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アタックNo.1/浦野千賀子

共有

著者: 浦野千賀子
巻数: 8巻

浦野千賀子の新刊
アタックNo.1の新刊

最新刊『アタックNo.1 8巻


出版社: アース出版局
シリーズ: 漫画名作館


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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アタックNo.1の既刊

名前発売年月
アタックNo.1 1巻 1994-11
アタックNo.1 2巻 1994-12
アタックNo.1 3巻 1995-02
アタックNo.1 4巻 1995-03
アタックNo.1 5巻 1995-04
アタックNo.1 6巻 1995-04
アタックNo.1 7巻 1995-07
アタックNo.1 8巻 1995-07

アタックNo.1』(アタックナンバーワン)は、浦野千賀子による日本のスポーツ漫画。

概要

一大バレーボールブームを起こしたスポーツ根性(スポ根)漫画として有名であり、連載当時は『サインはV!』と並ぶ2大バレーボール漫画として知られていた。

1968年1月から1970年12月まで『週刊マーガレット』(集英社)にて連載。マーガレットコミックスから全12巻が刊行、少女漫画の単行本として初めて10巻を超えた作品となった。

続編に1976年から翌年にかけて連載された『新アタックNo.1』がある。また、2004年11月からは小沢花音作画によってリメイク版の『新・アタックNo.1』が『マーガレット』に連載されている。

1969年から1971年までフジテレビ系でテレビアニメ化。また、アニメを編集した映画版が1970年から1971年の東宝チャンピオンまつりで放映された。2005年4月からはテレビ朝日系でテレビドラマ化された。

あらすじ

富士見学園中等部に転校してきた主人公・鮎原こずえが、不良グループを率いてバレーボール部に挑戦。力が認められてキャプテンとして迎えられる。鮎原こずえと仲間達は様々な試練を乗り越え世界を目指す。

登場人物

人物起用の特徴として、原作で目立たなかったキャラをアニメでは前面に出して活躍させたり、また平成のコミックでは実写ドラマで欠番になったライバル達を積極的に登場させるなど、なるたけ多くのキャラに注目が集まるようにとの試みが見られる。

富士見高校

昔はキャプテン大沼とその取り巻きによって荒れており、こずえたちが入部した頃も大沼達は追い出そうとして卑劣な嫌がらせを繰り返していた。そしてこずえと大沼の一騎打ちの際は取り巻きがこずえのタオルに刺激物をつけてこずえの目を潰したりした。しかし美沢高校に完敗した事をきっかけに取り巻きたちは辞めていき、大沼はこずえの説得により本気でバレーに取り組むようになる。

鮎原こずえ(声:小鳩くるみ/演:上戸彩)
主人公。中学2年時に胸の病の為、転地療養で東京・明法学園から富士見学園へと転校してきた。バレーは明法の頃から得意で、アタッカーだった。富士見学園に来てからは胸の病のためバレーが出来ずにいたが、ひょんな事から桂木率いるバレー部と、落ちこぼれチームを率いて対戦するはめに。そのための練習で胸の病が治癒し、バレー部との対戦に勝利。以後、こずえは自分の青春をバレーに燃やす事になる。名門校の明法でも一番だった為か、成績優秀。性格は少々おっとりしているが、誰にでも優しく人望がある。だが気が強く負けず嫌いなため、ケンカっ早いところもある。数々の障害と強敵に立ち向かい、中学・高校と幾度か全国優勝を果たした。富士見中学・中学オールジャパンのキャプテンを務める。高校生のときに実業団オールジャパンに選ばれ、世界大会に出場し、MVP賞を受賞。髪型は基本的にポニーテールだが、ショートやおさげもある(アニメでは一貫して黄色のリボンにポニーテール)。1976年に発表された続編では(浦野の作画ではあったものの)これまでとは異なり丸味のない髪型をしていた。子宮付属器炎のため、子宮付属器官を取り除いた(アニメにはこのエピソードはないが、破傷風に罹患するエピソードがある)。富士見高校でも大沼の後を継いで2年生ながらキャプテンになりチームをインターハイ優勝へと導いた。卒業後はヤシマカメラに入社する。こずえの名はドイツで放送された際にはMila、イタリアではMimiとされている。
早川みどり(声:坂井すみ江/演:酒井彩名)
中学2年に富士見学園に転校。小学生の時に富士見に来ていた。大資産家のお嬢様。気が強く、ワガガマでキャプテンになりたい一心でこずえともめるが、大会でチームプレイの大切さを知り以後こずえの大親友となる。こずえと同じオールプレイヤーだが、必殺サーブ・木の葉おとしや回転レシーブを得意とする。主人公を除き、全てのシリーズ(原作・アニメ・新アタックNo.1(昭和版・平成版)およびドラマ)に登場したのは彼女のみ。また原作での外見が後の全てのシリーズに受け継がれたのも彼女のみ。アニメでは小学校時に富士見市に在住、柏木や中沢とは同級生で旧知の仲。父の仕事の都合で大阪へ転校したが、中学2年の時富士見学園に転校する。卒業後は木立に入社する。
本郷俊介(声:仲村秀生/演:中村俊介)
富士見学園コーチ。元野球部でありながら独自の練習法でこずえ達を鍛えさせる。高校では東都大学のコーチをしていたが、こずえ達の頼みで富士見高校のコーチをする。
大沼みゆき(声:栗葉子/演:大友みなみ)
富士見高校キャプテン。背番号は「1」。こずえ達の2学年上。父はPTA会長で何かとその権力を使い反発するものを圧する。過度な封建制度を強行し、特にこずえやみどりを苦しめる。美沢学院との練習試合に完敗して後、バレー部を辞めるが、こずえの説得の上で復帰し、富士見学園ただ一人の上級生になり、名セッターになる。
中沢(声:沢田和子)
中学・高校と通して古参の富士見のバレー部員であだ名は「ナカ」。背番号は「6」。負けん気が強く、石松が入るまではチームのムードメーカーであった。バレーの実力は中の上だが香取に代わりピンチサーバーに選ばれた。また、こずえの特訓に付き合って大怪我をした。こずえの事は中学時代『キャプテン』と呼んでいたが、高校からは『親分』と呼ぶようになった。
原作では高校編でバスケ部に入部して以降登場しない。
真木村京子(声:増山江威子)
背番号は「11」。おさげ、三つ編みの女の子。性格はクール。こずえ達と同学年。成績優秀でがり勉。勉強以外のものを貶していた。そんな態度とは裏腹にこずえが驚くほど運動神経は抜群。大沼の引退後、柳川先生の頼みでバレー部に入部。素晴らしいバネでこずえの穴埋めになるアタッカー。マーガレットコミックスでは「牧村」と表記されていたが、その後に発売された復刻版ではアニメに従った形で「真木村」に差し替えられた。
武市(声:菅谷政子)
背番号は「4」。こずえたちの1学年上。後半では1年(新2年)が目立って全く目立たなくなった。
原作では大沼の取り巻きの1人であり美沢学院との試合後バレー部を退部してしまう。
石川(声:松尾佳子)
背番号は「5」。武市と同学年。脇役だが地味にレギュラーだった。
原作では大沼の取り巻きの1人であり美沢学院との試合後バレー部を退部してしまう。
石松(声:東美江/演:森田彩華)
富士見高校のムードメーカーであり、背番号は「7」。負けん気が強い。マイティシックス編では富士見バレー部に勝負を挑むマイティシックス相手に富士見高の名誉を賭けて単身勝負を挑むがボロボロにされる。
石松はあだ名であり、本名は原作、アニメ、ドラマで異なる。原作では石原松枝、アニメでは石田松江、ドラマでは石松真理。
猪俣(声:千々松幸子→桂令子)
あだ名は「デコ」。背番号は「8」。石松と同じ時期にバレー部に入部。
清水晴子(声:森ひろ子)
こずえのクラスの担任の先生。バレー部の顧問であったが、みゆきが権力を使っていた時代は形だけの顧問であり何もしていなかったが、美沢学院との練習試合を機にこずえ達に猛特訓をさせる。後に岩島先生と結婚。岩島先生の後を追い、四国へ行く。アニメでは本郷先生を慕っていた。
神田(声:麻生みつ子)
原作では神田幸子。大沼の取り巻きグループの1人でアニメでは石灰事件以降退部した。
中原(声:浅井淑子/演:久保田磨希)
ドラマでは中原淳子、原作では中原裕子。大沼の取り巻きグループの1人でアニメでは美沢学園との練習試合でこずえのタオルに石灰を仕込み失明の危機に追い込んだ。石灰事件の証拠を突きつけられ退部した。
須賀 (声:北川智恵子/演:仲村瑠璃亜)
原作では須賀光代。大沼の取り巻きグループの1人でアニメでは石灰事件以降退部した。ドラマでは須賀いずみ。ポジションはリベロ。泣き虫だが優しい先輩。鬼となった本郷の厳しい特訓に耐えるも体育館から追い出される。しかしそのことがチームメイトのファイトにつながり本郷追放のため試合に臨んだ選手たちは一丸となる。
松本悟志(演:深江卓次)
馬場千歳勢(演:高橋亜里沙)
友近瑞穂(演:清岡祐斐)
日下部かおる
原作のみに登場。170cmの長身だが気が弱い。大沼みゆき率いるバレーボール部に対抗するため結成した新バレーボール同好会へこずえの勧誘により入部した。長身を生かしたブロックを得意とする反面レシーブは苦手である。
小幡
原作のみに登場。情報屋の小幡と呼ばれるほど耳が早い。バレーは素人だが新バレーボール同好会結成の情報を聞き付け英雄になれるという理由から入部した。レシーバーだが特徴的なプレースタイルがなく試合出場の機会も少ない。

富士見学園

桂木(桂城)由美(声:増山江威子)
富士見学園(中学時代)の旧バレー部キャプテンで、こずえ率いる『落ちこぼれ不良グループ』とバレー勝負をし完敗。こずえ達の実力を認めバレー部に入部させる。こずえにキャプテンの座を譲り、卒業後は富士見高校に進学。バレー部に入部するもキャプテン大沼のやり方について行けず、半年程で退部。以後バスケ部に入り新入生のこずえ達にバレー部の現状を教え、バスケ部に勧誘した。
柏木敬子(声:武藤礼子)
不良グループの1人。あだ名は「カッコ」。こずえの事を「親分」と呼び慕っている。アニメでは高校生編以降登場しないが原作では中沢に代わり活躍する。
泉ユリ(声:麻生みつ子)
浜紀中出身。富士見中と浜紀中が統合する際にこずえ達と同じバレー部に入部。浜紀中・四天王のキャプテン。木の葉おとしを得意とする。腕を痛めてしまい、二度とバレーをできない状態まで追い込まれた。母親とこずえの説得により、陸上部で一からやり直す事を決意する。
香取よしこ(声:菅谷政子)
浜紀中出身。富士見中と浜紀中が統合する際にこずえ達と同じバレー部に入部。浜紀中・四天王の1人。そばかすと出っ歯が特徴。当初は浜紀中の方が戦績が良かったため、富士見バレー部を軽蔑し、四天王だけで練習しようとする。こずえ達と和解した後は名レシーバーとして活躍。高校進学後は大沼みゆきのやり方についていけないため桂木から勧められたバスケ部に入部。しかし情熱的な練習を始めたバレー部に刺激を求めて再入部。猪股とはいいコンビ(?)になる。アニメでは富士見高校に進学したが、バレー部に入部する前に小沢・工藤と共に姿を消して以降登場しない。
工藤圭子(声:北川智恵子)
浜紀中出身。富士見中と浜紀中が統合する際にこずえ達と同じバレー部に入部。浜紀中・四天王の1人。あだ名は「おケイ」。メガネを掛けている。心臓が弱いのにハードトレーニングをし、倒れる。医者にバレーはできないと宣告され、バレー部の役に立ちたいとマネージャーになる。
小沢ゆきえ(声:恵比寿まさ子)
浜紀中出身。富士見中と浜紀中が統合する際にこずえ達と同じバレー部に入部。浜紀中・四天王の1人。
池崎(声:山口奈々)
あだ名は「イケ」。富士見学園バレー部員。高校編以降、登場しない。
福田(声:千々松幸子)
あだ名は「おフク」。富士見学園バレー部員。高校編以降、登場しない。
大木(声:高坂真琴)
あだ名は「デブ」。富士見学園バレー部員。
岡(声:松尾佳子)
富士見学園バレー部員。
原(声:恵比寿まさ子)
富士見学園バレー部員。
長谷(声:浅井淑子)
富士見学園バレー部員。

オールジャパン

寺堂院から八木沢香を迎えパワーアップしたミニオン紡績はこの年の実業団選手権で優勝を果たした。そのためか最も多くの選手が全日本入りしている。中学・高校時代のチームとは異なりこずえがキャプテンになることはなかったが、決勝でのソ連戦の後では最優秀選手に選ばれる。なおその後出版された昭和の続編では同じく企業チームが舞台になるものの、このメンバーとは関連を持たない。

松山由利子(声:高橋和枝)
ミニオン紡績所属キャプテンで全日本のキャプテンも務める。日本一の名アタッカー。
山上典子(声:恵比寿まさ子)
ミニオン紡績所属、ゼッケン2番。トスの名手。
小野沢正子
ミニオン紡績所属、ゼッケン7番。
浜田愛
ミニオン紡績所属、ゼッケン8番。
古本優子
光洋紡績所属キャプテン、ゼッケン3番。変化球サーブの名手
岩谷京子
光洋紡績所属、ゼッケン4番。「拾い屋」の異名を持つ名レシーバー。こずえの風船アタックを簡単にレシーブした。
関千代子
光洋紡績所属、ゼッケン9番
長田恵子
光洋紡績所属、ゼッケン11番
木山しげみ(声:駒村クリ子) 
カワモト電機所属キャプテン、ゼッケン5番。気が強く、自分のパートナー(後藤)がこずえのために選抜に入れなかったことで敵意を持っていたが原作にこのエピソードはなく初対面での紹介時に島本富子と並んでワンカット描かれたのみ。
島本富子(声:清水マリ)
カワモト電機所属、ゼッケン10番
猪野熊大吾(声:中曽根雅夫→村瀬正彦/演:船越英一郎)
中学オールジャパン、全日本の監督。ヒゲ・サングラスという怖そうな格好をしている。選手達をスパルタで鍛え上げるが、終盤は選手を怒らせて上達させる。決勝戦前では「何かうまいこと言おうとしたが、忘れた!」と言って選手の緊張を解くなど優しさをうかがわせる。アメリカへ出発する際はヒゲを剃り、サングラスもとり、まんざらでもない姿を見せる。アニメ版では本郷とは大学時代からの友人。こずえに好意を抱いている。三条の実の兄でもあるが、訳あって生き別れとなった。

実業団ヤシマ

富士見高校卒業後こずえが入社する企業。続編での舞台になったが、このシリーズでは従来の「魔球オンパレード」に見られる派手さはなくなり「左右両手のアタッカー」としてのこずえが描かれた。劇画調の画風やストーリー等、やや大人向きの作品。

木下キャプテン
28歳になるも結婚も眼中になく現役でバレーに打ち込む鬼キャプテン。
三森
バレーの力はイマイチだがこずえの身近な先輩となる。
真柴
こずえとは何かとぶつかる。

寺堂院高校

大阪の高校で八木沢三姉妹による三位一体が武器。インターハイ3連覇をかけ富士見と決勝戦を行い勝利する。その次のインターハイからは三姉妹の長女香が引退してしまうが三位一体の実力は全く落ちておらず、新たな必殺技「四位一体」を編み出す。そして準決勝で富士見と対戦するが、三女桂の体力不足をこずえ達にマークされ桂は負傷してしまいバレーができない体になってしまう。そのため三位一体の実力は落ちてしまいその次のインターハイでは準決勝で青葉にストレート負けをしてしまう。特記事項として、寺堂院の三姉妹は原作を含む都合4つのシリーズに登場し他にパチンコキャラとしても起用される人気ぶりである。

八木沢香(声:山本圭子/演:宮地真緒)
大阪寺堂院高校キャプテン、八木沢三姉妹の長女。背番号は「1」。2人の妹と共に三位一体や稲妻攻撃を使う。3年連続インターハイ優勝を飾り2人の妹共にベストイレブンに選ばれるが監督であった母親が死亡してしまい韓国との親善試合には出られなかった。卒業後は死んだ母の代わりにコーチを務め、ミニオン紡績に入社し、こずえと同じオールジャパンに選ばれる。大舞台でも緊張しない肝の強さを持つ。原作およびアニメでは香が現役時の寺堂院チームに富士見が勝つことはなかったが平成の作品ではドラマ、コミック共に香に勝利している。
原作では髪型が異なり、身長170cm、体重62kgという設定も存在する。
八木沢静(声:松島みのり→北川智恵子→増山江威子→桂令子、小池亜希子(パチスロ)/演:山口由香里)
寺堂院高校のメンバー(姉の引退後のキャプテン)で八木沢三姉妹の次女。背番号は「2」(姉引退後「1」)。その次のインターハイで富士見に妹桂をバレーの出来ない体にされしまい、こずえを恨んでいたが後に和解する。
ストーリーの展開が変わる事に担当声優が変わっており全キャラ中1番担当声優の数が多い。
原作では名前は美紀であり、身長168cm、体重60kgという設定も存在する。
八木沢桂(声:三浦利子→野村道子→三浦利子、小池亜希子(パチスロ)/演:渡部彩)
寺堂院高校のメンバー。八木沢三姉妹の末っ子。背番号は「3」(姉引退後「2」)。八木沢香在籍中の三位一体では主に彼女がスパイクを打っている。姉の引退後のインターハイで富士見高校との試合でこずえたちにマークされ負傷。それをきっかけにバレーの出来ない体になっているが本人は全然こずえを恨んでおらず、戦意喪失したこずえを立ち直らせたり、新技のための「風船バレー」を一緒にしたりした。
原作では名前は末子であり、顔が全く異なり姉2人と全然似ていない。また165cm、体重60kgという設定も存在する。
石本(声:三浦利子)
八木沢香引退後の新メンバー。背番号は「3」。香の代わりに静、桂の八木沢姉妹と共に三位一体を繰り出す。桂負傷後は静、川地と共に三位一体を繰り出すがその実力は以前のものと比べると力が落ちている。
川地絹子(声:野沢雅子)
八木沢香引退後の新メンバー。背番号は「4」。実力は高いが態度は悪い。三位一体の前方で空中回転し誰が打つか分からなくする四位一体では一番重要となる回転役を担当している。またその回転を生かしてダブルアタックの改良版も使う。八木沢香が在籍中の際の背番号「4」は「7」に変わっている(ただし使いまわしでたまに背番号「4」が川地ではなく彼女になっているシーンがある)。
八木沢美樹(声:慎伸子/演:大林素子)
3人の娘たちにバレーを叩き込むが、病で亡くなる。
東出監督
八木沢母を、その監督時代から支え続けた。富士見高校から桂が集中攻撃を受けた際にはメンバー交代も考えるが香に説得され断念する。ドラマでは亡くなった八木沢前監督に対し選手たちに黙想させる一幕がある。

青葉高校

山本のスパイクを武器とするワンマンチームだったためインターハイでは富士見に敗退。その次のインターハイではチーム全員が「ベスト・プレイヤー賞」を狙っていたためチームワークが乱れ予選で敗退する。しかしその事がきっかけでチームワークは良くなりその次のインターハイでは決勝戦まで進むが決勝で富士見に敗北する。

山本操(声:山本圭子→北川智恵子)
千葉代表、青葉学園のキャプテン。ベスト12に選ばれた際はインターハイの事だけを考え白河、東南の飛垣と秋月と4人組となり全く練習をせず韓国との親善試合では韓国チームにマークされるが、こずえが手首を痛めてまで試合に出たことに心を打たれ、こずえがドクターストップした後に得意のスパイクで日本チームを勝利に導いた。翌年のインターハイでは予選落ちし白河とケンカするが後に和解。その次のインターハイでは相手のチームをケガ人で続出させるほどの破壊力を持った大ボールスパイクを武器に決勝まで進むが富士見に敗れた。レシーブが苦手。
原作では東都学園バレー部で本郷先生によって力を見出されるが自分に自信がつきバレーの鬼と化しスポーツ校の青葉学園に転校するという設定で顔も全く異なる。平成コミックでは和田アキ子を思わせる短髪の顔で登場した。ちなみに原作では名前は「和代」である。
白河(白川)照子(声:畠島洋子)
岐阜第一中学より全日本に選ばれるが猪熊の特訓に耐えられず逃亡する。その後、青葉学園に進学する。山本同様韓国との親善試合では手の内を見せないように全く練習をしていなかったが、試合でこずえの頑張る姿を見て心を打たれ試合でも活躍した。インターハイでの富士見との決勝戦では2セット目に急に(オールジャパンの視察に来ていた)猪熊が現れ意識しすぎて実力を発揮できなくなり富士見にマークされる。それが青葉の敗因に繋がる。
上記は全てアニメでのエピソードで、原作では中学編は顔見せ程度の登場にとどまり高校編には登場しないため青葉にも進学していないと思われる。

東南高校

すべてをコンピューターで計算して、そこから導き出された結果を信用し、攻撃や防御を行う。インターハイでは準決勝でデーターを駆使し寺堂院と対等に張り合っていたが三位一体には敵わず敗退。翌年のインターハイではこずえを襲いこずえのデーターを取るなど悪質な方法を使い決勝まで進むが、富士見に敗北。その次のインターハイでは1回戦で青葉と対戦。山本の大ボールスパイクにより飛垣が倒れてしまい戦力ダウンし15-2などという哀れな点数で敗れてしまう。

飛垣陵子(声:麻生みつ子→野沢雅子)
東南学院のキャプテン。ベスト12に選ばれるが山本、白河、秋月と共に全く練習せず他のベスト12メンバーのデーターを取っていた。青葉の2人が親善試合中改心するが彼女は全く改心せず山本に「適当にやってきなさいよ、春の選抜まで時間がないんだから」とアドバイスをする。しかし最後には試合に感動し涙を流していた。最後のインターハイでは表面上仲が良かった山本の大ボールスパイクを食らい、倒れてしまう。そしてチームが無様な点数で敗北しベンチで涙を流していた。
原作ではオリンピックを目指していたが右目失明により夢が破れた姉がおり、姉の代わりにコンピュータバレーを使いオリンピックを目指しているという設定に。
秋月(声:畠島洋子→白川澄子)
東南学園のメンバー。アニメオリジナルキャラ。飛垣との時間差攻撃が得意。飛垣と共にベスト12に選ばれるが、手の内を隠すため全く練習せず垣之内に怒られていた。なお本番では唯一、一度も試合に出ていなかった。試合後は感動し自分たちのやり方は間違っていたと気付き涙を流した。

その他のライバル達

三条美智留(声:武藤礼子→北浜晴子/演:遠野凪子)
横浜二中出身。中学オールジャパンの1人。女王様な性格。キャプテンの座とオールラウンド賞を狙うため、こずえやみどりとのいがみ合いがあった。しかしそれだけあって真夜中に1人でトレーニングするなど実は努力家。猪野熊大吾の妹だということを本人は大会の後に知る。中学卒業後は神奈川女子高に進学。インター杯後ベストイレブンに選ばれ韓国との親善試合に参加した。
吉村さとみ(声:増山江威子/演:加藤夏希)
明法学園のキャプテン。中学オールジャパンのメンバーの1人。こずえ・みどり・良子と共に行動することが多い。アニメ・原作共に富士見と試合するシーンはなく中学編までで姿を消したがドラマ化に至って初めて高校の舞台に登場し、こずえとの対戦や八木沢との交流などこれまでになかったものを見せた。
垣之内良子(声:恵比寿まさ子/演:秋山エリサ)
福岡中のキャプテン。中学オールジャパンの1人。回転レシーブを得意とし、こずえ達と2度決勝戦で戦った。少々気が荒い。高校では1年生でレギュラーになるも、寺堂院に完敗。とはいえチームで唯一人、2本のスパイクで寺堂院から得点し一矢報いた。その後ベストイレブンに選ばれ韓国との親善試合に参加した。
三原ゆみ子(声:野村道子)
美沢高校キャプテン。時速80キロのスピードでボールを出すマシンでレシーブを鍛えている。
高校時代のこずえの地区大会でのライバル。初期では強豪なライバルとして描かれていたが後期ではインフレによりあっさりと富士見に破れる。
伊佐原加奈(声:恵比寿まさ子)
沖縄代表、魔文仁高校のキャプテン。空手の三角蹴りを応用した三角アタックを得意とする。ボールを打つ場所によってどこに飛ぶか予測ができないため、こずえ達は苦しめられた。だが、三角アタックは体力の消耗が激しいため、長期戦に倒れた。
シェレーニナ(声:鈴木弘子→増山江威子)
ソ連ジュニアのキャプテン。こずえの最強のライバル。中学時代はオールジャパンに敗れるも、数年後サーカス団仕込のジャンプスパイクで全日本を苦戦させて優勝を遂げた。アニメ版ではオールジャパンを激しいラリーの末破り、優勝を飾っている。後の世界戦では対日本用の秘密兵器として登場。半回転スパイクを駆使してこずえ達、実業団オールジャパンを苦しめた。金髪のロングヘアが特徴。リメイク版コミックでは美沢学院に留学中のロシア人選手という大幅な設定変更がなされ、三原と共に富士見高校と対戦した。
ボルチンスカヤ
ソ連ジュニアの一人。アニメのみのオリジナルキャラクターだが、その存在感はずしりと重い。茶髪、ツインテールが特徴。殺人アタックと呼ばれる彼女のスパイクの破壊力は強烈。
マヌンバ(声:北浜晴子)
ケニア・ジュニアのひとり。黒人でパーマがかった髪型が特徴。
崔(サイ)(声:野沢雅子→麻生みつ子)
韓国ジュニアのキャプテン。弾丸スパイクが得意。こずえが高校1年時に親善試合が行われ、その時にはミサイルスパイク(ネットを上昇するというとんでもない魔球)を披露する。
チェシカ
チェコ・ジュニアのキャプテン。スタイルが良く、けっこう細身。全日本と対決時には、ブーメランのように曲がる『振り子スパイク』、レシーブしたボールがひとだまのように落ちる『ひとだまレシーブ』を披露する。こずえの魔球『竜巻落とし』をダイレクトスパイクで落とすが、毎回通用するわけでもなく、日本に敗れる。原作のロズ・クラチャニーに相当する。
キャシー(声:小原乃梨子)
アメリカ・ジュニアのキャプテン。

こずえの協力者

湯島二郎(声:森功至)
大学生。入院時こずえが間違って病室に入ってしまったことから出会った。こずえが二郎の今は亡き妹に似ているため、親しくなる。こずえはそれ以上の感情を持っていたが二郎にはフィアンセが存在している。
鮎原亮子(演:岡江久美子)
こずえの母
一ノ瀬努(声:森功至/演:松尾敏伸)
こずえの従兄妹であり、よき理解者。中学、高校共に新聞部へ入部。こずえの長所、短所をノートにまとめていた。これは、努の死後、活用された。自殺しようとした学生をかばって命を落とした。アニメ版では高校には進学せず、家業の八百屋を継ぎ産地直売方式を成功させた。仕入れ先の農家から帰る山道で車ごと崖から転落し、こずえとの富士登山の約束を果たせぬまま死亡した。
三田村(声:井上真樹夫)
富士見学園、富士見高校サッカー部のキャプテン。口ぐせは「バッキャロー」。みどりと仲がいい。大ボールスパイクの対策に付き合った。
鮎原良夫(演:清水章吾)
こずえの父
一ノ瀬新平(演:竜雷太<特別出演>)
マヤ(声:小原乃梨子)
アニメオリジナルのキャラクターで、元バレー選手。元一流スポーツ選手のカミナリ族チーム「マイティシックス」のリーダーで、チームの中ではバイクの操縦が一番上手い。強いものを見ると勝負をせずにはいられない性格で、インターハイに優勝し奈良に慰安旅行に来た富士見バレー部(特にこずえ)に対し執拗に勝負を挑んできた。この勝負に負けた後、こずえを「キャプテン」と呼ぶ。登山中のこずえが自分との勝負の際に受けた傷が元で破傷風になった時には、嵐の中を奈良の山中から大阪まで血清を届けるためバイクで往復した。間一髪間に合い血清を届けると、何も言わず去って行った。
大原まり(声:森ひろ子)
富士見女子大バレー部キャプテン。こずえの良き理解者。こずえとみどりを合宿に参加させて木の葉落としを会得するきっかけを与えた。
トコ(声:恵比寿まさ子)
アニメオリジナルキャラクターで団地に住む女の子。本名は不明で「トコちゃん」と呼ばれている。努と仲が良く野菜販売の呼び込みを手伝う。インターハイ県大会決勝戦の試合中にコートへ駆け込み、こずえに努の危篤を知らせた。

アニメ版

フジテレビの日曜日19時-19時30分枠における『モーレツ欲張りゲーム』の後を継いで、1969年12月7日から1971年11月28日にかけて全104話が放送されたテレビシリーズ。

よみうりテレビの土曜日19時-19時30分枠における『巨人の星』で、視聴率的にも成功を収めていた広告代理店の旭通信社&提供スポンサーの大塚グループ&企画の東京ムービー(下請制作はAプロダクション)が、今回は『週刊マーガレット』に連載中であった原作漫画を題材にすることで、フジテレビの日曜日19時-19時30分枠を新たに獲得。『巨人の星』と同様に成功を収めた、アニメ番組である。

フジテレビの同枠は、アニメ番組の『マッハGoGoGo』が1967年6月末に枠移動(日曜19時台前半枠→日曜18時台後半枠)後、『爆笑ヒットパレード』(週レギュラー版、56分番組)→『リッカー スクラム歌合戦』→『爆笑ダイヤモンドショー(第2期)』→『東京ぼん太ショー』(56分番組。ただし1969年2月2日から2か月間は前半枠)→『紅白スタージェスチャー』→『モーレツ欲張りゲーム』といったバラエティ番組が続いていた。しかし本作からは、旭通信社→ADKが時代の変化に応じて提供スポンサーや制作会社を替えながらも、2004年末に終了した『こちら葛飾区亀有公園前派出所』まで、同枠を長らく担当することになった。

平均視聴率19.9%、最高27.1%(1971年1月10日放送)を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。主題歌レコードは70万枚を売り山崎敬之『テレビアニメ魂』(講談社、2005年、ISBN 4061497898)p.121、主題歌の中の1フレーズが流行した。

日本での放送終了後、日本国外でも放映され、イタリアでは後にトップ選手として活躍するフランチェスカ・ピッチニーニがバレーボールを始めるきっかけになった。現在はCS放送のフジテレビONEでも再放送をやっている。フジテレビにおいても、バレーボール中継に力を入れるきっかけとなり、放送期間中にはフジサンケイグループで春の高校バレーをスタートさせ、1977年からは、バレーボールワールドカップの中継のみならず、運営そのものに関わっている。

スタッフ

  • 原作:浦野千賀子
  • 脚本:辻真先、小沢洋、出崎哲、田村多津夫、山崎晴哉、山田健、伊東恒久、七条門
  • 演出:黒川文男、岡部英二、吉田茂承、竹内啓雄、向坪利次、上山憲二
  • 作画監督:竹内留吉、吉田茂承、若林哲弘、村田耕一、飯野皓、小林治、中村英一
  • 撮影監督:清水達正
  • 美術監督:池田準(81話まで)→福田尚朗(82話以降)
  • 作画:竹内留吉、白土武、坂本三郎、荒木伸吾、塩山紀生、米川功真、有原誠治、羽根章悦、百瀬義行、内山正幸 他
  • 仕上:山名公枝、渡辺千津子、田中明子
  • 背景:現代制作集団、椋尾篁
  • 録音監督:山崎あきら
  • 音楽:渡辺岳夫
  • 効果:片岡陽三
  • 編集:井上和夫(97話まで)→河合多恵子(98話以降)
  • 制作協力:Aプロダクション(作画)、東京アニメーションフィルム(撮影)、映音(録音)、東京現像所(現像)
  • 制作:フジテレビ、東京ムービー(現在は、放送局との権利失効のため、製作・著作トムス・エンタテインメント(または、キョクイチ東京ムービー)に変更されている)

主題歌

レコードは東芝・キング・コロムビア・ビクターの各社から発売された(いわゆる競作)。東芝・キング・コロムビア盤とビクター盤ではオープニングテーマの歌手が異なり、ビクター以外ではみな大杉久美子なのに対し、ビクター盤ではビクター専属歌手だった小鳩くるみが歌っている。この小鳩くるみのオープニングテーマは、初回放映では第1話 - 5話まで使用。再放送ではすべて大杉久美子に差し替えられたこともある。エンディングテーマはすべて伊集加代子。

オープニングフィルムは第21話から冒頭に鮎原こずえのスパイクシーンが追加され、タイトルロゴが赤地から白地に変更されている。

  • オープニングテーマ「アタックNo.1」
    作詞:東京ムービー企画部 (山崎敬之)
    作曲:渡辺岳夫
    歌:大杉久美子(初期のみ小鳩くるみ)
  • エンディングテーマ「バン・ボ・ボン」
    作詞:東京ムービー企画部
    作曲:渡辺岳夫
    歌:伊集加代子

放送リスト

  1. 富士見学園の新星
  2. 明日に賭ける
  3. 新キャプテン誕生
  4. 切り裂かれたボール
  5. 鬼コーチへの挑戦
  6. 進め!アタック・コンビ
  7. 四天王との出会い
  8. 秘球・木の葉おとし
  9. 破られた退部届
  10. 忍び寄る陰謀
  11. 涙に映える夕陽
  12. 不気味な強敵
  13. 作戦なき作戦
  14. 捨て身の一球
  15. 勝利のあとに
  16. おごれる英雄
  17. 勝利と敗北の間
  18. シェレーニナに誓う
  19. よみがえったライバル
  20. 許させざる特訓
  21. キャプテンの座
  22. 絶望の中のファイト
  23. 秘られたもの
  24. 嵐を呼ぶ空中回転
  25. 勝利者は誰
  26. 気になる忠告
  27. 11人のライバル
  28. 光と影の執念
  29. 情無用の特訓
  30. バレーの鬼
  31. 右腕の秘密
  32. 愛と憎しみのコート
  33. 書かれざる特ダネ
  34. 待ち望まれた微笑
  35. 世界へはばたけ
  1. 黒いつむじ風
  2. まぼろしの二段レシーブ
  3. 友情の(秘)作戦
  4. 決勝!世界選手権
  5. 栄光へのラリー
  6. 燃えあがるスカウト合戦
  7. こずえの道、努の道
  8. 女王への挑戦
  9. 強敵・スパイク・マシン
  10. マシンガン・アタック
  11. 恐怖への招待状
  12. 寺堂院の三姉妹
  13. 青春にダッシュ
  14. ダブルアタックの秘密
  15. 愛情の平手打ち
  16. 富士に誓う
  17. 非情の試合再会
  18. 努の死
  19. よみがえらぬ奇跡
  20. 燃えろインターハイ
  21. 生きていた幻
  22. 裏切りのコート
  23. 決定打消えるアタック
  24. 不気味な稲妻攻撃
  25. 車椅子の監督
  26. 決勝・インターハイ
  27. 親善試合・その前夜
  28. 誤解のメンバーチェンジ
  29. 燃えるライバル
  30. 敵意を燃やす者
  31. 真木村京子の正体
  32. 鬼キャプテンこずえ
  33. 新トリオ誕生
  34. 迫りくる黒い影
  35. こずえ出場停止
  1. 身がわりセッター
  2. 沖縄から来たアタッカー
  3. 不敵な幽霊作戦
  4. 謎のゼッケン四番
  5. うずまく人間煙幕
  6. 担架へ送る手拍子
  7. 機械バレーとの対決
  8. すばらしい勝利
  9. 皮ジャンパーのマヤ
  10. 苦い決意
  11. ワンセット1本勝負
  12. とばせマイティシックス
  13. 口笛のあいつ
  14. その人はライバル
  15. 魔の大ボールスパイク
  16. ひねり回転レシーブ
  17. 幻のスパイク
  18. 試練のインターハイ
  19. 逃げる風船アタック
  20. 決勝! 13対7
  21. 勝ちとった全日本
  22. 燃える北海道合宿
  23. 涙のゼッケン12番
  24. どうした鮎原!
  25. 竜巻落とし誕生
  26. 開幕! 世界選手権
  27. 全日本絶体絶命
  28. 決勝リーグ第一戦
  29. 魔女誕生
  30. 竜巻落としの危機
  31. くずれゆく日本チーム
  32. 新魔球の手がかり
  33. 宿敵ソ連との対決
  34. 栄光のアタックNo.1

東宝チャンピオンまつり

  • 第1作:富士見学園の新星(1970年3月21日公開)
  • 第2作:涙の回転レシーブ(1970年8月1日公開)
  • 第3作:涙の世界選手権(1970年12月19日公開)
  • 第4作:涙の不死鳥(1971年3月17日公開)

上記4作品が収録されたDVD BOX「アタックNo.1 THE MOVIE COLLECTION」がTV放映40周年記念としてタキ・コーポレーションから2009年3月にリリースされている。

当時の社会背景

1970年前後に制作、放送されたため、「電卓」や「ビデオ」といったものは作中に登場しない。計算をするシーンではそろばんが登場する。沖縄が米国統治下であることを題材にした話もある。鑽孔テープを使用するコンピュータが登場した回もある(もちろん「最新技術」というイメージで登場している)。

脚注

参考文献

  • ミラーマン大全
    発行:双葉社

実写版

2005年4月 - 6月に、テレビ朝日の木曜ドラマ枠で放送。上戸彩主演。上戸はこの時間帯でのドラマ出演は同系のスポ根漫画『エースをねらえ!』(2004年第1クール)に主演して以来2度目。なおその後、アメリカ合衆国でもテレビジャパンで放送された。

主題歌

  • オープニングテーマ「アタックNo.1 2005」
    作詞:東京ムービー企画部
    作曲:渡辺岳夫
    歌:福田沙紀
  • エンディングテーマ「夢のチカラ」
    作詞:高見沢俊彦
    作曲:高見沢俊彦
    歌:上戸彩

スタッフ

脚本:両沢和幸、サタケミキオ、高山直也
シリーズ構成:両沢和幸
演出:猪原達三、徳市敏之、田村直己
バレーボール監修:大林素子
音楽:梅堀淳(super soniQ inc.)
制作協力:国際放映
企画:佐藤凉一(テレビ朝日)
プロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
制作著作:テレビ朝日

サブタイトル

  1. 苦しくったって悲しくったって…負けない地獄の鬼特訓始まる
  2. 苦しくったって…生き残る!鬼監督の罠
  3. 出て行け!コートから追放された娘の涙
  4. 嫉妬につぶされた夢ライバルの裏切り!
  5. 全てを捨てチームのために…涙の退部届
  6. 負けられない決戦!鬼の特訓が今始まる
  7. 運命の激突!必殺技三位一体攻撃に涙…
  8. 友情を賭けた死闘!衝撃の事故が夢を…
  9. 今日が最後…勝って夢の頂点に立つ!!
  10. 最後の私のチャンス背番号1番の涙…
  11. 最後のアタックを!!この夢をかなえたい
  • 平均視聴率 13.1%

外部リンク

その他の展開

  • 1972年4月放送の、石森(石ノ森)章太郎原作・東映動画(現:東映アニメーション)制作アニメ「さるとびエッちゃん」第1話で、エッちゃんが相手をするバレーボール部員が、こずえやみどりにそっくりだった。
  • 1993年8月(関東)・9月(関西)では、栗山米菓の商品「ばかうけ」(煎餅)のテレビコマーシャルに登場したことがある。内容は「年をとった(主婦という設定だろうか)こずえとみどりが、スーパーで同じ「ばかうけ」を手に取ろうとしてお互いに気づき、「ばかうけ」を放り投げてサーブしようとしたが、実はレジ打ちが本郷コーチだった…」というもの。著作権はしっかり取っており、声優は3人ともオリジナルだった。
  • タイ王国で製作された「オカマのバレーボールチームの映画」の邦題はこの作品にちなんで「アタック・ナンバーハーフ」と命名された。なお使用にあたっては浦野の承諾を得ている。
  • 2005年よりフジテレビにおいて「本当にあったアタックNO.1 〜実録!高校バレー密着365日〜」と題された不定期の特別番組が放送されている。
  • 京楽産業.から2007年2月にパチンコ機「CRぱちんこアタックNo.1」として登場。アニメをほぼ忠実に再現しつつ、パチンコ用に再構築されている。声優はそのまま起用している。なぜか、富士見高校のメンバー全員が富士見学園(中学)のユニフォームを着ている。確変図柄で当たると主題歌である「アタックNo.1の歌」が流れるのだが、アレンジされており歌ではなくメロディが流れる。単発図柄で当たるとエンディングテーマ「バンボ・ボ・ボン」が流れる。こちらは歌付きである。
  • 2009年にはNTTコミュニケーションズが運営するインターネットプロバイダー「OCN」のTVコマーシャルに起用。アニメと実写の合成でこずえ役を相武紗季が演じている。
  • TV放送40周年を迎えた2009年には、シンボルマークが作られた。これは、上に「40th」、下に「Anniversary」となっており、「40」の周りに「Attack No.1」と書かれたリボンが付き、「40」の「0」の中にはこずえのシルエットが描かれていた。

hu:Mila Superstar