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アルカイック・チェイン/皇なつき 天河信彦

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著者: 皇なつき 天河信彦
巻数: 1巻

皇なつきの新刊
天河信彦の新刊
アルカイック・チェインの新刊

最新刊『アルカイック・チェイン


Archaic Chain -アルカイック・チェイン-』は、天河信彦と皇なつきによる日本の漫画作品。

概要

皇が天河を指名する形で、季刊誌『コミックブレイドMASAMUNE』(マッグガーデン)にて連載が開始される。7回連載された後、同誌が廃刊となり、未完のまま連載は終了した。

単行本は全1巻が刊行されているが、巻数表示はない。一時は、続きを描き下ろしで発表するという計画があったらしいが、都合により叶わなかった。

あらすじ

奈良・明日香。15歳にして影手流の当主となった鉄は、同じく影手流を継いでいる香具山家で生活を共にしていた。

夏休みのある日、課題のために大モンゴル展を訪れた鉄と天鼓は、男が「テムジンの太刀」を盗む現場に出くわす。ひょんなことから鞘だけが2人の手元に残ってしまう。

登場人物

畝火 鉄(うねび まがね)/影輝(かげてる)
影手流畝火家の当主。「鉄(まがね)」の名を嫌っている。天鼓からは「てっちゃん」と呼ばれる。香具山家で暮らしている。
香具山 天鼓(かぐやま てんこ)
中学3年生。頬に客人の印がある。両親を「おとっちゃま・おかあちゃま」と呼ぶ。
香具山 埴安(かぐやま はにやす)
天鼓の父親。影手流香具山家の当主。
香具山 知流夜(かぐやま ちるや)
埴安の妻。天鼓の身代わりに遮那王に連れ去られた。
エンジェルラダー教団
東京都墨田区に本部を構える教団。
キヨヒト/アラヲミ
光の剣を操る。手首に天鼓と同じ客人の印がある。姉が自分の身代わりに遮那王に連れ去られた。
ニギサキ/ミタマ
キヨヒトの従者。
佐久夜(さくや)
教団の教主。知流夜の妹。遮那王に連れ去られた姉を取り戻したいと願っている。

用語

影手流(かげてりゅう)
理論上、この世で最も薄い刃を持ち、斬れないものはないという影の太刀を操る流派。人の影を斬ると、自身の影が濃くなる。誤って開いてしまった霊道を閉じる防人の役目を果たす。
霊道(レイライン)
神や鬼が通るとされる道。
遮那王(しゃなおう)
幼子の体の一部に印をつけ、「7歳になったら迎えにいく」と約束させさらっていく。身代わりがいれば本人でなくても良いらしく、天鼓の母・キヨヒトの姉がその例である。
客人(まろうど)

関連項目

  • 源義経