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サトラレ/佐藤マコト

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著者: 佐藤マコト
巻数: 1巻

佐藤マコトの新刊
サトラレの新刊

最新刊『サトラレ 1


出版社: 講談社
シリーズ: モーニングKC


サトラレ』は、佐藤マコトによる漫画作品。2008年9月現在は『サトラレneo』として講談社の雑誌『イブニング』に連載された(2008年現在は休載中)。『サトラレ』全8巻、『サトラレneo』既刊2巻(以下続刊)。

概要

サトラレ」とは、あらゆる思考が思念波となって周囲に伝播してしまう症状を示す架空の病名またはその患者をさす。正式名称は「先天性R型脳梁変成症」。サトラレは、例外なく国益に関わるほどの天才であるが、本人に告知すれば全ての思考を周囲に知られる苦痛から精神崩壊を招いてしまうため、日本ではサトラレ対策委員会なる組織が保護している、というのが物語の基本構造となっている。映画『トゥルーマン・ショー』に強く影響されているものの、単なる真似ではなく、サトラレという設定を持ち込み、物語に絶妙なバランスと展開性を成り立たせている。清水義範の「もれパス係長」(「グローイングダウン」所蔵)との関連は不明。

「サトラレ」というネーミングは、人の思考を読み取る妖怪「サトリ」の受動態から来ていると思われる。また、作品中にはサトラレの思考を感知できない「サトレズ」という体質の人間や自分をサトラレと思い込んでノイローゼ(むしろパラノイアに近い)作中では「新種の病気にはありがちなこと」とされているが、この場合は「本人に自覚症状がない」、「告知されることはほとんどない」、「裏返せば天才であることの証明」というサトラレならではの特性も絡んでいるといえる。ちなみに、統合失調症で出現しがちな症状の中に、自分の思考が外に伝播するという妄想が存在するため、自分をサトラレと思い込む人間というのは確かに実在している。になる人間も存在する。

2001年には映画化された(監督:本広克行、出演:安藤政信、鈴木京香)ほか、2002年にはテレビ朝日・木曜ドラマでテレビドラマ化(主演:鶴田真由、オダギリジョー)もされた。

また、精神科医のゆうきゆうによる「セクシーサトラレ学」という解説本も刊行されている。

登場人物

サトラレ

西山幸夫
一見ボケッとした印象のさえない青年。しかし、サトラレ達の中でも随一の頭脳の持ち主で、強い刺激を受けると思念波が半径30km以上になることもある。
サトラレ対策委員会の小松洋子と恋愛結婚し長女・光を授かるが、光もサトラレだった。サトラレ同士の接触はお互いにサトラレであることを伝えてしまうため、委員会により自覚のないまま引き離される。しかし、ある偶然から光と接触してしまい、自分と娘がサトラレであることを知ってしまう。
専攻は量子物理学。核融合発電実用化への目処をつけたが、そのために石油燃料に拘る組織から銃撃される。死の間際に自らの研究の全てと家族への思いを思念波で光に伝えて、逝った。
西山光
西山幸夫と小松洋子の間に生まれた娘。通常時の思念波が半径1km以上に及ぶため、警備体制の変更をもたらした。
父から核融合発電の研究を引き継いでいる。父との接触により、幼い頃からサトラレであることを自覚している。幸夫の死後は白木が用意した孤島に母と二人で暮らしているため、他人との主な交流手段はチャット。
続編のサトラレneoでは、18歳になった彼女を中心に話が進む。
白木重文
日本で二番目に確認されたサトラレ。サトラレであることを周りから揶揄され続けたため、重度の心的外傷を抱える。
サトラレ保護法の立案に参加し、同法成立後は南海の孤島で一人暮らしをしている。
白木が中学生だった時、唯一茶化さなかった片桐りんの父が、りんの事で悩んだ際は快く相談に応じ、アドバイスをしている。
島内の情報端末を使って会社を経営しており、その事業を通して他のサトラレ達を影で援助している。
木村浩
“サトラレの里”で育てられた子供。ある偶然から自分がサトラレであることを知ってしまい、白木が住む島へやって来る。当初は白木に反発するが、彼の苦悩を理解し、後に友人となる。
普段はシニカルだが、根は純情。neoでは生物学を専攻。サトラレと人間との共生を模索する。小学生の頃からのつきあいとなる河原美咲とは結婚を意識する間柄。光には「浩兄」と慕われている。
里見健一
臨床医。守秘義務のある臨床医から研究医になるように、サトラレ対策委員会から再三(見えざる)圧力を受けていたが、意志を変えず、臨床医学にこだわり続ける。後にその天才的な技術と思念波による裏表の無さが患者の信頼を集め、名医として成長していく。
両親は既に亡く、祖母と二人暮らしをしている。
「サトラレには不向きな職業についている」ということで映画、TVドラマともに中心人物として描かれているだが、いずれもエピソードの大半を原作の西山から取り入れているので原作よりも軽いキャラクターになっている。
片桐りん
サトラレ保護法成立後、最初に生まれた女性サトラレ。プロ棋士を目指している。
父の同級生だった白木のアドバイスにより、思ったことを何でも素直に口に出すように育てられた。
ただ、余りにあけすけに物を言うので、父にとっては心配の種で、またこの教育方針は警備上でのリスクが多いため、委員会により注意されている。
後にプロ棋士になることを諦め、宮本直己名人のお嫁さんになり、環境問題の解決する事を目標とする。
おまじないやジンクスを信じる乙女。
neoでは念願通り、宮本名人と結婚し、研究成果も順調に上げているが、子宝には恵まれていない。
星野勝美
日本で三番目に見つかったサトラレであり、サトラレ保護法に守られて育った最初のサトラレである。
航空宇宙技術研究の第一人者で、サトラレとしては珍しく社会人としての常識を備えている。
サトラレ対策委員会の企画したお見合いパーティーで知り合った元舞台女優と結婚。保護法成立後、最初の既婚者となる。
後に宇宙開発の実験で爆発事故に巻き込まれ、サトラレの思念波と明晰な頭脳を失う。
大槻翔
正義感が強いが、“正義は力”と考えているため、喧嘩による騒動が絶えない。
neoでは高校教師となっている。
椎名由紀
日本で最初に確認されたサトラレ。天文学を専攻し将来を嘱望されていたが、住んでいたアパートが火事になり焼死。自殺として処理され、これがサトラレ保護法成立のきっかけとなる。
岩田治郎
政治家を志すが、守秘義務があるため、サトラレ対策委員会からの圧力で断念。
しかし、行政に関わりたいという気持ちが強かったため、M県知事の大場順一に拾われる形でM県土木部都市計画課に配属。
neoでは衆議院議員となり、首相首席補佐官を勤める。だが核融合発電の実験事故で息子が植物状態になったことを機に、サトラレの高い知能は人類の発展のバランスを崩すと考えるようになる。
川又忠
若くして結婚するが、 両親の死をきっかけに周りの人間全てを憎むようになってしまったサトラレ。
彼がまき散らす悪意のために周りの人間からは嫌悪され、更に悪意の伝播まで引き起こす。そして自らの傲慢な考えから、遂に物的証拠を残さない殺人を犯すに至った。
事の重大さから委員会は、サトラレの思念波と高い知能を奪う手術を山田教授に依頼することになる。
古賀仁
サトラレノイローゼになった明るく気の強いサトラレ。ふとした瞬間に残虐行為を夢想し、その思念をばらまいてしまうため、サトラレ対策委員会は対処に苦慮している。
西山幸夫の論文をきっかけに分子工学を志し、核融合炉研究に不可欠な研究を進めている。サトラレである自分の研究成果を奪われる事を恐れ、記憶を消去する薬やシェルターを使ってまで機密を保持していたが、浩の策によって秘密裏にデータをコピーされる。

 浩は後にその罪悪の念から自殺する。

北島智紀・川中智康
双子のサトラレ。生後半年でサトラレであることが発覚。すぐに兄の智紀が資産家の北島家に養子に出され、弟の智康はシングルマザーの母と二人暮らしすることになる。
互いの存在をかすかに覚えており、再会を望んでいた。
智紀は養父の跡を継いで会社経営をし、智康は天文学を専攻。
クリスティン・ブラウン
アメリカ人のサトラレ。通称クリス。サトラレであることを告知された後、特別なルールに守られた5000人規模の町で普通に社会生活を送っている。
ロバート・ゲイツ
アメリカ人のサトラレ。結婚していたが、自分がサトラレであることに耐えられず、シェルターに引きこもる。クリス達が接触した時には既に死亡していた。

サトラレ対策委員会

国光ひろみ
サトラレ対策委員会委員長。椎名由紀とは大学の一年後輩に当たる。彼女の死後、サトラレ保護に尽力する。
小松洋子
「西山幸夫から、異性として興味を持たれず、友人として不快感をもたれない女性」として選ばれ、西山の周辺警護に当たっていた。しかし、ある事件がきっかけで相思相愛になり結婚。光をもうける。
ヘリコプターの操縦技能、看護師資格を有している。カニが好き。
木下
科学技術庁からサトラレ対策委員会へ出向してきた官僚。保護対策の現場責任者。後にサトラレに対する告知を検討することとなる。
二ノ宮一家
夫は警備主任で小松の大学の先輩に当たる。かつては小松に恋心を抱いていた。堅物で不器用で、感覚がどこかズレている。
妻の良子も対策委員であり警備担当。国体での優勝経験もある。
二人の間に生まれた幸子は、西山光とほぼ同時期に生まれ、光の代役を務めている。
佐伯
仕事中は黒縁メガネで地味な格好をしているが、実はスタイル抜群の美女。
本来、対策委員は出来るだけ目立たないことを義務づけられているが、彼女は本当に必要でないときにも、警備対象者に色目を使うことがあり、対策委員の中では一癖ある人物といえる。
岩田忍
岩田治郎の息子で父の私設秘書兼警備主任。サトラレでないがIQ180の天才であり、大学時代はラグビー部の主将として日本一になったこともある。
大場は自分の後釜に指名しようと考えている。

サトラレの関係者

山田一郎
脳神経外科の権威でサトラレの研究をしているが、同時に嫌悪感を抱いている。
「サトラレは人間ではない」単なる差別感情からではなく、脳神経外科医としての見地からサトラレを普通の人間とは異なる種の生物であるという認識を持つようになったため。が持論で、サトラレをモルモットのように扱い、研究用の死体を手に入れるため何度もサトラレを殺害しようとした。星野が事故でサトラレの特性を失ったことから、サトラレを常人にする手術を立案する。
研究者のみならず、外科医としても優秀。
後に里見に命を救われ、サトラレにも愛すべき部分があるとして、星野と共にサトラレの未来を模索するようになる。
宮本直己
将棋の名人。片桐りんの引退戦の相手を務めた事をきっかけに、付合うようになった。
卓越した洞察力は盤上以外でも発揮する。
片桐父
片桐りんの父。道場主。下の名前は不明。
白木重文の中学時代の同級生で、白木を茶化さなかった数少ない人物。
娘の恋愛問題が持ち上がると、体重を大幅に減らしてしまうほど悩む。
片桐清子
片桐りんの父方の祖母。道場主。
実は50年以上、子や孫にも隠し続けた秘密がある。
光夫
木村浩の同級生。ガキ大将体質の光夫とシニカルな浩は良く衝突したが、その内、最高の遊び仲間となる。
浩が島へ行った後も、電話で連絡を取り合い、neoでもつきあいが続いている。
フィン
1990年、偽造パスポートを利用して密入国しようとしていたが遭難し、白木が住む島に漂着した少女。短期間で日本語を習得するほどの明晰な頭脳を持つ。
後に白木の伝手で、ある名家に養女として迎えられる。
河原美咲
木村浩の初恋の相手で一歳年上。白木の島に近い港町に住んでいる。
心臓が弱く、すぐに息切れをする。父を早くに亡くし、母は男と家を出たため、飲んだくれの祖父と二人暮らし。
サトラレneoでは「森川みさき」という名義で小説家をしている。月に一度、どんなに忙しくても必ずデートをし、その際は思ったことを率直に言葉にするよう心がけている。
東上
“サトラレの町”で生まれ育った“サトレズ”の青年。実際にサトラレと接触する機会のある人が圧倒的に少ない上、自己申告以外ではサトレズの発見は難しい。そのためサトラレ対策委員会は東上を特別国家公務員として雇用し、実験に参加させ続けている。
観察眼が優れ、サトラレの思念に引き込まれないため、トラブルを解決することもある。
大場順一
M県知事。政治の世界から遠ざけられようとしていた岩田治郎を県職員として受け入れる。
嘘のつけない岩田を利用して自らの人気取りに利用する野心家。
サトラレneoでは目論み通り内閣総理大臣となり、核融合発電で世界をリードしようとする。
立花雄介
サトラレを主な取材対象とする記者。サトラレ保護法のため、書いた記事が掲載されることは少ないが、作中では二度大きなスクープを発表している。

サトラレ対策委員会

先天性R型脳梁変成症患者(通称サトラレ)の保護並びに保全及び国益の能率的な接収を目的とする日本政府の架空の独立機関。

命令系統は内閣総理大臣直属。普段は官房長官の直轄下に置かれる。職員は政府の保護専門特別職。委員長は特命対策担当閣僚一名。委員は科学者、医学者、有識者、閣僚、政治家、軍関係者から構成。通常国益に能率的に利用する為、国家機関の職員として常勤させるよう対象者に対して折衝を持ちかける。委員会の執行組織として事務総局が設置されている。さらに、自衛隊は当委員会に協力する役目を負う。

予算

国家予算として税金から賄う。しかし、超法規的措置により、他の国家機関から独立した特別予算枠による国家特命任務活動予算手続きを通過した上での資金でなければならない。

組織

  • 委員長(閣僚)
  • 各委員
  • 有識者審理会
  • 事務総局
    • 保護防護局
    • 保護警護局
    • 保護支援局
    • 社会援護局
    • サトラレ情報局

権限

  • 先天性R型脳梁変成症患者(以下・対象者)を保護する上では、当委員会ならびにその執行組織は、通常の法規を逸脱する超法規的措置を独断で発動することが出来る。
  • 保護対象者の健全なる警護任務の遂行を執行する上でその必要があると認められる場合は自衛隊及び警察の協力出動を要請することが出来る。
  • 国益の円滑なる接収の為に、保護対象者への情報工作をする権限を有す。
  • 国益の円滑なる接収の為に、保護対象者の進路を当委員会で決定する権限を有す。
  • 国益の円滑なる接収の為に、各国家機関、各自治体、各民間企業に対象者雇用受け入れを要請し、半ば強制的に承諾させる権限を有す。

サトラレ保護法

  • 1979年成立
  • サトラレ本人にサトラレであることを故意に告知した場合、七年以上の実刑に処せられる。

映画

2001年3月に映画『サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS』という題名で公開。制作は「踊る大捜査線」を手がけたROBOTと監督の本広克行。また日本テレビとスタジオジブリの一部門スタジオカジノが製作に参加している。

スタッフ

  • 監督:本広克行(ROBOT)
  • 原作:佐藤マコト(講談社刊「隔週刊イブニング」連載)
  • 脚本:戸田山雅司
  • 音楽:渡辺俊幸
  • 主題歌:藤原ヒロシ + 大沢伸一 feat. クリスタル・ケイ『LOST CHILD』
  • 製作:サトラレ対策委員会(日本テレビ放送網、ROBOT、スタジオカジノ、東宝、博報堂)
  • 特別協賛:TRIBUTE link.

出演

  • 里見健一:安藤政信
  • 小松洋子:鈴木京香
  • 川上めぐみ:内山理名
  • 白木重文:松重豊
  • 国光博一:小野武彦
  • 東隆之:寺尾聰
  • 里見キヨ:八千草薫
  • 岡持勝則:小木茂光
  • 竹村昭次:黒部進
  • 田崎修:高松英郎
  • 近衛栄介:藤木悠
  • 遠藤常友:川端竜太
  • 青木順也:田中要次
  • 本間秀幸:半海一晃
  • 三田祐介:田中龍
  • 吉村伸江:深浦加奈子
  • 高橋という男:村井克行
  • よっぱらい:鈴木一功

備考

  • 「岐阜県のほぼ真ん中に位置する奥美濃町」という架空の町を舞台としており、実際のロケも岐阜県のほぼ真ん中に位置する八幡町 (現在の郡上市)を中心に行なわれた。
  • この映画はマツダ・トリビュートの異業種プロジェクト「tributelink」の一環として行われ、サントラ盤もソニー・ミュージックエンタテインメントのレーベル「tributelink」からリリースされた。
  • キャッチフレーズは「君はコノすべてを、サ・ト・レ・ル、か・・・?
  • テレビ朝日の番組『虎の門』の映画批評コーナーで、井筒和幸監督に「これストーリー展開もサトラレとるやんけ」などと酷評された。

TVドラマ

2002年7月4日から9月までテレビ朝日で放送されたテレビドラマである。

概要

外科医の里見健一はサトラレである。彼の同僚の医師や看護師、患者などを通じて話は展開していく。

スタッフ

  • 原作:佐藤マコト(講談社刊「隔週刊イブニング」連載)
  • 脚本:尾崎将也、吉田玲子
  • 音楽:大島ミチル
  • 原案協力:村田俊明、中塚康博、千葉泰久(講談社「隔週刊イブニング」編集部)
  • アクションコーディネート:釼持誠
  • チーフプロデューサー:黒田徹也 (テレビ朝日)
  • プロデューサー:横地郁英 (テレビ朝日) 、遠田孝一 (MMJ)
  • 演出:高丸雅隆 (フリー) 、塚本連平 、田村直己 (テレビ朝日)
  • 製作:テレビ朝日、MMJ

出演

  • 星野法子:鶴田真由
  • 里見健一:オダギリジョー
  • 藤堂悟史:杉本哲太
  • 中田千春:神田うの
  • 松村加奈:畑野浩子
  • 川上めぐみ:小池栄子
  • 吉川俊介:佐々木蔵之介
  • 工藤和彦:光石研
  • 佐伯伸二:佐戸井けん太
  • 水沢秀子:猫背椿
  • 矢沢珠子:筒井真理子
  • 伊藤恵子:初音映莉子
  • 山岡豊:北村総一朗
  • 里見弘子:風吹ジュン
  • 田中圭子:田口寛子
  • 第1話ゲスト:小林すすむ、大森ヒロシ、三浦義徳、荻野恵理、相沢紗世
  • ナレーション:中村正

主題歌

  • 『逢いたい気持ち』
    • 歌、演奏:GLAY
    • レーベル:東芝EMI
    • 作詞、作曲:TAKURO
    • 編曲:GLAY & MASAHIDE SAKUMA

サブタイトル

  1. 彼の心…透明
  2. 100%失恋彼は恋できない
  3. 一番迷惑なプレゼント
  4. 意識不明!!奇跡おこす…心の声
  5. 危険!!新たなサトラレ…大接近
  6. 赤ちゃんはオレが育てる!!
  7. (秘)お見合い心の声に…父激怒!!
  8. 最後の夜!!母さん…死なないで
  9. 母の手術!!天才が…奇跡を?
  10. 最終回!!オレは…サトラレ!?

映像ソフト

2002年にVHS、DVD共に全5巻で発売されている。パッケージは「里見の心の声のうるささに、他4人が耳を塞いでいる」というもの。

その他

  • 乳児用おむつに、提供スポンサーである花王の「メリーズ」ではなく、なぜか王子ネピアの「ドレミ」を使用していた。

関連項目

  • トゥルーマン・ショー
  • 砂の上のロビンソン
  • 電車男
  • 電波少年的懸賞生活2009、電波少年的放送局企画部 放送作家トキワ荘

脚注

外部リンク