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オーバーレブ!/山口かつみ

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著者: 山口かつみ
巻数: 31巻

山口かつみの新刊
オーバーレブ!の新刊

最新刊『オーバーレブ! 31


オーバーレブ!』(英語表記:Over Rev)は山口かつみによる漫画作品、およびそれを原作としたオリジナルビデオ、アニメ、ドラマCD作品。

作品概要

この物語は、友情・カーレースを題材にしたカーレースバトル作品である。 漫画作品のタイトル名の他に「A Legend of Ultimate Hot Rodder」と明記され、著者名の後に「& TEAM39」と記載される。『週刊ヤングサンデー』(小学館)に連載、2004年第35号で連載終了。単行本は全31巻。 OVA、Vシネマが制作される。

あらすじ

陸上部に所属する女子高生の志濃涼子は競技中のアキレス腱断裂によってインターハイ出場の夢を絶たれた。途方に暮れる涼子だったが、ある日友達と訪れた桑原峠でドリフトするS13シルビアとそれを操る女性ドライバーに魅せられ、車への憧れを抱く。そのドライバー・森田佐和子や片山愛香、橘沙璃、麻生拓郎、赤岡などといった仲間との出会いを通してドリフトの魅力に取り付かれ、「走る」事の喜びを再び取り戻していく。

登場人物とその愛車

主要人物

志濃 涼子(しの りょうこ)
搭乗車種:AW11 MR2 1.6 G-Limited
ボディーカラー:ブルーマイカ
本作の主人公。赤岡、サワコ、アイカの弟子。高校では陸上部に所属する短距離の選手だったが地方大会の決勝でアキレス腱を断裂しインター杯出場の夢を絶たれたが、サワコとの出会いを通して無免許ながらドリフトを教わり車への強い憧れを抱く。その後、赤岡の解体屋でスクラップ寸前になっていたAW11 MR2(涼子は「MR」を「ミスター」と読めるため、愛称「ミスター」で呼ぶ)を購入し、運転免許も取得。本格的に走り屋の世界へと飛び込み、仲間達との出会いを通じて成長していく。高校卒業後は電機メーカーに就職したがわずか1日で退社、赤岡の解体屋の従業員となる。後にMR2は一度エンジンブローを起こし、その際勤務先の解体屋でAE-92カローラレビンに搭載していた4A-GZEエンジンを仲間たち協力のもと換装している。ノーマルの狼編では、赤岡にフロントバンプストッパーをウレタン製に交換され、ブレーキプロポーショニングバルブの加工(ブレーキの利きを最大限リア側に)が施された。その後も涼子のドラテクの向上に伴いMR2はチューニングを何度か敢行されている。MR2、仲間との出会い、そして自身も努力を怠らない姿勢が本人のドラテクの向上を飛躍的に呼び込み最終的には初期にはドラテクでは確実に先を行っていたサワコやアイカにも勝利できるほどに成長、最終的には海外でサワコとコンビを組み、インプレッサを操りラリードライバーとして活躍している。
森田 佐和子(もりた さわこ)
通称:「サワコ」
搭乗車種:S13 シルビア K's → S14 シルビア K's Aero(後期型) ・ S15 シルビア Spec-R(アクロバットデモ車)
ボディカラー:パールホワイト(S14)・ライトニングイエロー(S15)
ランジェリーパブ「フィオリーナ」に務めるキャバ嬢。北海道出身。客として訪れたタカオに一目惚れをし、走り屋となる。免許取得からわずか一週間でドリフトをマスターし、2ヶ月で本格的なドリフトも難なくこなす天才肌のドライバー。慣性ドリフトならぬ「感性ドリフト」を得意とする。涼子を走り屋の世界へ導いた人物で、当初S13シルビアに乗っていたが涼子が海に沈めてしまい、保険でS14に乗り換えた。実力は相当高くアクロバットとのドリフトコンテストや郷田との勝負など、ここ一番では彼女が活躍している。
片山 愛香(かたやま あいか)
通称:「アイカ」
搭乗車種:CR-X → EG6 シビック SiR ・ EG6 シビック SiR(ノーマルルーフ仕様)
ボディカラー:ミラノレッド(EG6)・ショッキングピンク(ノーマルルーフ仕様)
中西急便のトラック運転手。気丈で男勝りな性格で佐和子とは対照的に理論派のドライバー。過去にバトル中事故で怪我を負っており、額の傷をバンダナで隠している。この事から安全を軽んじる行為を強く嫌う。結果的に彼女の安全への配慮の意識の高さが本作品中において走り屋行為に対するリスクを演出することとなる。バトル中の事故の際に仲間から裏切られた経験から人と群れる事を嫌っていたが、涼子やサワコらと関わっていく中で少しずつ心を開いていく。大のホンダ党で「ホンダはフェラーリより早い」が持論。愛車EG6はサンルーフが装備しているため、ボディーの剛性に欠点があり、後にサリを介してノーマルルーフ仕様(サンルーフレス)の車両を手に入れ、ツムラサーキットでシビックワンメイクレースに出場しトラブルを抱えながらも3位表彰台を果たす。最終的にはトラック運転手を辞め、九州へと引っ越して整備工場で働きながらジムカーナクラブチームの選手として活躍している。
橘 沙璃(たちばな さり)
通称:「サリ」
搭乗車種:プジョー・106 Rallye(ラリー)
ボディカラー:ビアンカホワイト
外交官の令嬢でフランスからの帰国子女。音感・リズム感覚に優れており、走りではコースをクラシックの楽曲に喩え、優れたペースコントロールを見せる。長い間日本にいなかったため一般的常識に欠ける。ラブホテルの意味を知らず普通のホテルと勘違いし、タカオと一緒に入るなど、とんでもない行動を起こす。ネットアイドルというもう一つの顔を持つ。

涼子に関わる人物

武内 徹(たけうち とおる)
通称:「徹」
搭乗車種:GA2 シティ
ボディカラー:タフタホワイト
涼子の幼馴染。高校卒業後、工学部の大学生になる。涼子の引越を手伝うが引越先が弾丸達の住む立川荘であったため自身も引越す(103号室)。涼子に恋心を抱いているが涼子は全く気付いていない。中古のシティを15万円で購入し、アイカの力添え(シティの軽量化と速度計を動作不能にする細工をした)によりBMWE36 M3にバトルで勝利した。またメカニックの造詣は意外に高いようで軽トラのチューニングにエスティマのエンジン載せ換えを考案する。運転の傾向は極めて堅実な走り方をするようでかなりの理論先行型。
武内 タカオ(たけうち たかお)
通称:「タカオ」
搭乗車種:BNR32 スカイライン GT-R
ボディカラー:スパークリングシルバーメタリック
徹の兄。サワコの師匠で走り屋チーム「FACTOR(ファクター)」のリーダー。横山峠の多くの走り屋より尊敬を集める。面倒見のいい性格だが、女性からの気持ちに鈍いところがある。仕事はレンタルビデオ店の店長。その後フレッシュマンに参戦。
麻生 拓郎(あそう たくろう)
通称:「弾丸(だんまる)」(自称「褐色の弾丸」より)
搭乗車種:S13 シルビア K's 2000cc
ボディカラー:ライトニングイエロー(オールペン)
立川荘の住人。スケベだが素直な性格で車に対する愛情は並々ならぬものを持っている。直角ドリフトという無謀なドリフトの完成を目指しており、度々愛車をガードレールにぶつけている。収入の殆どを車の改造と修理に継ぎ込んでいるため極貧。板金屋で働いているため修理代は安く済んでいる。愛車の馬力は自称300Ps。後述の「ノーマルの狼」にバトルして負け、愛車のシルビアをノーマルにされたが涼子のおかげで元のエアロパーツを装着することが出来た。
ボブ
搭乗車種:JZA80 スープラ RZ
立川荘102号室の住人。気は優しくて力持ちな大男。村上タイヤ店で働いている。
猿谷(さるたに)
通称:「サル」
搭乗車種:RPS13 180SX TypeX
立川荘104号室の住人。某芸人にそっくりな顔立ちの小男で関西出身。岩見金属に勤め、金属パーツを製造している。
赤岡 (あかおか)
通称:「赤岡のオヤジ」「オッサン」「社長」
搭乗車種:メルセデス・ベンツ 190E
涼子、立川が勤める自動車解体業・有限会社赤岡自動車の社長、解体部品の販売もしている。一見酔っ払いのスケベオヤジだが、かつてはパリ・ダカにチーフメカニックとして参加した実績があり、優れたメンテンス技術を持つ。自身が所属していたチームのドライバーが事故死してしまいそれを機にメカニックを辞め解体屋をはじめた。停車した状態から180゜ターンを行うなどドライビングテクニックも相当精通している。ドラテクを身に付ける赤岡道場を主催し、涼子、徹、弾丸らの師匠と呼べる存在。涼子に度々セクハラを行なってよく引っ叩かれている。
立川(たちかわ)
木造2階建てアパート立川荘の管理人で101号室に住む。アパート家賃は屋根・シャッター付ガレージ込み4万円。赤岡の解体屋の従業員。無口だが優しい性格。大会社の御曹司。練習に必要な場所を提供したり、MR2のエンジンを載せかえると決めた涼子にアドバイスとして自動車整備書を貸す。

Repley(リプリー)

シビックのワンメイクチーム。仕事等で知り合った女性4人で構成されている。

是石 真由美(これいし まゆみ)
搭乗車種:EG6 シビック SiR → EK9 シビック TYPE R
ボディカラー:グラナダブラックパール(EG6)
リプリーのリーダー。エステティシャン。勝つことに執着していて、バトルで負けた相手の言い訳を嫌う。が、愛香とのバトルでの敗北により心境が変わり、車が好きという初心に帰る。その後、EG6からEK9に乗り換え、ツムラサーキットのシビックワンメイクレースで、再び愛香とバトルする。
三条 綾乃(さんじょう あやの)
搭乗車種:EK9 シビック TYPE R
ボディカラー:ボーグシルバーメタリック
リプリーのメンバー。是石と同じ職場のエステティシャン。周りに溶け込むのが苦手らしく、仕事場では浮いた存在だったが是石に出会い、シビックに乗せられて自らもEK9シビックを買い、リプリーに入る。横山峠では是石の次に早いタイムを出す実力の持ち主。涼子とのバトルでは涼子がスタートでミスを犯したのに気づき、涼子のMR2が来るまで止まっていた。チーム一の小柄。
馨(かおる)
搭乗車種:EK9 シビック TYPE R
リプリーのメンバー。横山峠でサリとバトルし勝利する。チーム一の長身。
岩斑 圭(いわぶち けい)
搭乗車種:EK4 シビック SiR
ボディカラー:スターライトブラックパール
リプリーのメンバー。チームが走行会に出るときには申し込みをしたり、サーキットの特徴をビデオで撮影してきたりしている。サワコとのバトルでは1コーナーほどの差をつけるテクニックを持つ。

ノーマルの狼

三上 智(みかみ さとる)
通称:「ノーマルの狼」
搭乗車種:S13 シルビア K's 1800cc
ボディカラー:パールホワイト(マンガ) レッド(実写版)
理工大の学生。峠でチューニングカー相手に、負けたら相手の車をノーマルに戻すという賭けバトルを持ちかけ、その度にノーマルのS13シルビアで勝ち、相手の車を奪いノーマルに戻した上で乗り捨てる。この行為の発端は愛車のS13シルビアが盗難に遭い、昔の暴走族の車両のような改造された状態で発見されてから始めた。しかし、この行為は、ただの愛車盗難に対するただの復讐でしかない。自動車メーカーの技術者だった亡き父親の影響で改造車を嫌っていたのも原因の一つである。かなりのドラテクの持ち主(ノーマルのS13で勝利し続けたことを考慮すれば作中でも指折りの強豪キャラである)だが、その並外れたドラテクが「公道を走るのにチューンは百害あって一利無し」「ノーマルこそが車の黄金比」といった考えに拍車をかけてしまっていた。その後、涼子の考案で「かけまちがえたボタン」(間違った行為の考えの押し付け)は(涼子との2度目の賭けバトルでノーマルMR2に搭乗し、涼子のMR2スーパーノーマル車に負けたことにより)戻され、賭けバトルから足を洗う。その後も度々登場している。
三上 勉(みかみ つとむ)
通称:「ノーマルの狼の弟」
搭乗車種:CJ4A ミラージュ サイボーグ ZR ・ FC3S RX-7(車での初登場シーンは友人代役でドリフトコンテストに参加)
ボディカラー:ジャンパーニッシュイエロー(CJ4A)・ライトニングイエロー(FC3S)
智の弟。兄の行為は良くないと認識するも、兄の言いなりになって復讐行為に荷担していたことを悔やむ。涼子と結託し、兄を改心させた。兄が相手から奪ったパーツを全て保管していたため、相手の車はすべて元に戻せた。その後も度々登場し、ドリフトコンテストにも出場する。なお一度松永と勝負したことがあったが「ダートをやっているだけのことはあるが、1対1の駆け引きには少々弱い」とのこと。
三上兄弟の父親
故人で自動車メーカーの技術者。智が小5の時、急死(映画版では、1年前に走り屋相手の事故に巻き込まれ死亡した。映画版では、この事が智の復讐のきっかけ)。酒を飲む度に、若者が車を違法改造する行為をいつも嘆いていた。これが智の復讐の一因にもなった。

Axrobat(アクロバット)

サーキット走行会・ドリフトコンテスト編に登場する、埼玉県浦和市の悪徳パーツショップ、郷田率いるショップチーム。北関東ナンバー1の実力(自称)を誇る走り屋チーム。

郷田 亮(ごうだ りょう)
搭乗車種:FD3S5型 RX-7 タイプR(エアロパーツに変える際に外してしまったのかもしれないが、バンパーのダクトにフォグランプが無いため、タイプRだと思われる。しかし、詳細が書かれて無いため、タイプRSかRかは不明)
ボディカラー:ヴィンテージレッド
アクロバットのリーダーでモヒカン・怪力の持ち主。24歳。ドラテクはかなり上手く400馬力の車を力でねじ伏せる。
日下 達也(くさか たつや)
搭乗車種:JZX100 チェイサー ツアラーV
ボディカラー:ワインレッドマイカ
アクロバットのナンバー2で次期リーダー候補。22歳。スキンヘッドの出で立ちで人望は薄く、冷血。慣性ドリフト・サーキット場の縁石上でドリフトをするなど高度なテクニックを持ち、実力のある持ち主。車の馬力は400馬力。
大園 昭二(おおぞの しょうじ)
搭乗車種:RPS13 シルエイティ
ボディカラー:スーパーレッド
アクロバットのメンバー。サーキット走行編のドリフトコンテストでサワコに負ける。故意にサワコのS14を潰しにかかるがかわされ自滅し、チームを破門になる。
戸倉 宗一(とくら そういち)
搭乗車種:AE86 スプリンタートレノ GT-APEX (2ドア仕様)
アクロバットのナンバー3。ショップアクロバットの整備士で女好き。日下より実力を持っているがリーダーになりたくないため、実力をひたすら隠し通していたがオーナーには全て見抜かれ、涼子たちをアクロバットチームにスカウトを命じられる。
山本 洋(やまもと ひろし)
搭乗車種:S13 シルビア
ドリフトコンテストで郷田の伝令により涼子のMR2を潰しにかかるが自滅し、チームを破門になる。
オーナー
アクロバットのオーナー。ドリフトコンテストに涼子たちを招待し、涼子にアドバイスをし慣性ドリフト・最速タイムを決める。

鶴・亀温泉

涼子たちを宿泊させるために近づくがサワコに嗾けられシャコタン競争し、その後そのままの状態でゼロヨン勝負、両車輌が大破する。

鶴(つる)
搭乗車種:クラウン
ボディカラー:ホワイト
鶴ノ井旅館の御曹司。リーゼントでバカ。
亀(かめ)
搭乗車種:Y32グロリア
ボディカラー:イエロー
スパリゾート亀美館の御曹司。黄色の髪色でバカ。

その他の人物

志濃 泰平(しの たいへい)
搭乗車種:ER34 スカイライン 25GT-TURBO
ボディカラー:スパークリングシルバーメタリック
涼子の父親でとある会社の課長。涼子の気を引くためにカーポートと運転免許を半年かけて取得し、R34スカイラインを購入し涼子を驚かせた。後に「遅れてきた走り屋・横山の銀狼」と噂が広まる。
脇坂(わきさか)
搭乗車種:BNR32 スカイライン GT-R
志濃課長の部下で、志濃課長のR34スカイラインを見つけ後をつけ、峠でバトル(涼子が運転し助手席に乗車)で負ける、脇坂は課長が運転していたものだと勘違いし、噂を広げる。
八神(やがみ)
搭乗車種:AE86 カローラレビン
ボディカラー:ハイフラッシュツートーン(レッド / ブラック)
アイカの友人で、タカオの前チームの仲間。横浜市出身。アクロバット編で車両が初登場し、郷田の卑怯な行為により負ける。
鈴木 光二 (すずき こうじ)
搭乗車種:ST205 セリカ GT-FOUR
ボディカラー:スーパーレッドIV
斜乱球のチームリーダー。チーム名からもわかるが、登場人物が某グループの某アーティストに似ている。音速の美少女編に初登場し横山峠でサワコとバトルをするが、サワコの「慣性ドリフトを超える、感性ドリフト」により敗れる。その後、何度か登場する。
田主丸 勇治(たぬしまる ゆうじ)
搭乗車種:BMW E36M3 → NSX
ボディカラー:フェニックスイエローメタリック(E36 M3)
涼子、徹の高校の級友で実家は農家の大地主。横山峠にてBMWで勝負するが徹のシティに負ける。NSXでドリフトコンテストに出場するが、大破する。
桑原(くわばら)
搭乗車種:AE86 スプリンタートレノ
冬川(ふゆかわ)市犬鳴(いんなき)峠に出没するサラリーマンの幽霊。青いMR2に強い憧れを持ち、納車日に飛行機事故に遭う。その後、涼子のMR2に同乗、運転し成仏をする。
木ノ実 富士江(このみ ふじえ)
搭乗車種:TA22 セリカ 1600GT
ボディカラー:レッド
涼子のいきつけ、横山峠近くの定食屋のオーナー。
武者 正昭(むしゃ まさあき)
搭乗車種:S124A マツダ・サバンナRX-3GT
ボディカラー:グリーン
イギリスで車のレストアショップを経営。
徳田(とくだ)
チューニング雑誌「ドリフト王国」の編集長。アクロバットびいき。ドリフトコンテストの審査委員長でサワコのランパブ「フィオリ-ナ」の常連客、愛称は「トッキー」。
橘(たちばな)
搭乗車種:メルセデス・ベンツ
サリの父親。外交官で赤岡率いるチームのオーナーで、赤岡の旧友。
アンリ
搭乗車種:ルノー・スポール・パジェロ(ワークスラリー仕様)
ボディカラー:ブルー(パジェロ)
赤岡のチームのレースドライバー。パリダカのレース中ラリーコンピューターの不具合により故障、地形が読み取れずコースアウトし斜面より落下、首の骨を折り即死する。これにより赤岡は引退する。

登場地名・名所等

実名の場所、またはモチーフにした場所が実際に存在する。(※以下は物語上の名称)

  • 神奈川県横浜市 - 涼子がサワコ、タカオら走り屋と出会う舞台。初ドリフト走行する。
  • 神奈川県相模原市 - 主な舞台。
  • 東京都八王子市
  • 桑原峠 - 涼子がS13シルビアのドリフトを見かける舞台。
  • 横山峠 - 主なバトルの舞台。涼子達のホームコース・・・と言えるがある事件を境に走り屋を峠から追い出すだめにポールが差し込まれ、警察もパトロールするようになり、以後は他の峠でのエピソードとなった。
  • 犬鳴(いんなき)峠 - 幽霊さわぎ編の舞台。幽霊は成仏し、サワコとアイカがコースレコードを更新する。
  • 相模原工大 - 徹の通う大学。
  • 袖ヶ崎高校 - 涼子、徹、田主丸が通っていた高校。
  • 埼玉県浦和市 - アクロバット編の舞台
  • ぼさつ峠 - チームアクロバットのホームグラウンド

書籍

原作漫画連載誌

『週刊ヤングサンデー』(小学館)に連載。2004年第35号連載終了。

単行本

『ヤングサンデーコミックス』(小学館)にて刊行。全31巻。

TEAM39

掲載紙の著者名の横にある「TEAM39」、巻頭にある「TEAM39 STAFF」とは、山口かつみのオーバーレブ!連載における制作協力スタッフの総称である。連載当初のスタッフ4人の生年が昭和39年生まれ岩見吉郎の生年が昭和40年のため単行本3巻より訂正してある。からによる。7巻より生年の記載を削除。

連載当初のメンバー
松田勇次(脚本協力&テクニカル協力)
岩見吉郎(脚本協力)
田島昭彦(Macデザイン)
広瀬直人(編集)

Vシネマ

2001年4月27日に発売された。全1巻。

スタッフ

  • 企画・製作:白飛龍悠
  • 監督:室賀厚
  • プロデューサー:松家雄二、黒須功
  • 脚本:濱崎剛志、室賀厚
  • 撮影:加藤孝信
  • 音楽:安川午朗
  • 音効:柴崎憲治
  • 制作協力:黒須功商店

キャスト

  • 志濃涼子:三林千夏
  • 森田佐和子:渡順香
  • 片山愛香:木村唯奈
  • 橘沙璃:いとう周香
  • 小沢和義
  • 小沢仁志
  • 中島宏海
  • 殺陣剛太
  • 佐藤秀光
  • 千葉尚之
  • 榊原伊織
  • 山西道広

アニメーション

OVA

キャスト
  • 志濃涼子:満仲由紀子
  • 森田佐和子:根谷美智子
  • 片山愛香:西原久美子
  • 橘沙璃:水樹奈々
  • 武内タカオ:井上和彦

ドラマCD

キャスト
  • 志濃涼子:満仲由紀子
  • 森田佐和子:根谷美智子
  • 片山愛香:西原久美子
  • 武内徹:私市淳
  • 武内タカオ:森川智之

脚注

外部リンク