ウルトラ怪獣かっとび!ランド/玉井たけし
著者: 玉井たけし
巻数: 9巻
最新刊『ウルトラ怪獣かっとび!ランド 9』
twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)
ウルトラ怪獣かっとび!ランドの既刊
名前 | 発売年月 |
---|---|
ウルトラ怪獣かっとび!ランド 1 | 1989-06 |
ウルトラ怪獣かっとび!ランド 2 | 1989-11 |
ウルトラ怪獣かっとび!ランド 3 | 1990-04 |
ウルトラ怪獣かっとび!ランド 4 | 1990-09 |
ウルトラ怪獣かっとび!ランド 5 | 1991-03 |
ウルトラ怪獣かっとび!ランド 7 | 1991-12 |
ウルトラ怪獣かっとび!ランド 8 | 1992-10 |
ウルトラ怪獣かっとび!ランド 9 | 1994-05 |
『ウルトラ怪獣かっとび!ランド』( - かいじゅう - )は、玉井たけしによる日本のギャグ漫画作品(SDキャラ原作として横井孝二)。本項では、作品舞台・世界観を同じくする姉妹作品『ウルトラ怪獣かっとび!グレート』、『ウルトラ怪獣4コマ大笑いショー』についても解説する。
概要
『ウルトラマン』を始めとしたウルトラシリーズに登場するウルトラ兄弟や怪獣をSD化させて登場人物とした漫画作品である。小学館の雑誌『月刊コロコロコミック』連載。一時『かっとび!ランド』と平行して世界観をそのままに4コマ漫画形式とした『4コマ大笑いショー』を連載。連載終了後1995年の『ウルトラマングレート』のテレビ放送に合わせ、主人公をグレートに変更した『かっとび!グレート』として連載再開。3作品の詳しい連載時期は以下の通り。
- 『ウルトラ怪獣かっとび!ランド』 1988年10月号 - 1993年4月号
- 『ウルトラ怪獣4コマ大笑いショー』 1989年3月号 - 11月号
- 『ウルトラ怪獣かっとび!グレート』 1995年6月号 - 11月号
『グレート』のエピソードは「グレート編」として単行本10巻(最終巻)に収録されている。
掲載誌の読者層に合わせてウルトラ兄弟や怪獣を「かっとび小学校」の生徒や先生という設定に落とし込み、その上でマンや怪獣達の本来持つ技や特性をギャグに活用しているのが大きな特徴である。また舞台のかっとびランドはウルトラマンと怪獣達が仲良く暮らす世界との設定のため、科学特捜隊などの人間キャラクターはゲスト程度にしか登場せず、ウルトラマンへの変身などの設定もない。
単行本は同社より全10巻が発売されていたが絶版。玉井たけしの連載作品では連載期間・単行本巻数ともに最高で、彼の代表作と言える。
2004年、「ウルトラマンDNA」にて『ウルトラ怪獣かっとび!ランドDNA』として連載を再開したが、玉井の死によって終了となった。こちらは単行本化はされていない。
主な登場キャラクター
ウルトラファミリー
- ウルトラマン
- 主人公。成績優秀な学級委員で、常に微笑みをたたえ、丁寧な口調を崩さない優等生。またスペシウム光線や八つ裂き光輪などの必殺技も健在で、ケンカにおいてもクラス最強。曲者の怪獣達が揃うクラスをまとめる大黒柱である。しかし同時に、クラス中一番の大ボケをやらかす存在でもある。空気の読めない行動や、あり余るパワーや必殺技を間違った方向に使うためにクラスメートが振り回されることもしばしば。その例としてキングザウルス三世とドドンゴをそりの犬代わり、テレスドンとサドラを削岩機代わり、ブルドンをボウリングのピン代わりにするなど怪獣を物扱いしている。その一方でいじめられ助けを求めるカネゴンを助けたり、足の遅いスカイドンを作戦とは言え1位にするなど優しい面もある。
- ウルトラの父
- 本作の設定ではウルトラ兄弟の実父で、同時にマン達のクラスの担任教師。学校では生徒達の問題行動に振り回され、家では恐妻家という苦労人。かつてはジェロニモンが社長を務める会社に勤務するサラリーマンだった。
- ウルトラの母
- 本作の設定ではウルトラ兄弟の実母。「鬼ババ」などと呼ばれると逆上し、その際の戦闘力は作中最強で誰にも止めることができない。ゲームソフト「ウルトラクエストIV」内部では、3段腹の最終ボス「大ママ王」として登場。
- ウルトラセブン
- 「マン達の兄」だったが、再登場時は「マンの弟」に変更。本作では、兄弟の中でミクロ化できるのは彼だけらしい。メカの天才で巨大迷路が苦手。エースやタロウとは殆ど共演しない。
- ウルトラマンエース
- マンの弟。やんちゃな性格。学校の成績は悪いが、一応学級委員長を務めた経験はあるらしい。マン・タロウとトリオで登場する事が多い。出番自体は多いが、痛い目にあう事も多い。
- ウルトラマンタロウ
- 同じくマンの弟。甘えん坊で気弱(話によってはより強調される)。やはり成績は悪いが委員長経験あり。腕のキングブレスレットを剣に変化させた事がある。
- ウルトラマンキング
- 山の中の一軒家で一人暮らしをしている老人で、ファミリーからは「キングじいさん」と呼ばれている。非常に頑固な性格で、ウルトラの父からも恐れられている。花火職人やサンタクロースとしても登場する。
- ユリアン
- ウルトラ家に預けられた親戚の娘。非常に我侭な性格だが、それを指摘される度に過剰に反省し自殺しようとする。本作では貴重な「女の子キャラ」という事で、怪獣達からはチヤホヤされている。本来学校に通う年齢ではないはずだが、いつの間にか学校にいるようになっていた。
- ザ・ウルトラマン
- マンの従兄弟で、アメリカ星に留学していた。英語が上手い。掃除機を作る技術や医術を持つ。教室をディスコに変えた。
- ウルトラマングレート
- 『かっとび!グレート』から登場した新キャラクターにして2代目主人公。マンに輪をかけてお節介かつ周囲の迷惑を考えない性格で、かつてゲルカドンの住む惑星を滅ぼした前科もある。人助けをした(つもりになった)あと、「は~かいけつかいけつ」と言いながら自分の尻を掻くのが癖。
- 帰ってきたウルトラマン
- ジャックという名前は使われておらず、殆ど登場はないが、『かっとび!グレート』における話のひとつに登場し、家の中のゴミを光線で焼いて処理しようとする、荒っぽい性格を披露。また、4コマにおいて自身を「新マン」と呼称。
他、ゾフィー、ウルトラマンレオもいる(どちらも学級委員長経験者)が、主に4コマ編や企画ページでの登場であり、本編には殆ど登場しない。
クラスメートの怪獣達
- レッドキング
- 腕っぷしの強いクラスのガキ大将で、自称「怪獣王」。何かにつけウルトラマンに対抗意識を燃やすが、実力はマンの方が上のため大抵返り討ちに遭ってしまう。原作同様岩投げが得意。凶暴な暴れ者でカネゴンをよくいじめる。タッコングとつるんでいる事が多い。その一方で老人(ミラクル星人)には意外にも親切。成績はオール1(何故か体育も)で、本人曰く「クラスでカネゴンの次にアホ」。口ひげをたたえた厳格な父親に気弱な母親と、家族も登場する。体色は赤系。
- バルタン星人
- レッドキングの腰巾着的な存在で、常に行動を共にしているが、時には逆らう。特技は分身。何かと損な役回りを引くことが多い。家族は両親と弟が登場している。
- ネロンガ
- 4巻と10巻の最終回に登場。4巻ではダダがバイトを勤めるハンバーガー店の客として、10巻では彗星衝突で一人だけヨイトマカ星から逃げようとするグレートを他の怪獣と共に止めに登場している。
- ガヴァドン
- Aタイプのみ登場。原作と違い眼球がある。
- ジラース,ゴモラ,メトロン星人,マグラー
- その他大勢の生徒として登場。
- ガンダー
- その他大勢の生徒として登場。冷凍怪獣としてのネタは使われるが、ペギラとかぶる為かあまり強調されない。台詞はない。上述のハンバーガー店の客として別のガンダーも登場。原点と違い主人であるポール星人とは接点はない。
- シーゴラス
- 就学旅行費を着服したカネゴンやマンに他の生徒と一緒に騙されてアルバイトを始めた。ヨイトマカ星の全体マップには原作ネタの津波を起こしている描写がある。黒い怪獣だが、ブラックキング共々塗り忘れがある。
- カネゴン
- 銀行の息子で金持ちだが、戦闘の苦手な怪獣のためよくレッドキング達のいじめに遭い、ウルトラマンに助けを求める。成績は勉強、運動、芸術と全てがダメで、クラスの最下位。基本的には気弱で臆病な性格だが、お金で成績の悪さを解決しようとしたり、自分より足の遅いスカイドンを脅迫したり、とある事情で力を手に入れた途端に態度が大きくなったりと、腹黒く裏表の激しい一面もある。家族は両親が登場している。
- ダダ
- オカマ。自分を美しいと思い込んでおり、自意識過剰な行動を取っては同級生達から顰蹙を買っている。メカが苦手で、レジスターもうまく扱えない。ダダAからダダBへ顔チェンジ顔チェンジを行うと、威勢のよい性格に変わる。父親もオカマ。レスキュー隊として別のダダも登場している。
- ガラモン
- 毎回のように登場するが、特にこれといった特徴・能力は無い。スケートをする際にダルマ型のスーツを身に付けていた。原作と違ってロボットではないらしい。
- エレキング
- 尻尾からの放電が得意技で、野外で家電製品を使う際に頻繁に呼ばれる。
- ザラブ星人
- 変身能力があり、原作同様目付きが悪いにせウルトラマンの姿になる。他のキャラにそっくりに化ける事も出来る。地味なキャラを自称しているが、6巻内の短編や4コマコーナーで主役を務めた事もある。
- キングジョー
- 物を食べて太るという不思議なロボット。体は原作同様分離可能で、事あるごとにパーツが外れる。足が無くても空中を浮遊する事で移動は可能。機械という特徴故、体を分解されて機械の材料にされたり、乗っ取られたり、解剖されたりとよく災難にあう。
- タッコング
- オイルを食べて炎を吹く、オイル怪獣。レッドキングらとつるんでいる事が多い。ガソリンスタンドを経営する両親が登場している。
- ケムール人
- クラス1足が速い。跳び箱も得意。原作と違い後頭部の第三の目がない。
- ウー
- 全身毛むくじゃらである事がよくネタに使われる。男性。
- ナース
- 体が長いことがよくネタに使われる。
- ツインテール
- その特異な体型がよくネタに使われる。オムツをしている弟がいるらしい。
- ペギラ
- 冷凍光線を吐く。気の良い性格。
- メフィラス星人
- 頭が良いが自己中心的。クラスメート達からは「ガリ勉」と呼ばれ、あまり良くは思われていない。「~である」という口調。自宅は灯台。
- ブラックキング
- かっとびランドを支配しようとやってきた怪獣だが、マンに敗れ、いつのまにかかっとびランドの住人になっていた。口から吐くマグマ光線が武器。事あるごとにレッドキングと喧嘩をしているが、マンを倒す為なら遠慮なく手を組む。
- また、第1巻の時点で、マンの同級生として別のブラックキングが登場している。
- イカルス星人
- ブラックキングの部下として登場したが、いつの間にか彼とはあまり接点の無い、只の同級生となっていた。相撲編だけブラックキングの仲間に復帰。
- ガッツ星人
- ヨイトマカ星を征服すべく、大挙してやってきた侵略者。リーダー格の1人のみ、「G」と書かれた服を身に付けている。いつの間にか同級生となっており、常に1人しか登場しなくなっていた。分身能力あり。ワープ機能付きの円盤を持っていたが、同級生達にフリスビー替わりに使われて破壊された。
- ヒッポリト星人
- 転校生として登場。前の学校では委員長だったという。先生の前では優等生を装っているが、その裏では同級生達を陥れたり自分の持ち物を見せびらかしたりする「嫌な奴」。一応自分の性格が悪い事は自覚している。「ウソ大発見機」なる機械を持っている。
- シーボーズ
- 体が骨でできており、何かあるごとにバラバラになる。家はお寺だったりピラミッドだったりする。
- バリケーン
- 転校生として登場。嵐を起こす能力がある。「タイフーン」と呼ばれた回もある。
- スカイドン
- 体重は20万トンもある怪獣。マラソンではウルトラマンの作戦で一位になった。
- ギャンゴ
- 「〜だす」口調で誰の言うことでも聞くクラス1のお人好しだが、頭を強打することで凶暴化する。
- ギガス
- 小学生の個体とケーキ屋店長の個体(恐らく親子)が登場。
- ガマクジラ
- キャンプ場を独占を狙った者と、クラスメートの2名が登場。前者はウルトラの母の失敗料理を盗み食いして食中毒を起こすが助けられ、和解する。
- ノーバ
- ブラック司令の手下の者と、小学生の2名が登場する。
- サドラー
- 穴掘りで鶴嘴代わりに利用される。出番が多いが殆ど喋らない。
- ブルトン
- ウルトラマンにボウリングのピン代わりにされる等、損な役割が多い。やや寡黙。
- シャプレー星人
- その他大勢の生徒で度々登場。台詞はあまりないが、ウルトラマンやレッドキングに振り回されることが多い。
- ベムラー
- SFC版ウルトラマンをレッドキングと不快に述べた。ゲーム世界にマンや他の怪獣と召喚された時、最初に挑戦するも、背中の棘が地面に刺さり、敗北。
- テレスドン
- SFC版ウルトラマンをベムラー同様に不快に述べる。削岩機代わりにマンに利用される事もある。
- ゴキネズラ
- オニバンバとレッドキング母の試合の流れを変えようとマンに頼まれ、ゴキブリを召喚するが、取り乱したレッドキング母の暴動に振り回された。
- アントラー
- ウルトラマンが町中の空き缶を集める為に磁力光線で呼び集めるが、廃車や自販機まで来た為、下敷きになる。
- ナメゴン
- 9巻の最終回の扉絵にのみ登場。
- ジャミラ
- 原作同様水が苦手で、ポットン便所を使うなど排泄には気をつけている。魚が好物らしい。
- グビラ
- 魚の怪獣の為、食料やユリアンの解剖研究の対象にされかけるなど、損な役割。
- チブル星人
- 保険医として登場。レッドキングに挑戦して一度返り討ちに遭うが、土下座して頭が大きすぎる蛸体系で頭突きになったため逆転勝利している。
- ドドンゴ
- ソリの犬代わりにされたり、マンの不注意でガラスに突っ込んだりと損な役割が多い。
- キングザウルス3世
- ドドンゴ同様ソリの犬代わりにされたり、損な役割が多い。体系上、スキー板で滑る時は流石に四つん這いになる。
- バキシム
- 剣山状の手の為、マンが気絶したギャンゴをビンタで起こすときに使われた。
- ゴルドン
- 全身金色だが、実は金箔だった。ゴルドンの登場エピソードは単行本には未収録。
- サボテンダー
- マンがゴルドンの金箔張りを証明する際に手伝わされた。その際に全身のトゲを活用している。
- ケロニア
- 原作の吸血能力がよくネタに使われる。
- ペスター
- 胴体が二つある特異な体系がよくネタに使われる。
- ザンボラー
- 原作の発熱能力がネタに使われる。
- ヒドラ
- 他の同級生とユリアンに交際を求める時、ガッツ星人と共に鳥と仲良しなのを見せたが、レッドキングに元々仲間だと一蹴される。
- グモンガ
- 他の同級生とユリアンに交際を求める時、蜘蛛と仲良しなのを見せたが嫌われた。
- パンドン
- 頭が二つある為、一匹で漫才ができるネタを使った。原点と違い主人であるゴース星人とは接点はない。
- ラゴン
- 原作同様に水泳能力が高く、マンやレッドキングに評価されている。
- ビラ星人
- 団扇の様な体系をネタに使われる損な役割が多い。
- キーラ
- 自分の大きな目をよくネタに使う。
- ダリー
- 原作同様体が小さく、ネタに使われる。
- バルンガ
- ブルトンと対決するが、両者共に転がる、浮かぶだけたった。
- ステゴン
- シーボーズと対決するが、互いの肋骨が引っかかり、見物人に引っ張られるが、結局バラバラになる。
- ケムラー
- ネタの毒ガスは原作と違い、お尻から出す。鈴虫の真似をした事もある。
- グリーンモンス
- 花弁をミット代わりに使う。原作と違い膝小僧の目はない。
- ガボラ
- 花畑で顔の周囲の鰭を閉じていた為、水をかけられる。
- セブンガー
- 学園祭準備をしていた。
- エレドータス
- 美術部に所属。原作では4足生物だが、絵画時には流石に直立していた。
その他の登場キャラクター
- ゴース星人
- レンタル着ぐるみ屋の店員として登場。原点とは違い配下怪獣のパンドンとは接点はない。
- 乙姫
- 服装は中華風。テペト星人に誘拐されたが、マン達に救出された。しかし、その弾みで玉手箱の煙を浴び、星人共々老化した。
- ガメロン
- 乙姫の側近として登場。
- ドックン
- 遊園地の客として登場。キュラソと共演。
- キングストロン
- ピクニックのシーンに登場。
- ポール星人
- ピクニック客として登場。原点とは違い配下怪獣のガンダーとは接点はない。
- シュガロン
- ピクニックなど、様々なシーンに登場。
- ウリンガ
- バス運転手として登場。かっとび小学校生徒の映画撮影に割り込んだキュラソ星人にバスジャックされる。この場面はそのまま映画のリハーサルに使用され、マンの一言で激怒した。
- モチロン
- バス乗客の一人。バスジャックを止めたレッドキングに一旦は他の客と感謝するが、マンの一言に激怒した。
- ロボネズ
- スキー客として登場。マンとエースが雪像建設の為にゲレンデの雪を大量に使った為に苦情を出した。他にもザゴラス、ビーコン、多数名の怪獣がスキー客として登場。
- クイーントータス
- 温泉客として登場。他にもペテロ、レッドギラス、他数名の温泉客が登場。ゴーロン星人と乱闘を起こしたマンのスペシウム光線で全員感電した。
- ペロリンガ星人
- かっとび小学校の生徒と神社参拝客として登場。他にもシュガロンが登場している。
- ピット星人
- 中学校テニス部員として登場。原点とは違い配下怪獣のエレキングとは接点はない。
- フック星人
- ナオール病院の医師として登場。御神籤の大凶を引いたレッドキングの満身創痍姿に怯えて逃亡。
- ケンドロス
- UMAのカッシーを見物に来た野次馬の一人。マンが同級生の怪獣数名を無理やりひっ付けて造った偽物に騙された。
- ザニカ
- 釣り堀の魚をヤメタランスと逸れた飼い犬に奪われた。マンが飼い主と逸れたこの犬を引き取った後だった為、弁償を求めた。
- ベロン
- 医者として登場。検尿のコップをマンに大量に奪われた。コップはマラソン中のマンの同級生達のスポーツドリンク容器として使用された(同級生たちはそれを知らない)。
- サイゴ
- マンが救急車を病院に到着させる為、善意で道路渋滞をなくす為にバリアで車ごと跳ね飛ばされた。結局この怪獣を含め、夥しい人数の怪我人が病院に運ばれた。
- ザラガス
- 変身前の姿で登場。かっとび小学校体育館建設募金に協力した(マンが懸賞に高級車を付けた為)。
- 80の怪獣たち
- マンとウルトラの父が一時的に転校した他校の生徒、スキー客として数体登場。
- サータン
- マラソン大会の実況カメラマンとして登場。
- アーストロン
- マンに学園祭の為に自宅の屋根板を横領された。別個体がマンの同級生として登場。
- ムルチ
- ジェロニモン社長の取引先の社長として登場。髭が生えている。
- キュラソ星人
- 「宇宙囚人」の異名を持つ犯罪者で、泥棒・銀行強盗など様々な悪事を行う。失敗したが農民のアボラスの西瓜を盗もうとした。警察官のゼットンやマン達によって度々捕まえられているが、出所したり脱獄したりしてシャバに戻ってくる。田舎に「キュラ吉」という息子がおり、彼には自分がかっとびランドの王様だと嘘をついている。
- バド星人
- 小さくなったマン、エース、タロウが蜻蛉の群れから逃げる際、虫取り網を持っていた為、利用される。
- クール星人
- ニュースキャスターとして登場。
- モングラー
- レッドキングがマンから逃げる時に穴掘り能力を買われ逃亡を手伝わされた。サングラスをかけている。
- アボラス
- 農民や飲食店の客として登場。前者はキュラソ星人に西瓜を盗まれそうになったり、後者はウルトラマンの接客で熱くないバーガーを口に押し込まれて光線を受け火傷を負わされたりと損な役割。
- デットン
- 飲食店の客としてアボラスと共に登場。やはりウルトラマンの接客で口を火傷した。
- ザザーン
- ラーメン屋店長として登場。ガラモンの手伝いに来たマンが八つ裂き後輪で麺の元を切る時、柱まで切られて、店を文字通り潰された。
- ボーグ星人
- ラーメン屋の客として登場。几帳面過ぎるマンの料理に苦情をぶつけた。
- ゲスラ
- バーガー店長として登場。助っ人として来たマンと研修のダダの失態で店の信用を失った。
- プロテ星人
- 宅急便屋として登場。マンに上述のラーメン配達を依頼された。
- ゼットン
- 警察官。キュラソ星人をマン達と共に捕らえているが、やはり脱獄されてしまっている。
- ジェロニモン
- かっとびランド1の大金持ちである老人。度を越したケチで子供嫌い。幾つもの山を個人の土地として所有している。
- グドン
- かっとび東大の天才で、超怖い鬼教師。カネゴンの家庭教師としてやってきたが、ウルトラの母にはかなわない。5巻ではないしょ講座その3に登場している。
- 恐竜戦車
- 新しい先生だが、気が小さい。
- スフラン
- 密林に生える植物として登場。
- ペガッサ星人
- 遊園地の従業員として登場。マンやレッドキングにアトラクション用ロボット鰐を破壊され、弁償をライブステージ出演に求めた。
- ゴーロン星人
- 旅館野宿の大露天風呂にいた客、ほかの客に迷惑かけているが、ウルトラマンのスペシウム光線で感電した。
- ダンガー
- 上述の旅館の店員。ゴーロン星人を懲らしめたウルトラファミリーに一応感謝はするが、風呂場を壊された責任を修理で取らせる。
- ミニキング
- レッドキングのいとこ。超負けず嫌い。
- ブラック司令
- ジグザグ飛行する円盤に乗り、部下のノーバと共にやってきた侵略者。念写が得意。ヨイトマカ星を支配してお菓子やマンガを独り占めするのが夢。
- オニバンバ
- 「地獄の夢先案内人」という異名を持つ、女子プロレスチャンピオン。レスラーのパートを始めたレッドキングの母と対戦することになった。
- カプセル怪獣
- ウインダムは1巻の4コマに登場、ミクラスは3巻に登場、アギラは旅館野宿の大露天風呂にいた客として登場。
- ゴキドン
- 4コマ編で1コマだけ登場。ミクロ化したセブンを襲っていた。
- キングマイマイ(幼体)
- 中学の先輩のサッカー部員や町の不良など様々な場所で登場。
- スノーゴン
- 中学生の不良として登場。キングマイマイ幼体とつるむ。
- メシエ星雲人
- 中学テニス部部員として登場。
- ケンタウルス星人
- 中学バスケ部部員として登場。ナースのプレイスタイルにこけた。
- ドクキエール草
- 単行本8巻の長編に登場したオリジナルキャラクターで、オット星に生えている。どんな毒も打ち消すといわれる植物で、間抜けな顔をしてなぜか「ワンワン」と鳴くヒマワリだが、凶暴な別人格(?)の根っこを持ち、そこから相手の血液を吸い取りこれによってオット星は死の星となった。ウルトラマン達は、ウルトラの母の体を蝕む毒をうち消すべくオット星へ向かった。「草」という名前に反し花である。
- ゲルカドン
- 『グレート』に登場。グレートのムチャクチャによって故郷である花の咲き乱れる美しい星「オット星(ドクキエール草の星との関係は不明)」を滅ぼされ、復讐するためにヨイトマカ星へやってきた。
- ゴーデス
- 『グレート』に登場。容姿は第二形態。グレたレッドキングを悪の道にさそう「わるもの」と書かれたフダを下げていて、さらには背中に筋金まで入れている「フダつきのワル」。