩服に身を包み、男のような喋り方をするその姿は兵士そのもの。しかし見かけのみならず、一流の戦闘技術を持ち、しかも行動までもが男そのもの。ミンは催眠術で、それが他人からの刷り込みだと推測するが…。
高原博士(たかはらはかせ)
バードがブレスレットの秘密を探っている最中に出会う科学者。(連載当時の)東ドイツで暗殺されたという公式発表だったが、出会った博士はコピーのロボットだった。その記憶を全て託されたコンピューターは、搭載されていた車で暴走した末に自爆したが、バードの手で復活した。彼はバードの過去に深く関わっている。