スーパーメイドちるみさん/師走冬子
著者: 師走冬子
巻数: 10巻
最新刊『スーパーメイドちるみさん 10』
twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)
スーパーメイドちるみさんの既刊
名前 | 発売年月 |
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スーパーメイドちるみさん 1 | 0000-00 |
スーパーメイドちるみさん 2 | 0000-00 |
スーパーメイドちるみさん 3 | 0000-00 |
スーパーメイドちるみさん 4 | 0000-00 |
スーパーメイドちるみさん 5 | 0000-00 |
スーパーメイドちるみさん 6 | 0000-00 |
スーパーメイドちるみさん 7 | 0000-00 |
スーパーメイドちるみさん 8 | 2009-04 |
スーパーメイドちるみさん 9 | 2010-09 |
スーパーメイドちるみさん 10 | 2011-12 |
『スーパーメイドちるみさん』は、師走冬子による日本の4コマ漫画作品。芳文社の複数の4コマ雑誌(主に『まんがタイムきらら』(月刊)において、2002年の創刊号(7月号)から2007年3月号まで)に連載されている(#掲載誌の項も参照のこと)。『まんがタイムきらら』2007年3月号を以って『まんがタイムスペシャル』に移籍した。
初出は『まんがタイムジャンボ』2000年2月号である。連載初期には『超メイドちるみさん』と表記されていたが、『まんがタイムきらら』2003年2月号から現在の作品名に変更された。また、単行本に収録された際には全て現在の表記に改められている。
作品概要
主人公の香田ちるみは原田家のメイド。料理や洗濯など、あらゆる家事を得意とし、ただひとつの欠点を除けば完璧なメイドなのだが……?一般的なメイドのイメージを根底から覆す個性的なメイドたちが登場し、破壊と謎と困惑に満ちながらも ほのぼのとした日常が描かれる。
主な登場人物
- 香田 ちるみ(こうだ ちるみ)(声:斎藤桃子)
- 主人公。原田家に住み込みで働いているメイド。年齢不詳(少なくとも16歳以上、飲酒OKのシーンがあったので、20歳以上か?)。
- 11月9日生まれ、血液型は不明。スリーサイズは B88 / W58 / H85。
- 身の回りの物を意図せず無差別に破壊してしまう“壊し癖”を持つ。彼女にかかれば、食器棚の皿は全滅し、ステンレス製のコップすら割れてしまい、その規模は廃ビルの解体に利用できるほど。しかし意図的に物を壊すのは苦手
。「割れ物注意」の荷物と「ガラス細工展」は最大の恐怖。
- 明るく元気な性格。天然ボケを多く発する。家事は得意。米60kgを軽々と持てる力持ち。落ちてきたビールケースが頭に直撃しても全然平気なほど身体は丈夫。人間の可聴域を超えた聴力と絶対音感があり、歌も上手い。催眠術や手品もできる。“壊れないもの”が好き。尊敬する人は「シンデレラ」(壊れやすいガラスの靴を履いているので)。
- 酒に強いが酔うと物を壊さなくなる代わりに料理は不味くなり、歌は音痴になり、超音波で物が破壊されてしまう。
- 大樹や健には、実は人間ではなくロボット、異星人、魔界からの使者ではないかと疑われることがある。
- 過去は殆ど明らかにされていないが、モデル、舞台役者、ファーストフード店店員など、様々なアルバイト経験がある。また、特殊な情報収集ルートもあるようだ。
- メイド服で日常生活を送っている。メイド服以外の私服は、連載初期にはナース服・セーラー服・レースクイーン用水着・和装の女給服など極端なものしか持っていなかったが、現在は普通の服も買い与えられている模様。
- メイドは珍しいのでご近所では有名。
- “メイド学校”以来の付き合いのせいか、ちゆりのトラップはほとんど回避できる能力も持つが、量が多いと上手く避けきれず、すべてのトラップを破壊してしまう。
- 原田 大樹(はらだ たいき)(声:浪川大輔)
- 原田家の長男。『まんがタイムジャンボ』連載初期には大学生と思しき描写があるが、『まんがタイムきらら』連載時の設定では高校3年生(受験生)。『まんがタイムスペシャル』移籍と共に進学し、現在設定は再び大学生。3月25日生まれの牡羊座。血液型B型。身長177cm、体重65kg。
- 性格はやや暗めで内向的……という設定になっているが、作品が進むにつれてその傾向は弱まっている
。携帯電話には3件しか登録が無く、年賀状も5枚で済むのでちるみに携帯電話を壊されてもまったく不便しない。
- ナースフェチで「月刊ナース」を毎号購読している。初恋は小学1年のときで、相手は保健の先生。この性癖は祖父からの隔世遺伝である。
- ちるみを異性(恋愛対象)として意識しているが、全く気付かれていない。
- プラモデル組み立てが趣味で、これまでに50個の作品を完成させている。しかし、ちるみに破壊されてしまう作品も多い。また、金魚すくいも上手い。
- 幼い頃、今は亡き母に鼻にグリーンピースを詰められて遊ばれた為グリーンピースが嫌い。
- 好きな言葉は「愛」、好きな色はコバルトブルー。
- 原田 健(はらだ けん)(声:神崎ちろ)
- 原田家の次男。小学4年生。11月28日生まれ、血液型はB型。身長135cm、体重30kg。
- 兄とは逆で、元気で明るく優しい性格。「将来はちるみと結婚したい」と公言している。ちるみが作った雑巾(ちるみの古着で作った)をぬいぐるみに作り直した事も。携帯電話の待ち受けは ちるみの破壊音。ちるみが数日留守にした際には、破壊音が聞こえない静けさに恐怖を感じ、1人では眠れなかった。
- 花梨をはじめ、クラスの女子によくモテる。担任の佐々木によれば、勉強もスポーツもできて人気者だとのこと。バレンタインデーにはチョコレートを大量に貰っている。
- 好きな言葉は「太陽」、好きな色は“夕焼けの色”。嫌いな食べ物は人参。
- 原田 潤一(はらだ じゅんいち)(声:梅津秀行)
- 原田家の当主。SF小説家。左利き。
- 11月4日生まれ、血液型はAB型。身長166cm、体重55kg。
- 代表作は『火星人と今日子と醤油』。
- かつては推理小説作家であったが、この作品をきっかけにSF小説家に転向した。「矢崎潤一」という筆名を名乗っていたこともある。また、著作が「金のくじら賞」を受賞している(作品名や受賞理由は不明)。
- 穏やかでクールな性格。
- 妻の初美とは、健が生まれた後すぐに死別している。
- ちるみが物を破壊した音を聴いただけで、現場を見ることなく実際に破壊された物が何であるか言い当てることができる。
- 料理が好きで初美の死後は自分で料理を作っていたが、腕は破壊的で、自分自身や息子たちに食中毒での入院が相次いだ(潤一56回、大樹62回、健24回)ため医師と息子の説得でちるみを雇うことになった。
- アメリカと飛行機が大嫌いだが、「火星人と今日子と醤油」が「ゴールド・ホエール賞」を獲得した際に渡米する羽目になった。
- 好きな言葉は「無秩序」「無花果」「無果汁」など頭に「無」のつく語、好きな色は“南極の氷の色”。
- 原田 初美(はらだ はつみ)
- 故人。原田潤一の妻で、大樹と健の母親。潤一とは元々、担当編集者と作家の関係だった。
- 明るくてドジな性格で、壊し癖があった(規模は ちるみの10分の1程度)。病弱なため健を生んだ後すぐ亡くなった。
- 火星人を模した服(着ぐるみ?)を複数着所有し、且つそれらを着こなすほどの火星人好きであり、潤一に火星人が出てくる小説を書くよう提案し、『火星人と今日子と醤油』が執筆されるきっかけを作った。
- 健の八重歯は初美の遺伝。
- 唐沢 ちゆり(からさわ ちゆり)(声:庄子裕衣)
- 紅林家に住み込みで働いているメイド。ちるみと“メイド学校”で同期。
- 2月20日生まれ、血液型はAB型。スリーサイズは B82 / W55 / H78。身長167cm、体重46kg。肌がすごく白い。以前は腰まである長い髪を体の前後で2つずつに縛っていたが、寝ている時に麗子に中途半端に切られた為、自分でショートにした。ちまき教官によると「願かけ」の為長くしていたようだが、本人は気にしていない。
- トラップ(罠)マニアで、紅林家の邸内・敷地内の最大340箇所に様々なトラップを仕掛けているほか、外出先でも随所にトラップを仕掛ける。メイドになる前は軍隊にいたらしい?火薬も大好き。幽霊は周りが驚くような悲鳴をあげる程苦手(“トラップにかからない”ため)。小さい頃お化け屋敷で立ったまま気絶したらしい。
- 一見すると無表情で冷たい性格に見えるが、照れ屋で優しさを表に出せないだけであるとする見方もある。好きな人がいるらしい。
- 風邪を引くなどで体調を崩すと、精神的に不安定になりやたら人恋しくなる。
- メイド服で日常生活を送っている。収入の殆どはトラップに費やされるらしく、私服はジャージとスクール水着しか持っていない。
- “メイド学校”時代から教官のちまきを頻繁にトラップにかけていたせいで、お互いに苦手な相手としている。
- 紅林 麗子(くればやし れいこ)(声:松来未祐)
- 大樹のクラスメート。原田家の隣に、ちゆりと2人で居住。実家は別の場所にある(ちゆりとのやりとりを見ると、現在母親はイギリスにいるらしい)。高校3年生。『まんがタイムスペシャル』移籍と共に大樹と同じ大学に進学している。
- 6月27日生まれ、血液型はA型。スリーサイズは B78 / W58 / H80。身長164cm、体重48kg。
- いわゆる“お嬢様”的なワガママな性格で友達はいなく、携帯電話のメモリーは母だけ。ひどい無器用だが自覚はない。
- 大樹のことが好きであり、ちゆりにばらされているため大樹だけでなく皆周知しているが、未だに告白できずにいる。
- 実家は資産家。イギリスに留学していた。
- ちゆりのトラップに毎日苦しめられ、ケンカばかりしているが、仲が悪いわけではない。
- 吉田 大心(よしだ たいしん)
- 大樹のクラスメートで、花梨の兄。高校3年生。『まんがタイムスペシャル』移籍と共に進学し、現在設定は大学生。大樹とは小学校からの腐れ縁。
- バイクを大切にしており、ミラーを割っただけで彼女を振ったこともある。
- 兄妹揃って毒舌。
- 吉田 花梨(よしだ かりん)
- 健のクラスメートで、大心の妹。小学4年生。
- 健のことが好き。健がちるみのことを好きなのは“つり橋効果”ではないかと考え、ちるみに対抗心を燃やしている。
- 兄妹揃って毒舌。
- 鬼原 ちまき(おにはら ちまき)(声:ミルノ純)
- ちるみ・ちゆりが通っていた“メイド学校”の教官。“メイド学校”では鬼教官で通っている。
- 3月21日生まれ、血液型はO型。スリーサイズは B55 / W48 / H55。身長130cm、体重25kg。
- 年齢不詳だが外見は明らかに子供であり、警官に子供と間違われて保護された事もある。また休日の遊び場が公園の砂場だったり、猫のキャラクター「にゃんこる~ん」がお気に入りなど、実年齢も子供なのではないかと疑わせるエピソードが多い。また初詣で着物姿のちまきに千歳飴を持たせて、七五三と揶揄された事も。
- 武器全般が得意で、竹箒に刀を仕込んで持ち歩いている(ちなみに刀の名前は「火与丸」)。地獄耳。方向音痴で、よく道に迷う。
- メイドの“本部”に所属し、部下の働きぶりを視察に来る。
- 教官としてだけでなく、普通のメイドとしても働いている(後述)。家事はすべて午前中に終わってしまうなど、優秀であるようだ。
- ちるみと違い、ちゆりのトラップには今もたびたび引っ掛かっているため、お互いに相手を苦手としている。ちふゆに対しては別の理由で苦手である。
- 杉下 ちふゆ(すぎした ちふゆ)
- ちるみ・ちゆりのメイド学校時代のクラスメートで、ちまきの教え子。身長173cm。
- 一見無愛想だが、小さい物や可愛い物が大好き。自分の仕えているご主人様の詩歌(しいか)を世界で一番可愛いと思っている。健を初めて見た際には、頬を赤らめて口から涎を垂らした。同じ理由で教官のちまきにも異常な好意を寄せており、自分の好みの服を着せようとしたり、拉致を企んだりもするので警戒されている。ちなみに身長が150cmを超える人には興味がなく、詩歌が自分と同じ身長になる事を想像して絶叫した事もあり、詩歌の成長を素直に喜べない事を吐露する。
- 本業のメイドの傍ら、修理屋のアルバイトをしている。そのためメイド服ではなく、つなぎの作業服、更には胸元が大きく開けた姿で登場する(それ以外の衣装でも同様)。修理屋としても優秀であり、大抵のものは何でも直すことができ、ちるみがいつも頼りにしている。
- 里見 詩歌(さとみ しいか)
- ちふゆのご主人様で、心に病を抱えている女の子。
- ちふゆが来てから少しずつものに興味を持つようになってきた。
- ちふゆと共によく神社にお参りに行くが、おみくじで出したが直後にちるみはともかくちゆり、ちまきとまで出くわしたために、ちふゆが「望まぬ人が来る」の項が当たりすぎると破いてしまった「吉」を自らテープでつなぎ合わせ、額に入れてもらい大切にしている。
- 当初名前は「詩香」とされていたが「花梨」と字のイメージかぶるために「詩歌」で統一。単行本では以前の分も修正されている。
- 佐々木 純(ささき すみ)
- 健の担任の女性教諭。
- ギャンブルと酒が大好きで、食費を削ってまで打ち込んでいる。借金取りに追われたこともあるらしい。
- 偶然出会った吉田家の父とメイドを賭けた麻雀の結果、吉田家へ派遣予定だったちおりを雇用する。
- 余興用のコスプレ衣装を大量に学校に置いている。
- 里見先生のことが好き。
- SFが好きで、原田潤一のファン。
- 漆田 ちおり(うるしだ ちおり)
- 大樹の後輩であり、ちるみ達のメイド学校の元クラスメイトでもある(メイド学校は年齢不問)。
- 手先が器用で物を作るのが得意である。学校では演劇部に所属し、大道具・小道具を担当している。
- メイド学校では「つまようじからミサイルまで」作れると言われていた他、石灯籠などの骨董やブランド物の模造品からゲームソフトまで何でもこなす。
- 連載途中から佐々木純の家政婦として派遣される。酒・ギャンブル好きな上、浪費家な佐々木とよく喧嘩するが、心の底では佐々木を心配している。
- 大樹のことが好き。
- 里見(さとみ)先生
- 佐々木先生の同僚の男性教諭。独身
。ちふゆのご主人様で詩歌の保護者。ちふゆに片思い中。
- 倉田(くらた)先生
- 佐々木の同僚の男性教諭。
- 親が、ちまきをメイド(兼お目付け役)として雇ったため、6畳一間のアパートでちまきと2人で暮らしている。周囲にはメイドと一緒に暮らしていることを内緒にしている。ちまきの姿は子供のようにしか見えないため、何度か警察の来訪を受けている。
- 佐々木先生のことが好きらしいが何かと彼女には便利にこき使われている。
- みずだ子
- ちるみが魚屋で買ってきたミズダコ。潤一の創作意欲を刺激することから原田家のペットになった。
- 大樹に懐いている。
- ちなみに現実の名付け親は小笠原朋子。
- 前島(まえじま)
- 潤一の編集担当。
- 初美の死後、潤一の担当になったが毎回締め切りを破る潤一に業を煮やしている。猫アレルギーらしい。
- タマラ・ブランブレッド
- ゴールド・ホエール賞主催の米ビレッジ・アイズ出版副編集長。
- 潤一の「火星人~」シリーズの受賞を知らせ、授賞式出席を要請するために来日した。
- 潤一の大ファンで、普段は態度が大きいが潤一を目の前にすると極度に緊張する。
- 潤一がアメリカに忘れていったみずだ子さんを自分へのプレゼントだと思い込みしばらくの間飼っていたが、彼女(?)の衰弱ぶりに前島に連れて帰ってもらった。潤一の再婚相手候補にもなる程だが、健の事もありその件については保留中に近い。
書誌情報
掲載誌
すべて芳文社刊。
- 『まんがタイムジャンボ』(月刊)
- 2000年2月号から同年10月号までの毎号に掲載。2004年1月号・同年4月号に『あおいちゃんとヤマトくん』とのコラボレーション作品としてゲスト掲載。
- 『まんがタイムきらら』(月刊)
- 2002年7月号から2007年3月号までの毎号に掲載。
- 『まんがタイムポップ』(不定期刊・2003年廃刊)
- 2002年9月号から2003年11月号(最終号)までの毎号に掲載。
- 『まんがタイムスペシャル』(月刊)
- 2002年10月号から2005年5月号までの毎号に掲載。2007年5月号より再開、表紙にも登場している。
- 『まんがホーム』(月刊)
- 2004年1月号から2005年7月号までの奇数月号に掲載。
単行本
芳文社より「まんがタイムコミックス」として刊行。一時期「まんがタイムきらら」のみの連載となった時期もあるが、例外的に「まんがタイムKRコミックス」のラインナップからは外されている。
- 第1巻(2003年5月15日発行) ISBN 4-8322-6288-2
- 第2巻(2003年10月18日発行) ISBN 4-8322-6305-6
- 第3巻(2004年5月20日発行) ISBN 4-8322-6335-8
- 第4巻(2005年2月18日発行) ISBN 4-8322-6379-X
- 第5巻(2006年1月21日発行) ISBN 4-8322-6438-9
- 第6巻(2007年2月22日発行) ISBN 4-8322-6519-9
- 第7巻(2008年2月22日発行) ISBN 978-4-8322-6608-7
- 第8巻(2009年4月22日発行) ISBN 978-4-8322-6729-9
- 第9巻(2010年9月22日発行) ISBN 978-4-8322-6882-1
- オールカラー版 スーパーメイドちるみさん
- 第01巻(2008年10月22日発行) ISBN 978-4-8322-6677-3
ドラマCD
ドラマCD『スーパーメイドちるみさん』は、2006年6月23日、トライネットエンタテインメントより発売された。(参考外部リンク) TNCD-7005
「ちるみさん」本編5話(各話7~10分)と「火星人と今日子と醤油」5話(各話約1分)、出演者コメントを収録。
出演者コメントでは「登場した3人のメイドのうち、雇うなら誰がよいか」と「醤油を使った料理で好きなものは何か」をテーマに各自が語っている。
関連項目
- 火星人と今日子と醤油