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クロノス漆黒の神話/高階良子

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著者: 高階良子
巻数: 1巻

高階良子の新刊
クロノス漆黒の神話の新刊

最新刊『クロノス漆黒の神話 1


出版社: 秋田書店
シリーズ: ボニータコミックス


-クロノス- 漆黒の神話』(-クロノス- しっこくのしんわ)は、高階良子による日本の漫画作品。

『ミステリーボニータ』(秋田書店)にて、2010年2月号より不定期に連載されている。単行本は2010年9月現在既刊1巻。

あらすじ

ある日、父の会社の取引先へ届け物を頼まれたエリカは、自分が会社の倒産を免れるのと引きかえに売られたことを知る。

時間の神・クロノスを守護神に持つ少女・エリカが悪しき追っ手から逃げる物語。

登場人物

野神 エリカ(のがみ エリカ)
裕福な家庭に生まれ育った16歳の少女。
父親の会社の事業が行き詰まり、倒産を免れるために莫大な金と交換で、エリカを「約束の娘」と呼ぶ者たちに売られる。村の洞窟に住まう「主」の神託に従い、底深い奈落のような場所に突き落とされるが、強く助けを願ったところ、守護神・クロノスの力により時間が巻き戻り、命は助かる。しかし、戻ったのは仲介人・竹中の元へ行った時点だったため、追っ手からの逃亡生活が始まる。
偶然手に入れた、「21歳・倉沢美咲」の身元を利用し、生活を始める。
禍津(まがつ)
ヘパイストス手工芸店の主人。左眼の瞼に大きな傷がある。自分が作った作品と心を通わすことができ、店の近くの墓地に飾ってあった自作の銅像に、逃げるエリカが力無く縋っているのを感じ取り、助ける。エリカを守る腕輪を作る。
倉沢 美咲(くらさわ みさき)
ストーカーから逃げようとし、隣に座っていたエリカと自分のバッグを取り違えた直後に交通事故に遭い、偶然顔をひどく損傷したことから、バッグの中の身分証により、「野神エリカ」として死亡した21歳の女性。
竹中(たけなか)
エリカを「約束の娘」と呼び、醜悪な神に仕えるある村の長に依頼され、後にもたらされる栄華と交換にエリカを追う。

書誌情報

高階良子 『-クロノス- 漆黒の神話』 秋田書店〈ボニータコミックス〉 既刊1巻(2010年9月現在)

  1. 2010年7月13日発売、ISBN 978-4-253-26014-5