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ひみつ戦隊モモイダー/藤沢とおる

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著者: 藤沢とおる
巻数: 1巻

藤沢とおるの新刊
ひみつ戦隊モモイダーの新刊

最新刊『ひみつ戦隊モモイダー


ひみつ戦隊モモイダー』は、2003年6月~2006年まで7回、週刊ヤングジャンプで連載されていた藤沢とおるの漫画作品。漫革Vol.53より不定期連載として連載を再開した。

概要

ひみつ戦隊の一員である、さくらももの日常を描き、戦隊物の矛盾をつっこむアンチテーゼも含まれている。ヤングジャンプ掲載時はギャグマンガであったが、作者本人の意向により、休載。漫革では、村上を中心にしたアクション漫画に変更され、ギャグ要素も減った。作者によれば、この作品はほとんど趣味で描いた作品なのだという。

ストーリー

(ヤングジャンプ分)

ラー将軍率いる世界征服を企む悪の組織「KKK」は、日本に侵略を開始。KKKが送り込んだ怪人は警察や自衛隊による物理攻撃をものともせず、東京を破壊し被害を拡大させていった。そこで政府は防衛省直属の特殊機関、通称M5を設立。圧倒的な力でKKKの送り込んだ怪人と互角に戦うもKKKが送り込む怪人はとても弱かった。
そして、KKKによる犯罪が今日も発生。ひみつ戦隊の一員さくらももは現場に向かおうとするが、向かった頃には、4人で事件が解決し、本人は歩道走行等により、現場に向かえず。向かったら向かったでりんごとの合体技を開発するも両足を捻り、現場から病院に直行するなど、戦隊の足を引っ張る一方。あげく、予算難から官僚のお水の接待に回される。

(漫革分)

防衛省のエリート村上護は、実家が小料理屋であり、料理が得意であることから、秘密組織「ひみつ戦隊モモイダー」それぞれ1人暮らしから5人の共同生活に設定変更されている。の家政婦に任命される。国の役に立てない村上は絶望するが、モモイダーとKKKの予想を超える激闘に、驚き圧倒される。 しかし、最終話で、戦隊ヒーローらしい活躍もできずにお水の接待を続けることに不満を持ったももが、自らの願望のもとで描いた漫画中の物語であったことが明かされる。

登場人物

主要キャラクター

さくらもも(モモイダーピンク)
ヤングジャンプ時代の主人公。初めは戦隊の足を引っ張ってばかりいた。ハゲを見ると叩きたくなる習性を持つ。跳躍を生かした攻撃が得意。愛車に名前をつける癖がある。美容や健康を気にしているようだ。
村上護
漫革時代の主人公。防衛大学校を首席で卒業したエリート新人隊員。階級は二等陸曹。

モモイダー

赤羽りんご(モモイダーレッド)
ももと仲良く、合体技を一緒に作ろうと提案する。チームの中ではパワーがあり、対怪人の立役者。
緑川らいむ(モモイダーグリーン)
特殊攻撃が得意。一人称は「らいむ」。
黒木あけび(モモイダーブラック)
戦隊のリーダー。愛想笑いができる。彼女個人でも怪人を倒せるほどの戦闘力がある。
黄巻ゆず(モモイダーイエロー)
コギャル風。オヤジが得意。スピードを生かした攻撃が得意。正確な年齢は不明だが、ももより年下。
邪宗門大介
通称「団長」「ニセ大門」。モモイダーの隊長。

KKK

ラー将軍
KKKの幹部。現代の科学力を超越したオーバーテクノロジー技術を使える人物。

用語解説

書籍情報

関連項目

  • 特撮

脚注