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ダッシュ勝平/六田登

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著者: 六田登
巻数: 9巻

六田登の新刊
ダッシュ勝平の新刊

最新刊『ダッシュ勝平 dash 9



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

katsudoren 「ダッシュ勝平」とかw RT @new_mashine: @katsudoren 確かその時期に週マガでもハーレムビートやってましたね。バスケ漫画ブームだったんですね。
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ダッシュ勝平』(ダッシュかっぺい)は、六田登による日本の漫画作品。タツノコプロ制作によりアニメ化されている。

概要

『週刊少年サンデー』(小学館)において、1979年48号から1982年48号まで連載された。単行本は全17巻、ワイド版全9巻。

また、外伝としての読み切りが1981年11月増刊号から1982年5月増刊号にかけて掲載され、コミックス17巻に収録されている。

主人公の勝平は高校のバスケットボール部のコーチの女性教師のパンツが純白なのを見てバスケットボール部に入り、その場の機転で続々と秘技を編み出し、難関を突破していく。バスケットボールを扱った漫画の嚆矢だが、内容は非常にコミカルである。さらに中盤以降は大きく路線変更をする。

増刊号に連載された読み切りの外伝作品はクールでダンディな外人ジョー・コッカーがメインを張っている。外伝作品は総て、何がしかの映画のパロディとなっており、本編とは違う味わいがある。

ストーリー

チビでお調子者の青林高校の1年生、坂本勝平は女の子と純白パンティが大好きな天才問題児。ある日、生活指導の岡崎先生に追われ、バスケット部に紛れ込んだ彼は、その類稀なる運動神経を立花キャプテンに買われ、入部を勧められる。女の子(の純白パンティ)にしか興味のない彼は、即行で断るが、そこへ現れた美人の夏コーチのスカートをめくり、純白だったという理由だけでバスケ部に入部希望する。だが、勝平はバスケのルールすら知らないド素人だった。果たして、勝平の運命やいかに…?

登場人物(声の出演)

坂本勝平(声:田中真弓)
極度な低身長であるが、高校生離れした運動神経を持つ。幼少より祖父にスパルタ教育を施され、超人的なプレー発揮する。青林高校バスケット部を全国優勝に導いた後、卓球部、フェンシング部などでも活躍した。純白パンティには盲信的である。
秋あかね(声:津島瑞穂)
本作のヒロイン。純白パンティを着用。以前は大場と良い仲であったが、青林高校に転校し、バスケット部のマネージャーになる。中学時代は卓球部であった。
岡崎(声:増岡弘)
青林高校の教諭で、フェンシング部の顧問。夏コーチに好意を持っていた。勝平を問題児扱いしていたが、後に認める様になる。
立花かおる(声:井上和彦)
青林高校バスケット部の主将。良きキャプテンとしてリーダーシップを発揮するが、勝平の奇想天外なプレーにペースを乱される事が多い。一度、勝平に催眠術をかけられ、犬にされた時もあった。
あかねの父(声:嶋俊介 )
秋家に勝平を居候させる良き人物。
あかねの母(声:友近恵子)
おっとりとした性格。彼女の料理は勝平も気に入っている。
奥山(スブリ)(声:東美江)
卓球部の万年補欠であったが、勝平に才能を見抜かれ、対卓球部戦では勝平側に付く。その後もフェンシング部にも同行。最終戦まで残って活躍し、後半での勝平のパートナー的存在であった。
夏かおり(声:坂本千夏)
夏コーチの母。
夏コーチ(声:小宮和枝)
青林高校バスケット部の顧問で、勝平のクラスの担任でもある。あかねと同じく、純白パンティを愛用。美人コーチとして手腕を振るうが、立花同様、ペースを乱されることが多い。最終的に勝平を主力選手として期待する様になる。
牛山(声:郷里大輔)
青林高校バスケット部員。愛称は「リトルジョン」。タラコ唇が特徴。
狂四郎(声:曽我部和行)
青林高校バスケット部員。チーム一の二枚目であるが、さほど活躍しない。最終決戦前に夏コーチに求婚した。
校長(声:加藤治)
青林高校の校長。理事長も兼任。多額の負債を抱え、青林高校の売却を余議なくされたが…。
誠一郎(声:大平透)
秋家の愛犬で、あかねに好意を持っている。犬とは思えないほど人間臭く、事ある毎に勝平と対立する。アニメではシマのトランクスを着用。
のりかず(声:二又一成)
勝平打倒用に造られた戦闘ロボット。
島田正午(声:千葉繁)
青林高校バスケット部員。ロン毛でバンダナを巻いているが、チーム一存在感が薄い。
大場博(声:村山明)
元あかねの彼氏で、勝平のバスケットのライバルとしても度々登場した。2メートルを超える長身であるが、あっちの方が小さい。
カバゴリラ(声:雨森雅司)
青林高校卓球部の顧問。卓球以外にも中国拳法を体得している。
本田(声:鈴置洋孝)
青林高校卓球部主将。あかねに好意を持ち、卓球部に引き入れた。
豪原(声:屋良有作)
あつ子(声:高島雅羅)
ジョー・コッカー(声:内海賢二)
存在そのものが謎の人物。初登場はアメリカ編であるが、アニメではその後勝平たち青林高校バスケット部員と共に映画に出演。

アニメ

1981年10月4日から1982年12月26日まで、フジテレビ系で毎週日曜日18:00 - 18:30に放送された。全65話。

フジテレビ系日曜午後6時枠で放映されたタツノコアニメの中では、1974年の『てんとう虫の歌』以来の、原作付き作品となった。当初は原作を元にタツノコプロの独自性も出していたが、後に相撲・トライアスロン・ゴルフ・アイスホッケーなど、バスケットボール・卓球・フェンシング以外の競技にも主人公がチャレンジするなどのオリジナル性を持つ。主人公が女性の純白のパンツを好む設定は原作から引き継がれただけでなく、随所で強調された。

また、パロディーも多く、最終回では長嶋茂雄引退を模したパロディー演出で運動部を引退するシーンがある。

視聴率は15~20%前後をあげ、タツノコプロの1980年代の作品の中でも成功を収めた作品となった。

原作との相違点

  • 原作の秘技「トキオ」が、秘技「アカネシュート」に名称変更になっている。
  • 原作では途中から登場したヒロイン『秋あかね』が、最初から登場。
  • ヒロインの愛犬『誠一郎』の出番が早まり、解説役としてレギュラー化した。
  • 勝平が、原作では挑戦していない幾つかのスポーツに挑戦するというオリジナル展開がある。
  • 試合中、勝平がピンチに陥ると、ヒロインあかねのパンチラを目撃する事によって力を回復し、逆転する。原作にも同様の演出があるが、アニメ版では30分の放送枠のクライマックスにパンチラが登場する「お約束」として頻繁に登場した。

スタッフ

  • 製作:吉田健二
  • 企画:九里一平、岡正(フジテレビ)、内間稔(読売広告社)
  • 原作:六田登
  • シリーズ構成:柳川茂
  • 音楽:はやしこば
  • 作画監督:河合静男
  • 美術監督:新井寅雄
  • 担当:田村常夫、由井正俊(タツノコプロ)、大野実(読売広告社)
  • チーフディレクター:林政行、原征太郎 
  • プロデューサー:宮田知行、谷口肇、中野政則
  • 脚本:山本優、山崎晴哉、小山高男、首藤剛志、酒井あきよし、関口修、斉藤はるみ、富田祐弘、藤井裕理子
  • コンテ:貞光紳也、真砂智康、遠藤克己、杉山有時
  • 原画作監:二宮常雄、水村十司、河合静男、酒井明雄、西城隆詞
  • キャラクター補:飯田史雄、檻村順子
  • 制作協力:タマプロダクション(田中美千哉)、日照プロダクション
  • 動画作監:梶谷光春、沖野百合、中島豊秋、西村絵里子
  • 色指定:長岡恵、小管勉、脇喜代子
  • トレス:村田美知子、小野静子、上野美登里、勝倉真理、鈴木けい、佐藤春美、打越由美
  • 検査:上村典子、和田典子、新井典子、相馬一美、北村喜久子、久保田良枝、田中美和、金子桂子、別部真奈美、佐藤玲子
  • 美術担当:宮川佳子、下川忠海、沢井裕滋、山元健生
  • 背景:みにあ~と、アイプロ、POP、獏プロダクション
  • 特殊効果:朝沼清良、村上正博、原島寿美江、斉藤丈史、三浦誠
  • 撮影:アニメフレンド、スタジオウッド、イマジネーション
  • 編集:三木幸子、田代正美
  • 進行:小林幸治、山川順一、松沢正一、徳元秀行、林直哉、田中宏之、内田成敬、他
  • 録音制作:ザックプロモーション
  • 録音ディレクター:水本完
  • 録音スタジオ:新坂スタジオ
  • 効果:加藤昭二(アニメサウンドプロダクション)
  • 現像:東洋現像所
  • 演出:林政行、香川豊、津田義三、秋津稔、時田広子、田中宏之、石田昌久
  • 制作:タツノコプロ、フジテレビ

主題歌

  • OP「見たいもの見たい」(作詞:伊藤アキラ/作曲:はやしこば/編曲:川上了/歌:KiKi)
  • ED「青春ダッシュ!」(作詞:伊藤アキラ/作曲:はやしこば/編曲:川上了/歌:KiKi)

放映リスト

  1. 純白ピカリ! バスケの星
  2. 秘技アカネシュートだ!
  3. 恋の火花? 犬対人間
  4. 君にフラフラ球はユラユラ
  5. 勝平のスポーツ万能選手?
  6. 恐怖の空中バスケ!
  7. 誠一郎の恋愛必勝法
  8. 悪夢の四角関係マラソン
  9. おそるべきネイスミス学園
  10. ライバル藤堂くん出現!
  11. 勝平ムリムリカンニング
  12. 大場の殺人シュート!
  13. 怪奇! バスケ 幽霊対勝平
  14. 千手観音シュートを破れ
  15. 超秘技! 全国ナマ中継
  16. 風満会長の華麗なる犯罪(17話の前編)
  17. 脅威のアマゾネス軍団(16話の後編)
  18. 映画初出演! 僕はスターだ
  19. 勝平涙の減量特訓
  20. 熱血先生あらわる!
  21. 鳥人間・勝平空をとぶ
  22. 登場! 勝平のおじいちゃん
  23. 空前絶後! 選抜優勝大会
  24. 勝平はリモコン人形?
  25. 恐ろし! 勝平の過去
  26. 不思議!? 秘技なしバスケ
  27. 超能力で決勝戦!
  28. 勝平の女子体操教室
  29. 勝平のウルトラ・ゴルフ
  30. 初体験! アイスホッケー
  31. 夏コーチ・ラブフィーバー
  32. 勝平童話! シンデレオ物語
  33. 天才か? 勝平卓球に進出
  34. 筋肉美人・瀬里香対勝平!
  35. 対決! 勝平対カバゴリラ
  36. 驚き! あかねの卓球部入部
  37. 新卓球部で反撃だ!
  38. 爆笑! 勝平のプロレス卓球
  39. 秘技ジーンボール対四天王
  40. 熱戦! 勝平対あかね
  41. 神秘? 電気人間勝平
  42. カバゴリラとの最終決戦!
  43. 新登場! ジョー・コッカー
  44. コッカーの失われた秘宝
  45. 大恐怖ビッグ・ヘアー
  46. ウエストサイド大バスケ
  47. 勝平のスペースオペラだ!
  48. 勝平阿蘇に帰る!
  49. 勝平相撲だ! ハッケヨイ
  50. フェンシングおしかけ入部
  51. 出た新秘技! 洗たくバサミ
  52. 勝平ばあちゃん大特訓!
  53. 勝平式特訓場大公開!
  54. チェス式階級決定戦だ!
  55. 無敵! クニャクニャ剣法だ
  56. オオカミ男の挑戦!
  57. 大幻術! あかね変身
  58. バカ強! 勝平打倒ロボ
  59. 倒産! 青林高校大ピンチ
  60. 体力勝負だ! 超人レース
  61. 決死! 一輪車大ジャンプ
  62. 優勝ランナーはだれだ!
  63. 死のデスマッチ・パニック
  64. さらば! 散りゆく勇者たち
  65. 勝平の名は 永久に不滅です

ネット局

  • フジテレビ - 北海道文化放送、青森放送※、岩手放送(現・IBC岩手放送)※、仙台放送、秋田テレビ、山形テレビ、福島テレビ※、新潟総合テレビ、長野放送、山梨放送※、富山テレビ放送、石川テレビ放送、福井テレビ、テレビ静岡、東海テレビ放送、関西テレビ放送、山陰中央テレビ、岡山放送、テレビ新広島、山口放送※、四国放送※、テレビ愛媛、高知放送※、テレビ西日本、サガテレビ、テレビ長崎※、テレビ熊本、大分放送※、テレビ宮崎、鹿児島テレビ放送※、沖縄テレビ放送

無印=同時ネット局 ※=時差ネット局

  • 現在はCSキッズステーションにて放送されている。また、かつてはフジテレビ739でも放送していたことがある。