キャバクラ八犬伝/影日昇
著者: 影日昇
巻数: 1巻
最新刊『キャバクラ八犬伝 1』
『キャバクラ八犬伝』(キャバクラはっけんでん)は、影日昇による日本の漫画作品。
概要
携帯コミックサイト『コミックファクトリー』より配信され、単行本はメディアファクトリーより全2巻が発売された。
あらすじ
主人公である退魔士・犬崎公太は妖・エミー・ダイムの封印に失敗し力を失ってしまう。犬崎の力はCLUB ALESSに居た八人の女性に乗り移り、犬崎は力の証である「蝶のアザ」を持つ女性を探すべく夜の街にくり出すのであった。
登場人物
犬崎側
- 犬崎 公太(けんさき こうた)
本作の主人公である退魔士。理性よりも本能が勝る性格。
- 舞花(まいか)
アザを持つ1人目の女性。上流階級出身であり社会勉強のためホステスをしている。どこからともなくビール瓶を持ち出し理性を失った犬崎を殴る。
- 理乃(りの)
アザを持つ2人目の女性。バーニーガールであることに誇りを持っておりウサ耳のカチューシャをつねに着けている。
- エリ
アザを持つ3人目の女性。SMキャバクラで働いている。かわいい物好き。セレブである舞花をライバル視している。得物は鞭。
- さき
アザを持つ4人目の女性。メイドキャバクラに勤めている。さくらの姉。
- さくら
アザを持つ5人目の女性。さきの双子の妹で同じくメイドキャバクラで働いている。
- 綾子(あやこ)
アザを持つ6人目の女性。「CLUB ALESS」のママで犬崎の発情を抑えるほどの威圧感を持つが、根は犬崎と通じる部分がある。
- ルネ
アザを持つ7人目の女性。大らかな性格でよく客に胸をもませていた。実家はリンゴ農家で『ALESS』が閉店した後は実家に戻っていた。
エミー・ダイム側
- エミー・ダイム
犬崎が退治しそこねた「妖」。サリサを使って犬崎の行動を妨害する。
- サリサ
エミー・ダイムに仕えるゴスロリ・ファッションの女性。実は最後のアザを持つ女性で本名は「理瀬」。『ALESS』の事件以来二重人格で苦しむようになりエミー・ダイムに治療を求めていた。
キーワード
- 妖(あやかし)
人の魂を喰らう存在で、「妖魔」、「魔物」とも呼ばれる。
- 退魔士(たいまし)
1つの街に1人か2人存在し、人知れず「妖」と戦い続けている。
- 蝶のアザ(ちょう-)
犬崎の力の源であり八人の女性に分散している。
単行本
- 『キャバクラ八犬伝1』 ISBN 9784840125963
- 『キャバクラ八犬伝2』 ISBN 9784840133494
関連項目
- 南総里見八犬伝
- キャバクラ
外部リンク