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クナイ伝/緒里たばさ
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著者: 緒里たばさ
巻数: 4巻
最新刊『クナイ伝 4』
『クナイ伝』は緒里たばさによる日本の漫画。『週刊少年サンデー』(小学館)に2007年8号に読切として掲載され、同年46号から2008年32号まで連載された。単行本は全4巻。
あらすじ
悪行を働く悪しき忍を狩る忍、幸守クナイは、14歳の誕生日に父から夜宴の頭領の座を譲り受ける。忍を狩る日々の中で恐るべき宿敵、清白の存在を知ったクナイは、相棒・邪紅刀と共に清白を封印するために夜の街を駆け抜ける。
登場人物
- 幸守クナイ(こうもり クナイ)
- この物語の主人公であり、現・幸守家当主及び夜宴一族頭領。5月7日生まれ。14歳の誕生日に秘刀・邪紅刀を継承された。髪が長くて背が低く、女の子のような外見である。背が低いことを気にしており、毎日牛乳を飲んでいる(これは、ヴァンパイアの生き血を飲むかわりである)。忍びの気配を感じると、歯に夜宴の紋が浮き出て、痛みがはしる。忍の生き血を飲むことにより本来の姿の背がのびた姿となる。
- 吸血鬼の父と人間の母との間に生まれた半バンパイアであり、人間並みの寿命しかない。ニンニク、十字架が苦手である。
- 邪紅刀(じゃこうとう)
- 忍びから忍びの血と共にその力を奪い刃とする「吸忍の刀」。意志を持っており、狭霧以上に長生きしている。清白刀封印のために狭霧が数百年前にある城主から授けられ、彼と共に忍びを狩っていたが、クナイの夜宴一族頭領継承の際からはクナイに仕える。普段はクナイの体を鞘とし、掌から出てくる。未熟なクナイをよく注意している。刃がなく、忍びの血を刃とする。自立行動が可能。西洋嫌いである。
- 幸守狭霧(こうもり さぎり)
- クナイの父で、先代の幸守家当主及び夜宴一族初代頭領。純血の吸血鬼ですでに800歳以上生きている。
- 現在はクナイに跡を継がせており、自分のことをただの隠居と呼ぶ。相手が自分の名前を聞くと自動的に相手が記憶を消されるようになっている。さすがに一流の吸血鬼だけあってニンニク、十字架程度では全く動じない。
- 二ノ宮いづな(にのみや いづな)
- クナイのクラスに転校してきた少女。クナイに好かれている。実はバンパイアハンターの一族の娘で吸血鬼が大嫌いだが、クナイと狭霧の正体には全く気づいていない。自分を殺しに来たバンパイアに家を燃やされてしまったため、現在は幸守家の離れに住んでいる。
- 二ノ宮蒼(にのみや そう)
- いづなの兄で、腕利きのバンパイアハンター。いづなの様子を見に外国から戻ってきた。クナイと狭霧の正体に気づき退治しようとするが、彼の使命や覚悟を知り、手を引く。
- 鈴(りん)
- 猫一族の忍びの少女。幻術を使う。猫爺の孫娘。クナイが本来敵であるいづなと仲良くするのを快く思っていない。
- 猫爺(ねこじい)
- 猫一族の忍びの老人。
- 清白刀(すずしろとう)
- 人間に忍びの力を与え凶暴化させる「授忍の刀」。邪紅刀の弟で、柄の下に2つの顔を持ち、それぞれが意思を持つ。
- 幻无(げんむ)
- 清白の宿主。
外部リンク
- 熱血たばさ号(作者公式HP)