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ガールズザウルスDX/楠桂

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著者: 楠桂
巻数: 10巻

楠桂の新刊
ガールズザウルスDXの新刊

最新刊『ガールズザウルスDX 10


出版社: 小学館
シリーズ: サンデーGXコミックス


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ガールズザウルス』は、楠桂による日本の漫画作品。最初は『週刊少年サンデー超』(小学館)にて連載され、その後掲載誌を移し、『月刊サンデーGENE-X』(小学館)にて『ガールズザウルスDX』と題名を変えて連載していた。

あらすじ

ある日、知立真悟は女の子に襲われて以来、女性恐怖症となり…

登場人物

登場人物の苗字は、全て名古屋市内または愛知県内の駅名(名古屋鉄道および名古屋市交通局)である。特に作者が岩倉市在住のため、犬山線および鶴舞線の駅名が多い。

知立 真吾(ちりゅう・しんご)
本作の主人公。ダイエット前の西春遙に襲われて、全治1ヶ月・30針縫うほどの重傷を負わされる。その事がトラウマとなり、女性恐怖症となる。女性恐怖症を治すためにボクササイズ部に入部するが…。
西春 遙(にしはる・はるか)
本作の中心的ヒロイン。ダイエット前に、裸で知立を襲い重傷を負わせた張本人(本人は告白したつもり。しかもその事を「3針縫った怪我」と平然とすり替えている)。その後、驚異のダイエットを成功させる。右胸のダブルほくろが特徴。怪物級の戦闘力と運動性、そして怪力を誇るが、始末の悪いことに嫉妬深さも怪物級で、知立が他の女とやり取りしているところに平気で強行突入して、場を混乱に陥れる事も多い。大学生の姉と中学生の妹がいるが、二人が持つ母親譲りの淫乱さは持っていない。
金山 希(かなやま・のぞみ)
本能に忠実な知立のクラスメイト。知立を落とすために色々と画策し、手段を選ばずに実行する超攻撃型だが全て空回り。超幼児体型だが、それが逆に知立に恐れられていない元となっている。
栄生 晶(さこう・あきら)
知立と男(?)同士の裸の付き合い(自身は男になること)を望む、ボクササイズ部の部長。実は名家のお嬢様。常にノーブラで言葉遣いも乱暴、更に事あるごとに知立に因縁をつけて勝負を挑もうとする脳ミソ筋肉女。
扶桑 忍(ふそう・しのぶ)
知立の女性恐怖症を知る唯一の人物。知立の通う学校の学校医で、ボクササイズ部の顧問。「女性恐怖症を治すために必要」と言葉巧みに知立を部に引き入れた張本人。「女性恐怖症を全校にバラす」と事あるごとに彼を脅し、「犬っころ」と呼んでこき使っている。また、自分に都合の悪いことをたちまち部員(特に知立)に押し付けたり、楽しめたり得になる事は率先してやるなど、狡猾で享楽的な性格。
知立 昴(ちりゅう・すばる)
知立の妹。唯一、知立が平気な女性だったが、ある日を境に急成長。兄のことが大好きという超ブラコン女だが、その急成長してしまった身体ゆえに避けられるようになった。もちろん、兄が女性恐怖症になっている事は知らない。
荒畑 剛(あらはた・つよし)
ぽっちゃりフェチの男。ダイエット前の遙を見て一目惚れ、ダイエットしたことを残念がり、太らせようと色々と画策する。ボクシング部のヘビー級チャンピオンだが、とてつもない乱暴者なために所属しているボクシング部を追放されている。左頬にダイエット前の遥につけられた傷がある。知立とはやがて因縁浅からぬ関係となっていく。
塩釜口 苺(しおがまぐち・いちご)
名前からは到底想像出来ないほどの化け物じみた顔立ちと骸骨並みの体型を持つ最凶最悪のザウルス。知立に二番目の男になりたいと言われて以来、夜な夜な「抱いてけ~」と出没するようになる。またオカルト、特に黒魔術や呪術に造詣が深く、それを巧みに使って知立を自分のものにしようとしたが、「愛が無いのは嫌だ」と思い止まり、自分の力で振り向かせようと決意する。
鶴舞 栞(つるまい・しおり)
DX2話から登場。知立の先輩で、学園のマドンナと呼ばれる男子生徒憧れの存在。かなりの美形だが、自分を見る男たちのだらしなく下卑た顔が嫌いなため、無表情で屈強な男を親衛隊に選出して、自身を守らせていた。遥から逃げるために親衛隊とは知らずに飛び込んでしまった知立と衝突、そのはずみでキスまでされてしまうが、知立に一目惚れしてしまう。しかし、その一目惚れした理由は「キスした後の怯えた顔が良かった」から。また、自前のスパンキングロッドを所持しており、SMの女王様的なサディストぶりは忍に勝るとも劣らない。それ以来、知立を奴隷兼彼氏にすべく、特注のチョーカーをプレゼントしようとするなど、知立に対して積極的になっていく。
星ヶ丘 蛍(ほしがおか・ほたる)
DX7話から登場の転校生。方向音痴・数歩歩いただけで簡単に、しかも派手に転んで周囲のあらゆるものを壊す・超ド近眼かつ自分の頭にずれた眼鏡も判らない・着崩れた着物を直すと余計に服が脱げる、など数え上げればきりが無い超ドジっ娘。希同様に小柄だが、実は巨乳。初登場時は転入前の学校の制服だった(小柄で巨乳というアンバランスサイズなため、制服を特注しなければならなかったから)。また、アルバイト先の喫茶店でも転んだだけで店のみならず客や調理スタッフを入院させ、閉店寸前まで追い込んだ。行動するだけで周囲に甚大な破壊と実害を撒き散らすその様は、まさに「歩く災害」とも言うべき、天性のトラブルメーカーにして破壊者。止めとばかりにその事を全く自覚しておらず、それが周囲に恐れられる事となり、学校では常に孤立させられ、知立と出会うまで友達は一人も出来なかった。転校の理由もその甚大な被害と苦情を被ってきた前の学校の校長に「転校してくれ!」と泣いて土下座された為。作者曰く「避けたいタイプのキャラ」。