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ギャングキング/柳内大樹

共有

著者: 柳内大樹
巻数: 24巻

柳内大樹の新刊
ギャングキングの新刊

最新刊『ギャングキング 24


出版社: 少年画報社
シリーズ: YKコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

ORBs_2048 ギャングキング西ドイツさんはちょぼらうにょぽみ先生をおちょくってた時だけ面白かった
stitch_pig RT @koki1105t: 俺がオフィシャルキャラクターブックにも出させていただいた大好きな漫画 ギャングキングであったわ 「急ぐのはいい。焦んじゃねー」って だってさ… だって… 俺今起きた訳じゃないんだからね
hijirikawalove RT @koki1105t: 俺がオフィシャルキャラクターブックにも出させていただいた大好きな漫画 ギャングキングであったわ 「急ぐのはいい。焦んじゃねー」って だってさ… だって… 俺今起きた訳じゃないんだからね
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ギャングキングの既刊

名前発売年月
ギャングキング 1 2004-02
ギャングキング 2 2004-05
ギャングキング 3 2004-11
ギャングキング 4 2005-04
ギャングキング 5 2005-07
ギャングキング 6 2006-02
ギャングキング 7 2006-07
ギャングキング 8 2006-10
ギャングキング 9 2007-02
ギャングキング 10 2007-07
ギャングキング 11 2007-09
ギャングキング 12 2007-12
ギャングキング 13 2008-06
ギャングキング 13 2008-09
ギャングキング 15 2009-01
ギャングキング 16 2009-04
ギャングキング 17 2009-10
ギャングキング 18 2010-01
ギャングキング 19 2010-06
ギャングキング 20 2010-11
ギャングキング 21 2011-05
ギャングキング 22 2011-07
ギャングキング 23 2011-11
ギャングキング 24 2012-04

ギャングキング』は、柳内大樹による日本の漫画作品。

概要

『ヤングキング』(少年画報社)にて連載中。不良漫画作品である。

自分で自分の体に彫り物を彫った少年、和彫りのジミーの成長を描いた物語。

ドリームキング・ドリームキングR(原作:俵家宗弖一)で登場するピンコや、Hasegawa長治で登場する暴走族「狂天動血」が作中に登場する事から、他の柳内大樹の作品の世界とリンクしている。

外伝小説『シブヤ大戦争』(著作:俵家宗弖一/学習研究社刊)では、竜針の若い頃である竜崎が、タカとユージと絡んでいる。表紙&挿絵を柳内大樹が描き下ろしていて、こちらもリンクしている。

登場人物

以下、キャラクターの説明で薔薇十字学園は「バラ学」、卍牡丹高等学校は「ボタ高」と略す。

薔薇十字学園

※進学率が高い学校だが工業科は不良の巣窟となっている。

ジミー
本作の主人公。通称和彫りのジミー。本名は「大西勝也」。実家は「ILOVE湯」という銭湯を営んでいる。
バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。性格は生真面目で仲間思い。曲がったことが大嫌いで不正をする人間は仲間であっても容赦なく制裁するなど、筋を通す事を信条としている。
幼い頃の雪の日、実家の女風呂を覗こうとして、落下し気絶をして凍死寸前だった所を背中に「不動明王」の彫り物を入れた男に救われる。それ以来ジミーの頭の中は、「彫り物」一色になり、14歳になった頃、いても立ってもいられなくなった彼は、ついに自分で自分に墨を入れる。
しかし純粋に彫り物を愛すがゆえの行為であるのに、友人達からは理解されず、周りから人が離れていく要因となり、孤立する事の寂しさと理解してもらえない苛立ちが、彼を凶暴な性格に変え「JH3大怪獣」の1人として恐れられる様になった。
彫り物や彼の考えに理解をしめす、バンコとの出会いが、徐々に本来の性格を取り戻す要因になり、圧倒的な強さと魅力が周りに人を呼び戻す事になるのだが、完全に落ち着いた訳ではなく、和彫りのジミー&ニトロバンコのコンビは、共に暴れまわり数々の武勇伝を残している。
後に憧れの不動明王の彫り物は、アメリカにいる「勝針」という彫り師の作品であることがわかる。そして、いつかアメリカにいる「勝針」に弟子入りし、世界一の「彫り師」になることがジミー最大の夢である。
喧嘩の強さは作中屈指であり、ジミーと正面からやりあえるのはバラ学No.1(8巻で卒業)のマッスル(1勝)、ボタ高No.1(8巻で卒業)のピンコ(1敗)、相棒のバンコ(辛勝)、元ボタ高No.1のナンシー(1勝1敗)、ワークマンズのベロ(1勝)ぐらいである。
特技は、極度の石頭を利用した頭突きで、一発だけで相手を倒すこともしばしばある、ピンコに負けた後、修行をして握力130kgを手に入れた後は、マッスルを破る事になるアイアンクローも身につけている。
連載当初は、夢をかなえにアメリカに行く費用をためるため、校内でワンポイント三千円で彫り物を彫ってお金を貯めていたが、竜針に咎められたため彫り物で稼ぐことを止め、普通のバイトに切り替えようとしているが、あまりうまくいっていない。
ちなみに、それまでに貯めた金はかなりの金額になっていたのだが、アネとイモートの母親の臓器不全の手術ために苦渋の決断で全額あげてしまった。
バラ学以外の学校やチームの人間からは「薔薇学少年愚連隊」(ゾンビ命名)のリーダーだと思われているが、ジミー自身はチーム自体作った覚えもない。犬が好きすぎて犬語が理解できるようになる。
力の模索をしているという最大のライバル「ピンコ」との勝負に負けてからは、自分自身のやり方での力の模索をしており、日々成長中である。
バンコ

通称ニトロバンコ。身長164cm。本名は「坂東英治」。家は豪邸。

バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。ジミーの中学の時代からの親友で良き理解者である。ジミーの彫り物に対する思いを最初に理解したのはバンコで、ジミーのことをわかったように言う者には容赦しない。
頭がキレ、勉強をしている様子はないが、テストはキャンディなどの特進クラスを含めて学年1位(キャンディは学年2位)。
常識的にありえないほど情報通で金と引き替えに情報を売っており、裏では協力者もいる。
中学時代は黒髪のリーゼントやイナズマカットにティアドロップのサングラスなど、おおよそ、お洒落とは、程遠いファッションセンスだったが、東京に慣れてきた現在は、サングラスも外し、金髪にして様々な髪型に変え着こなしのセンスも良い、言葉も標準語に変わり、お洒落で有名になっているらしい。
喧嘩の実力はジミーとほぼ互角。持久力はないものの身体能力が高く、基本は小柄な体を生かしたアクロバティックなスタイルだが、チェルシー対して寝技で勝利するなど喧嘩のセンスは抜群でチェルシーから「天才」と称されるほどである。
連載当初は、元気印のイケイケな性格であったが、バラ学VSボタ高の5人対5人の抗争で、不意打ちで負けてからは、クールな性格に変わっていった。ジミーもこの時ピンコに負けて、考え方が変わっているので、2人にとってこの抗争はターニングポイントであった様だ。
中学の頃は、金欲しさにヤクザの事務所に泥棒に入るほど無茶苦茶で、ニトロバンコのあだ名は伊達ではない。
ワークマンズとの抗争では一度チャンベに敗北(チャンベが「一勝一敗」といっていることから過去に勝負した可能性がある)。迷いのあるジミーの代わりにバラ学をまとめ、自身もチャンベとの決着をつけるべくワークマンズとの決戦に赴く。
サイコ
バラ学の猛者の中では、ケンカは弱いが人一倍根性がある。身長176cm。名前は「米助」(名字不明)。
バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。石川県の村からバラ学へ転校してきた。
髪型が派手だが、ポマードが切れると河童のような髪型になる。
石川県では中1から番を張っていたため(後に生徒数16人と判明)、バラ学に転校してきた初日にバラ学の1年生の頭になるつもりで、喧嘩を売るがゴリに負けてしまい早くも転校を考える。しかもジミーがゴリより強いと知ってしまいさらに落ち込んでしまうが、恐ろしく喧嘩が強いジミーにほれ込む。その後、ジミーの兄弟分になるため一人で2年生の教室(ゾンビは不在)に殴りこんで根性を見せ兄弟分にしてもらった。ボタ高のハスキーらに乗り込まれたときはジミーの大切な機材を守って重傷を負う。
ハスキーの一件後は身体を鍛え、バラ学では腕相撲ナンバー2まで登りつめた(1位はキャンディ)。自分の力に自信をつけるも、ジミーにケンカに大切なのは心(ハート)であると言われ、その後は精神面も鍛え序々に成長をみせるようになった。
ワークマンズとの抗争当初はアラーキーの仇をとるためジミーと離反するも、ゲロッパに促されヒロシ達復讐組からもはずれ、一人悩んでいた。そんな中、偶然出会ったピンコの一言をきっかけに暴走しているバラ学とワークマンズの抗争を止めるべく、単身べロにタイマンを申し込む。
ゾンビ
バイブを武器にする危険度ナンバー1キャラクター。身長171cm。名前は「カオル」(漢字・名字不明)。
癖っ毛の赤髪とむき出しになった犬歯が特徴。
家族構成は母、姉が二人に妹、自分。父親は不明。
バラ学工業科3年生(11巻から)。3年の工業科をシキっており、ギャングチーム「ジャーム(黴菌)」の元頭。現在、ジャームは解散している。
一年当時からマッスルに可愛がられていた。
自他ともに認める「危ないキャラ」(トラッシュとの抗争(後述)でベティに抜かれた犬歯を奪い返し、噛み砕いて飲みこむ、など)だが、それは、ジミー等に出会う前、孤独に耐える手段として無茶をしていたことが原因。本来のゾンビは非常に明るく友達想いである。
気に入らない1年生の頭であるジミーを自分のチームに入れようとするが断られ、1年VS2年の抗争に発展しかかるが、最終的にジミーとの頂上対決のタイマンになり、一方的に攻めるも最後はジミーの頭突きに敗北する。
ジャームVSソドミーとの抗争で、2年のギャング全員に集合をかけるが、元来全員が二の足を踏んでいたところに、ジミーへの敗北で完全に孤立した彼は、自分のチームからも距離を置かれ、一人で「ソドミー」の溜まり場に向かうが、襲撃寸前でジミー、バンコ、サイコの助太刀を得てソドミーを倒す、この一件以来ゾンビはジミー達と行動を共にするようになる。
しかしピンコに負けた後、復讐に向かおうとしないジミーに失望し、自分自身のわだかまりや仲間との軋轢から精神を追いつめられていく。やがて、ピンコ率いるNo.1ギャングチーム「ジャスティス」を潰すために「ジャーム」を再結成し、単身でトラッシュとの抗争に向かった。
その後、紆余曲折を経て、「トラッシュ」との抗争の末に、自分のことを本気で想ってくれるジミー達に涙を流し険悪だった関係を修復する。
キャンディ

通称ビック・ザ・ブドー。:身長189cm(6巻時点で192cm)。本名は「雨宮岳雄」。

バラ学普通科の1年生(11巻より2年生)。昼の顔は成績優秀でメガネをかけた真面目な優等生(テスト学年2位)だが、夜の顔は暴走族の「狂天動血」九代目総長である。しかし家庭が裕福で将来を約束されているキャンディが気に入らない狂天動血のメンバー達がキャンディの方針を無視し、ジャスティスが懸賞金を賭けているジミーを襲ったことで衝突する。そしてメンバー全員を倒した後ジミーとタイマンでケジメをつけて暴走族をやめる。それからは自分を理解してくれたジミー達とつるむようになる。両親の仲がうまくいっておらず離婚してしまう。それがキッカケで、再結成されたジャームに加わる。
背筋210kgの持ち主でボタ高の刺客のブレーンバスターを見事に返した。長身と怪力を武器にした喧嘩は、「実力だけなら間違いなく最強」と称された。
暴走族の時や学校の外でジミー達とつるむ時はヘアスプレーで髪を染めたオールバックである。
ゴリ
バラ学工業科の1年生。本名は「花京院」(下の名前は不明)。
転入してきたサイコにタイマンで負かした後、ジミーを紹介した(その後タイマンをもう一度挑まれるもまた負かす)。
入学して間もない頃、工業科を毛嫌いしているグッキーに手を出してしまい(殴る一歩手前でジミーが止めた)、それ以来グッキーに目をつけられる。止めに入ったジミー慕っており、ジミーがいるバラ学を辞めたくない一心でグッキーの仕打ちに耐えていたが、ジミーの悪口を言ったグッキーをついに殴ってしまい退学処分にされてしまった。
その後、ベロが働いている建設会社に入っておりバラ学との抗争中、仕事現場にまで現れたヒロシ達と再会する。その時ヒロシ達からもう仲間だと思われていないと思い込んでしまう。その後、ジミーと再会、以前となんら変わらぬジミーの優しさに涙を流す一方でバラ学とワークマンズの抗争を止めるよう頼む。
トール
バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。ノブオの弟でヒロシの一つ違いの兄。
リペラー」の頭。ノブオの事故死とともになくなった「リペラー」をヒロシと復活させた。1年前交通事故に遭い、ずっと入院していたせいで1年ダブってしまう、ブランクのためか弟のヒロシの方が有名である。
彼のチームリペラーは、ジャスティスに、潰されるか傘下に入るかの二者選択をせまられ、死んだ兄のチームを残すためやむを得ず軍門に下り、ピンコからボタ高No.3のハスキーと共にジミー達を潰せと命令されるが、ジミーを裏切れないとヒロシに説得され考え直した彼は命令を放棄し、ハスキーとタイマンを張り撃破した。
中学の頃、トールはジミーと、ヒロシはバンコと喧嘩したことがあり、ジミーとバンコの圧倒的な強さに惚れ込んでバラ学に進学を決めた。髪型は後ろを結んだツーブロックのドレッドヘアー。ヒロシの方が目立っているが、喧嘩の実力はトールの方が強い。
キャラクターのモチーフは弟のヒロシと同じく、ビー・バップ・ハイスクールの中間トオルであると思われ、顔もそっくりであるが、作品中でそれについて触れられてはいない。因みにノブオは兄という設定で同漫画には登場するが、こちらは顔が似ていない。
ヒロシ
通称「火の玉ボーイ
バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。ノブオとトールの弟。
中学時代から兄より有名だが、実際の喧嘩はトールの方が強い。
彼が所属するリベラーは、ジャスティスに、潰されるか傘下に入るかの二者選択をせまられ、死んだ兄のチームを残すためやむを得ず軍門に下り、ピンコからボタ高No.3のハスキーと共にジミー達を潰せと命令されるが、ジミーを裏切れないとトールを説得し命令を放棄するし、ハスキーはとタイマンを張るが、あえなく負けトールに敵を討ってもらう。
中学の頃、トールはジミーと、ヒロシはバンコと喧嘩したことがあり、ジミーとバンコの圧倒的な強さに惚れ込んでバラ学に進学を決めた。髪型はツーブロックのドレッドヘアー。ヒロシの方が目立っているが、喧嘩の実力はトールの方が強い。
キャラクターのモチーフは兄のトールと同じく、ビー・バップ・ハイスクールの加藤ヒロシであると思われ、顔もそっくりであるが、作品中でそれについて触れられてはいない。因みに同漫画の加藤ヒロシも「火の玉」というあだ名である。ワークマンズとの戦争により、ジミーの言葉を聞かず暴走してしまう。
アラーキー
バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。本名は「荒木経惟」。
「ハイウェイ・オブ・デビルス」という暴走族の親衛隊長をしていて、中学の頃はジミーやベロとともに「JH3大怪獣」で有名で、「昭和通りのケンカ屋アラーキー」と呼ばれていた。
中学時代は、正直に生きたい自分を、うまく表現できず、彼の怖さゆえに気を使われる嘘さえも許せずイライラして、暴れまわっていたが、タイマンで瞬殺されたジミーに、警官との揉め事の際に再会し助けられる。
権力に屈せず自由に生きるジミーに何かを見出し、イライラする事も無くなり、彼と友達になるためにバラ学へ入学。
中学時代ジミーだけでなく、ベロにも喧嘩して負けたらしい。
居酒屋で酔っ払っているときにチャンベ率いるワークマンズといざこざを起こし、タイマンを張るも敗北。これが原因でバラ学とワークマンズの間で抗争が勃発してしまう。
ゲロッパ
バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。
チーム「菊水丸」の頭。喧嘩はすごく弱いが、男気が強く人を惹きつける魅力を持っている。「薔薇学少年親衛隊」に入ったジョーが「ちょっとタイミングがずれてたら入ってたかも」と言うほどである。いつも格好は学生ズボンに菊水丸の特攻服である。髪型はスキンヘッド。
トム
バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。
「菊水丸」の一人。いつもサングラスをしている。中学時代はジェリーとモテモテコンビで学校中の女子の人気を二分するほどであった。
ジェリー
バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。
「菊水丸」の一人。前はゲロッパと同じスキンヘッドに特攻服だったが、現在は角刈りと上口髭で特攻服は着なくなっている。トムと同じく中学時代は格好良くてモテモテだった。
ゴクドーくん
バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。
その名の通り見た目は厳つく、髪型はパンチパーマである。無口で1年生ではキャンディの次に長身である。中学の頃はジミーほどではないが有名だった。中学卒業時、プロレス団体からスカウトされたが、バラ学に入学した。みんなの中で一人「~くん」で呼ばれている。
ジェット
バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。
チーム「コックローチ」の頭。不気味さNo.1チームのコックローチの頭だけに恐ろしく不気味だが、ジミーがボタ高に一人で乗り込んだときはコックローチのメンバーと共にいち早く駆けつけた。オカッパ頭に眼鏡、ダウンジャケットが特徴。足の怪我のせいで夢を断念して不良になる。喧嘩は全く強そうに見えないが実力はジミーと張れるほど強い。
ケンとブンタ
バラ学工業科の1年生(11巻より2年生)。
喧嘩や腕相撲の強さもいっしょで、性格は二人とも優柔不断なところがある。いつも二人いっしょに行動していて(二人だけでカラオケに行くほどである)、仲が良すぎるあまりホモの噂まで流れてしまう。名前のモデルは高倉健と菅原文太。
マッスル
通称バラ学の怪獣マッスル。本名は「枡添洋一」。
バラ学工業科の3年生(8巻で卒業)。1年生の頃からバラ学をシキっている。
本来のゾンビを知る人物でもあり、一年生の頃から問題児だったゾンビを、「寂しそうだったから」と可愛がっていた。
体がゴツい上に動きが速いのを売りとしており、作中でもトップクラスの実力者。必殺技はマッスルボンバー(パワーボムに似た技)。チェルシーの勧めで総合格闘技をしており、卒業後も総合格闘技の選手になる。高校3年間でピンコと6回タイマンして4勝2敗(後半で2敗しているので現在強いのはピンコの方である)している。卒業式当日にジミーとのタイマンでマッスルボンバーを成功させるも、ジミーのアイアンクローの前に敗れる。中学の頃は「江原中校門伝説」で有名だった。
チェルシー
バラ学工業科の3年生(8巻で卒業)。おそらく3年生ではNo.2の実力者。
昔はいじめられっ子で中学の時に総合格闘技を始める。マッスルを格闘技の世界に導く。バンコの身体能力の高さを見抜いており、卒業式当日にバンコにタイマンを挑む。最後は裏の裏を取ったバンコの寝技に敗れ、バンコを「天才」と称す。
ハスキー
ジミーと同世代で元ボタ高のNo.3。ボタ高を自主退学後、バラ学工業科1年に入学(ジミーより1つ下になる)。
麻薬でラリっているときNo.3は温厚な性格であるが(バージョン2と呼ばれる)、その効果が切れると凶暴な性格になり喧嘩の強さもさらに増す(バージョン1)。
ボタ高1年を制し、ピンコ、マッチョに次いでボタ高No.3でありピンコの左腕であったが、ジミーに敗北し、ピンコにも見切られボタ高を自主退学する。
その後バラ学に入学して1年生の有力株であるデブゴン、ジョー、タッキー、ツバサを倒し、「薔薇学少年親衛隊」というチームを結成。より秀でた本物の実力を持つメンバーを集め、いずれ起こるであろう「ジャスティスVSバラ学」の戦争の際にジミーを守り、ピンコとのタイマンを無傷で行えるようにと考えている。大麻をやめた後、自分が凶暴な性格になっても付き合ってくれるジミーを慕っている。前歯が2つ欠けている(ピンコに入学当時タイマンを挑み折られた)。
1年頭を決める抗争で最終的に残ったボヘ達と対立。どっちが1年を仕切るかのタイマンをする予定だったがジミーにより中断。後にボヘも認めて1年のNo.1になった。
本気の時は両手に指輪をつけて戦う。
ジョー
11巻からバラ学工業科に入学した1年生。通称ナニワのジョー
バラ学新入生の間で行われた最強決定戦で最後まで生き残る。タッキーとタイマンする予定だったが、乱入してきたハスキーとタイマンをしハスキーに敗れた。負けた時の条件で「薔薇学少年親衛隊」の一人になった。喧嘩で負けた後はハスキーに惚れ込み、ケジメで頭をスキンヘッドにした。1年生の中では事実上No.2の実力の強者。スキンヘッドになったのでゲロッパから「菊水丸」入りすると間違われる。ゲロッパらの中学の後輩で、同学年の友達にボタ高のタイソンがいる。ボヘ達と対立。
タッキー
11巻からバラ学工業科に入学した1年生。本名は「滝沢」。ボタ高のサリーとツバサとは幼稚園からの幼なじみ。
最強決定戦で最後まで生き残る。停学明けにお互い生き残ったジョーと最強を決める決勝戦を行う予定だったが、ハスキーの乱入により中断。ジョーが負けた後、ツバサと共にハスキーを迎え撃つが敗れる。1年生の中ではジョーと同じくNo.2の実力を持つ。負けた時の条件で「薔薇学少年親衛隊」の一人となる。それからはジョーとは友好的関係になっている。
ボヘ達と対立していたが、ハスキーが1年を仕切るという条件でワークマンズと戦争中のボヘに加勢する。
ツバサ
11巻からバラ学工業科に入学した1年生。本名は「大空」。タッキーと同じくサリーとは幼なじみ。
喧嘩の実力はタッキーと同等だが最強決定戦でデブゴンと共にジョーに敗れた。停学明け、ジョーとタッキーの決勝戦を立ち会う予定だったが乱入してきたハスキーによりジョーは敗れていた。その後タッキー共にハスキーを迎え撃つが敗れる。負けた時の条件で「薔薇学少年親衛隊」の一人となる。それからはジョーとは友好的関係になっている
ボヘ達と対立していたが、ハスキーが1年を仕切るという条件でワークマンズと戦争中のボヘに加勢する。
アバレ
11巻からバラ学工業科に入学した帰国子女の1年生。彼の父親は組の金を持ち逃げした勝針を追うアメリカのイタリア系大物マフィアのドン。
不意打ちとはいえ最強決定戦(ツバサが宣言する前に倒されてしまった。)では最初に脱落してしまった。しかしボタ高の溜まり場である喫茶店「テラミス」でテーブル式ゲームに夢中になっている間にボタ高の生徒に囲まれ、ガラナを含むその場にいた全員を倒したので、喧嘩は弱いわけではなくむしろ相当強い。一度殴られると気合が入るらしく、喧嘩の前には相手に一発殴らせる。個人的には勝針に好意を抱いており、喧嘩の仕方も勝針に教えてもらった。アネがモロ好みのタイプ。駅でたまたまボヘの喧嘩を目撃し、「変わりたかったんだ」という言葉に反応を示し加勢する。ボヘが倒した男以外の全員を倒した後無言で去った。
ボヘ
11巻からバラ学工業科に入学した1年生。高校でデビューして不良になった。
ジミーの影響で10分の和彫りに挑戦するが、あまりの痛さに左手首のリストバンド状態で挫折。袖口から見える墨の効果だけで、タッキー達が停学している間に1年生をシキっきているクラスの頭になる。当初は、自称「ケンカに負けたことが無い」男であったが、駅で喧嘩をして自分の喧嘩の強さがごく普通であったことを知ってからは、「ケンカが普通」と称している。側近達がワークマンズを挑発したため戦争に発展。ハスキーを一年の頭として認めるという条件でタッキーとツバサに加勢してもらいその場は戦わずして勝利した。その後、喧嘩を全くしないことから側近たちに「本当は強くない」と疑われてしまうが、アバレを利用し再び信頼を取り戻した。しかし墨の秘密がばれてしまった。

卍牡丹高校

※ヤクザへの就職率が30%を超える学校。生徒のほとんどが不良である。

ピンコ
ボタ高の3年生で生徒会長(2年間留年している)。
ギャング界のNo.1チーム、「ジャスティス」のボスであり同時にボタ高No.1だったが、9巻にて卒業した。とある理由により2年間留年しており、卒業時の年齢は20歳である。喧嘩の強さは恐らく作中最強でありジミーやマッスルをはじめ、ボタ高のマッチョやハスキーなど数々の猛者達に勝利している。最も強敵になりうる存在のジミーに懸賞金をかける。
ストリートダンスが好きな少年であったが、ベティとの「とある事件」をきっかけに真の力について模索しており、ジャスティスを結成。ギャングキング(ギャングの頂点)になることでその答えを見つけようとしている。
虐待をする父親に制裁を下し、サリーとその弟を「お前は俺と一緒なんだよ。」と言い引き取る。
顔と胸から腹にかけて大きな斬り傷がある。
同じ柳内大樹の作品である「ドリームキング」と「ドリームキングR」に登場し「とある事件」の詳細も描かれている。
マッチョ
ボタ高の2年生(11巻より3年生)。柔道部では影の主将と呼ばれタッチを柔道で圧倒する実力を持つ。
ピンコの右腕でボタ高No.2であったが、ピンコが卒業したためNo.1となった。その後入学してきたサリーに敗れる(マッチョが病院に連れて行こうとしたらサリーが凶器を使う)。その時の傷が重症であったため入院する。負けが許されないボタ高で敗北したことによりピンコから捨てられるだろうと思っていた。病院を抜け出しジミーを倒すことで再びピンコから認めてもらおうとする。
ジミーとのタイマンの際、サリーにやられた時の怪我の痛みを感じながらも優勢で圧倒していた(ジミー曰く「サリーってガキよりもよっぽど強い」)。しかし最終的には敗北し、ピンコを尊敬していた理由をタッチに教えて町から去った。
ガラナ
ボタ高の2年生で幹部の一人。最初サイコをケンカは弱いが根性があると認め、ピンコの命令で戦った際はサイコのケンカや精神面での成長に圧倒され勝負を譲る。また、ジミーとのタイマンでボロボロになっても諦めないハスキーを心配したり病院を抜け出してきたマッチョを一番に出迎えたりしている。中学の頃はジミーほどではないがそれなりに有名だった。
サリー
11巻からボタ高に入学した1年生。通称死神のサリー
マッチョをタイマンで片腕の関節をはずされながらも勝利し、1年生でボタ高No.1となる。更にその後ジミーの弟、タッチとタイマンで勝負し追い詰められるも勝利。幼い頃から父親による児童虐待を受けた影響で無痛症になるが、ジミーとのタイマンの末それを克服する。弟にも虐待した父親を刺殺しようとした際ピンコに止められる。その後は弟とともにピンコと同居。
タッチ
ジミーの弟。11巻からボタ高に入学した1年生。身長186cm。柔道の中学81kg級のチャンピオン。本名は「大西竜也」。
柔道の特待生として入学してくるがジミーの弟ということもあり早々に目をつけられる。しかし本人は全く気にしておらず、生徒がからんできた場合はその場で制裁する。マッチョの後輩で彼を尊敬している。マッチョがサリーに負けたとは思えず、自らサリーに喧嘩を売る。あと一歩というとこまで追い詰めるがサリーの執念により敗北。その後、マッチョが町を去る際にピンコを尊敬していた理由を教えてもらった。
タイソン
12巻から登場するボタ高の1年生。通称耳かじりのタイソン
ジョーとは中学の時につるんでいた。サリーがジミーの挑発の返事を返すためにボタ高伝統の伝言番長にアミダくじで選ばれ一人でバラ学に向かわせられたり、サリーとジミーのタイマンの立会人にさせられたり運の悪い人物である。
表に「伝言番長」(白ラン)、ひっくり返せば「立会人」と書かれたリバーシブルの学ランを着ている。

ワークマンズ

※個々の事情により高校を中退をして鳶職に就いている人々の集団。見た目は老けている人物多いがほとんどは高校世代である。

ベロ
ジミーと同世代。中学の頃は「ヘドロ会」というチームを作り、ジミーと並ぶほど有名な不良で「妖怪人間ヘドロベロ」と呼ばれていた。喧嘩の強さはアラーキーを圧倒するほど。現在は重い貧血症の姉の入院費を稼ぐために、音楽の道も高校進学も諦めて、鳶職の仕事やラーメン屋の仕事をこなしている。
チャンベ
ベロと同じ信庄中で「ヘドロ会」のメンバーだった。保険に入らないままバイク事故を起こし賠償金を払わなければならないため、高校を中退してベロと同じ建設会社で働いている。
後輩がヘドロ会のメンバーからカツアゲされたアラーキーがベロ達のクラスに殴り込んできた時に、チャンベがベロを装ってアラーキーを挑発するが「パンチがキイてねぇ」と見破られ返り討ちにされる(その後、ベロがアラーキーをボコボコにした)。
マッシュ達と居酒屋で飲んでいたところ、酒が入って周りに迷惑をかけていたアラーキーを発見する。過去に倒された事もあり、触れずに店を出ようとするがマッシュ達にらしくないと言われる。そしてチャンベがいつも言っている「働いたことでついた筋肉が一番強い」という言葉で逆に説得され、アラーキーを店の外に呼び出しタイマンで勝利する。しかし、これがキッカケでバラ学とワークマンズ達の戦争に発展してしまう。
抗争中、バンコと一度タイマンを張る。アクロバティックなバンコの攻撃にも怯まず、バンコのスタミナ不足、体格の差もあってか勝利する。その後春日山公園で薔薇学との最終決戦に挑み、バンコと二度目の交戦中。
中学の頃に比べ就職後はかなり線が太くなり、中学のときのチャンベを覚えていないアラーキーから「お前ほどパンチがキイたヤローなら覚えているハズ」と言われたほどである。
マッシュ
ベロやチャンベの仕事仲間の後輩。アラーキーに動揺するチャンベを説得する。

ジャスティス

自分自身の「正義」のためにピンコが作ったチーム。圧倒的な力を誇りギャング界No.1に君臨しており、メンバーは全員白い服を着用している。
ヤクザに媚びず一本独鈷でやってきたが、正式に指定暴力団に認定され正真正銘の「ヤクザ」になった。
ドリームキングで結成の理由が分る。
ピンコ
卍牡丹高等学校を参照。
ファーブル
ジャスティスの幹部でチームのブレイン。オールバックに眼鏡をかけた風貌で、ナルシスト。「個人の喧嘩の強さは大人の世界では通用しない」を信条としている。
マホニー
ジャスティスの幹部。白のスカジャンと背中に彫られたダルマの刺青が特徴。ファーブルとは対照的に素手での殴り合いを好む。
チータ
ジャスティスの幹部。高身長で中性的な顔をしている。ピンコを愚弄するものには容赦がなく、ナイフで刺してくる。
ミスト
ジャスティスの幹部。本編では未だ素顔は明かされていないが薔薇学在校生であると思われる。
ベイダー
ジャスティスの幹部。ボタ高の1年時代にハスキーと頂上争いをしていたが、その際に殺人未遂事件を起こし退学した。
クロマイ
ジャスティスの幹部。ハーフ。中学時代はサリーと共に有名だった。
モンタナ
ジャスティスの幹部。他の幹部から「オッサン」と呼ばれるほど老けてはいるものの、歳は彼らと変わらない模様。その実力は幹部随一でピンコに勝ったことがあり、マッスルの通う道場の人間を瞬殺するほど。刑務所に入っていたが出所した。

ジャーム

「ばい菌」の意。
ゾンビが作ったバラ学2年生が中心のチーム。メンバーはジャームのロゴマーク入りのリストバンドを身に着ける。ソドミーとの抗争の際に仲間に裏切られたゾンビが脱退したため、落ち目になりジャスティス傘下になるか自然消滅寸前であったが、ジャスティスを潰すためにゾンビが復帰、キャンディを加えてチームの拡大を目指すが、人望の無い武力だけで兵隊を集めたため、幹部以外はただの「烏合の衆」になってしまった。
ゾンビ
薔薇十字学園を参照。
キャンディ
薔薇十字学園を参照。

トラッシュ

「ゴミ」の意。
ジャスティスの傘下であり、ギャング界でNo.3のチーム。レイバンが頭を張っているが、実質はOBのベティがしきっている。薬物・窃盗・恐喝・レイプをするなど危険度ではNo.1。
ベティ
「トラッシュ」のOBでリーダー的存在(実際はレイバンが頭)。
通常はナンパしたりチャラチャラしているが、平気で人をナイフで刺したり、倒した相手の犬歯を集めてネックレスにするなど冷酷な一面を持っている。
昔、自分の先輩がワビを入れない相手を殺すところを目の前で見てしまい人間の極限状態を知ってしまう。その経験から精神的に追い詰められたゾンビにガソリンをかけられると真っ先に土下座する。そして、火あぶりにされかけたところをその場に駆けつけたジミーに救われる。嫌な仕事をまわしてくるピンコをめんどくさがっている。酒が飲めない。
過去、ピンコの彼女をレイプしかけた張本人。
レイバン
「トラッシュ」の頭。ベティにトラッシュのバックに言うことを聞くヤクザをつけたいと、ヤクザになるように命令され、ハンマーと共に事務所の雑用係をしていたが、現在はナンシーについている。
ハンマー
「トラッシュ」のメンバー。

リペラー

「撃退する人」の意。
トールとヒロシの兄弟を中心としたチーム。二人の兄であるノブオが作ったチームで、ノブオが交通事故死した際に無くなったが再び二人が復活させた。ジャスティスの軍門に一度は下るが即離反した。
トール
薔薇十字学園を参照。
ヒロシ
薔薇十字学園を参照。

菊水丸

ゲロッパを中心としたチーム。ゲロッパ曰く「ジミーのボディガードが目的の親衛隊みたいなもの。」
薔薇学少年親衛隊が結成されたため、特攻隊に変更か?
ゲロッパ
薔薇十字学園を参照。

コックローチ

「ゴキブリ」の意。
ジェットを中心とした同じ予備校だけで結成されたチーム。メンバー全員が眼鏡を着用していて、変な会話をし合う不気味なチームだが、ジャスティスに屈しない数少ないチームの一つ。
ジェット
薔薇十字学園を参照。

薔薇学少年愚連隊

ジミーを中心とした主にバラ学1年生(5巻当時)で構成されたチームと思われているが、ボタ高時代のハスキーとの一件の時にゾンビが口から出任せ(おそらく岸和田少年愚連隊から)言っただけで実際には存在しない。しかしボタ高や他のギャングの連中からは存在すると思われていて、ピンコも潰すために自ら動いた。

薔薇学少年親衛隊

ハスキーが作ったチーム。主に1年生で構成しており、より本物の実力を持つ人材を集めている。この先必ず起こるバラ学狩りの際、ジミーとピンコのタイマンでなるべくジミーが無傷でピンコと戦えるように作られた。
ハスキー
薔薇十字学園を参照。
ジョー
薔薇十字学園を参照。
タッキー
薔薇十字学園を参照。
ツバサ
薔薇十字学園を参照。

ヘドロ会

中学の頃、ベロが作ったチーム。当時ジャスティス並みの勢力で、ピンコが一番目障りだったとされる。
ベロ
ワークマンズを参照。
チャンベ
ワークマンズを参照。

OB

ピンコ
卍牡丹高等学校を参照。
マッスル
薔薇十字学園を参照。
チェルシー
薔薇十字学園を参照。
ナンシー
二世代前の卍牡丹学園卒業生で現在はヤクザに就職している。当時ボタ高をシキっていた。ピンコとは同い年。
ノブオ
トールとヒロシの兄でナンシーと同い年のボタ高生。ナンシーの相棒で、ナンシーがヤクザになると言った際には本気で殴って引きとめようとした。交通事故で亡くなってしまった。リペラーを最初に作った。

その他

アネ
ジミーと同い年の女子高生の双子(一卵性双生児)の姉。アネは金髪で左目の下にホクロがある(コミックス裏表紙参照)。ファザコンで離婚した父親の夢を見るたびに彼氏が欲しくなる癖がある。ジミー達と合コンをした際に、幼い頃父親が言った結婚相手の条件とアネがジミーに「本当に強い男はナニ?」という質問の答えが一致したところからジミーに好意を持つようになる。二人は「援交斡旋」(文字通り「援助交際の斡旋」ではなく実態は美人局)をしている双子で有名だったが、アネは曲がったことが嫌いなジミーのために援助斡旋を止め、普通のバイトをするようになる。一時母親の臓器不全の手術のために再び援助斡旋をしてジミーに失望されるが、母親の手術の事を知ったジミーからアメリカに行くためのお金を譲ってもらった。興奮すると自分の乳を揉む癖がある。
イモート
ジミーと同い年の女子高生の双子の妹。イモートは茶髪で口の右下にホクロがある(コミックス裏表紙参照)。アネとは違ってちゃんと常識を持っている。アネは「援交斡旋」を止めたがイモートは続けている。
ジミーの父親
連載開始時点で34歳。
「ILOVE湯」という銭湯を営んでいる。いつもスーツ姿で新聞を読んでいる。普段あまり会話はしないが、ジミーに学校の事や彫り物の話を持ちかけたりする。
ジミーの母親
連載開始時点で32歳。
家族にはいつも明るく振舞う一方、ジミーが体に彫り物を入れ始めた頃は理解できず泣きながら引き止めたり、現在も彫り物を隠すようジミーに厳重注意している。
マチ子
バラ学の保健室教員。ジミーに惚れており、ジミーに出会ってはイチャ付く。Hカップもの巨乳の持ち主。
アネとジミーを賭けて勝負して勝利し、ジミー抱きつきキスをするつもりが事故でサイコにしてしまう。
山下
バラ学の体育教師。柔道の上段者でジミーや不良相手にも全く退けをとらない強さを持つ。いつもスーツの上に柔道着の上着を着ている。ジミー達にいつも厳しいが、グッキーを殴ってしまったゴリの気持ちを理解して心配したり工業科を暖かく見守っている。コアラのおばちゃんに恋をしていたが昔のある事情でおばちゃんが田舎に帰る事を知っても何も言えずにいたが、ジミーに説得されようやくプロポーズすることが出来た。
コアラのおばちゃん
バラ学でパンを売っているおばちゃん。田舎に帰ってパン屋をしようとするが、山下にプロポーズされ引き止められる。
グッキー
バラ学の教師。工業科を嫌っており、ゴリを退学処分にした張本人。
プードル
バラ学の美術教師。腱鞘炎が原因で退職することになる。最後の授業でジミー達に時間が過ぎてしまう早さを伝えた。「彫り物は芸術だ」と言い、山下に入れ歯をトルネード投法で投げつけ彫り物がバレそうになったジミーを助けた。
ビリー
石川県の村でサイコの一の子分でお調子者。サイコと同じ髪形をしている。ガラナとボタ高の連中とやり合ってサイコが実は弱いことを知るが、それでもガラナ達から体を張って自分を守ってくれたサイコをより一層惚れ込むようになる。
白鳥沢麗子
白鳥沢財閥の一人娘。お嬢様育ちのためハイヤーで通学するなど常識から掛け離れている。ボタ高の不良にトイレでレイプされそうになったところを裸で大便していたジミーに救われる。助けてくれたジミーに惚れていて、同じくジミーに惚れているアネとライバルになる。
新聞レンチのパンチ
本名は不明。インチキ臭い関西弁を話し、額に大仏のようなホクロがある。新聞レンチのパンチ⇒新聞バールのアイパー⇒????アフロ(ジミーがバイトしているコンビニで座りながら漫画を読んでいるだけで武器は持っていなかった)⇒新聞ツルハシのドレッドなど登場するたびに、新聞で包んでいる武器と髪形が変わっている。ドレッドの際には、電車の椅子に横になって寝ているところをホームレスと間違われている。さらに、電車から降りた際に髪がドアに挟まれそのまま出発してしまった。ジミーに会うたびに、喧嘩を仕掛けるがいつも返り討ちにされる。ジミーに勝つためにボクシングジムに通っているらしい。

用語

ギャングキング
ギャングの頂点、ピンコの目指しているトップの証といえる称号。
バラ学1年生腕相撲大会
サイコがアラーキーと腕相撲で勝負したのがきっかけで始まった腕相撲大会。1位キャンディ(マチ子によって決勝戦に飛び入り参加)・2位サイコ・3位ゴクドーくん。優勝者はマチ子からのパフパフ贈呈だが、優勝者のキャンディはそいうのが苦手なので断った。
第1回「ジミーちゃんにふさわしい女性はどっちなの!?」三番勝負
アネとマチ子がどっちがジミーにふさわしいかを決める勝負。実況がバンコ、テーマ発表がサイコ名人の進行で行われた。1番戦は「フェロモン対決(乳比べ)」⇒Hカップのマチ子勝利、2番戦「女ズモウ対決」⇒ジミーが女性の力んだ顔が苦手なため引き分け、3番戦「チンコ対決(ジミーのモノをどれだけ直視できるか)」⇒あまりにすごいモノだったため引き分け。勝負はマチ子が1勝2引き分けで勝ち、ジミーから熱いディープキスが贈られるはずが事故で誤ってサイコとしてしまい、二人以外全員が静かに解散した。
バラ学最強バトルロワイアル(最強決定戦)
問題を起こし、生徒指導室に集められた薔薇十字学園の頂点を狙う新入生達が行ったバトルロワイアル方式の喧嘩。
JH(ジュニアハイスクール)3大怪獣
中学の頃のベロ・ジミー・アラーキーを総称した言葉。
当時は信庄中の『妖怪人間ヘドロベロ』・洸洋中の『和彫りのジミー』・詩酔中の『昭和通りのケンカ屋アラーキー』で有名だった。
バラ学狩り
ピンコの立案によって計画されたバラ学の生徒を根絶やしにする計画。
決行はまだ先のようだが、ジャスティスによりこれから必ず実行されるらしい。