ショコラの魔法/みづほ梨乃

『ショコラの魔法』（ショコラのまほう）は、みづほ梨乃による日本の漫画作品。『ちゃお』（小学館）および、『ちゃおデラックス』（同）にて連載中。単行本は2010年3月現在、同社のちゃおコミックスより2巻が刊行されている。

ストーリー

主人公哀川ショコラは願いのかなうチョコレート店「ショコラ・ノワール」のショコラティエ。 彼女の作るチョコレートを食べると、願いがかなうが、その代償は食べた人の大切なもの。 ショコラのもとに訪れる、悩める人々の運命は?

登場人物

哀川ショコラ

食べると願いのかなう魔法のチョコレートを作るショコラティエ。彼女の元には沢山の人々がやってくる。

過去に父を亡くしており、母親は不明。カカオが好き。

哀川秀我

ショコラの父で、凄腕のショコラティエ。

カカオ

ショコラの父・秀我が呼び出した悪魔。普段は猫の姿で、ショコラと共に暮らしている。

阿倍まりあ

中州亜矢の手によって、トラブルがあったが、ショコラのチョコレートのおかげで心を癒された。

多くの人々を魅了する有名歌手。

中州亜矢

元・有名歌手。後輩のまりあの人気をねたみ、おとしいれた。

ショコラのチョコレートで、まりあに負けないほどの美声を手に入れたがその代償として美しさを奪われ、歌手を引退。

梶原まゆ

誰もが憧れる優等生。

半沢ルミの手によって、万引きをしてしまった。

だが、店の人の許し・ショコラの決断のチョコレートのおかげで平和な日常を取り戻した。

半沢ルミ

まゆに万引きをさせ、その口止めとしてまゆをこきつかっていたクラスメート。

悪事がクラスのみんなにばれ、ショコラの店から秘密を隠すチョコレートを盗って食べ、その代償として自分の存在を奪われた。

富永ミオ

フィギュアスケート選手。

マキの片思い相手、トオルとペアを組む。

マキの復讐で1年間、スケートができなかった。

トオルに告白され、今は両想い。

稲葉トオル

男子トップのフィギュアスケート選手。

ミオが好き。

藤田マキ

元フィギュアスケート選手。

トオルと仲良くスケートをするミオを見て、復讐のチョコレートをショコラからもらった。

復讐は成功したが、ショコラのチョコの代償として、体をコントロールできなくなった。

倉本沙羅

気が弱く、ださい自分を脱ぎ捨てたが、品川によって失敗。

高校デビューがバレて、ショコラのチョコを食べ、ダサイ自分に戻ったが、心が強くなり、高城と両想いに。

高城

沙羅と同じ中学出身の地味な男子。品川から沙羅を救った。沙羅が好き。

ブランシェ

ショコラと同じショコラティエ。

「白き魔女」と呼ばれている。カカオが大好き。カカオと一緒にいるショコラを憎んでいる。

チョコレート

トリュフ

傷ついた心を癒すチョコレート

ガトーオペラ

歌姫の美声を閉じ込めたチョコレート

書誌情報

• みづほ梨乃 『ショコラの魔法』 小学館〈ちゃおコミックス〉、既刊2巻（2010年5月現在）
  1. 2009年7月1日発売小学館コミックより（2010年1月1日閲覧）、ISBN 978-4-09-132642-3

脚注