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ハイガクラ/高山しのぶ

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著者: 高山しのぶ
巻数: 5巻

高山しのぶの新刊
ハイガクラの新刊

最新刊『ハイガクラ 5



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ハイガクラの既刊

名前発売年月
ハイガクラ 2 2009-10
ハイガクラ 3 2010-08
ハイガクラ 4 2011-05
ハイガクラ 5 2012-03

ハイガクラ』は高山しのぶによる日本の漫画作品。『コミックZERO-SUM増刊WARD』(一迅社)にて連載中。単行本は2010年8月25日現在3巻まで刊行。

あらすじ

大昔の中国を思わせる国。その四方の地で支えていた四凶と八百万の神が存在していたが、四凶のうちの二匹が他国へと逃げ出した。その際、五山の内の岱與と員喬が崩れ落ちた。また、八百万の神も消え去った。消えた神々を取り戻すため、ある職「歌士官」が作られた。

登場人物

※キャストはドラマCD版のもの。

主要人物

一葉(いちよう)
声 - 浪川大輔
本作の主人公。首に赤い布を巻いている。「歌士官」と呼ばれる役職に就いており、「自国から追い出され、よその国へと逃げ出した神を連れ戻す」ことを仕事としてはいるが、今まで上手くいった例がない。よって常に無一文状態だが、親友の羅漢に奢らせている。また本人は泳ぐことが出来ないため、滇紅に引っ張らせる形で水の中を通って国へと帰ってきている。泳げない他に、ありえないほどの音痴という欠陥も持っている。
同じ歌士官達からは「史上最も出来そこないの歌士」として有名で、歌士になって以降、未だに連れて来ることの出来た地霊はゼロである。また、中級神を2匹ほど連れているが、調教士に頼まず己で面倒を見ている。しかし言うことを聞いてもらえず、そのことが一葉のヘタレ振りに一層拍車を掛けている。
また、仕事に対して熱意を持って取り組んでいる訳ではなく、報告書簡を催促されても「上手く行ってないので書くことはない」とサボったり、西王母である白珠龍に対しても着ている官服を見て「馬子にも衣装」と言ったり、「西王父」と馬鹿にしたような態度を取ったりしている。
また、弟子を捕らない主義であった采和の弟子であり、学舎には行っていない。そのために周囲の者からは「藍に取り入った」と思われている。
歌士官になった理由は、半分伝説となっている四凶を捕まえ、四凶の代わりに人柱として国に縛れている白豪を解放するため。そもそも一葉の潔斎は滇紅曰く「凶悪」で、「一句歌う内に潰して殺してしまう」ために地霊などは潔斎することができない。
滇紅と花果を扱えることから、一般の歌士とは一線を画すらしいが、今のところ詳細は描かれていない。首に小さな翼が付いており、熱で滇紅の封印を溶かすなど、尋常でない力を持っている様子。
滇紅(てんこう)
声 - 宮野真守
一葉に使役されている中級神。赤い長髪で紫の瞳をしている。一葉のことを「師父」と呼んでいる。
よく食べ、よく笑い、よく泣き、よくヘマをするために一葉からは鬱陶しがられており、拳骨で殴られると「師父がグーで殴ったー!!」と大泣きすることもしばしばである。
地霊と戦う際は一葉に「踏々歌・解式」を唱えてもらい、それによって髪の色が白く変わり、全く別人と言えるほどの好戦的な態度に変わる。その状態の時は非常に傲慢で、一葉に対しても馬鹿にしたような態度で接する。
ミクロネシア地方の悪神ムレッテムーの遺跡の奥深くに、何者かに封印されていた。1995年、太陰暦の9月に一葉が初仕事の際に、その封印を解き潔斎した。調教は峰龍井が行っており、その結果、とぼけた性格になった。
花果(かか)
声 - 谷井あすか
滇紅同様に、一葉に使役されている中級神。小さな子供の姿をしている。
竦斯(しょうし)と呼ばれる希少価値の高い種族。調教次第では象戯の相手もこなせる話し上手になるため、愛玩用として人気のある種族だが、一葉の場合はそのような調教をしている様子はない。ゆえに花果の場合は幼児のような行動をすることが多い。また、一葉以外の人にはあまり懐いておらず、「おっちね」と罵声を浴びせることも多い。
武夷が一葉の斎から花果を追い出そうとした際、一時的に成長した姿になった。その姿では耳にあたる部位から大きな翼が生えており、空を飛ぶ、声で対象を操るといった力を見せる。立ち振る舞いや口調も年相応になるが、一葉に叱られると泣き喚くなど、精神年齢では普段と大差ない。
普段は一葉のことを「せんせ」と呼ぶが、姿が大きくなると「一葉」と普通に呼ぶ。
花果の種族は3000年生きて変化をするが、花果は生まれながらにして変化済みだった変わり種。そのため、普通の歌士では扱えないらしい。

親友・親交関係

羅漢(らかん)
声 - うえだゆうじ
一葉の親友かつ調教師。いつも無一文の一葉に食事を奢っているが、代金を返してもらったことはない。一葉曰く「俺の財布」。
普段は温厚だが、珍しい神を見ると暴走し、異様に饒舌になったり呼吸が荒くなったりと挙動不審になる。
武夷(ぶい)
声 - 鳥海浩輔
一葉と同じく歌士だが、賭け事が大好きで稼いだ金をすぐにつぎ込んでしまうため、常に金に余裕がなく、金を稼ぐために詐欺まがいのことまで働いていた。花果を手に入れようと目論むが、花果本人から痛い目に遭わされて以来、一葉とは仲が良くなった(が、当の一葉はそう思っていない)。
白豪(はくごう)
声 - 石塚運昇
神獣である天狗(てんこう)という種族。大きな猫の姿をしている。
普段は西王母の側近で守護を務めているほか、人柱として国を支えている。本人は不満も述べずに黙々とこなしているが、一葉はそのことを快く思っていない。白豪も一葉の気持ちを知っており、応援をしている。
一葉からは「しろ」と呼ばれ、慕われているが、いつからの親交かは不明。
孫登(そんとう)
声 - 櫻井孝宏
歌士官長。ポニーテールと太い眉毛が特徴的な男性。葉から眉毛と呼ばれている。
非常に優秀だが一風変わった人物。上司である藍采和を「心の友」と呼ぶ。
峰龍井(ほうりゅうせい)
声 - 石川英郎
歌士官長補佐。お菓子作りがうまい。

神獸

比企(ひき)
声 - 関俊彦
四凶の一人、饕餮。足を切られ、崑崙山の青柱の人柱とされている。
人に会う時などは、癖毛の青年の姿をしている。口調こそのんびりしているが、人を食ったような言動が多い。
りゅう
一葉が日本の南方の島から連れてきた雷獸。ただし、潔斎は武夷が行っている。
雷や嵐を呼ぶ中級神。諸事情で島から出られずにいたところを一葉に救われた。人間の姿をとる時は、男児の姿になる。
名前は本来『留』と書くが、りゅうの経歴を忖度した一葉が『流』に変えた。
牛鬼(ぎゅうき)
牛の神獸。武夷の神獸で、力仕事を担当していたが、一葉の潔斎の余波を受けたために小型になってしまった。
愚鈍だが純粋で、師父である武夷をよく慕っている。
天竜八部衆(てんりゅうはちぶしゅう)
歌士官長、孫登が使役する精鋭の神獣。羅桜迦・那羅・迦羅・乾・金・阿修羅・天・竜の八人。
竜は理由あって欠員で、他に見合う力を持つ竜を孫登が探している。
相柳(そうりゅう)
四凶、共工の腹心の部下。龍神。外界では九皇、九嬰と呼ばれる。ミクロネシア地方の華僑の町では、毎年太陰暦の九月に九皇を善神として祭る。
一葉が滇紅の封印を解いたことに対し『先を越されることになるとは』と発言している。

八仙

八仙は国の地盤四方を支える柱として、四凶の代わりに東西南北に2人ずつ人柱として縛り付けられる役目を負っている。

漢鍾離(かんしょうり)
背が高い武骨な男性。決まり事や時間などに厳しく、報告を怠ったり西王母に無礼な態度をとる一葉によく怒っている。
鉄拐(てっかい)
丸眼鏡をかけた男性。杖をついているが、年寄りではない。鍾離の前で堂々と人の悪口を言い、その度に睨まれているが、至って意に介していない。
藍采和(らんさいわ)
声 - 阿部敦
見た目は小学生にしか見えないほど背が低いが、一葉の師匠にあたり、一通りの礼儀作法や歌士としての役割を教えた。水官長。
国のため、人柱として白豪を捕縛した。

神仙・高官

白珠龍(はくしゅりん)
声 - 清水香里
西王母。元は孤児だったが、先代・西王母の逝去後、何らかの理由により、西王母に抜擢される。その後、瑶池宮にて、忍び込んだ一葉と出会い、親友となる。
幼い頃はある事情から男物の服ばかりを着ていて、武芸に興味を示す男勝りな子供だった。髪も短かったため、一葉から男と勘違いされていた期間もあったためか、一葉と会う時に「ヒラヒラした服」を着ることを嫌がる。
蒼香茗(そうこうめい)
声 - 豊永利行
東王父。気が強く、包容力のある女性。裁縫が得意で、幼い珠龍の服を縫ったこともある。
竜王(りゅうおう)
かつて四凶を封じた仙人。外界(日本や中国)から知覚できないようにして国を守っている。便宜上、藍采和の弟子となっている。役職は水府官長。
澄風(ちょうふう)
竜王の息子。双子の姉の蒲牢と共に赤門も守る文官。
蒲牢(ほろう)
声 - 三瓶由布子
竜王の娘。双子の弟の澄風と共に赤門を守る武官。
春睨(しゅんげい)
虎の耳と尻尾を生やした大男。右眼に傷があり、斧を持つ。

その他

望(のぞむ)
日本の女子高生。夢はライターになることであり、練習として携帯で記事を書いているが、記事に多少の色付けをすることが多く小説のようになっている。出会った一葉達に怪談の現場を連れて来られて、のずちと呼ばれる草木霊を退治する所を目撃した。
おねえ
名前は不明。一葉が日本の南の島に訪れた際に出会った、世界各地を渡るカメラマンの女性。
男勝りで、本人曰く様々な格闘技を習得しているらしい。東京生まれだが、毎年、10月ごろになると島を訪れるため、島に家を借りている。島へ来る時期が同じであること、彼女の写真を持っていたことから、島の人からは『りゅう』と姉弟だと勘違いされていた。
ウヘル
一葉が初仕事でミクロネシア地方に訪れたときに出会った青年。ミクロネシアの創生神話の英雄ア・ウヘルの子孫。
悪鬼ムレッテムーが封印されているという神殿を守る遺跡守。観光業に乗り出した村長のはからいで、遺跡内を観光客に案内する役目を担っていた。しかし遺跡での「事故」で妹が死亡したのを目の当たりにしてからはそのことを深く悔やみ、村長に疎まれながらも遺跡に人を近付けないよう努めていた。
山烏(さんう)
漢鍾離の息子で、白珠龍にとって兄のような存在。現在は瑶池宮の警備の任に就いている。

単行本

  1. 2008年11月25日 ISBN 9784758053822
  2. 2009年10月24日 ISBN 9784758054492
  3. 2010年08月25日 ISBN 9784758055369