キレパパ。 4
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『キレパパ。』は、『drap』(コアマガジン)に連載されている高城リョウ作のBL漫画。ドラマCD化や、OVA化などの、メディアミックス展開もされ、それらの総称でもある。
ストーリー
キレパパ。=「キレイでキレやすいパパ」
とびっきりキレイな千里は一人息子の里樹を偏愛するあまりに、里樹に近づいてくる男子をありとあらゆる手段で追い払っていた。その中でも、里樹の親友である榊俊介は要注意人物。「何としてでも俊介から里樹を護らなければ…!」と、俊介を追い払うことに専念する千里。ところが、俊介の意中の人はなんと千里であった。突然の告白に千里の心は揺れ、何故か俊介が気になってしまう。しかし、俊介を愛せば最愛の息子の里樹が傷ついてしまう…。キレイなパパと、年下の俊介の恋の結末はいかに…。
登場人物
※声優名は、OVA版・ドラマCD版のキャスト。
- 鷹司千里(たかつかさちさと)
- 声:緑川光
- 本作の主人公。誰もが見惚れるほどの容姿。小説家で、36歳。15年前の21歳という若さで妻(原作・OVA共に未登場、話にも出てこない)との間に息子の里樹を授かる。里樹の父親であり、親バカ。里樹に近付く男は全て追い払うという徹底ぶり。しかし俊介と付き合うようになってからは、それをしないようになった。咲春香(さきしゅんか)が執筆する「水鬼シリーズ」の大ファン。それに影響されて、今の職に就いた。高司家の五男。
- 榊俊介(さかきしゅんすけ)
- 声:櫻井孝宏
- 高校一年生の15歳。実はその正体はベストセラー作家・咲春香(さきしゅんか)である。大ヒット作・水鬼を執筆した張本人。千里の最愛の息子・里樹とは、同級生で親友の関係である。
- 実は、水鬼シリーズの水鬼の正体は、小説上の俊介の分身である。「千里に近づく男を小説上で殺していく」という手順を小説にしたら、いつのまにか大ヒットしてしまったらしい。この水鬼シリーズを生み出したのは、俊介曰く、千里であるというのは過言ではないらしい。
- 尚、水鬼シリーズの映画化にあたって水鬼・親友役に大抜擢されるほどのルックスを併せ持つ。
- 鷹司里樹(たかつかさりじゅ)
- 声:宮田幸季
- 主人公・千里の息子で、俊介の同級生。二条翔とは、恋人関係にある。
- 普段はおっとりとして純粋な性格をしているが、翔との交際を認めない千里に怒りを露にした。
- 二条翔(にじょうかける)
- 声:諏訪部順一
- 水鬼シリーズの実写版の水鬼役を演じているブレイク中の俳優。鷹司里樹とは、恋人関係にあたる。
- 船場真(ふなばしん)
- 声:杉田智和
- 千里と咲春香(実質の俊介)の二作家の担当編集者。
- 度々、千里の危ない言動に立ち往生している。
- 神崎(かんざき)
- 声:成田剣
- 俊介の父親で、千里の高校生時代の先輩。俊介と名乗る苗字が異なるのは、高校3年生時に両親が離婚し、母方の榊を名乗るようになったためである。
- 蓮音奨(はすねしょう)
- 声:中原茂
- 水鬼シリーズの挿絵をしている画家。ペンネームは速水かぐ夜
- 世界的にも認められている。
- 鷹司千尋(たかつかさちひろ)
- 声:森川智之
- 千里の父親。銀雪館の取締役。五人の子供がいる。孫バカ。
- 俊介と千里が付き合うのを認めていない。
- 鷹司千歳(たかつかさちとせ)
- 声:川島得愛
- 千里の兄。銀雪館の支配人。鷹司家の長男。甥バカ1。
- 雪人に今もベタボレ。
- 美人支配人として仕事をこなす反面、かなりのキレ者。
- 鷹司千鳥(たかつかさちどり)
- 声:羽多野渉
- 千里の兄。銀雪館の料理長。鷹司家の次男。甥バカ2。
- 柴雪人(しばゆきと)
- 千歳の恋人。芸大に入るために千歳とは遠恋になっていた。
- 水鬼シリーズの映画監督であり、28歳という若さでありながらカンヌの受賞歴をもつ。
- 2歳の頃に安雲という母親に捨てられているなど、過去は痛々しい。
- 葵虎牙(あおいたいが)
- 高校生にして実力派の俳優。
- 翔に恋心を抱いているが、フラれても諦めきれないでいる。
- 咲春香(榊俊介)の熱狂的なファンであるが故に、千里とはライバル同士。
- 千里に対しての嫌がらせに肉まんに五寸釘をいれたりもする。
リリース
コミック
- キレパパ。(1)
- キレパパ。(2)
- キレパパ。(2) 【初回限定ミニドラマCD付】
- キレパパ。(3)
- キレパパ。(4)
ドラマCD
- キレパパ。
- キレパパ。2
- キレパパ。3
- キレパパ。クリスマスパニック
- キレパパ。水鬼オリジナル外伝 ~そして誰もいなくなった銀雪館~
OVA
- 第一話 「綺麗なお父さんは好きですか?」
- 第二話 「君のために」
外部リンク