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カオスだもんね!/水口幸広

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著者: 水口幸広
巻数: 1巻

水口幸広の新刊
カオスだもんね!の新刊

最新刊『カオスだもんね!


出版社: アスキー
シリーズ: EYEコムブックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

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カオスだもんね!』は、水口幸広による日本の漫画作品。

『EYE-COM』および、その後身である『週刊アスキー』で連載するコラム漫画である。現在は、『カオスだもんね!PLUS』と改題されて、『週刊アスキー』誌上にて連載中である。

概要

さまざまな題材を取材して、その取材結果をマンガでレポートするコラム漫画である。取材対象は多岐にわたり、一風変わった風俗店、『ガンダム』に代表されるホビー関係、生活に密着した商品を生産する企業など、取材可能なものなら何でも扱う。自称、社会派レポート漫画

取材対象は作者や担当編集者が持ち回りで企画するほか、読者からのタレコミを採用したり、相手からの売り込みに応じることもある。

作者自身や歴代の担当編集者がそのまま作中に登場し、取材に赴く際の道中や取材風景、取材を終えて帰路につくまでを描いているのも作品の特徴である。道中では取材対象をチョイスした経緯が語られ、取材対象への偏見を素直に吐露したり、時には取材に行くことそのものを嫌がったりといった等身大の姿を見せる。

取材に赴くだけではなく、ビール作りや燻製作りなど、自らの体験レポートをマンガに起こすことも多い。このような「ネタになるなら何でもアリ」な作風はある意味重宝されており、編集部対抗戦の企画があると週刊アスキー編集部を代表して参戦する(させられる)こともしばしばである。

作者自ら、「売れない漫画家」である自分自身をネタにし、売り込みと称してオリジナル漫画を掲載することもある。その多くは既存の漫画作品のパロディであったりするなど明らかにネタであるものの、『無敵素敵ロボ ボルナッス』『パンツマン』などのように、シリーズ化したりラジオドラマ化やコスプレ化が実現したものもある。

作者も担当編集もファーストガンダム世代であり、ガンダムへの思い入れも強い。そのため「ネタに困るとガンダムネタに走る」と揶揄されるほどガンダム関連のネタがよく取り上げられる。

タイトル変更について

第666回(2009年3月10日号)より『カオスだもんね!PLUS』に変更された。これは第665回でちょうどコミックス20巻の所蔵分を満たし、次の21巻目をこれまでのアスキーコミックスからサイズの異なる電撃コミックスEXにレーベル変更することでレイアウトが変わるため改題。

登場人物

作中の登場人物は全て、編集部に実在の人物が投影されたものである。もちろん漫画としての脚色や誇張も一部あるものの、その人物像やエピソードを余すところなく作中で描写されている。配偶者や家族まで作中に登場することもある。

水口幸広(画伯)
作者自身。エロとガンダムとワイドショーが大好き。長距離取材や旅行ネタの際は、宿泊先のホテルのAVチャンネルを寝る間も惜しんでチェックするのがお約束となっている。
シャクライ
フリー編集者(外部担当)。取材時には写真撮影などを担当。かわいい物と変な場所が大好き。
アスキーにはバイトで入ったが、ハードウェア班に回されて激務に耐えかねて退社した過去を作中で暴露されている。現在は外部の編集プロダクションに所属。
5代目の担当者であり、以来ずっと担当を外れることなくカオスに関わり続けている。「釣り堀」「滑り台」といったあまりにも枯れた企画ばかり出したことから、もう一人内部担当を置くことになった経緯が作中で暴露されている。しかし結果として、3人体制となったことで企画にバリエーションが生まれ、作中での3人の絡みも作品の見どころとなって長寿連載化に貢献している。
作中ではおっとりとした人畜無害なキャラクターとして描かれる。一方、作品の旧ウェブサイトで、意地悪をされた相手にこっそり意趣返しをする四コマ漫画「野望王シャクライ」を載せられ、実は腹黒いという人物設定が付加された。本人は嫌がっている。
アカザー(ケンちゃん)
『週刊アスキー』編集者(この連載の担当)。取材時には車の運転、アポイントメントを担当。ラジコンや釣り等、ホビーネタを好む。
デビュー企画はザウスの取材で、自分の好きな事をそのまま取材対象にする「直球ストレート型」と画伯に評される。担当になった直後はチンピラな言動が目立ち、画伯の第一印象はすこぶる悪かったという。採用面接では逆にそれが個性としてF岡編集チョ(当時)に気に入られ、採用に至ったことが作中で明かされた。アメリカ・イリノイ州への留学経験がある。
作中ではスネ夫ばりのカッパ顔に描かれる。常に強気でオラオラな言動であるが、霊感が強く怖がりだという一面が発覚し、すっかり弄られ役と化してしまった。
スノーボードの練習中に着地に失敗する事故を経験し、それ以降車椅子生活を送っている。
F岡編集チョ
以前は『週刊アスキー』の編集長だったが、現在は『週刊アスキー』の編集人。
カオスDJ
読者からの感想メールを特集する回に登場。読者からの便りを読む際に画伯が作中でDJ風にコスプレし、次第にキャラが一人歩きして独立したキャラクターとなった。シャクライやアカザーもDJキャラ化されている。

定番企画

  • オリジナル漫画
画伯がオリジナル漫画を描き、シャクライと画伯がその漫画についてコメントする。
  • ケンちゃんの肝だめし
担当編集・アカザーが極度の怖がりであることから、毎年夏に肝試しを行う。ほとんどはホラーゲームを使って行うが、外部に取材を兼ねて行うこともある。
  • DJ
毎年春と秋に、それぞれ画伯・シャクライ・アカザーの分身であるDJ・MCチェリー・MCケーンというキャラクターが読者からのメールを読み上げ、コメントを返す。毎回最後は単行本の告知や進行状況の報告で終わることが多い。
  • カオス反省会
毎年の年末に、その年のカオスで行われた企画や取材を振り返る。漫画の冒頭には、導入役としてサンタが登場する。

歴代担当

  1. 山川真太朗(番頭山川)
  2. 長利智祐(オサリン)
  3. 大内隆良(オーちゃん)
  4. 中村公彦
  5. 桜井俊宏(シャクライ)
  6. 中山智
  7. 赤澤賢一郎(アカザー、ケンちゃん)
  8. 中山智
  9. 佐藤文弘(フーミン)
  10. 赤澤賢一郎(アカザー、ケンちゃん)

出版物

単行本

アスキー出版局(現:アスキー・メディアワークス)より発売。

  1. 始動編
  2. 増殖編
  3. 香港編
  4. ホビー編
  5. DJ編
  6. サイン会編
  7. 旅情編
  8. 麦酒造り編
  9. ゲーム編
  10. リベンジ編
  11. ミズトフ編
  12. ボルナッス編
  13. マニアック編
  14. アゲイン編
  15. 未来編
  16. モンテ編
  17. 台湾編
  18. 探求編
  19. プレジャー編
  20. ありがとう編

週刊アスキー特別編集

  • 2005 SUMMER 特別編集
  • 2005 WINTER 特別編集
  • 2007 SUMMER 特別編集

週刊アスキー増刊

  • ホビー&グルメ編

外部リンク