ひみつのアッコちゃん 第2巻
ひみつのアッコちゃんの既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
ひみつのアッコちゃん 第1巻 | 1994-12 |
ひみつのアッコちゃん 第2巻 | 1995-02 |
ひみつのアッコちゃん 第3巻 | 1995-03 |
『ひみつのアッコちゃん』は、赤塚不二夫による日本の少女漫画である。1960年代から2010年代に至るまで、たびたびテレビアニメ化され人気を呼んだ。また、テレビドラマ、実写映画も製作されている。
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内容
なんでも望むものに変身できる魔法のコンパクトを鏡の精からもらった少女・アッコちゃんが、コンパクトの力を使って変身して、人助けをするコメディ。女の子が憧れの職業に変身するという、変身願望を満たす要素は後の魔法少女もののスタンダードとなり、大きな影響を残した。同時に、「ごく普通の人間の少女が、異世界の存在から魔法の力を与えられ変身能力を得る」という、後のぴえろ魔法少女シリーズに連なる設定の元祖的作品ともなった。
登場人物
- アッコ(加賀美あつ子)
- 声 - 太田淑子(第1作)、堀江美都子(第2作)、山崎和佳奈(第3作)、平野綾(短編)
- 本作の主人公。小学5年生。ふわふわのお下げ髪に桃色のリボンをつけているのが特徴(ちなみにお下げ髪を解けば、腰まであるストレートヘアになる)。おっちょこちょい(母譲り)だが、明るく天真爛漫で友だち思いの少女。
- 原作第1期
- 運悪く飛んできた野球のボールによって鏡が破損してしまうが、鏡の国から来たおじさんから、なんでも望むものに変身できる鏡をもらう。また、この時期のみ変身してる際に鏡を見てはいけないという制約がある。
- 原作第2期
- ごっこ遊びに没頭中にミスで鏡を破損させてしまうが、現れた鏡の妖精からコンパクトをもらう。
- なかよし版
- 母親のミスで鏡が破損してしまうも、鏡の国の女王様からコンパクトをもらう。
- アニメ第1作
- 最終回では遭難した父を救う為にコンパクトの力を使い果たす。
- アニメ第2作
- 幼い頃に両親からもらった手鏡を大切にしていたが、本編冒頭の事件で壊れてしまう。しかし鏡の国の女王の魔法でコンパクトに変化する。このコンパクトの力で様々な事件を解決したが、本編最終回で友人たちに見られて鏡に彼女が写らなくなる。最後の変身を使い、女王の魔法と共にコンパクトは消えてしまうが、劇中では鏡の国はどこかに存在していることが語られている。
- 外見は『おそ松くん』のトト子と瓜二つで、お互いの姿を見て驚く場面がある。また、『もーれつア太郎』の第2作では、彼女をモデルにしたモモコ(声 - 久川綾)が登場している。ただし、おっちょこちょいなアッコとは対照的に、こちらはおっとりとした天然ボケな性格をしている。
- アニメ第3作
- 母親からもらった手鏡を大切にしていたが、大将にその事をからかわれた際に破損されてしまう。しかし鏡の国の女王の魔法でコンパクトに変化する。最終回でモコにコンパクトのことがバレてしまうと約束通りコンパクトの力を取り上げられた挙句にアッコの姿は鏡に映らなくなる。だがモコが火事に巻き込まれている事を知ると鏡の国の女王様から再び変身する機会が与えられ、消防士に変身してモコを救出する。再びアッコの姿が鏡に映るようになるもコンパクトは消滅してしまう。
- WEBコミック版「ひみつのアッコちゃんμ(ミュー)」
- 祖母から代々受け継がれる手鏡をサッカー部員・結城先輩の追っかけ3人組に嫌がらせで壊されるが鏡の国の女王の魔法でコンパクトに変化する。
- モコ(浪花元子)
- 声 - 白川澄子(第1作)、杉山佳寿子(第2作)、梅田貴公美(第3作)
- アッコのクラスメイトで幼馴染。やはりお下げ髪だが、こちらはほどいてもセミロングと思われる。明朗で気がいいが、生まれつきの勝気で男勝り。また、女の子にしてはとんでもない大食いである。弱虫でズルをする弟のカン吉を時々叱り飛ばし、ケンカの強さではガキ大将の大将も敵わない。WEBコミック版ではアッコ共々中学生として描かれている。
- 大将(赤塚大作)
- 声 - 大竹宏(第1作)、塩屋翼(第2作)、鈴木琢磨(第3作)
- モコのライバル。ガキ大将キャラでいつも2人の子分を連れてアッコをいじめているが、これは好意の裏返しで本当は男気溢れる人情家で弟にも優しい。モコとはよく衝突しているが、大抵はモコに負けている。WEBコミック版では第3話から登場するが、中学生でラップ調で喋り、トレンドマークである丸坊主ではない等、従来とは異なるキャラクターとなっている。
- 少将
- 声 - 千々松幸子(第1作)、三輪勝恵(第2作)、こおろぎさとみ(第3作)
- 大将の弟。赤ん坊だが言葉を話せる。まだ歩くことはできず、いつもドラにまたがっている。実は兄よりモテる。
- 大将と少将は69年のアニメ化の際に考案されたキャラクターであり、原作にも逆輸入の形で登場している。また、原作第2期及びなかよし版では連載開始時点のアニメ版のデザインに準拠している。(原作第2期は69年版、なかよし版は88年版に準拠)
- カン吉
- 声 - 坪井章子(第1作)、上村典子(第2作)、生駒治美(第3作)
- モコの弟。勝気な姉とは異なり、気が弱い。勉強と読書が苦手でいつも仮病を使っている。いつも姉に怒られている。なかよし版では柄の悪い設定に変更、「なんだよ、クソババア」、「バカアッコ」など周囲の人物への発言や対応も荒々しくなっており、原作第1、2期とは、受ける印象が異なる。その一方でチカ子のことが好きでチカ子(に変身したアッコ)が自宅に来ると聞いた際には錯乱状態になったことがある。
- ガンモ(卯の花ガンモ)
- 声 - 堀絢子(第1作初代)、多岐川まり子(第1作2代目)、つかせのり子(第2作初代)、三田ゆう子(第2作2代目)、竹内順子(第3作)
- カン吉の親友。家は豆腐屋。語尾に「ゲス」「ヤンス」をつけて話す。趣味は落語と三味線。第3作では宇宙飛行士に憧れるという設定があった。
- チカ子
- 声 - 丸山裕子(第1作)、山本圭子(第2、3作)、堀北真希(『これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫』登場時)
- アッコのクラスメイト。アッコと同い年だが、おかっぱ頭と眼鏡と背が低いのがコンプレックス。口が非常に軽く、噂好きでそれが騒動の元になる嫌な女の子。実写映画「これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫」には多数の赤塚キャラクターがCGで登場するが、本作からは彼女が唯一の出演者となる。また、へんな子ちゃんではへんな子ちゃんの友人として登場したり、おそ松くんではチビ太のガールフレンド、シェー教の崩壊ではア太郎とデコッ八にナンパされる役として登場するなど重要な位置にあるゲストキャラであることも少なくない。WEBコミック版では第1話から登場。有料でレア情報を提供する情報屋として暗躍するアッコのクラスメートとして描かれている。
- ギョロとゴマ
- ギョロの声 - 坪井章子(第1作)、小林通孝(第2作)、赤井田良彦(第3作)
- ゴマの声 - 佳川紘子(第1作初代)、堀絢子(第1作2代目)、多岐川まり子(第1作3代目)、つかせのり子(第2作初代)、佐藤智恵(第2作2代目)、高戸靖広(第3作)
- 大将の子分たち。坊主頭で背が低い方がギョロ、ひょろりとしていて背が高い方がゴマ。ギョロは目がギョロギョロしていてすばしっこく、ゴマはお世辞上手でよく大将にゴマをすっている。二人とも大将には頭が上がらなく、いつも失敗しては殴られている。WEBコミック版では大将と同様、アッコのクラスメートで容姿が従来と異なるキャラクターとなっている。
- アッコのパパ(加賀美健一郎)
- 声 - 村越伊知郎(第1作)、銀河万丈(第2作)、山口健(第3作)
- 30歳。職業は、第1作では船長、第2作ではニュースキャスター、第3作ではカメラマン。第2作のみメガネを着用しているが、それ以外は着用していない。第1作と第2作は紳士的な性格だったが第3作ではやや砕けた性格となっている。第3作では時々仕事をサボって妻の恭子に睨まれることもあり、娘と妻には頭が上がらない。アニメオリジナルキャラクターで原作では逆輸入の形でなかよし版に登場。88年のアニメ版同様ニュースキャスターという設定ではあるが、テレビで共演したタレントにアプローチをかけるも相手にされず「今のジャリタレはかわいくないな」と捨てゼリフを吐き、時を同じくして局に入り込んだアイドル(に変身したアッコ)を食事に誘うも、家とは余りにも異なる態度や発言に腹を立てたアッコにナイフを向けられてしまったこともある。また。最新版おそ松くんにも登場、こちらでは比較的常人として描かれており超能力を身につけた本官さんに声をかけテレビに出演させた。ebook版34巻、かわいいおそ松くん 「人間やればできる!」
- アッコのママ(加賀美恭子)
- 声 - 瀬能礼子(第1作)、太田淑子(第2作)、冨永みーな(第3作)
- 29歳。職業は、第1作では専業主婦、第2作ではイラストレーター、第3作では芸術家。パパとは高校生の時に出逢い、第3作(17話)では海岸でゴロツキたちに絡まれているところに出逢った(見掛けによらず、ケンカは意外に強いらしい)。実はアッコ以上のおっちょこちょいで娘はそれを受け継いでいる。
- 佐藤先生
- 声 - 市川治(第1作)、佐藤正治(第2作)、高橋広樹(第3作)
- アッコの担任の先生。35歳。原作・第1作ではハンサムな好青年、第2作では体育会系の筋肉バカ、第3作では落ち着いた顔で犬が苦手になった。第2作終盤で森山先生と結婚した。
- 森山先生
- 声 - 高橋直子(第1作初代)、佳川紘子(第1作2代目)、色川京子(第2作)、永野愛(第3作)
- アッコの学校の女性教師。専門科目は英語で、佐藤先生が休養の時は副担任も務める。25歳。原作・第1作ではお色気美人、第2作では童顔、第3作では普通の顔になった。原作と第1作ではしっかりとしたように描かれているが、第2作と第3作ではおっとりとした性格になっている。
- シッポナ
- 声 - 千々松幸子(第1作初代)、佳川紘子(第1作2代目)、渡辺菜生子(第2作)、永野愛(第3作)
- アッコが飼っている白いメスネコ。実は、アッコより年上。国際航路の船長であるアッコの父・健一郎は、元々このネコを1と呼んでいた。幼いアッコが「シッポナ」と呼んでから、それが両親にも定着した。
- ドラ
- 声 - 村越伊知郎(第1作初代)、市川治(第1作2代目)、佐藤正治(第2作)、高戸靖広(第3作)
- 大将が飼っているトラネコ。茶色体色と黄土色の縞模様が特徴。シッポナに恋している。まだ歩くこともできない大将の弟の少将を運ぶのが仕事。
- 文造
- 声 - 辻村真人(第1作)、松尾銀三(第2、3作)
- 大将の父。赤塚工務店の社長。頑固で男らしい性格だが、跡継ぎの大将には少し甘い。脇役だがアニメ全シリーズに活躍回がある。
- モコ、カン吉の母
- 声 - 沼波輝枝(第1作)、山本圭子(第2、3作)
- アニメではあまり登場しないが、逆に原作では彼女の方が出番は多い。
- 源太郎
- 声 - 田中和実
- アニメ第2作に登場。鏡の国の女王様の命に従い、キーオに仕える年配の執事。料理上手。
- キーオ
- 声 - 中原茂
- アニメ第2作に登場。正体は鏡の国の王子様。母からもらったバンダナを付けている。他の男子と比べかなりの美形。趣味はゲートボール。学校では「姿桐男」と名乗り、普通の小学生を気取る。WEBコミックでは彼を基にした、姿時生が登場している。
- お菊ばあちゃん
- 声 - 麻生美代子
- アニメ第2作に登場。佐藤先生のお母さん。派手な格好をしたファンキーな婆さんだが真っ当な意見の持ち主。
- 変なおじさん
- 声 - 田中和実
- アニメ第2作に登場。話のところどころに現れる謎の男。『おそ松くん』のダヨーンのような顔でアフロと口ひげを生やし、蝶ネクタイにタンクトップを着た中年男性。鏡に顔を映すと「バカ」という文字が見える、いわゆるおバカキャラ。
- 一平
- 声 - 竹内順子
- アニメ第3作に登場。クールで生意気な雄のペンギン。第3作の第2話からアッコの家に居候している。特技はサーフィン。好物はタイヤキ。
- 本官さん
- 原作では『もーれつア太郎』、『天才バカボン』、『おそ松くん』にも登場する目ん玉つながりのおまわりさんだが、アニメでは普通の警官が登場する。いずれも出番は少なめ。
- 鏡の国の女王様
- 声 - 瀬能礼子(第1作初代)、佳川紘子(第1作2代目)、増山江威子(第2作)、堀江美都子(第3作)
- アニメのみに登場。鏡の国に住んでいる。第2作では、キーオという息子がいる。また、第1作では女王ではなく鏡の妖精として登場している。
- 鏡の国のおじさん
- 原作と実写のみに登場。黒いタキシードとサングラスが特徴のおじさん。風貌から言えばお兄さんに近い。
原作
- 原作第1期
1962年(昭和37年)6月号より集英社の少女漫画誌「りぼん」にて、1965年9月号まで連載された。
- 原作第2期
第一作のアニメ化に合わせ、同じく「りぼん」にて、1968年11月号から1969年12月号まで再執筆されたものを指す。 大半が原作第1期のリメイクが多く、新作は第1話、最終回などごく一部の回のみである。そのため、完全版ではオリジナルの物語のみ収録された。ぴっかぴかコミックスはこちらのバージョンを収録している。
- なかよし版
第二作のアニメ化に合わせ、今度は講談社のなかよしに1988年10月号から~1989年9月号まで再執筆されたものを指す。前作から20年以上のブランク故か、絵柄などが大幅に変化しており、アッコの両親、大将、少将、ドラなどのデザインは第二作に準拠。全体的には少女漫画というよりはギャグ漫画に近く、登場人物の言葉遣いが荒いのも特徴である。
- WEBコミック版「ひみつのアッコちゃんμ(ミュー)」
「天才バカヴォン」「おそ松さん」に続く赤塚不二夫生誕80周年記念作品として2016年10月21日よりホーム社が運営するWEBコミックサイト「スピネル」にて配信中。シナリオは井沢ひろし、作画は上北ふたごが担当。「ひみつのアッコちゃん」が現代風リメイク、Webコミックで連載へ - ねとらぼ、2016年10月18日 本作ではアッコとモコ、チカ子は美ヶ丘中学校に通う中学一年生として描かれており、新キャラクターとしてコンパクトの中に棲む妖精・チャミラが登場する。それ以外はアニメ第二作目に準拠。その為、キーオは鏡の国の王子・姿時生として登場している。
- トリビア
ルネ・クレール監督の奥様は魔女 (1942年の映画)から着想を得たとされている。
原作漫画では当初、アッコちゃんの鏡はコンパクトではなく等身大の大きな鏡であるが、それが割れたため小さいサイズの鏡を使うという経緯になっている。単行本に収録された際にコンパクトに書き直された変身する際にはアニメ版のような決まった呪文はなく、「鏡よ、鏡」と呼びかけて変身したいものを逆読みに伝える(例: "マサメヒオになあれ")という設定であった。
原作版の「カン吉とおばけやしき」の巻では、『おそ松くん』の六つ子が海水浴場の客役でゲスト出演、その後、イヤミが医者などの役で出演している。
2009年(平成21年)より、河出書房新社から完全版が全4巻発売されたが、アニメ化にあたって連載再開した1968年(昭和43年)版は,ほとんどが1962年(昭和37年)のオリジナルをアニメ設定に合わせて改訂したものであることから,フジオプロとの協議の結果コンパクトを受け取る経緯が異なる第1話「ふしぎなコンパクト」を含むオリジナルの物語となる4話のみが収録されている。
1981年(昭和56年)には、巨匠ゲストシリーズのリメイク企画として『週刊ヤングマガジン』(1981年2号)にて「ヤング版ひみつのアッコちゃん」を読み切りで掲載。青年誌ということもあって、登場人物たちの思春期を顕著に描いており、アッコの生理を連想させる発言、カン吉の自慰行為、アッコが惚れた男子生徒がマザコンなど、以前の原作とは大きく異なる展開でハッピーエンドとは言えない結末となっている。
単行本
- きんらん社 全4巻
現在確認できる最古の単行本である。アニメ化前に発売されており、連載時に近い状態で収録されている。
- 虫プロ商事 虫コミックス 全3巻
アニメ放送中に刊行されたものであり、第1話に関しては大幅な加筆修正が施されている。基本は第2期の作品を中心に収録しているものの、改稿版が掲載前だった「アッコとモコのボーイフレンド」などはオリジナル版が収録されている。
- 曙出版 全5巻
一番普及したバージョンである。大幅な加筆修正が施されており、これを定本とする見方がある。第2期終了後に刊行されたため、第1期の作品の内、第2期の際に改稿されたものは第2期のものを採用している。第1期の作品も数多く収録されている。
- 大都社 全3巻
先述の曙版を全3巻にまとめたものである。
- 講談社 全2巻
2度目のアニメ化に際してなかよしで連載されていたものを収録。
- アース出版局 全3巻
先述のきんらん社版を復刻したものだが、画質が粗いのが特徴。
- 曙出版 全1巻
3度目のアニメ化を記念して発売された文庫版だが、続刊はされなかった。ちなみに1巻の内容は上述の曙版の1巻と2巻の前半をまとめたものであった。
- 小学館 赤塚不二夫漫画大全集 全8巻
上述の曙版を底本にした5巻に未収録作品を収録した別巻、先述のなかよし版を底本にした2巻が収録されている。
- 小学館 ぴっかぴかコミックス 全3巻
第2期の作品を収録したもので、第2期の第1話が初収録となった。
- 小学館 全1巻
赤塚不二夫名作選として刊行された文庫版。解説は赤塚登茂子。
- 河出書房新社 全4巻
第1期の作品群をオリジナル・バージョンでの収録を売りにしてはいるが、底本にしているのが掲載誌のりぼんなどではなくきんらん社版などアニメ化以前に刊行された単行本を底本にしているものもあり、厳密に言えばオリジナル版ではない。その一方で第2巻の「メリーちゃんそうどう」と「いやみな盆倉をやっつけろ」、第3巻の「ひみつのカン吉くん」といった初単行本化作品もあり、その作品はりぼん発表と同じ形式で掲載、「いやみな~」と「~カン吉くん」には当時の懸賞・読者からの似顔絵・お便り・占い・1964年東京オリンピック情報(「カン吉くん」のみ。当時同オリンピックが開催中)も掲載されている(断り書きや処理はされてない)。後に後述の実写化を記念してカラーページなどを廃した廉価版が発売された。
- ebook japan 全5巻(電子書籍)
前述の河出書房新社版を底本にしているが、河出書房新社版ではきんらん社版を底本にしていたものはオリジナル版に差し替えるなど、オリジナルに近い状態になった。
アニメ版
第1作、第2作、第3作と、時代背景に合わせて、キャラクターの設定が大幅に変更されている。アッコの場合、第1作では山の手育ちで泣き虫でセンチメンタルな部分が強調されていたが、第2作以降はお転婆な性格に変更されている。
また、アッコの両親の職業はアニメ三作ですべて異なり、アッコのパパは、第1作では船長だったため、ほとんど作中に登場しなかったが、第2作ではニュースキャスターに変更されてほぼ毎回登場した。第3作ではカメラマンの設定。ママは第1作では専業主婦、第2作ではイラストレーター、第3作では総合芸術家。関弘美プロデューサーによれば、これらにはこの当時の「子供の目からみた憧れの職業」アッコちゃん復活!、ZAKZAK、1998年4月。(インターネットアーカイブのキャッシュ)という共通点があるという。顔つきや性格なども統一されていないが、シリーズを通しておしどり夫婦なのは共通。
アッコの本名は原作とアニメ三作、全て微妙に異なる。
- 原作 - 鏡厚子
- アニメ第一作 - 加賀美あつ子
- アニメ第二作 - 加賀見アツコ(第36話の表札は「加賀美」)
- アニメ第三作 - 加賀美あつこ
主人公・アッコが変身時と元に戻る時に使う呪文の言葉は第1話の脚本を担当した雪室俊一が考案したアニメやぶにらみ 雪室俊一 第14回 さらば『第1話』 。子どもたちが親しんでくれる呪文について適当な言葉が思いつかなかったため、とりあえず「テクマクマヤコン テクマクマヤコン ○○になれ〜」(テクニカル・マジック・マイ・コンパクトの略)、元に戻る時は「ラミパス ラミパス ルルル……」(スーパーミラーの逆さ読み)としておいたものがそのまま採用された。雪室は後で修正するのだろうと思っていたが、そのまま放送されたのを見て驚いたという。
第1作
{|style="float: right; text-align:center; border-collapse:collapse; border:2px solid black; white-space:nowrap"
|-
|colspan="3" style="background-color:#ffccff; border:1px solid black; white-space:nowrap"|東映魔女っ子シリーズ
|-
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap; background-color:#ffccff"|第1作
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|魔法使いサリー
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|1966年12月
- 1968年12月
|-
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap; background-color:#ffccff"|第2作
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|ひみつのアッコちゃん
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|1969年1月
- 1970年10月
|-
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap; background-color:#ffccff"|第3作
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|魔法のマコちゃん
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|1970年11月
- 1971年9月
|}
1969年1月6日から1970年10月26日まで、全94話がNET系列で月曜 19:00 - 19:30に放送された。『魔法使いサリー』に続く、東映動画製作。東映魔女っ子シリーズの一編で第2作にあたる。最高視聴率は27.8%、平均視聴率で19.8%を記録し、前番組『魔法使いサリー』以上のヒット作となった。
アッコは茶色の髪で、服装は四季を通じて常時白い半袖ブラウスに赤い上着とスカートを着用している。靴下は白いハイソックスである。魔法の呪文「テクマクマヤコン」や、アッコの飼い猫「シッポナ」の名は原作にはなく、脚本の雪室俊一がつけたもの。また、原作では、ダークスーツにサングラス、ソフト帽と、スパイのようないでたちの鏡の国のおじさんが登場するのに対して、本作では女性の鏡の精が登場。これらの設定はその後のアニメのリメイクでも踏襲され、リメイクの際の事実上の原作となっている。
後の2作品と比較して、以下のようにシリアスな展開が多いのが特徴である。
- 主人公であるアッコの性格に合わせたストーリー展開。
- 交通事故・病気およびそれらによる死・貧困など、主に製作時の時代背景に由来する劇中でのゲストキャラクターに纏わる不幸なエピソードが盛り込まれていること。
前作『魔法使いサリー』最終回(1968年12月30日放送)の後で放送された『アッコ』予告編は、箒で空飛ぶサリーがお別れのご挨拶を述べた後、鏡の中の空間へテレポートしたサリーが、「すごくチャーミングでお茶目な女の子、その名はアッコちゃん!」と言いながら、鏡の前のアッコを紹介するという演出だった。この予告編は、ビデオソフト版『サリー』第31巻のラストや、DVD-BOX版『アッコ』シリーズの全巻購入特典DVDに収録されている(いずれも東映ビデオ製)。さらに『決定!これが日本のベスト100』(テレビ朝日)でも、「2大少女、夢の共演」というサブタイトルで放送された。
本作は好評で、その後何度も再放送された。1970年代は圧倒的にテレビ朝日だったが、1980年代は日本テレビとテレビ東京で放送、さらに1990年代はNHK衛星第2の『衛星アニメ劇場』で放送し、番組では『アッコ』の似顔絵を公募していた。しかしあまりの再放送の多さゆえに中期以後のエンディングフィルムが欠落してしまい、第34・35話のエンディングに統一されるようになってしまった。
キャスト(第1作)
- アッコ(加賀美あつ子) - 太田淑子
- モコ(浪花元子) - 白川澄子
- 大将(赤塚大作)、ドラ、校長先生 - 大竹宏
- 少将 - 千々松幸子、平井道子(第56、61話ほか)
- カン吉 - 坪井章子
- ガンモ - 堀絢子→滝万沙子
- チカ子 - 丸山裕子
- ギョロ - 堀絢子
- ゴマ - 菊池紘子→堀絢子
- パパ - 村越伊知郎、矢田耕司(第56、61話ほか)
- ママ - 瀬能礼子
- 佐藤先生 - 市川治
- 森山先生 - 高橋直子→菊池紘子
- ガア坊 - 八代駿
- シッポナ - 千々松幸子→菊地紘子
- 鏡の妖精 - 瀬能礼子→菊地紘子
- 大将の父・モコの父 - 辻村真人
- 大将の母・モコの母 - 沼波輝枝
- ガンモの父 - 二見忠男
- ガンモの母 - 山本圭子
スタッフ(第1作)
- スタッフ
- 企画 - 松本貞光、原徹、横山賢二
- 原作 - 赤塚不二夫
- 音楽 - 小林亜星
- 効果 - 大平紀義
- 選曲 - 宮下滋、賀川晴雄
- キャラクターデザイン - 高橋信也
- オープニング・エンディングアニメーション - 池田宏(演出)、高橋信也(作画)
- 制作 - 東映動画
主題歌(第1作)
オープニングテーマ「ひみつのアッコちゃん」はその後の第2作、第3作でもアレンジ版が採用されている。また、この曲は赤塚不二夫会館が近隣にあるJR東日本青梅線青梅駅の発車メロディにも採用されている。
エンディングテーマ「すきすきソング」は、そのコミカルな曲調から、現在でも日本の高校野球を初め、Jリーグのジェフユナイテッド市原・千葉、カターレ富山、FC岐阜および、JFLのHonda FC、奈良クラブの応援歌としてよく使われている。また、2006年9月から、サントリーの「カロリ。」CMでこの曲をスウィング調にアレンジしたバージョンが断続的に使用されている。なお「すきすきソング」というタイトルは、日本コロムビアから発売されたレコードに収録された時に付けられたタイトルで、朝日ソノラマ版では「アッコちゃんすきすきすき」というタイトルだった。第2作では第1作と同じく水森亜土によるアレンジ版が挿入歌として採用され、劇中で使用されている。1990年代にはシャ乱Qがサビのメロディをそっくり流用したパロディソング『ラーメン大好き小池さんの唄』を出した。
- オープニングテーマ - 「ひみつのアッコちゃん」
- 作詞 - 井上ひさし、山元護久 / 作曲 - 小林亜星 / 歌 - 岡田恭子 (朝日ソノラマ)
- エンディングテーマ - 「すきすきソング」
- 作詞 - 井上ひさし、山元護久 / 作曲 - 小林亜星 / 歌 - 水森亜土 (朝日ソノラマ)
各話リスト(第1作)
話数 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 | 美術 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ふしぎな鏡でルル… | 雪室俊一 | 池田宏 | 高橋信也 | 山崎誠 | 1969年 1月6日 |
2 | レッツゴー健太くん | 浪江志摩 | 白根徳重 | 喜多真佐武 | 1月13日 | |
3 | サーカス団がやってきた | 安藤豊弘 | 高見義雄 | 羽根章悦 | 横井三郎 | 1月20日 |
4 | 男の約束どうしたの | 辻真先 | 新田義方 | 古沢日出夫 | 1月27日 | |
5 | すてきな自転車ランランラン | 鈴樹三千夫 | 山本寛巳 | 我妻宏 | 山崎誠 | 2月3日 |
6 | スリルとショックで大あわて | 雪室俊一 | 明比正行 | 窪詔之 | 遠藤重義 | 2月10日 |
7 | ママすてきッ!! | 安藤豊弘 | 久岡敬史 | 我妻宏 | 2月17日 | |
8 | コンパクトSOS | 雪室俊一 | 田中亮三 | 高橋信也 | 山崎誠 | 2月24日 |
9 | わたしのパパはどこ? | 三木瀬たかし | 池田宏 | 3月3日 | ||
10 | けんか友だち手をつなげ | 鈴樹三千夫 | 田宮武 | 窪詔之 | 遠藤重義 | 3月10日 |
11 | 名探偵ナンバー・ワン | 浪江志摩 | 村山鎮雄 | 小田克也 | 3月17日 | |
12 | 先生!! こっち向いて | 安藤豊弘 | 田中亮三 | 国保誠 | 横井三郎 | 3月24日 |
13 | 別れても笑顔で | 辻真先 | 永樹凡人 | 我妻宏 | 3月31日 | |
14 | コンクール作戦 | 小沢洋 | 岡崎稔 | 小泉謙三 | 山崎誠 | 4月7日 |
15 | そのウソほんと?! | 鈴樹三千夫 | 久岡敬史 | 我妻宏 | 4月14日 | |
16 | ドラがあぶない | 山崎忠昭 | 山本寛巳 | 喜多真佐武 | 遠藤重義 | 4月21日 |
17 | 私は目げき者 | 辻真先 | 白根徳重 | 高橋信也 | 山崎誠 | 4月28日 |
18 | こわーい地下室 | 安藤豊弘 | 田宮武 | 窪詔之 | 5月5日 | |
19 | 嵐にとぶ白鳥 | 鈴樹三千夫 安藤豊弘 | 岡崎稔 | 我妻宏 | 5月12日 | |
20 | 大将の独立運動 | 浪江志摩 | 高見義雄 | 木村圭市郎 | 遠藤重義 | 5月19日 |
21 | わんニャン物語 | 辻真先 | 田中亮三 | 小田克也 | 山崎誠 | 5月26日 |
22 | 野山を走れ子鹿ちゃん | 安藤豊弘 | 山本寛巳 | 岡田敏靖 | 遠藤重義 | 6月2日 |
23 | 落語がすきすき | 山崎忠昭 | 田中亮三 | 山崎誠 | 6月9日 | |
24 | 10000円で大冒険 | 雪室俊一 | 勝間田具治 | 細田暉雄 | 6月16日 | |
25 | 夢呼ぶパパの白い船 | 安藤豊弘 | 久岡敬史 | 我妻宏 | 6月23日 | |
26 | 誕生日ご用心 | 小沢洋 | 白根徳重 | 高橋信也 | 遠藤重義 | 6月30日 |
27 | 友情のネックレス | 荒木芳久 | 田中亮三 | 細田暉雄 | 山崎誠 | 7月7日 |
28 | パパと歌おうセレナーデ | 浪江志摩 | 白根徳重 | 江藤文男 | 7月14日 | |
29 | 出た! とかげ女 | 近藤正 | 久岡敬史 | 我妻宏 | 浦田又治 | 7月28日 |
30 | 泳げ涙のゴールまで | 安藤豊弘 | 岡崎稔 | 山崎誠 | 8月4日 | |
31 | くまとたぬきとハイキング | 小沢洋 | 高見義雄 | 岡田敏靖 | 8月11日 | |
32 | こころとこころに歌がある | 鈴樹三千夫 | 田中亮三 | 江藤文男 | 浦田又治 | 8月18日 |
33 | くたばれ女の子 | 雪室俊一 | 山本寛巳 | 山崎誠 | 8月25日 | |
34 | あしたの花園 | 安藤豊弘 | 勝間田具治 | 森利夫 | 横井三郎 | 9月1日 |
35 | 天才赤ちゃんこんにちは | 辻真先 | 岡崎稔 | 我妻宏 | 山崎誠 | 9月8日 |
36 | 歌よ涙を吹きとばせ | 近藤正 | 久岡敬史 | 森利夫 | 9月15日 | |
37 | れいてんの神様 | 雪室俊一 | 山本寛巳 | 我妻宏 | 9月22日 | |
38 | 白いラケットに誓おう | 荒木芳久 | 古沢日出夫 | 江藤文男 | 浦田又治 | 9月29日 |
39 | バンザイ! ペット君 | 鈴樹三千夫 | 山本寛巳 | 森利夫 | 山崎誠 | 10月6日 |
40 | 鏡の国みーつけた | 安藤豊弘 | 高見義雄 | 浦田又治 | 10月13日 | |
41 | あたしはどうして? | 雪室俊一 | 矢吹公郎 | 我妻宏 | 山崎誠 | 10月20日 |
42 | 白いお船で来た少女 | 安藤豊弘 | 古沢日出夫 | 江藤文男 | 10月27日 | |
43 | お月さまのドリームランド | 荒木芳久 | 田中亮三 | 11月3日 | ||
44 | 夕日にとどけ天使の願い | 鈴樹三千夫 | 久岡敬史 | 奥山玲子 | 穂積勝義 | 11月10日 |
45 | にくまれオウムがとんできた | 雪室俊一 | 高見義雄 | 菊池貞雄 | 山崎誠 | 11月17日 |
46 | 南の島に愛の祈り | 荒木芳久 | 岡崎稔 | 我妻宏 | 穂積勝義 | 11月24日 |
47 | アイヌの少女の物語 | 安藤豊弘 | 池田宏 | 江藤文男 | 山崎誠 | 12月1日 |
48 | 宝の島で大騒動 | 荒木芳久 | 岡崎稔 | 我妻宏 | 12月8日 | |
49 | お山の大将君と僕 | 近藤正 | 池田宏 | 江藤文男 | 12月15日 | |
50 | クリスマスプレゼントなーに!? | 安藤豊弘 | 高見義雄 | 高橋信也 | 12月22日 | |
51 | 暮の裏町雪が降る | 辻真先 | 久岡敬史 | 12月29日 | ||
52 | 春を呼ぶ夢なんの夢 | 雪室俊一 | 明比正行 | 岡田敏靖 | 穂積勝義 | 1970年 1月5日 |
53 | マラソン大会忍者が走る | 近藤正 | 古沢日出夫 | 江藤文男 | 山崎誠 | 1月12日 |
54 | 海へ流そう悲しい涙 | 安藤豊弘 | 明比正行 | 岡田敏靖 | 1月19日 | |
55 | パパもママもだいきらい | 浪江志摩 | 村山鎮雄 | 細田暉雄 | 穂積勝義 | 1月26日 |
56 | 怒をこめて鬼はそと! | 近藤正 | 古沢日出夫 | 江藤文男 | 辻忠直 | 2月2日 |
57 | 五年一組ベコのクラス | 雪室俊一 | 山本寛巳 | 菊池貞雄 | 山崎誠 | 2月9日 |
58 | 母人形の笑顔のように | 荒木芳久 | 古沢日出夫 | 江藤文男 | 穂積勝義 | 2月16日 |
59 | ゆきんこ | 浪江志摩 | 池田宏 | 細田暉雄 | 山崎誠 | 2月23日 |
60 | とびだしたおひな様 | 鈴樹三千夫 | 村山鎮雄 | 岡田敏靖 | 横井三郎 | 3月2日 |
61 | ひとりぼっちの女王さま | 近藤正 | 奥山玲子 | 山崎誠 | 3月9日 | |
62 | ワンコとニャンコのマイホーム | 荒木芳久 | 山本寛巳 | 我妻宏 | 3月16日 | |
63 | A子はだあれ? | 雪室俊一 | 高見義雄 | 高橋信也 | 辻忠直 | 3月23日 |
64 | 歓迎! 金の卵さま! | 加藤文治 | 池田宏 | 横井三郎 | 3月30日 | |
65 | ダイヤル0はひとりぼっち | 雪室俊一 | 山本寛巳 | 我妻宏 | 沼井一 | 4月6日 |
66 | 笑顔で送ろうパパの船 | 近藤正 | 明比正行 | 羽根章悦 | 4月13日 | |
67 | ポンコツ公園の対決 | 荒木芳久 | 古沢日出夫 | 江藤文男 | 横井三郎 | 4月20日 |
68 | ウソップ物語 | 辻真先 | 高見義雄 | 細田暉雄 | 4月27日 | |
69 | 青空いっぱい鯉のぼり | 安藤豊弘 | 久岡敬史 | 江藤文男 | 辻忠直 | 5月4日 |
70 | 霧の中のできごと | 近藤正 | 沼井一 | 5月11日 | ||
71 | 走れ馬っ子 | 荒木芳久 | 古沢日出夫 | 横井三郎 | 5月18日 | |
72 | リーダーはあなたよ! | 近藤正 | 山本寛巳 | 我妻宏 | 5月25日 | |
73 | ばくだん小公子 | 荒木芳久 | 明比正行 | 羽根章悦 | 遠藤重義 | 6月1日 |
74 | 疑ってごめんね | 山本和子 | 村山鎮雄 | 岡田敏靖 | 辻忠直 | 6月8日 |
75 | 海がまぶしい | 近藤正 | 6月15日 | |||
76 | あの微笑みをもう一度 | 葛西治 | 江藤文男 | 6月22日 | ||
77 | 涙の回転レシーブ | 浪江志摩 | 山本寛巳 | 遠藤重義 | 6月29日 | |
78 | 歩くのよ! 自分の足で | 加藤文治 | 高見義雄 | 高橋信也 | 7月6日 | |
79 | 負けてたまるか! ワンワンくん | 辻忠直 | 7月13日 | |||
80 | むかしむかし話 | 山本和子 | 明比正行 | 羽根章悦 | 沼井一 | 7月20日 |
81 | おばあちゃんがんばって | 近藤正 | 古沢日出夫 | 江藤文男 | 遠藤重義 | 7月27日 |
82 | 泣くな父ちゃん僕はやる | 浪江志摩 | 久岡敬史 | 我妻宏 | 辻忠直 | 8月3日 |
83 | 都会っ子田舎っ子 | 荒木芳久 | 葛西治 | 羽根章悦 | 遠藤重義 | 8月10日 |
84 | 思いきり泣きたい | 近藤正 | 山本寛巳 | 江藤文男 | 8月17日 | |
85 | 夢みる白鳥 | 高見義雄 | 岡田敏靖 | 8月24日 | ||
86 | 明日を呼ぶ海 | 安藤豊弘 | 明比正行 | 高橋信也 | 辻忠直 | 8月31日 |
87 | 動物ざんこく物語 | 加藤文治 | 久岡敬史 | 江藤文男 | 9月7日 | |
88 | お姉さん思い出すのよ! | 近藤正 | 菊池城二 | 沼井一 | 9月14日 | |
89 | 学校一の人気者 | 浪江志摩 | 葛西治 | 落合正宗 | 9月21日 | |
90 | この指にとーまれ | 鈴樹三千夫 | 山本寛巳 | 9月28日 | ||
91 | 紙芝居おじさん | 荒木芳久 | 永樹凡人 | 10月5日 | ||
92 | 逃げ出した赤ん坊 | 加藤文治 | 葛西治 | 菊池城二 | 10月12日 | |
93 | 親バカ、子バカの人助け!! | 浪江志摩 | 勝田稔男 | 木暮輝夫 | 10月19日 | |
94 | さようなら私のコンパクト | 近藤正 | 岡崎稔 | 永樹凡人 | 10月26日 |
- ※1969年7月21日はアポロ11号の月面着陸中継のため休止。
放送局(第1作)
- NETテレビ(現・テレビ朝日)
- 北海道テレビ
- 青森放送(日曜9時の放送
)
- 岩手放送→テレビ岩手
- 秋田放送(日曜9時の放送
)
- 山形放送
- 東北放送→ミヤギテレビ
- 福島テレビ→福島中央テレビ
- 山梨放送
- 新潟総合テレビ
- 信越放送
- 静岡放送
- 北日本放送
- 北陸放送
- 福井放送
- 名古屋放送
- 毎日放送(当時準キー局だった)再放送は1975年に毎日放送とのネットチェンジでNET系となった朝日放送(本放送当時はTBS系)でも実施した。
- 山陰放送
- テレビ岡山 & 瀬戸内海放送OHK・KSBともに、1969年4月の開局と同時に本作のネットを開始した。
- 中国放送再放送は、本放送終了後の1970年にNET系で開局した広島ホームテレビでも実施した。
- 山口放送
- 四国放送
- 南海放送
- 高知放送
- 九州朝日放送
- 長崎放送
- 熊本放送
- テレビ大分
- 宮崎放送→テレビ宮崎
- 南日本放送→鹿児島テレビ
- 沖縄テレビ
視聴率(第1作)
いずれもビデオリサーチ調べ・関東地区。
- 平均視聴率:19.8%
- 最高視聴率:27.6%
劇場版(第1作)
アニメ第1作は5回公開されており、これは『狼少年ケン』の延べ9回(限定公開を含む)に次ぐ記録にして、『東映まんがまつり』で最多記録である。『〜涙の回転レシーブ』の公開の同時期、『東宝チャンピオンまつり』の1本として、『アタックNo.1 涙の回転レシーブ』(ブローアップ総集編)なる作品が公開されるため、どちらが初出かと東映と東宝で一悶着したことがあった。結果は、『ひみつのアッコちゃん』の方が先であること、『アタックNo.1』の方には該当するTVサブタイトルがないことから、軍配は『ひみつのアッコちゃん』に上げられた。1作目と2作目が2011年5月21日発売の「赤塚不二夫DVD コレクション」に収録された。また2012年8月10日発売のDVD「復刻! 東映まんがまつり 1969春」に1作目、同年9月21日発売のDVD「復刻! 東映まんがまつり 1970夏」に4作目が、それぞれ収録された。
- ひみつのアッコちゃん(1969年3月18日公開)
- 第3話のブローアップ版。
- 同時上映は『長靴をはいた猫』・『怪物くん』(アニメ第1作)・『チャコとケンちゃん』(第1作)・『ひとりぼっち』の計4本。
- ひみつのアッコちゃん(1969年7月20日公開)
- 第9話のブローアップ版。
- 同時上映は『空飛ぶゆうれい船』・『もーれつア太郎』(第1作)・『飛び出す冒険映画 赤影』の計3本。
- ひみつのアッコちゃん ばんざいペットくん(1970年3月17日公開)
- 第39話のブローアップ版。
- 同時上映は『ちびっ子レミと名犬カピ』・『タイガーマスク』・『チュウチュウバンバン』の計3本。
- ひみつのアッコちゃん 涙の回転レシーブ(1970年7月19日公開)
- 第77話のブローアップ版。
- 同時上映は『海底3万マイル』・『タイガーマスク ふく面リーグ戦』・『もーれつア太郎 ニャロメの子守唄』・『柔道一直線』の計4本。
- ひみつのアッコちゃん(1973年3月17日公開)
- 第34話のブローアップ版。
- 同時上映は『パンダの大冒険』・『飛び出す人造人間キカイダー』・『マジンガーZ』・『バビル2世』(第1作)・『仮面ライダーV3』の計5本。なおこの時期のNET月曜19:00は『バビル2世』が放送されているため、『魔女っ子』は中断中だったが、「まんがまつり」では『魔女っ子』は継続されていた。
第2作
1988年10月9日から1989年12月24日にわたり全61話がフジテレビ系列で日曜 18:00 - 18:30に放送された。東映動画制作。
当時の講談社は、小学館がフィーチャーしていた藤子不二雄に対抗し、赤塚不二夫をイメージリーダーとして打ち出そうとする戦略があり『KAWADE夢ムック 赤塚不二夫』(河出書房新社・ISBN 978-4-309-97714-0)、228頁。、この戦略にフジテレビと読売広告社が参加した。3社が提携した赤塚原作のアニメ第1弾『おそ松くん』に次ぐ2弾だった。
東映動画の関弘美は『魔法使いサリー』のファンであり、『サリー』の後番組である旧作の『アッコちゃん』が気に入らなかった。そこで横山賢二に相談したところ「昔の『アッコちゃん』の嫌だったところは変えてしまっていい」と言われた。
そこで彼女は旧作のアッコちゃんは優等生でメソメソしたところが気に入らなかったので、ドジな明るい子に変更した魔女っ子大全集〈東映動画篇〉。
芝田浩樹によると本作は旧作と同じくシリアスなドラマ性のあるものにする予定だったそうである。しかしフジテレビと読売広告社が明るい作風を要求。最終的には両者を折衷した作品になった。
さらに当時の現代的要素が取り入れられ、コメディーを得意とする脚本家浦沢義雄の参加を得て、ギャグ色が強いものとなった。アッコのパパは企画段階ではパイロットだったのが、ニュースキャスターに変更。これは当時『ニュースステーション』やTBSのドラマ『パパはニュースキャスター』などにより、ニュースキャスターが人気の職業になっていたためで、毎回次回予告も、アッコがニュースキャスターに扮して次回のストーリーを読み上げるという形をとった。アッコのママは童話作家という設定で、第1作のアッコと同じ声優の太田淑子が演じた。なお、当初は太田がそのままアッコ役を演じる予定だったが、堀江に主題歌と主役の声の二役をさせたいという意向が働き、アッコの声を堀江が担当することになった。
1作目には存在しなかった、鏡の精の少年「キーオ」というキャラが転校生という設定で登場し、キザなふるまいからアッコや仲間たちとしばしば衝突する。また、時折茶々を入れる形で、赤塚不二夫がデザインを描き下ろした「変なおじさん」が登場する。
1988年10月下旬、タカラ(現・タカラトミー)が、アッコが劇中で使うコンパクトを玩具にした「テクマクマヤコン・コンパクト」を発売し、大ヒットした。1989年1月上旬までに20万個を出荷した「ポケット・『テクマクマヤコン・コンパクト』が大ヒット」『朝日新聞』1989年1月15日付朝刊、23面。。この商品は発売直後から爆発的な売れ行きを見せ、店頭に並べられた直後に即売切れという状態が続いた。そのため、テレビコマーシャルの放送がしばらくの間、見送られている。1989年10月には2代目のコンパクトが使われ、その玩具が売り出された2か月後に打ち切られている。初代のコンパクトは丸型で、2代目のコンパクトは角型である。累計では、初代コンパクトの玩具は150万個、2代目コンパクトの玩具は80万個を売り上げた田埜哲文『ひみつのアッコちゃんのコンパクトはなぜ…』徳間書店、1993年、21頁。ISBN 4-19-555133-1。
アッコの服装は、白いブラウスの上に赤い上着、および黄色いスカートを着用している。髪は紫色である。室内と外出時を問わず裸足で、裸足のままピンクのスニーカーと上履きを履く姿は男の子に負けない元気の良さをアピールしていた。
本作は視聴率上でもマーチャンダイジング上でも成功を収めた。この影響で同じフジテレビ、読売広告社が手がける『東映不思議コメディーシリーズ』も魔法少女路線に変更することになった。
ガンモとゴマの二役を演じていたつかせのりこが直腸癌を患い入院を余儀なくされたため途中降板した(その後、放送期間中の1989年5月15日に逝去)。これにより、ガンモ役は三田ゆう子が、ゴマ役は佐藤智恵が途中で引き継いだ。
キャスト(第2作)
- アッコ - 堀江美都子
- モコ - 杉山佳寿子
- 大将 - 塩屋翼
- 少将 - 三輪勝恵
- カン吉・大将の母- 上村典子
- ガンモ - つかせのりこ→三田ゆう子
- チカ子・モコの母 - 山本圭子
- ギョロ・教頭先生- 小林通孝
- ゴマ - つかせのりこ→佐藤智恵
- パパ - 銀河万丈
- ママ - 太田淑子
- 佐藤先生・ドラ - 佐藤正治
- 森山先生 - 色川京子
- シッポナ - 渡辺菜生子
- 鏡の女王 - 増山江威子
- キーオ - 中原茂
- 文造・大将の父 - 松尾銀三
- 源太郎・校長先生・変なおじさん - 田中和実
- お菊 - 麻生美代子
- ガンモの父 - 掛川裕彦
- ガンモの母 - 八百坂万紀
- モコの父 - 平野正人
- その他 - 屋良有作、広中雅志、丸尾知子、戸谷公次、山野さと子、沢木郁也、矢田耕司、江森浩子、多岐川まり子、金丸日向子、山口奈々、本多知恵子、川浪葉子、坂本千夏、頓宮恭子、草尾毅、田中康郎、阿部道子、難波圭一、宮内幸平、堀川亮、鈴木沙織、田中亮一、塩屋浩三、富沢美智恵、柳沢三千代、冬馬由美、片岡富枝、荘真由美、八奈見乗児、鈴木れい子、山本百合子、遠藤晴、島田敏、村國守平、金丸淳一、深雪さなえ、小口久仁子、岸野幸正、小野坂昌也、堀之紀、里内信夫、長嶺結花、佐藤浩之、原えりこ、長畑由美、藤原由香里、高木優佳、神山雅美、塩沢兼人、高木早苗、久川綾、浦和めぐみ、摩味、大森章督、萩森侚子、高戸靖広、柏倉つとむ、川村万梨阿、青羽美代子
スタッフ(第2作)
- 主要スタッフ
- 企画 - 原岡健一郎、清水賢治(フジテレビ)、嶋村一夫、木村京太郎(読売広告社)
- 原作 - 赤塚不二夫
- 音楽 - 本間勇輔
- 製作担当 - 佐伯雅久
- キャラクターデザイン - 兼森義則
- 美術デザイン - 坂本信人
- 美術 - 坂本信人、吉田智子、田中資幸、中山恭子、小林勝寿、坂野文世、萩原正己
- シリーズディレクター - 芝田浩樹
- プロデューサー - 横山賢二、関弘美(東映動画)
- 撮影 - 沖野雅英
- 編集 - 清水慎治→西山茂
- 録音 - 蔵本貞司
- 効果 - 今野康之
- 選曲 - 田中英行
- 記録 - 雄谷将仁
- 美術進行 - 御園博
- 広報 - 重岡由美子(フジテレビ)
- 現像 - 東映化学
- 制作 - フジテレビ、読売広告社、東映動画
主題歌(第2作)
オープニングアニメーションはキャラクターデザインの兼森義則が作画監督を務め、原画をマッドハウスが担当。そのほとんどは新川信正の手によるもので、手伝いとして竹井正樹が参加した。演出は芝田浩樹。有名な洋画のパロディーを集めたエンディングアニメーションもほぼ同じスタッフだが、DVD-BOXのブックレットにて兼森が「エンディングはチェックのみ」と語っている。芝田によると『E.T』のパロディーシーンがマッドハウスの高い技術力のため、そっくりになってしまい著作権に触れる危険があったので、慌てて変更してもらったという。
- オープニングテーマ - 「ひみつのアッコちゃん」
- 作詞 - 井上ひさし、山元護久 / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 青木望 / 歌 - 堀江美都子 (日本コロムビア )
- エンディングテーマ - 「DON'T YOU…?」
- 作詞 - 岡田ふみ子 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 青木望 / 歌 - 堀江美都子、タイム・ファイブ (日本コロムビア)
各話リスト(第2作)
話数 | サブタイトル | 脚本 | (絵コンテ) 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 鏡の国のプレゼント!? | 星山博之 | 芝田浩樹 | 松本朋之 | 1988年 10月9日 |
2 | 混戦データでドキッ! | 武上純希 | 久岡敬史 | 羽山淳一 | 10月16日 |
3 | コンパクトを返して! | 山崎晴哉 | 梅澤淳稔 | 山崎展義 | 10月23日 |
4 | シッポナ誘かい事件!? | 大橋志吉 | 山田徹 | 菊池城二 | 10月30日 |
5 | ヘッ!? 初恋は大ナマズ | 浦沢義雄 | 川田武範 | 増田信博 | 11月6日 |
6 | 佐藤先生の婚約者!? | 山崎晴哉 | 山吉康夫 | 梨澤孝司 | 11月13日 |
7 | 赤ちゃんで大さわぎ!! | 大橋志吉 | 芝田浩樹 | 松本朋之 | 11月20日 |
8 | 潜入! エリート幼稚園 | 武上純希 | 久岡敬史 | 羽山淳一 | 11月27日 |
9 | ドラの悩みごと? | 浦沢義雄 | 梅澤淳稔 | 山崎展義 | 12月4日 |
10 | 恐怖のスキーレース | 山崎晴哉 | 山田徹 | 菊池城二 | 12月11日 |
11 | サンタさんの贈りもの | 大橋志吉 | 川田武範 | 増田信博 | 12月18日 |
12 | タコ焼き大好き宇宙人!? | 浦沢義雄 | 山吉康夫 | 梨澤孝司 | 12月25日 |
13 | ガンモの落語名人劇場 | 山崎晴哉 | (芝田浩樹) 有迫俊彦 | 松本朋之 | 1989年 1月15日 |
14 | 転校生はアブナイやつ | 星山博之 | 久岡敬史 | 羽山淳一 | 1月22日 |
15 | 勝負! 雪ダルマ合戦 | 大橋志吉 | 梅澤淳稔 | 山崎展義 | 1月29日 |
16 | 走れ! 名馬ハヤテ | 山崎晴哉 | 山田徹 | 堀川留子 | 2月5日 |
17 | 噂のあのコは白魔術 | 武上純希 | 川田武範 | 増田信博 | 2月12日 |
18 | 季節はずれの蝶々 | 浦沢義雄 | 山吉康夫 | 梨澤孝司 | 2月19日 |
19 | コンパクトが使えない | 星山博之 | 芝田浩樹 | 松本朋之 | 2月26日 |
20 | 狼はひとりぼっち | 大橋志吉 | 久岡敬史 | 須田正己 | 3月5日 |
21 | 憧れのスチュワーデス | 山崎晴哉 | 梅澤淳稔 | 羽山淳一 | 3月12日 |
22 | 父ちゃんのお花見物語 | 浦沢義雄 | 山田徹 | 山崎展義 | 3月19日 |
23 | アイドルって大変! | 大橋志吉 | 川田武範 | 堀川留子 | 3月26日 |
24 | フォアグラ将軍の反乱 | 武上純希 | 山吉康夫 | 増田信博 | 4月2日 |
25 | お見合いはお上品に | 大橋志吉 | 久岡敬史 | 梨澤孝司 | 4月9日 |
26 | カン吉と青い目の少女 | 山崎晴哉 | 梅澤淳稔 | 松本朋之 | 4月16日 |
27 | 幽霊屋敷のタヌキ騒動 | 浦沢義雄 | 芝田浩樹 | 須田正己 | 4月23日 |
28 | 悪役女子レスラーの恋 | 大橋志吉 | 山田徹 | 羽山淳一 | 4月30日 |
29 | 鏡の中に消えたキーオ | 星山博之 | 川田武範 | 山崎展義 | 5月7日 |
30 | ハッケヨイのこった! | 山崎晴哉 | 山吉康夫 | 堀川留子 | 5月14日 |
31 | 花嫁さんはホラー好き | 武上純希 | 久岡敬史 | 増田信博 | 5月21日 |
32 | モコと夢見る王子さま | 浦沢義雄 | 梅澤淳稔 | 松本朋之 | 5月28日 |
33 | ガンバレひよこちゃん | 大橋志吉 | 芝田浩樹 | 梨澤孝司 | 6月4日 |
34 | アッコのアフリカ物語 | 星山博之 | 山田徹 | 山崎展義 | 6月11日 |
35 | 父と娘の仁義なき戦い | 大橋志吉 | 川田武範 | 羽山淳一 | 6月18日 |
36 | エンマ大王の大将征伐 | 浦沢義雄 | 山吉康夫 | 斉藤一彦 | 6月25日 |
37 | グルメラーメン繁盛記 | 山崎晴哉 | 久岡敬史 | 松本朋之 | 7月2日 |
38 | 夢見るバレリーナ! | 武上純希 | 梅澤淳稔 | 増田信博 | 7月9日 |
39 | カエルの子はカエル | 大橋志吉 | 芝田浩樹 | 梨澤孝司 | 7月23日 |
40 | 花のお江戸の捕物帳 | 浦沢義雄 | 山田徹 | 山崎展義 | 7月30日 |
41 | 真夏の夜のホタル | 大橋志吉 | 川田武範 | 羽山淳一 | 8月6日 |
42 | 素敵な兄貴が欲しい! | 武上純希 | 山吉康夫 | 山口聴 | 8月13日 |
43 | アリとキリギリス | 山崎晴哉 | 梅澤淳稔 | 松本朋之 | 8月20日 |
44 | アッコたちの漂流記 | 星山博之 | 芝田浩樹 | 増田信博 | 8月27日 |
45 | 水の中のオバタリアン | 大橋志吉 | 久岡敬史 | 梨澤孝司 | 9月3日 |
46 | 愛のわんこそばツアー | 山崎晴哉 | 山田徹 | 山崎展義 | 9月10日 |
47 | 月夜に泣くかぐや姫 | 武上純希 | 川田武範 | 松本朋之 | 9月17日 |
48 | パパとママの青春物語 | 浦沢義雄 | 山吉康夫 | 小幡公春 | 9月24日 |
49 | 階段の怪談で大ピンチ | 大橋志吉 | 梅澤淳稔 | 今川よしみ | 10月1日 |
50 | アッコは名ピッチャー | 星山博之 | 芝田浩樹 | 増田信博 | 10月8日 |
51 | エッ! 最後の変身? | 武上純希 | 山田徹 | 梨澤孝司 | 10月15日 |
52 | ワン・ニャン物語 | 山崎晴哉 | 久岡敬史 | 松本朋之 | 10月22日 |
53 | 牧場の少女の願いごと | 浦沢義雄 | 川田武範 | 山崎展義 | 10月29日 |
54 | 大将のスキスキ大作戦 | 栗原浩一 | 山吉康夫 | 今川よしみ | 11月5日 |
55 | 大マジックのマドンナ | 大橋志吉 | 梅澤淳稔 | 増田信博 | 11月12日 |
56 | ママのテニス教室 | 武上純希 | 芝田浩樹 | 近藤優次 | 11月19日 |
57 | T.Vゲーム少年を救え! | 大橋志吉 | 山田徹 | 小幡公春 | 11月26日 |
58 | アッコは美人OL!? | 星山博之 | 久岡敬史 | 山崎展義 | 12月3日 |
59 | 森山先生、お幸せに! | 山崎晴哉 | 川田武範 | 堀川留子 | 12月10日 |
60 | キーオのいなくなる日 | 大橋志吉 | 山吉康夫 | 梨澤孝司 | 12月17日 |
61 | 私の心のコンパクト | 星山博之 | 芝田浩樹 | 12月24日 |
- ※第13話は1989年1月8日に放送予定だったが、昭和天皇崩御のニュースのため翌週に繰り下げとなった。
- ※1989年7月16日は『[[FNSの日|FNSスーパースペシャル 1