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ドラベース/むぎわらしんたろう 藤子プロ 藤子・F・不二雄 ...

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著者: むぎわらしんたろう 藤子プロ 藤子・F・不二雄 むぎわらしんたろう藤子プロ
巻数: 24巻

むぎわらしんたろうの新刊
藤子プロの新刊
藤子・F・不二雄の新刊
むぎわらしんたろう藤子プロの新刊
ドラベースの新刊

最新刊『ドラベース 23


出版社: 小学館
シリーズ: コロコロコミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

carrot_wang1 RT @huchidora: 久しぶりにドラベースのらくがき~ ドラベースの中でも一番好きなキャラはドランプですね! 後ドラ一郎も好きです!! 漫画、後23巻買えば全巻そろう… #ドラベース https://t.co/RV73l3zipO
morimo171 RT @shimizu111485: 何故ドラベースがアニメ化されないのか連載当時から不思議だった #心からアニメ化して欲しい作品 https://t.co/VSQqUAG87v
pyuw_hiyuw 漫画版バディすごいコロコロ漫画してた。コロコロ何年ぶりに読んだんだろう…ドラベースもギエピーも元気そうでなによりだよ
momizi4 ボンバーマン、ドラベース、ポケモン、ひかわカービィ、スーパーマリオくん、ガッシュ、サルゲッチュあたりはよく読んでた気がする。
noisesama 所有コミック追加 : 新ドラベース 2 (てんとう虫コロコロコミックス) (むぎわら しんたろう) http://t.co/ZopZr8EIlO

ドラベース ドラえもん超野球外伝』(ドラベース ドラえもんスーパーベースボールがいでん)は、2000年9月号から『月刊コロコロコミック』で連載中の、『ドラえもん』の世界を舞台とした野球漫画である。作者はむぎわらしんたろう。スーパーマリオくん、星のカービィシリーズ、ポケットモンスターシリーズ、デュエルマスターズシリーズにつぐ連載の長い作品である。スーパーマリオくんを除いては途中でタイトルが改題されているため、単一タイトルではコロコロコミック内では2番目に長い作品である。

概要

22世紀で、ドラえもんと同様のネコ型ロボット達が、人間やロボットの野球チームと対決するストーリーである。作中の試合では、試合開始時に指定された3つのひみつ道具をそれぞれ1回ずつ使ってよい事になっている。WABC(ワールド アマチュア ベースボール クラシックの略)では決勝戦を除いて3つの指定されたひみつ道具の中から1つのみ使用可能。単行本は2010年9月現在20巻まで刊行。

「ドラえもん超野球外伝」というサブタイトルではあるが、第1話でドラえもんが特別出演した以外は『ドラえもん』本編との関係性はほとんど無かった。だがコロコロコミック2010年8月号ではドラーズ結成時の回想シーンとしてドラえもんが登場し、当作品の主役であるクロえもんが所属するチームを「江戸川ドラーズ」と命名したのがドラえもんであることが描写されている。

各球団

江戸川ドラーズ

ネコ型ロボット達が集まった野球チーム。 第2巻にてグリえもんがチームを脱退、代わりにチビえもんが入団。マネージャーのみかちゃんが選手として入る事もある。チーム結成時(時系列で言えば本編が始まる前)から本編の第1話まではドラえもんが投手として参加している。また第7巻から二軍独立時(第10巻の63話)まで銅羅之輔(どらのすけ)が監督になっている。ちなみに名前の由来はドラ猫たちの集まりだから。

クロえもん(キャプテン、三塁手、5番、背番号5)
主人公。右投右打。愛称はクロ。ひろしの家のロボットなのだが仕事をさぼり野球に打ち込んでいる。その打棒は日本トップクラスである。
ドラえもんとは友人関係。熱血漢で負けず嫌いな性格で、面倒見のいいキャプテンである。「満月大根斬り」等の必殺打法を持っている。
WABC日本代表に選ばれた。打順はドラーズのときと同じで5番。ヒロシの事故を聞いて代表辞退も考えたがチームメイトの説得もあり試合開始ギリギリでアメリカの試合球場に到着。試合では「世界一!!」とつばの裏に書かれたヒロシの帽子をかぶり出場。初戦の対イギリス戦6回に試合をひっくり返すきっかけとなる特大ホームランを放った。その後も活躍が多く2回戦対オーストラリア戦では決勝ソロホームラン、更に3回戦(準決勝)キューバ戦では10点差からの大逆転劇の最後を締める決勝の逆転3ランをキングから教わった一本足打法で放った。
1巻で最初にひみつ道具を使ったのはクロで、ひみつ道具はビッグライトであった。ちなみに投手の経験が二度ある。
誕生日は2112年9月6日。江戸川区出身(プロ野球チップスの限定カードより)。
主な必殺技{実戦記録}
  • 満月打ち(打法。シロえもんのWボール対策にポコえもんから教わる{15球連続ファウル})
  • 満月大根斬り(満月打ちをアレンジした打法。wボールを打ち砕く。{会心も二塁手のファインプレーによるライナー})
  • 逆満月大根斬り(投手に背中を向けての満月大根斬り。ドランプのQボールを打ち砕く。{ピッチャー後方を抜ける勝ち越しタイムリー})
  • 満月大根スライス斬り(打法。トンボールを打とうとするも、空振り。{三振})
  • ブラックホール打ち(打法。赤トンボールを打ち砕く。{バックスクリーン越えの特大本塁打})
  • ドライバーショット(打法。wwwボールを打ち砕く。{数センチで本塁打の大飛球もフェンスにあたりスピンで跳ね返り投手のもとへ、センターヒットになりセカンドでタッチアウト})
  • 一本足打法(WABC日本代表になった際に、キング・サダハル代表監督により教えを受ける。{キューバ戦で逆転決勝スリーラン}{ドランプの「ロイヤルストレートフラッシュ」を砕く同点のタイムリーヒット})
  • 三日月斬り(打法。満月打ちの弱点を知っているポコえもんの球を打つために編み出した。{熊になったポコえもんのストレートをホームラン})
ひろし(投手、9番、背番号1)
クロえもんが住んでいる家の少年。右投右打。父親を早くに亡くし、母親と共に家業を切り盛りしている。宅配便で鍛えられた肩は剛速球と連投を苦にしないスタミナを生み出し、入団当初はコントロールはいまいちだったが、特訓によって克服。フォークボールが得意球。これは、宅配でできたマメが引っかかるため。
WABCでは、実力を見込まれ代表がかかったテストでキング・サダハルと対決。ホームランを打たれるもサダハルのバットをへし折った剛球を認められ代表に。しかしアメリカ出発の当日にエアカーの事故に遭い、代表辞退を余儀なくされる程の怪我を負ってしまう。最初は自暴自棄を起こし試合も見ようとしていなかったが、タイムマシンで自分を励ましに来た未来の自分と会い、落ち着きを取り戻した。その後、自分の意思でスズえもんに代表の権利を譲る。決勝のアメリカ戦の頃にはクロの打撃投手を務めるほどに復活。
実況やウグイス嬢からはほとんど「ひろし君」と君付けされている。名前は「ひろし」だが登録名は「ヒロシ」と、カタカナ表記されているため上記と語形が違う。
モデルは野球漫画の人物ではなく、ボクシング漫画の代表作、はじめの一歩の主人公・幕之内一歩と思われる。
主な必殺技{実戦記録}
  • 剛速球(宅配便で鍛えた)
  • フォークボール(宅配便でできたマメが生み出す)
ひろし(未来)
事故にあった現代のひろしを励ましにやって来た。少年の自分に今を焦ってはいけないと悟し、自分が将来野球ができると伝え未来に帰っていった。桁外れの肩力を持つ。
パクえもん(捕手、7番、背番号2)
右投右打。太っているため体型だけで守備位置を決められた。しかし、記憶力が抜群のため、ある意味適任であったといえる。愛称はパク。パワーはあるので当たれば飛ぶ。パワーを生かしエモルからホームランも打った。最近ではひみつ道具を使ったバッティングでチームに大きく貢献している。
気は優しいが空気が読めず、つい余計な一言でチームの空気を乱してしまうことや、相手チームの逆鱗に触れることもしばしば。当初は練習に遅刻したり、練習中にどら焼きを食べるなど、不真面目な態度が目立った。普段は幼稚園で園児の世話をしていて、四次元ポケットにはお菓子が詰まっている。
ヒョロえもん(一塁手、6番、背番号3)
左投左打。気は短いが、チームを引っ張る兄貴分かつ西表マングローブス監督曰く、影の監督的な存在。長身を行かした懐の深いバッティングと守備が武器。直情的で涙脆い一面もある。愛称はヒョロ。鮮魚店で働いている。登場人物の中で一番敬遠を嫌っていると思われる。しかし、自分の打席時は大いに受け入れている。
かぶと虫杯編以降ミケえもんと共に行動することが多くなった。
WABC日本代表に選出される。実力は他の選手と比べると見劣りするが、キング・サダハルにはムードメーカー的な存在として期待されている。
草野球日本縦断T(トーナメント)編では働いていた魚屋の主人が倒れたためヒョロが魚屋になり、一時ドラーズを脱退していたが、その後主人の退院とともにチームに復帰する。ちなみにサードの経験がある
主な必殺技
  • サザエキャッチ(合宿時に身につけた捕法、ビッグドームカップの予選テストだけで使用している)
ピョコえもん(二塁手、8番、背番号4)
右投右打。全身がバネのように伸びる独特の体質を活かしたプレーをする。よく壊れてバラバラになることも。愛称・口癖はピョコ。普段はロボット修理工場に勤務している。
守備範囲の広さはチーム一で、タケコプターと組み合わせて本塁打を好捕する場面も。野球帽をよくツバを後ろにしてかぶっている。
実は耳にもバネが仕込んであり、レツの本塁打も寸前でキャッチした。
スズえもん(遊撃手、3番、背番号6)
右投左打。きれい好きで、汚れるからという理由で、当初はスライディングやダイビングキャッチといった思い切ったプレーを出来ずにいたが、現在はチーム一の華麗な守備を買われてWABCの代表に。愛称はスズ。大きな鈴が特徴。写真写りが悪かったり塁に出ても存在を忘れられたりと何かと影が薄い。
富豪の屋敷で大切にされながら暮らしており、金の力を利用して出塁することもある。
WABCでは最初は日本代表に選ばれなかったが、ひろしにかわって代表となる。オレえもんが足の怪我の為、オーストラリア戦はショートで出場。緊張から凡ミスを繰り返すが、対オーストラリア戦5回でタイムリーヒットを放ち同点としたり、ドランプのクイーンボールを捉えて2ベースにし更には三盗、ドラ一郎のサードゴロの間に秘密道具を駆使してホームインするなど大会終盤には目立った活躍を見せた。
エーモンド(左翼手、4番、背番号7)
アメリカのフロリダ州出身で、左投左打。サングラスをかけている。クロえもんと並びドラーズの主砲である。日本では稲妻さんという家に居候している。
アメリカにいた頃はロブスターズというチームに所属していたが、ロブスターズのチーム崩壊によるメンバーの野球に対する意識の低さと当時の日米決戦で日本がアメリカに勝利したのを見て、日本のプロ育成テストを受けるために来日。しかしバントや走塁ばかりのテストに失望。途方にくれていたときにクロえもんと出会い、チームに入ることになる。
スローボール、変化球にはとことん弱いが、バットを叩き曲げてカーブに対応したりアメリカ合衆国の国歌を聞いた時などには打てる。逆に速球にはめっぽう強く、速球を自慢とする投手からホームランを放つことが多い。「炎ノ打撃(ファイアーインパクト)」、「超炎ノ打撃(バーベキューインパクト)」という必殺打法を使う。
守備でも数々のファインプレーを生み出す。「炎ノ送球(ファイヤービーム)」による補殺も多い。
普段はクールだが内に秘めた闘志は強い。乱闘好きらしく、茜フライヤーズとの乱闘の際は率先して参加していた。チーム一の石頭のようである。
WABCアメリカ代表に選ばれ、初戦で2本塁打の活躍をみせている。ヒロシがケガで参加しないことにもアメリカ代表としてラッキーだと言い捨てた。決勝戦の時点でWABC本塁打王である。シロえもんの180kmのストレートをホームランした(本人曰く、骨が折れたらしい)。
WABCの活躍を変われアメリカで一躍大スターに。メジャー球団も興味を示したらしいが本人の意思でその後もドラーズに在籍。
主な必殺技
  • 炎ノ打撃(ファイヤーインパクト)(インパクト時の摩擦によりボールを発火させる打法。{8割本塁打、ベアーズ戦では変身したポコえもんに好捕されてしまう})
  • 超炎ノ打撃(バーベキューインパクト)(炎ノ打撃の要領で、地面を這う(地を焦がす)ように打球が伸びる打法{本塁打1本、ライト前ヒット})
  • ファイヤーキャッチ(捕法、本人曰く「ただのキャッチ」、捕った後燃えてしまうことも)
  • 炎ノ送球(フャイヤービーム)(レフトから放つボールが燃え上がるほどのレーザービーム{レフトゴロ})
トラえもん(中堅手、1番、背番号8)
チーム一の俊足。愛称はトラ。釣り船屋で働いており、試合のとき以外は麦わら帽子を愛用。目は常に笑っているように見えるが、開くと三白眼である。チーム一の走力を持つ。初期はスイッチヒッターであったが、現在は右打ち。
対カナリア戦にてひろしに代わりピッチャーを務める。実はロナえもんのファンで、ドラーズの選手の中で最もサッカーに詳しい。
対デビルキングス戦でクロえもん・エーモンド以外で唯一のヒット・対ボローズ戦で先頭打者ホームラン・カナリア戦でもサヨナラの架け橋となるヒットを打つなど、打撃面でも成長している。自慢の俊足もチビえもんに負けない為に特訓し、さらなる成長を遂げた。
主な必殺技{実戦記録}
  • 俊足
  • サッカーシュート(蹴球、ロナエモン、ロビエモンをアウトにする)。
グリえもん(元右翼手 背番号9)
眼鏡を掛けているロボット。右投右打。愛称はグリ。普段は学習塾の講師を務めている。ドラーズの中で打率が一番低く、野球のセンスはあまりないが、博学のため相手のサインや癖を見破るのが得意で、的確なアドバイスで状況を変えることも。山寺ベアーズに勝利後、自らの科学者としての夢のため、チームを脱退。クロえもんの計らいによって背番号9はドラーズでは永久欠番となっており、メンバー表にはいつ戻ってきてもいいように名前を残したままにしている。後にかぶと虫杯にて、北海スノーフォックスの捕手としてドラーズと再会。日本縦断トーナメントでは、いなくなったヒョロの代わりに試合に出場。技術レベルも向上している。
チビえもん(右翼手、2番、背番号0)
グリえもんが退団し、メンバーが足りないと悩んでいる時に川に流されていた小さなロボット。右投右打。愛称はチビ。チームではトラえもんに続き、2番目に足が速く、意外性のあるプレーが持ち味。幼いためか、感情豊かでよく笑いよく泣く。しかし、最近は、無表情であることが多い。お年寄りのおじいさんと一緒に暮らしている。
ドラーズと出会った当初は野球を全く知らなかったが、クロえもんに触発され、野球の面白さを知る。試合に使うひみつ道具を無断で使って無駄にしてしまうことが多々あるが、それがケガの功名になることもある。また、ひみつ道具を使った走塁技術は、天性の域である。初試合である房総タートルズ戦の最終回でドラ一郎がレフトに打った打球をライトから追いつきキャッチし、勝利をもたらしたり、ホワイターズ戦ではポールを駆け上って平井のホームラン球を好捕。また、エモルのトンボールを(マグレながら)攻略するなど、初心者ながら意外性のあるプレーが目立つ。よくイタズラをするので、ヒョロえもんを中心とする仲間に仕返しを受けている。また、ほかのドラーズのメンバーが話しているときの解説役になっている。ドラ焼きが好き。
主な必殺技
  • 満月にんじん切り(クロえもんの大根斬りを真似した打法{空振り三振})
  • 必殺すいか割り(大根切りを真似した打法。{内野安打}グリえもん曰く「めちゃくちゃな打撃理論」、ポコえもん曰く、「何も考えてません」)
  • 必殺にんじんピーマンねぎごぼうきゅうりトマトなすキャベツ斬り(トンボールを打ち砕いた打法。技の名前がトンボールの静止時間と一致する。{外野越え長打})
ミケえもん(補欠、一塁手、外野手、背番号12)
元茜フライヤーズの補欠。右投右打。愛称はミケ。ずる賢い性格で、野球の実力はかなり低い。野球能力をコピーできる秘密道具『コピー鈴』を使用してスパイとしてドラーズに入団するが、正体を見破られエモルにも見放される。しかし大好きな野球をあきらめきれず、根性を認められて正式にドラーズの一員となる。
隠し球、牽制など、小技が得意。かぶと虫杯の綾宇市ライオンズ戦では投手をやり、隠し球など結果的に3球で試合を終わらせた。かぶと虫杯決勝戦でエモルをホームランで打ち砕く。それ以降は江戸川ラリーも開始早々にリタイアと活躍なし。控え野手として登場することがしばしばあり、全てのポジションをこなせると思われる。
みかちゃん(マネージャー、背番号28)
ひろしの幼馴染で、ドラーズのマネージャー。右投右打。野球に関してはほぼ素人で、練習で怪我をしてしまう事が多い。とても記憶力がよく、トンボール対策の打法をいち早く記憶し、前進守備の外野の間を割る三塁打を放つ。江戸川ラリーではレギュラー取得に闘志を燃やすも、悲惨な目にあう。
アカえもん(投手、背番号119)
15巻のおまけまんが「アカえもん編」に登場。元々はゲーム版のオリジナルキャラクター。ドラーズの絶対的クローザーで、抜群の制球力を持ったサウスポー。本職の消防士が忙しいため基本的に出場することはないが、ドラーズの公式戦・練習試合のベンチ登録メンバーには「アカえもん」と記載されている様に、れっきとしたチームの一員である。消火活動時にも活用する水球(ウォーター)スライダーといわれる高速スライダーが最大の武器。

名前の由来は、江戸時代に火事が「赤猫」と呼ばれていたことと思われる。左投左打

  • 水球(ウォーター)スライダー(高速スライダー。左打席の端から本塁ベースの真ん中まで大きく曲がる魔球。)
ドラえもん(投手(助っ人) 背番号10)
第1話で登場。クロえもんとは友人関係。ひろしが入るまで助っ人としてピッチャーを務めていたが、21点を取られて惨敗という結果になっている(この時、1コマのみだが野比のび太も登場している)。コロコロコミック2010年8月号では、「江戸川ドラーズ」の名付け親がドラえもんであることが描写されている。

荒川ホワイターズ

選手の名前は荒川沿岸にある東京23区東部の町名にちなんで付けられている。

シロえもん(投手、背番号1)
クロえもん最大のライバル。愛称はシロ。右投右打。クロえもんとはロボット学校時代の同級生で、落ちこぼれ仲間だった。しかし、野球に対する姿勢の違いからクロえもんと決別。
当初はチームメイトを信用せずワンマンプレイをしていたが、ドラーズ戦を通してチームワークと仲間の大切さに気づき、考えを改める。感極まり涙ぐむ場面も見られる。
一度ドランプの悪質な策略により右肩を壊されるが後に彼のチームの選手、ドクター・マークにより完治した。
160キロ(当初)を誇る剛速球とキレのいいカーブに加え、ジグザグに変化する魔球「W(ホワイト)ボール」、アンダースローから横に変化する「WW(ワイドホワイト)ボール」、ジャンプして投げる事によりWボールの3倍の変化を誇る「WWW(ワンダーワイドホワイト)ボール」を操る。
草野球選手としては異例であるドラフト指名をされ初の草野球からのプロ入りが取りざたされたが、クロえもんとの勝負でWWWボールを真芯に捉えられた事からプロ入りを辞退した。
WABC日本代表に選ばれる。キング・サダハルはクローザーとして起用。ひろしをWABCに入れるように頼んだり(本人いわく日本が勝ち進むにはひろしの球が必要とのこと)するなど普段は他人のために野球をするような人柄ではないが、辞退したひろしを想い最終回から全球本気の投球を見せ、最後には作品内では見たことも無いフォークもひろしの投球フォ-ムで投じた。オーストラリア戦では5回から登板するも本人は元々、先発完投型の投手であるため慣れないリリーフとして調整がうまくいっておらず乱調(ひろしは、世界と戦うプレッシャーから緊張で右肘がいつもの高さまで上がっておらず、投球フォームが崩れていると指摘)。過去最低の内容で1アウトもとれず4点差をひっくり返され、自身初の途中交代となった。しかし、決勝のアメリカ戦では新魔球worldボールをあみ出すも、出来たばかりの魔球に慣れしていない平井が捕球出来ずランディに振り逃げで出塁され、180km/hを記録した渾身の速球をエーモンドにホームランにされ負け投手となった。
打撃面も驚異的で、ホワイターズでも主軸としてクリーンアップに座る。WABCでは投手ながら代打出場し、ホームランを打った。
初期はクロえもんのように丸顔だったが、現在は鼻先がとがっている。
誕生日は2112年6月27日。
主な必殺技
  • 剛速球(最高速度180km/hを記録し本人も魔球と呼ぶ。)
  • Wボール(変化球、ジグザグする魔球。牽制球に使ったこともある。)
  • WWボール(変化球、横に大きくジグザグする魔球。肩に大きな負担を抱える。)
  • WWWボール(変化球、ジャンプしながら投げることで縦により大きくジグザグ変化する魔球。)
  • WORLDボール(変化球、分身するWWWボール。)
平井(捕手、背番号2)
ホワイターズの破壊力抜群の4番打者。
体格のいい優良捕手で、チームのまとめ役。右投右打。シロえもんのWボールをいつもしっかり捕球するシロえもんの女房役を務める。
WABC日本代表に選ばれる。主にベンチから影でチームを引っ張り、シロえもんの登板に合わせて出場していた。元ネタは江戸川区平井。
千住(一塁手、背番号3)
ホワイターズのクリーンアップを打つ(シロえもんに合わせて変動)。
出っ歯。出番は多め。元ネタは足立区千住。
小松川(二塁手、背番号4)
ホワイターズの2番打者。眼鏡をかけている。右投右打。
以前は野球に対する強い思いはあるも実力はあまりなく、シロえもんからも辛辣な言葉を浴びせられていたが、シロえもんのハードトレーニングに付き合い現在は走攻守全てにおいて大幅にレベルがあがった。
WABC日本代表に選ばれる。アメリカ戦では、痛恨のエラーをして1点を許すも、フルイニング出場、バントがとてもうまい。元ネタは江戸川区小松川。日本縦断トーナメント決勝戦ではランニングホームランをうちチームを優勝へ導いた。
木根川(三塁手、背番号5)
ホワイターズの6番打者。長髪。
スズえもんの三塁線の打球をダイビングキャッチする(結果は『ころばし屋』の妨害で内野安打)。元ネタは葛飾区東四つ木の旧地名(木根川)。
四ツ木(遊撃手、背番号6)
ホワイターズの7番打者。タラコ唇。
守備での好プレーも多く、ボボ太攻略の糸口を見つけた存在。元ネタは葛飾区四つ木。
鹿浜(左翼手、背番号7)
ホワイターズの1番打者。
1番打者のためか出番が多い。元ネタは足立区鹿浜。
扇(中堅手、背番号8)
ホワイターズの8番打者。堅物。元ネタは足立区扇。
堀切(右翼手、背番号9)
ホワイターズの9番打者。眼鏡。元ネタは葛飾区堀切。

モンガーズ

選手のモデルは『21エモン』関連。

門賀(投手、3番、背番号21)
カーブとストレートを操る投手、カーブを投げるときに髪の毛が縮み、ストレートを投げるときに髪の毛が伸びる。右投右打。大金持ちの息子で、グラウンドを丸ごと買うほど。度々ドラーズを負かし、見下し軽蔑していたが、敗れた事で和解する。『21エモン』の「モンガー」がモデル。
笹山(捕手、1番)
21エモンの「ササヤマ星」(モンガーの故郷)が元ネタ。
宇木喜(一塁手、7番)
21エモンの「ウキキ」が元ネタ。
綴(二塁手、6番)
21エモンの「つづれ屋」が元ネタ。
ゴンノスケ(三塁手、4番、背番号5)
門賀のロボットでパワーヒッター。右投右打。21エモンの「ゴンスケ」が元ネタ。
尾鍋(遊撃手、2番)
21エモンの「オナベ」が元ネタ。
流葉(左翼手、8番)
21エモンの「ルナ」が元ネタ。
ゴリダルマン(中堅手、5番)
21エモンの「ゴリダルマ」が元ネタ。
ワントナッタ(右翼手、9番)
21エモンの「ワントナック公爵」が元ネタ。

山ノ手ライナーズ

Bドームカップ予選テストでドラーズと対戦。当時の前回大会ベスト8に入った強豪だったがポイント1対2で当時無名のドラーズに敗れる。選手は山手線にちなんだ名前である。

新橋(背番号3)
ライナーズのキャプテン。打撃テストでエーモンドと対戦するが守備ロボのレベルが高くピッチャーロボ、シゲオ(元ネタは野茂英雄)に直撃の強襲安打1本の10点。このときにロボが壊れ、続くエーモンドの打席では設定速度130以下を大きく越える170キロを記録。ラスト1球はエーモンドに向かってきた180キロの危険球だったが初めて使った炎ノ打撃(ファイヤーインパクト)でこれをホームランにされ負ける。元ネタは新橋駅。
馬場(投手)
巨体投手。ボールを鷲づかみにして投げる割りにコントロールは一流。このチームがベスト8に入れたのは彼のおかげらしい。的あてのテストで持ち球3球全てで合計90ポイントを得るが、ひろしに1球目でいきなりど真ん中(100ポイント)に当てられたため敗北。元ネタは高田馬場駅。
日暮里(背番号6)
河童のような外見をしている。守備の実力はチームトップらしい。守備テストでヒョロえもんと対戦。速いショートバウンドと高いライナーを見事にキャッチしている。ヒョロえもんは速いショートバウンドはサザエキャッチで捕ったが続く高いライナーは調子にのって飛びすぎ天井に直撃。このドジがエラーとなってヒョロえもんに勝利している。元ネタは日暮里駅。

秋葉原(4番) 池袋 (5番) 渋谷 (6番) 恵比寿(7番) 目黒 (8番) 浜松町(9番)

山寺ベアーズ

ビッグドーム杯初戦でドラーズと対戦。実は選手は全員タヌキ。ポコえもん以外の選手の名前には全て、「山」の字がつく。

ポコえもん(投手、9番→3番、背番号00)
左投左打。催眠術を使う催眠投法が得意。愛称はポコ。普段は敬語口調で礼儀正しいが、キレると熊に変身し、剛速球を投げる。ただし、あまり長い時間はもたず、バテてしまう。
試合後もたびたびドラーズの前に姿を現す準レギュラー的キャラである。
「満月打ち」という打法を持つ(作者は満月打ちに似た打ち方でヒットを記録した事があるらしい)。1球だけだが変身した状態でWボールが投げられる。
WABC日本代表。対イギリス戦は1塁コーチャーだった。対オーストラリア戦では先発を務めるが、魔球山寺山を場外に吹っ飛ばされた。準決勝キューバ戦にも登板したようだが降板後の状態と0-10の大差からみるにエモルと共にかなり打ち込まれた模様。決勝前日の練習では不在だったクロえもんに代わり3塁に入っていた。
作者曰くフォームは元阪神・江夏豊がモデルらしい。

主な必殺技

  • 満月打ち(打法、円の壁を作ってバットに確実に当てる。クロえもんに伝授した。後に満月大根切り。)
  • 満月投げ(投法、ボールが月みたいに見える。)
  • 満月投げSUPER(幻覚投法の一つ、ボールが月みたいに見え、そこからウサギがあらわれてもちを投げられる。)
  • 催眠(幻覚)投法(送球、目を合わせることで、相手に幻覚を見せることができる魔球。)
  • Wボール(変化球、山寺山で修行のために来たクロえもんに対して1球だけ投げた魔球。)
  • 熊変身(変身、暴言を吐かれるなど感情的になったとき変身する。変身後に投げる速球は金属バットを簡単にへし折る威力がある。)
ポンえもん(二塁手、1番、背番号01)
ポコえもん三兄弟の一人。
左投左打。。愛称はポン。ポコえもん同様普段は敬語口調で礼儀正しいが、キレると巨大なライオンに変身し、積極的な走塁を見せる。本土のライオンを一捻りで倒すという力強さとどんな手を使ってでも塁に出るのが得意。しかし、盗塁を試みた際、パクえもんの送球の方がはるかに速かったのを見るとそこまで足が速いわけでもなさそうだ(この時は吠えてスズえもんのエラーを誘ったためセーフ)。が、これは二足歩行だったためであり本来の四速歩行での走行は格段に速い。野球は初心者であり、ケニアで修行中だったところをポコにより協力を求められチームに入団。

主な必殺技

  • 満月打ち(打法、本人曰く「三兄弟みんなできる技」、円の壁を作る。)
  • ライオン変身(変身、暴言を吐かれるなど感情的になったとき変身する。変身後は迫力で相手を翻弄する。)
ポロえもん(遊撃手、2番、背番号02)
ポコえもん三兄弟の一人。
左投左打。絶妙なタイミングでひみつ道具を使うのが得意。愛称はポロ。ポコえもん、ポンえもん同様普段は敬語口調で礼儀正しいが、キレるとパンダに変身し、クローザーを務める。野球は初心者であり、中国の山中高地で修行中だったところをポコにより協力を求められチームに入団。修行中に会得した中国浮遊術を野球に応用し、あまりのスローボールにバットを振った風圧でボールがバットから逃げてしまう魔球「シャボン玉」を開発、さらに高く打ち上がったボールの軌道を操ってホームランを防ぐなど今作品では特殊な能力の持ち主である。

主な必殺技

  • 満月打ち(打法、円の壁を作る。)
  • シャボン球(魔球、手にボールを置き吹きかけた息で投げる。遅すぎるためバットを振った風圧でボールがバットから逃げる)
  • パンダ変身(変身、変身するとパンダになる。クローザーとして使われている。)
  • 中国浮遊術(捕法、空中のボールを操ることが出来るが距離制限があり、使用には相当の集中力が必要)
山下(捕手、4番、背番号2)
山崎(一塁手、3番→5番、背番号3)
出番は多め。
亀山(二塁手→右翼手、7番→9番、背番号4)
ポンえもんの登場で右翼へコンバートされる。
決めポーズなのかいつもアゴに指を添えている。
山倉(三塁手、5番→6番)
青山(遊撃手、6番、背番号6)
日本縦断トーナメントには登場しない。
ポロえもんの登場で控えにまわったものと思われる。
外山(左翼手、2番→8番)
山本(中堅手、1番→7番)
平山(右翼手、8番)
日本縦断トーナメントには登場しない。
亀山の右翼へのコンバートにより控えにまわったものと思われる。

房総タートルズ

ビッグドーム杯2回戦でドラーズと対戦。ドラ一郎以外の選手の名前は、千葉県の房総の町の地名からとっている。

ドラ一朗(右翼手、背番号51)
右投左打(日本縦断トーナメントでは『ふえるミラー』によるコピーを右打席に配置)。打率10割の天才打者だったが、ドラーズの作戦とチビえもんの前に、全打席凡退に終わる。モデルはシアトルマリナーズのイチロー。走塁技術、打球判断がよく、守備でも華麗なレーザービームを繰り出す。
WABC代表で現在も8割打者である。1回戦のイギリスの先発で左打者に打ちづらいと言われているドラビの球を3打数2安打と打っており凡打も痛烈な一塁ライナーと相変わらずの才能ぶりを見せた。乱調したシロえもんに代わり投手も務める。WABCアメリカ代表との試合の時、ドランプからメジャーでもすぐに通用すると言われるほどの才能の持ち主である。草野球日本縦断トーナメントでは、1回戦でドラーズと対戦するも敗退。その試合をきっかけに、チームメイトの後押しもあって、メジャーに挑戦することを決心する。
御宿(投手、3番)
木更津(捕手、6番)
鴨川(一塁手、4番)
君津(二塁手、8番)
勝浦(三塁手、2番)
大原(遊撃手、5番)
行川(左翼手、9番)
白浜(中堅手、7番)

デビルキングス

ドランプ率いるアメリカの最強チーム。ドランプにとっては夢の結晶同然の存在。シロえもんの獲得、肩の修理を賭け、ドラーズと対戦する。メンバーの名前はメジャーリーグの選手の名前からきている。ドラーズ戦序盤では全員本来とは全く別のポジションについて試合をするなど、日本の野球のレベルをひどく侮っていた。 元々はベイブのチーム。

ドランプ(投手、3番、背番号13)
悪知恵の働くズル賢い性格だが、作中でも一、二を争う実力を持つ超一流選手。両投左打。左耳にピアスをつけ、よくウインクの仕草をするのが特徴。ドラーズ戦序盤でのポジションは左翼手。右でも投げられるが(トラえもんをレフトゴロにさせたほどの強肩)本来は左利きで、左のほうが実力を発揮する(左翼手のときは右で、投手のときは左で投げていた)。
片手でボールを打つだけで、打った打球にWWボールと同じ軌道を描かせるほどのバッティングを誇る。
デビルキングズを強化するにあたって、悪質な手口で超一流クラスの選手たちをかき集めたため、評判は悪かった。
一緒に野球を始めた親友ベイブが自分の実力の高さから、(プロの)野球選手になる夢を諦めさせてしまったことがトラウマになっていた。そのベイブはドラーズ戦の時、審判を担当していて、6年ぶりにドランプと再会する。
打球が消える打法、「スペードのキング」と、打者の手元で球が大きく1回転し、打者のタイミングを狂わす魔球、「Q(クイーン)ボール」を使う。
WABCアメリカ代表のエースで初戦・2戦連続で完封勝ちを記録。そして新しく編み出した最終兵器ストレート「ロイヤルストレートフラッシュ」を使う。打撃も更に向上しており決勝の対日本戦第1打席で絶好調なエモルの赤トンボールからスペードのキングでスクリーン最上段にある時計を破壊する特大先制ソロも放っている。決勝では3番ライトで出場し、ワンポイントとしてクロえもんにたちはだかる。
主な必殺技
  • スペードのキング(打法、ゴルフを思わせる鋭いアッパースイングでボールを打つ。打たれたボールは凄まじい圧力で紙の様に薄くなり、相手はまるでボールが消えたかの様に錯覚してしまう)
  • Qボール(変化球、ソフトボールのフォームから繰り出される大きなQの字を描く魔球)
  • ロイヤルストレートフラッシュ(速球、打者に解体現場で使用するクレーン用の巨大な鉄球を思わせる球質の重さを持つ魔球)
ベイブ(捕手、背番号3)
右投。デビルキングスを作った人物。たまたま野球に誘ったドランプの才能に惚れ込み、チームに入れる。しかし、自身はプレーヤーとしての実力はそれほど上手ではなく、ドランプの足を引っ張る事に耐えられなくなり、彼に「世界一のチームを作ってくれ」と言い残してチームを去った。その後、審判の資格を取りドラーズとデビルキングスの試合で、ドランプと再会する。WABCの決勝戦の主審を務める予定であったが、練習中の事故により、意識不明の状態になってしまう。この事が、ドランプの士気を高める事となった。
WABC終了後に意識が回復したと新聞で報じられた。
ランディ(捕手、4番、背番号3)
右投右打。エーモンドの元チームメイトで彼と同じ「ロブスターズ」に所属していた。ドラーズ戦序盤でのポジションは一塁手。
足の怪我を治してもらうためにチームを見捨てデビルキングスに入団したため、エーモンドからは恨みを買っていた(試合終了時には和解)。
ドラーズとの試合では、肩を痛めた状態で投げたとはいえ、ひろしのストレートを打った打球が、トラえもんが気づかないほどの速いライナー性の打球でホームランにするなど、かなりの長打力の持ち主。またかなりのジャンプ力を誇り、一塁手としても鉄壁の守備を見せる。
WABC決勝ではエモルの赤トンボールからも長打を放っており、この時もマヅイはあまりにも速い打球に反応できなかった。
WABCのアメリカ代表にも選ばれており、4番捕手として活躍。
レジー(一塁手、6番、背番号2)
右投右打。眼が細く、体格のいい選手。ドラーズ戦序盤でのポジションは捕手。
ハンク(二塁手、5番、背番号8)
左投左打。頭にバンドをつけ、髪を立てている選手。パワーとスピードの両立で活躍。
デビルキングスでは5番打者。ドラーズ戦序盤でのポジションは中堅手。
ルー(三塁手、1番、背番号6)
右投右打。デビルキングスの1番打者。走攻守の3拍子揃った優良選手。ドラーズ戦序盤でのポジションは遊撃手。
ドラーズ戦では安打やホームラン性のあたりを放ち、ファインプレー連発と活躍を見せた。
WABCのアメリカ代表にも選ばれている。ブレーカー姿のみの登場であったが、決勝の日本戦で初めて登場。決勝は1番サードでスタメン。
ライアン(遊撃手、9番、背番号1)
右投右打。本来のポジションはショートでありながら、ドラーズ戦序盤では投手としてマウンドに上がり、投手顔負けの剛速球を投げてドラーズナインを驚かせた。あまりバッティングは得意ではない。
WABCのアメリカ代表にも選ばれている。ルー同様のブレーカー姿のみの登場であったが、日本戦スタメンで登場。デビルキングスと違い、二塁手として出場している。打順は2番。
俊足で、内野安打を打ったり、速い走塁を見せる。
ピート(左翼手、8番、背番号9)
アフロヘアにサングラスというヒップホップ系ダンサーのような格好をしている。ドラーズ戦序盤でのポジションは右翼手。チームで一番、守備の変化が少ない選手である。
サミー(中堅手、2番、背番号4)
右投右打。デビルキングスでは2番打者だった。デビルキングス唯一の黒人選手。ドラーズ戦序盤でのポジションは二塁手。
マーク(右翼手、7番、背番号5)
右投右打。デビルキングスの選手兼ドクター。人間でも動物でもロボットでもケガをすぐに治せる凄腕の医師。
ドラーズ戦序盤でのポジションは三塁手。本来は右翼手のため三塁の守備はかなり下手。

北海スノーフォックス

北海道のチーム。カブトムシ杯初戦でドラーズと対戦。選手の名前は北海道の地名に由来。ユニフォームは福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)風。

グリえもん(投手&捕手、1番、背番号9)
元ドラーズのチームメイト。エモルの策略により、北海スノーフォックスの一員として、ドラーズの前に立ちはだかる。メガネのデザインが変わっている。自らの研究中の事故により、一時的手に入れたものすごい筋力と、データ野球との組み合わせによって善戦するが試合中に雷が落ち、元の肉体になってしまう。だが、それでもクロえもんから教えてもらった野球は楽しいものであると悟りながら、敗れた。
富良野(投手&中堅手、9番、背番号1)
釧路(一塁手、4番、背番号3)
旭川(二塁手、2番、背番号4)
苫小牧(三塁手、3番、背番号5)
岩見沢(遊撃手、6番、背番号6)
小樽(左翼手、5番、背番号7)
稚内(中堅手&捕手、7番、背番号8)
網走(右翼手、8番、背番号不明)

綾宇市ライオンズ

『ドラえもん』第3巻の『あやうし!ライオン仮面』が元ネタのチーム。ドラーズに8点取られ、完封負けする。ユニフォームは、埼玉西武ライオンズの昔のタイプ(現在の一代前。清原・秋山・工藤が在籍していた頃)にそっくり。スコアボードに小さくメンバーの名前が載っている。この試合のひみつ道具はミチビキエンゼル、スケジュールどけい、着せ替えカメラと第3巻の道具。試合後、フライヤーズの偵察をしているクロえもん、ミケえもん、チビえもんがくらやみ団風の覆面をしており、エモルに見つかった際にチビえもんが「もはやのがれることはできんぞ」とくらやみ団の決め台詞をしゃべっていた。

不二矢夫(投手、背番号1)
左投げ。「打てるものなら打ってみろ」といきがるが、あっさりクロえもんに打たれる。「ライオン仮面」の作者・フニャコフニャ夫がモデル。
阿亀(捕手、背番号2)
オシシ仮面のいとこ、オカメ仮面がモデル。元ネタ同様、素顔は出ないが後ろ姿のみ描かれる。
獅子(一塁手、1番、背番号4)
ミケえもんにデッドボールを喰らい、元ネタのオシシ仮面が火あぶりにされたときの悲鳴の「グェーッ」を叫ぶ(ポーズも原作のパロディ)。その後こける真似をして牽制をしたミケえもんに刺される。
暗闇一(二塁手)
単なる穴埋め要員。モデルはライオン仮面の宿敵・くらやみ団。
雷恩(三塁手、3番、背番号3)
オシシ仮面の兄、ライオン仮面がモデル。こちらもミケえもんにデッドボールを喰らい、レーザー光線を食らった時の悲鳴の「ワーッ」と叫び、原作のポーズをする。ヒョロえもんに気付かれず、ミケえもんが隠し球を行い、アウトになる。
暗闇二(遊撃手)
単なる穴埋め要員。モデルはライオン仮面の宿敵・くらやみ団。
暗闇三(左翼手)
単なる穴埋め要員。モデルはライオン仮面の宿敵・くらやみ団。
暗闇四(中堅手)
単なる穴埋め要員。モデルはライオン仮面の宿敵・くらやみ団。
編集(右翼手、2番、背番号9)
漫画「ライオン仮面」の担当編集者がモデル。投球直後、ミケえもんがトイレに行きたいのでタイムと叫んだのにつられてスイングを止めてしまい、凡退する。

くぬぎ山バグス

銅鑼之輔監督がドラーズに来る前に率いていた強豪チーム。カブトムシカップ出場チームで4強入りした。名前は昆虫の当て字(ただし、黒蟻などそのままもある)。バント攻撃など小技で攻め、守り抜くスタイルのスモール野球がチーム戦術。メンバーの顔がみんな似ている。最後までドラーズを追い詰めたが、チビえもんのバットがすっぽ抜けて銅鑼之輔に当たって気絶したことがきっかけで大逆転負けを喫した。

茜フライヤーズ

エモル率いる強豪チーム。かぶと虫杯決勝でドラーズと対戦。メンバーの名前はトンボにちなんだ名前になっている。

エモル(投手、3番、背番号1)
右投右打。表向きはさわやかな性格でファンが多いが、勝つためには手段を選ばず、汚い事も平気で行う腹黒い卑劣漢の一面を裏に持ち、性格の悪質さに関してはかつてのドランプに負けず劣らずである。本来は航空会社「エモル・エアライン」の経営サポートロボットで、主人である社長のガニエに「ドラーズに負けたら野球をやめて経営ロボットに戻る」という約束をさせられていた。
カブトムシ杯終了後、試合には負けたが、ガニエと和解し野球を続けられることになる。
空中で停止する魔球「トンボール」と、止まった後に変化する「赤トンボール」を得意とする。また、打球をライナーで飛ばして狙った内野手にぶつける「トンボ返し」という打法を持つ。また、ボールを打たれても、途中で止まってしまう「逆トンボール」というのもある。WABC決勝では、空中でボールが何度も止まる新魔球「シオカラトンボール」を披露した。
シロえもんのWボールを簡単にバックスクリーンに叩き込める打力もある。
WABCでは背番号18のエース格としてキング・サダハルに選ばれた。イギリス戦序盤はキングの力配分の指示と相手側の仕掛けた逆走ルールが響き大量5失点(自責点は0)したが中盤から全力投球。赤トンボールを連投しアリス含む3人を三者三振に抑える。その後6回まで点を許さないでシロえもんにバトンタッチした。投手2人(エモル・ポコえもん)で大量10失点したキューバ戦では本人曰く油断したために打たれたらしい。雪辱を果たすため決勝で再び先発。2者を連続見逃しにするが、ドランプの意図を見抜いたシロえもんからプレートの位置を変えるようアドバイスをもらう。他人の指図を聞き入れる性格ではなかったエモルが無視した結果、続くドランプに特大ソロ。続くランディにも痛打を浴びた。その後ようやくプレートの位置を変え、エーモンドを金属バットをへし折っての3塁ゴロにおさえた。
一人称は「僕」でさらに敬語だったがWABCからは「オレ」で溜口と変わっている。
日本縦断T(トーナメント)では、もん太率いる「山奥山寺」に試合(延長)23回表にHRを打たれて敗北する。

主な必殺技

  • トンボール(変化球、空中で一度停止して動き出す魔球。)
  • 赤トンボール(変化球、空中で停止後、変化する魔球。)
  • 逆トンボール(変化球、赤トンボールと同じ変化で逆回転する打球。クロえもんのブラックホール打ちを破る。)
  • シオカラトンボール(変化球、空中で何度も停止と変化をする魔球。)
  • トンボ返し(打法、鋭い打球を内野手にぶつける。)
鬼山(捕手、5番、背番号2)
銀次郎(一塁手、4番、背番号3)
4番だがリーチの長さを利用したセーフティーバントを得意とする。
糸(二塁手、2番、背番号4)
塩辛(三塁手、6番、背番号5)
八丁(遊撃手、9番、背番号6)
団扇(左翼手、8番、背番号7)
羽黒(中堅手、7番、背番号8)
野吾(右翼手、1番、背番号9)
変化球が苦手だがドラーズとの試合で克服する。ドラーズ戦では投手もつとめる。
語尾に「〜ヤゴ」をつけて喋る。読者から「本当に人間か?」という疑問の便りをよせられたことがある。

2軍ドラーズ→グレートドラーズ

第8巻で江戸川ドラーズ監督になった銅羅之輔が、勝手にドラーズ入団希望者で結成したチーム。クロえもん達(一軍)と二軍で障害マラソン「江戸川ラリー」を行い、その中で残った代表9人がビッグドームカップに出ることになる。第9巻現在では人間が3名、ロボットが6名という構成。銅羅之輔監督からいつも送りバントの練習をやらされているのでほぼ確実に決まる。

現在はドラーズから独立し、日本縦断トーナメントに出場。以前の実力を遥かに上回るチーム力を持つ。

銅羅之輔監督(どらのすけかんとく)(監督 背番号30)
元くぬぎ山バグス監督。ドラーズにくぬぎ山バグスが敗れた後、茜フライヤーズ戦で無理矢理ドラ-ズの監督に就任し、二軍を結成した。二軍独立時、彼らの監督を務めるため共に脱退。顔がほとんど見えないほどの髭をたくわえていたが、「江戸川ラリー」中に自分が使用した花火で焼け焦げてしまい、切った時に素顔が明らかになる。おどけた一面も見せるが、その名匠振りは有無を言わさず優秀の一言であり、彼が監督として就いたチームは勝率が非常に高い。
ブブ太(二軍キャプテン 投手、背番号11)
ブタ型ロボット。切れのいいカーブ、スライダー、フォークを操る軟投派(本人曰くブタの手は変化球を投げやすいらしい)。右投右打。かなりの努力家でチームメイト想いである。ドラーズを見習い楽しいチームをつくるためトーナメントを辞退する。ひろしの速球をホームランにするほどのパワーを身につけた。
ベベ太(捕手、背番号22)
ブタ型ロボット。金属バットをへし折ったりする、恐るべき怪力の持ち主。右投右打。ただし持久力は無く、投球練習で1球投げた(170km/hの剛速球を投げてぶっ倒れた)だけで、マウンドを降りた。
ボボ太(一塁手、背番号33)
ブタ型ロボット。パクえもんに次ぐ、巨体の持ち主。鼻で剛速球を投げ、捕球することもできる。右投右打。ハナ○ソを球につけることで変化球も投げられるが、無理をすると球速が落ち、最終的に鼻血が出てしまう。
ラッ太(二塁手、背番号14)
ラッコ(?)型ロボット。右投右打。うれしくなったときは自分のヘルメットをラッコのように割るのが特徴的。バントが得意。鉛のユニフォームを着て練習に励んでいたためジャンプ力が飛躍的に上昇。
まっくろえもん(三塁手、外野手、背番号15)
クロえもん以上に真っ黒なネコ型ロボット。右投右打。凶運の持ち主で、横切られると不吉な事が起こる。そのおかげで準決勝まで不戦勝で勝ち上がった。また勘も鋭く、左中間の長打コースをなぜかキャッチすることも。二軍ドラーズ選手で唯一マラソンで生き残った。ビッグドームカップでの守備ポジションは中堅手。ラッ太と同じくジャンプ力が高い。
ポチえもん(遊撃手、背番号16)
イヌ(?)型ロボット。右投右打。感情が激しくなったときに舌を出す癖がある。こちらもバントが得意。
剛里たける(左翼手、背番号17)
試合に全く出られないで終わった3人組の1人。名前の由来は剛田武。
骨山すねと(中堅手、背番号18)
試合に全く出られないで終わった3人組の1人。名前の由来は骨川スネ夫。
三原しずお(右翼手、背番号19)
試合に全く出られないで終わった3人組の1人。名前の由来は源静香。

オカプーズ→グレイトオカプーズ

初期はオカプーズというチーム名で、荒川ホワイターズ戦でシロえもんに苦戦、クロえもんをピンチヒッターとして迎えるがクロえもんもWボールが打てず結局完全試合にされてしまう。 その後チーム名をグレイトオカプーズに変更、ビッグドーム杯に出場するが、まっくろえもんの凶運により体調を崩し試合を棄権する。

多摩川ジャイアンズ

ドラえもんの剛田武と骨川スネ夫に似た容姿のメンバーが見られる。こちらもまっくろえもんの凶運により体調を崩し試合を棄権する。

江戸川ボローズ

キャプテン、レツ率いるチーム。チーム力はBクラス。しかし、レツの活躍がチームに勝利を呼ぶ。レツとボロ助以外のメンバーは色の名前がついている。

レツ(捕手、4番、背番号2)
バッティングセンターの主人の息子。右投右打。ひろしと同じ学校に通っている。家のこともあって野球の才能はあるが、お金の事になるとどんな手も使う。機械いじりが好きでたまに東北弁を話す(作者曰く「キテレツ大百科のキテレツが元」) 。
WABC日本代表に選ばれる。バッティングセンターで鍛えられた打力を生かして3番として活躍。チャンスで当たっているらしく、決勝でもランナー3塁からスパイドルの角度のある球を坂道レバーを使って改心で捕らえている。
ボロ助(投手、3番、背番号3)
バッティングロボ。白山の代役としてピッチャーになった。左投左打。1回ピョコえもんと激突し壊れたが、ピョコえもんの部品を使って改造された。その後もいろんなロボの部品で改造された。必殺技は工事現場のドリルを組み入れ、回転する魔球スプリングボール。最後はボロ助に体のパーツを奪われたピョコえもんがチビえもんの協力(?)でスプリングボールの攻略法を見抜き、クロえもんにその攻略法(?)で打たれた。その打球が直撃し改造パーツが全て大破。ピョコえもんのバネで打球を捕球はしたがバネが切れて腕ごとバックスクリーン上段に叩き込まれ逆転ツーランとなった(作者曰く「キテレツ大百科のコロ助が元」)。
白山(投手、3番、背番号3)
通称シロ。レツはこの愛称を悪用して、『クロえもん対シロの対決』というチラシを作り、観客をだました。ドラーズ戦で最初はピッチャーをしていたが、途中で乱入してきたボロ助の直球が直撃し気絶した。実力は非力のトラえもんに簡単にバックスクリーン上段に運ばれるほどヘッポコ。その後、ボロ助と交代する。しかしその影はホワイターズファンでもシロえもんと間違えるほど似ている。ボロ助と交代してから全く登場していない。
赤星(1番)
青田(2番)
灰山(5番)
黄島(9番)

カナリア軍団

もしもボックスを使ってサッカーと野球のルールを取り入れた試合で戦う事になったブラジルのプロサッカーチーム。作者曰く、メンバーの名前はコーヒーに関係し、喫茶店でメニューを決めて名前を決めたの事。

ロナえもん(投手(?)、背番号11)
サッカーこそ世界一のスポーツだと主張していたネコ型ロボット。左足からのボレーシュートが得意。投手としても小さな野球ボールを巧みに操り、フォークなどの変化球や魔球をも繰り出す。世界一のスポーツの座を賭けて戦う。トラは彼の隠れファンである。最後はクロえもんに魔球ダブルバナナシュートを蹴ったがこれをレフトゴールにいれられサヨナラ3ランゴールを決められる。(野球でいうサヨナラ3ラン)。サッカー選手のロナウジーニョがモデル。

主な必殺技

  • 左足ボレー(打法、蹴った打球が大きく右方向に曲がる)
  • バナナシュート(投球、もの凄い変化でボールが曲がる)
  • ダブルバナナシュート(投球、高く蹴り上げたボールが空中で停止、そこから急降下させるサッカーの魔球)
マウンテン(捕手、背番号1)
身体がでかい。
モンブラン(一塁手、背番号10)
1回表にロナえもんがゴールを決めた後にサンバを踊りながら打席に入り、ヘディングで打ったがあたりどころが悪く、一時的に気を失った。チーム内でただ一人ロナえもんなどの3人以外でスパイクを履いていない(裸足)。
カプチーノ(二塁手、背番号4)
5回表にロロえもんと交代した。
モカ(三塁手、背番号5)
ヒラリマントをつかおうとしたが、トラえもんのボールに引き裂かれる。
ジャロ(遊撃手→中翼手、背番号6)
ウインナがロビえもんと交代したため、センターに回った。
コロンビー(左翼手、背番号7)
ひみつ道具のタイムフロシキで大人になってかっとばそうとするが、トラが蹴った球の風圧により逆にかぶってしまい赤ちゃんになってしまった(ひみつ道具は一時的な効果しかないため後で元に戻った)。
ウインナ(中翼手)
5回表にロビえもんと交代した。
デリン(右翼手、背番号9)
ひろしが退場した後にトラが投げたとても遅い球をフェンス直撃のタイムリーを打つ。
ロロえもん(二塁手、背番号13)
ロビの弟。黒い方がロロである。ロビとは正反対に気性の激しい性格。ラフプレーが多く、打球をヒョロえもんにぶつけての内野安打を狙う。さらにその際スライディングしてきたヒロシも巧妙なプレーで退場させた。12巻の最後にヒロシとユニフォームを交換した。ポジションはミッドフィールダー。プレースタイルはラフプレー誘い。まさにロビーニョのプレースタイル。
ロビえもん(遊撃手、背番号12)
ロロの兄。白い方がロビである。ロロと違いドラーズを認めている様子が伺える。打撃面は活躍が無かったが守備ではその足で中日のアライバコンビ張りの超ダブルプレーを決める。

23世紀ドラーズ

DS版ドラベース2および、2009年12月号&2010年1月号掲載の番外編に登場。ゲームでは尊敬するクロえもん達と試合をするために22世紀に来た最強クラスのチーム。漫画版では負けっぱなしのオンボロチームで、チームを鍛える為ドラーズを23世紀に呼んで特訓してもらうことに。

46えもん(ピッチャー)
シロえもん似。普段は弱気で実力はまだまだだがピッチャーとしてのプライドは持っている。ゲーム版ではクールな実力派ピッチャーで、魔球M(まっしろ)ボールを操る。
96えもん(キャプテン、サード)
クロえもん似。試合では失敗ばかりだが、チームを強くしたいという思いは人一倍。ゲーム版では22世紀ドラーズの大ファンで、太陽大根斬りの必殺打法を持つ。
グリた(キャッチャー)
グリえもん似。
エモー