まほちゅー! 1
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『まほちゅー!』は、やぶうち優による日本の漫画作品。
概要
『ちゃお』(小学館)にて2010年4月号から11月号まで連載された。同年12月号を休載としたうえで、2011年1月号から『まほちゅー!+』(まほちゅー!プラス)とタイトルを改めたうえで再開される事が、『ちゃお』公式サイトで明らかにされている。
母親からの言い伝えで、魔法(作中ではマホ)学校の中等部へ通うことになった女の子が主人公の学園ファンタジー漫画。
単行本は2010年11月現在、同社のちゃおコミックスより1巻が発売されている。
あらすじ
天王洲あいるは明るい性格の女の子。
小学校を卒業し、花の中学生活を楽しみにしていたが、突如、自分がマホと呼ばれる特殊な能力を持つ家系であることを母親から知らされ、小学校時代の友達と別れて、1人で私立真秀等場学園(しりつまほらばがくえん)中等部に通うことになってしまった。
果たして、あいるの中学生活はどうなるのか?そして、あいるが持つマホはどの様な物なのか?
登場人物
登場人物の名前は日本の駅名から付けられているちゃおコミックス『まほちゅー!』第1巻51ページより。。
- 天王洲 あいる(てんのうず あいる)
- 主人公。ちょっとドジでお調子者な明るい性格の女の子。髪型は両側が跳ねたロングヘアだが、制服の時は黒いネコ耳風のリボンをつけてツインテールのような分け型になる。自分がマホと呼ばれる特殊な能力を持つ家系であることを母親から知らされ、小学校時代の友達と別れて、マホを使える子供たちの学校である「私立真秀等場学園(しりつまほらばがくえん)」の中等部に唯一編入することになった。運(ラッキー)をつかさどるマホの持ち主だが、このマホはあいる本人の意思で自由に使えるものではなく、いつどこでどのように発動するかは誰にも予測できない。思考よりも行動・言動から動くタイプ。同じクラスになった出雲三成のことが好き。特技は脚が180度開くこと。瞳の色は紫。
- 出雲 三成(いずも みつなり)
- あいるのクラスメイトの少年。きつめの眼つきで近寄りがたい外見。人の心を読むマホを使える。このマホを持ったばかりに、人の本音を多く聞いてしまい、言動と心に影を持つ暗く考え過ぎな性格になってしまう。ドラゴンを含む爬虫類全般が苦手。瞳の色はゴールド。
- 武蔵 大和(むさし やまと)
- あいるのクラスメイトの少年。瞬間移動のマホを使える。お調子者の性格で、女の子を見るとすぐに口説こうとする。瞳の色は緑。
- 丹後 由良(たんご ゆら)
- あいるのクラスメイトの少女。しっかり者で少し荒っぽい性格。風のマホを使える。大和がふざけるとハリセンで殴る。瞳の色は(アルビノではないが)赤。
- 近江 舞子(おうみ まいこ)
- あいるのクラスメイトの少女。優等生だが性格はマイナス思考気味でやや暗め。水のマホを使える。瞳の色は緑がかったブルー。
- 九頭 竜湖(くず りゅうこ)
- 真秀等場学園の守護神で校長先生。本来の姿は体がピンク色で頬の赤みがダイヤ型の小さなドラゴンだが、普段は頬の赤みはそのままに小さな女の子の姿で生徒たちの中に紛れ込んでいる。あいるのことを気に入っている。
- エミ(名字不明)
- あいるの小学校時代の親友。真秀等場学園の事情については何も知らない。
- さくら(名字不明)
- 三成の幼なじみで、才色兼備の少女。調合のマホを使える。性格はかなり強気で、怒ると男性的な荒々しい口調になる。三成の事が好き。3年前、竜湖と敵対する闇のドラゴンによって鏡の中に引きずり込まれ、失踪した。瞳の色は薄いブラウン。
- 闇のドラゴン
- 竜湖とは一対のドラゴンで破壊神。階段の踊り場の鏡に封印されていたが、さくらが引きずり込まれた事により空間がゆがみ、出現した。学園ではあいると同じ姿に化けているが目の形が違い、鋭くなっている。
書誌情報
脚注
関連項目
- 魔法
- 魔法少女
- ファンタジー
外部リンク