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ドスペラード/大和田秀樹

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著者: 大和田秀樹
巻数: 1巻

大和田秀樹の新刊
ドスペラードの新刊

最新刊『ドスペラード



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ドスペラード』は、大和田秀樹による本格ファンタジー任侠漫画。「チャンピオンRED」(秋田書店)において、2006年9月号から連載開始。2007年7月号で「第一部完」として連載を一旦終了した。第二部開始は2007年7月に発売された単行本の売り上げ次第。

概要

銃火器ではなく魔法で武装したヤクザたち。しのぎを削る彼等の世界を、童貞だけが使える禁断の萌え魔法使いが瞬く間に席巻する。彼等に対抗できるのは同じ萌え魔法使いだけだった。

あらすじ

騎士団暦885年、魔法使いギルド聖竜会の会頭パスツール・ド・シャルレが鳳凰会系黒アナコンダ組組長ブシェミ=ホープの放った鉄砲玉によって暗殺されたことにより、騎士団領国境の街ブックロゥの魔法社会に激震が起きる。その混乱の中かつて聖竜会から離れて放浪していたエイジは会頭との約束を守るために、会頭の娘マリエルのボディガードとなる。しかしエイジは魔法少女の姿で魔法を使う禁断の「萌え」属性の魔法使いだったのだ。

次々と刺客を倒すエイジだったが、ついにエイジを凌ぐ萌え魔法使いの前に敗れ去った。エイジは聖地バッキアで復活のための試練を受けるが、数々のトラウマの再体験に屈し、平凡な日常へ逃げ込んだ。しかしそこでエイジは自分の心の奥底に萌えの心を再発見した。そしてエイジは跳躍する。

登場人物

エイジ
本作品の主人公。地水火風の4属性を越えた禁断の第5属性「萌え」魔法の使い手。風呂場でマリエルに全裸を見られ、小さいと言われたことにショックを受けブックロウの街を離れていた。仁義に厚くマリエルを守るために命を懸ける昔かたぎの不器用な任侠、ただし童貞。魔法を使う時はメイド風魔法少女服を来て、マジカルステッキ「パピコン」を振るう。
魔法の呪文は「ロンリー・ラブリー・シンメトリー・プックンジップで・ロリポップ!!」
マリエル
聖竜会会頭パスツール・ド・シャルレの娘。ブックロゥの街の支配を狙う鳳凰会、そしてその背後にいる鯉をあがめる邪教の者たちに命を狙われている。勝手にブックロゥを離れたエイジを嫌っているが、その原因が自分であることには気付いてない。
バッツ=ハモンド
聖竜会の若頭。
セシル=クリーブ
聖竜会ワイバーン組の組長。
ロック=パンプキン
組員全員がカボチャを被った聖竜会南瓜組(なんかぐみ)の組長。
最終兵器「彼女」
最終童貞となったエイジに唯一対抗できる存在。その名にたがわぬ攻撃力でエイジに致命的なダメージを与えた。

世界観

ブックロゥ、ドウーゲン、バッキア等、現代日本に似た地名がつけられているが、実は魔法の暴走によって一度滅びた未来の地球が舞台である。

この世界では騎士団が治安維持を行っており、魔法使いギルドは完全にヤクザ化している。

単行本

  • 2007年8月20日発行 ISBN 978-4-253-23089-6