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ぼくのマリー/竹内桜

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著者: 竹内桜
巻数: 10巻

竹内桜の新刊
ぼくのマリーの新刊

最新刊『ぼくのマリー v.10



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

otona_manga_bot No.86 (タイ)「週刊ヤングジャンプ」で連載された漫画「ぼくのマリー」の主人公の少女は○○マリ?⇒かりがり(雁狩)
wyoungjump ぼくのマリー(竹内桜、協力:三陽五郎)1994年5・6合併号 - 1997年13号 amazonで検索☞ http://t.co/cuFW9z87lU #sougofollow #相互フォロー #ヤングジャンプ
Maid_Clothes ぼくのマリー、エルフェンリート、ジョジョ(例外)、東京赤ずきん、GS美神、D-LIVE、まもって守護月天(無印)・・・手持ちの漫画で好きなの(思い出が強いって意味で)はこうなるかなぁ。完結してないのを判断するのは難しいから外したけど。 #manga

ぼくのマリーは竹内桜原作、協力・三陽五郎の漫画作品。1994年から1997年まで週刊ヤングジャンプで連載。単行本全10巻で完結。ラジオドラマ化され、OVAとしても全3話で製作された。

概要

  • 増刊ヤングジャンプ1987年ザ・グレート青春号掲載にて短編として発表(短編集収録)、後の連載化にあたっては新たに導入部から描かれている。
  • 連載当初は青年誌にありがちなラブコメストーリーであったが、作品の中盤から終盤にかけてはひろしと真理との間の男女としてのすれ違い、また人間ではない、ガイノイドとしてのマリの苦悩なども描かれており、それが大きな魅力となっている。
  • 竹内にとっての初の週刊連載作にして出世作、かつ代表作。現在でも根強い人気がある。ただし、初の週刊連載だった故か、連載中に2回も原稿を落とすという失態も演じている。
  • 主人公マリとひろしの名字の「雁狩」は、オカルト・サイコ趣味を主題にした映画・『カリガリ博士』に影響されたものと思われる。また、ひろしの妹として制作されたマリの名の由来は、映画『メトロポリス』に登場する人造美女・マリアなどに代表される「造られた女性」のイメージから来たものであると、ラジオ特番で作者が語っている。
  • タイトルはザ・タイガースの「僕のマリー」に由来するが、内容は特に関係ない。

あらすじ

大学生の雁狩(かりがり)ひろしは、あこがれの人「真理」さんに話し掛けることもできない。そこでみずからの技術を駆使して、姿形が彼女に瓜二つのガイノイド「雁狩マリ」を製作してしまった。雁狩マリが生まれたことにより、新しい繋がりが生まれていく。

主な登場人物

雁狩マリ
主人公。ひろしの手により生み出されたガイノイド。見た目は真理とそっくりに作られている。性格は「素直で従順な日本女性」をプログラムされていたはずなのだが、なぜかかなりのお転婆さん。世間には「ひろしの妹」という事で通っている。
雁狩ひろし
同じ大学に通う真理にあこがれる大学生。オクテで話しかけることが出来ないために、その人間離れした技術力により自らの手で彼女そっくりのガイノイドを作り上げてしまう。真理に話しかけるときは、不必要に丁寧な敬語を使う。病的に潔癖な性格であり、他人にもそれを求めるのが悪癖と言える。
真理
ひろしの通う大学におけるみんなの憧れのアイドル。キレイで頭がいい上におしとやかな性格と、非の打ち所のない女性。初めは自分と瓜二つのマリに戸惑うが、すぐに打ち解けるようになる。
雁狩リサ
ひろしの姉。ひろしに匹敵する優秀なエンジニアであり、破天荒な性格。海外を拠点に様々な研究開発を行っている。
ユリ
(自称)ひろしの妹。突然現れ、雁狩邸に居候する。マリに強い対抗意識を持つが、その正体は…?
剣王(けんのう)ひびき
美人局やケンカの助っ人で小金を稼ぐ不良少女。根は心優しい性格であり、質素な暮らしをしている。とあるきっかけでひろし・マリの兄妹と関わり、その秘密を知ってしまう。物語後半の特別編では、ある職業の見習いとして活躍する。
森尾イチロー
真理の従弟。髪や服装のセンスに優れ、スポーツにも才能を発揮する好青年。マリが好意を寄せるが、本人は自らの性癖から周囲の人々との間に壁を作っている。年長の蟹江を理解者として慕っている。
三石衛(まもる)
大きな温泉旅館の跡取り息子。真理の家庭教師をしていた頃、彼女と付き合っていた。真理・ひろし・マリを実家の旅館に招待する。
そら
物語の最終盤で登場する。雁狩リサと共に何者かに追われている。物語のラストでマリにある贈り物をする。

OVA版

  • スタッフ
    • 監督:望月智充
    • キャラクターデザイン・作画監督:田中比呂人
    • アニメーション制作:ぴえろ
  • 担当声優
    • 雁狩マリ:宮村優子
    • 雁狩ひろし:岩田光央
    • 真理:浅田葉子

ラジオ

文化放送他にて岩田光央、宮村優子によるラジオ番組が放送されており、ドラマ部分はCDとして発売されている。

ぼくのマリー
1995年7月~9月
ぼくのマリ-WARS!!
1996年4月~9月