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ハイスクール!奇面組/新沢基栄

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著者: 新沢基栄
巻数: 13巻

新沢基栄の新刊
ハイスクール!奇面組の新刊

最新刊『ハイスクール!奇面組 13


出版社: 集英社
シリーズ: 集英社文庫コミック版


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

stream_net ハイスクール!奇面組(新沢基栄、週刊少年ジャンプ)
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ハイスクール!奇面組』(ハイスクール きめんぐみ)は、新沢基栄による日本の漫画作品。『3年奇面組』の続編である。集英社『週刊少年ジャンプ』にて、『3年奇面組』は1980年41号から1982年17号、『ハイスクール!奇面組』は1982年18号から1987年30号まで連載された。『3年奇面組』はジャンプコミックス全6巻、『ハイスクール!奇面組』は全20巻。愛蔵版・文庫版は、それぞれ全4巻、13巻。

2000年には番外編『帰ってきたハイスクール!奇面組』、2002年からはリメイク作品『フラッシュ!奇面組』(スクウェア・エニックス『月刊少年ガンガン』連載)も発表。本項ではこれら全てについて扱う。

概要

架空の高校「一応高校」を舞台に、一堂零を筆頭とする5人組「奇面組」と河川唯・宇留千絵など個性的なキャラクター達が活躍するドタバタギャグ・コメディ。奇面組は名前の通り変な顔の5人組だが、他人に笑われようとも自分の個性を堂々とさらけ出すことをモットーに、日夜変態な(=一般人の理解を超越する)珍事を繰り広げている。

『3年奇面組』から引き続き、「腕組(腕組み)」「番組」「骨組(骨組み)」など様々な個性あふれる5人組が登場し、キャラクターの名前は一堂零(一同、礼!)などの語呂合わせになっている。一話完結の話が中心だが、奇面組がライバルとスポーツなどで対決する連続話(クラブ挑戦シリーズなど)もある。

奇面組の5人や春曲鈍らが、動きの激しいギャグシーンなどで、通常の頭身(主に6頭身)から胴体を縮めた2頭身の姿に変わる事がある。特に奇面組リーダーの一堂零は2頭身になる頻度が高い。

ギャグ漫画につきものの下ネタはほとんど見受けられず、「スカートめくり」の際のパンチラシーンすらないほどである。アニメ化の際には原作者から「パンチラなどは絶対にさせないでください」という指示が出ていた。潔のキャラ設定は「スケベ」だが、具体的なスケベシーンはあまりない。

一応高校の校舎は、空から見ると「HIGH」の文字になっている。

連載の経緯

作者である新沢基栄は、『サザエさん』や『ドラえもん』のようにキャラクターが年を取らない展開(いわゆるサザエさん方式)を嫌って、『3年奇面組』のキャラクターに毎年きちんと年を取らせていた。当然、中学校を卒業させざるを得なくなってしまう。なんとかつじつまを合わせて奇面組と河川唯と宇留千絵を同じ学校に通わせることに成功。晴れて『ハイスクール!奇面組』として続けてゆくことになった。

新沢は、奇面組が高校卒業した時点で、つまり3年間で完結させる予定でいた。人気があったため3年経過後も連載を続けるよう要求されるが、奇面組の大学生活を描く気が全く無かったため、苦肉の策として新沢自身がタイムマシンに乗って1年前に戻ってもう一度3年生の頃の話を描くことになった。あくまで同じ年の違ったできごとを拾い出すという体裁のため、重複した事件や行事の話などはない。新沢は、連載中、「終わりたい」と担当に伝えていたものの、「とにかく続けてくれ」と言われ正直辛かった」と語る。そういった展開を3度ほど繰り返し終わりどころを失っていたところ、新沢の持病である腰痛の悪化が激しくなり、原稿を落とす。それをきっかけに集英社の上層部との相談の末に単行本穴埋め用の2話+ラスト3回を描いて終了という話に落ち着いたPopeye増刊「新沢基栄ロングインタビュー&裏話」『帰ってきた ハイスクール!奇面組』マガジンハウス、2000年12月1日、雑誌27136-12/01、26-30頁。

ラスト3回は既に新沢の頭の中に用意されたものだが、ヒロインの河川唯(最終回では短大生)がふと気がつくと中学生になっていたというものであるため(奇面組は想像であったのかも知れない、と云う旨のモノローグが描かれている)、これを夢オチであると解釈する説(夢オチ説)がある。新沢はアニメの第1話を見て、うまく1話にループ、また空想でも正夢にもとれるようにこの最終回にしたと語るが、読者からの抗議が来たため、「描かないと分かりにくいかな」と思い、連載終了後に発売された愛蔵版及び文庫版では廊下を駆けてくる一堂零のシルエットが追加された。

それ以外にも、単行本収録の際や、更に後年刊行された愛蔵版や文庫版で加筆・修正が施された箇所が多数ある(第二回人気投票など)。また、単行本で収録されていたショートストーリーや作者自身の体験談漫画などは、愛蔵版や文庫版では未収録となっている。

奇面組に続けて連載した『ボクはしたたか君』終了後、数本の描き下ろし以外は長年ブランクが続いて来たが、80年代ブームが始まると、「80年代を象徴するギャグマンガ」とされ、1999年発刊のワールドフォトプレス『コミック★フィギュア王』、2000年のマガジンハウス『POPEYE』増刊『帰ってきた ハイスクール!奇面組』で、12年ぶりに新作を発表。しかしこれまでと同様、従来のエピソードと重複した話はない。この波に集英社も関連著書も数冊発行されている。『帰ってきた ハイスクール!奇面組』については、編集者が原稿を紛失した際の態度に激怒し、2003年、新沢は原稿料と慰謝料合わせて610万円の損害賠償を求めて係争中である。なお、その紛失したと言われる原稿は、掲載された各種雑誌発行の際の印刷作業時に保存されていたデータから復元の上で後日集英社から単行本として一括掲載されている。

2001年新連載の『フラッシュ!奇面組』では、中学3年生から改めて描き直している。現代風にアレンジされているほか、旧作とのエピソードの重複や設定変更が初めて行われた。また、月刊連載であることから、同じ年度を繰り返さない方針はそのままだが、高校進学後は時間の流れが現実より遅くなっている。作者の体調面が相変わらず芳しくないためか休載が相次ぎ、2005年6月号を最後に作品の掲載が途絶えており、それから3年以上経過した今でも連載再開の目処は立っていない。

「3年」「ハイスクール!」と「フラッシュ!」の相違点

  • 服装のアレンジ。カバンが革製からスクールバッグに、一般女子生徒の制服のスカートが短くなる、一応高の男子体育着がハーフパンツに変更、など。
  • 真実一郎、色男組・矛利高志の髪型の変更。
  • 中学の時点でラッシーが既に一堂家にいる。
  • 一応高の校長が「鶴利輝友(つるり てるとも)」という人物に変更。
  • 石砂拓真と伊狩増代が奇面組の中学卒業時に結婚発表。これにより事代作吾が奇面組1年次から正教員として登場。
  • 若人蘭の父親が一応高校の理事長という設定に。
  • 河川家の住む家が長屋から一軒家に変更。
  • 春曲鈍の留年回数が変更され、高校で奇面組と同学年になる。

など

主な登場人物

番外編

本編と直接関わりのない、番外編もいくつか存在する。特に「ワラトルマン」編はアニメ化はされなかったが、シリーズ化され不定期に何度か登場した。最近ではヤングジャンプ増刊 シゴト魂(2005年11月5日増刊号)にワラトルマンの読み切りが掲載された。

  • チトタリン王国SOS編(連載1周年記念)
  • ひまわり・ちゅーりっぷ
  • 7人の刑事くん太陽にハングマン編(連載100回記念)
  • 荒野のガンマン暁に野獣死すべし!編
  • 怪傑豪くんマン(本作単行本および短編集「古代さん家の恐竜くん」に収録の、冷越豪が主役のショートストーリー。短編集には読み切り作品も収録)
  • 千絵ちゃん仮面(単行本に収録の、宇留千絵が主役のショートストーリー)

※他にも幾つか単行本収録のショートストーリー作品がある

ワラトルマンとやっつけ隊編

連載200回記念として始まった、『ウルトラマン』のパロディーシリーズ。怪獣退治を任務とする「宇宙科学防衛警備 一応秘密武装怪奇とにかく怪獣やっつけ隊」、通称やっつけ隊。

隊長は事代作吾。参謀兼科学者の陸奥五郎は多くの武器や戦闘用マシンを開発するが、怪獣相手には所詮通用しないものばかり(途中から少しはましになる)の役立たず集団で、一般市民からも物笑いの種にされる事も珍しくない。隊員は奇面組と河川唯、宇留千絵。

その中でもダメ隊員としてお荷物扱いされている一堂零は、いざとなると特殊乾電池(太陽電池)を使用し「ワラトルマン」に変身、怪獣と対決する。

このシリーズ限定で登場するキャラおよび怪獣に関しては、ワラトルマンとやっつけ隊編の登場キャラ・怪獣を参照。

アニメ版

1985年10月12日~1987年10月3日にフジテレビ系列でテレビアニメ化された。放送時間は土曜19:30~20:00。また、初期にはカウキャッチャーで日本船舶振興会のCMが流れていた。

新沢曰く、それ以前にもアニメ化のオファーが何度かあったが、その時点では断っていたと語る。(実写ドラマ化の話もあったが流れた)

ちなみに、新沢はアニメ化にあたっては、スタッフに対する指示を兼ねて自ら改めて設定資料を描き下ろしている。設定資料は、スタッフ側から依頼された際、アニメに必要な設定がどの程度なのかわからず、主要キャラ一人ずつの全身、後ろ姿、顔の正面・斜め・横・他、表情に至っては喜怒哀楽など7~8パターン描いて渡したところ、余りにも詳細でスタッフに「こんなに細かい指定をされたのは初めてです」と驚かれたと、ジャンプコミックス の余白ページで語っている。

開始当初、アニメ制作を担当していた土田プロダクションが経営危機に陥ったため、同社に所属していたスタッフにより立ち上げられたスタジオコメットが実制作を引き継いだ。この際に、スタジオぎゃろっぷがその応援として、8話から26話までの一部の話を制作した。また、この影響かは定かではないが、スタジオライブも13話以降の一部の回に制作参加しており、同社社長の芦田豊雄も参加したことがある。

最初の5回は、『3年奇面組』を原作とした中学時代からスタートした。バレーボールワールドカップ中継で長い中断のあと、本編に突入した。

原作では長期にわたるシリーズでも、複数の放映回に分けず収めているのが特徴。そのため、アニメでは珍しく、原作が極端に端折られている話が中盤まで目立つ。特に、修学旅行シリーズや臨海学校シリーズは、原作の後半部分が丸々削除されている。これは当初放送回数を全20回と設定していたためと推測される。1クールでも2クールでもない中途半端な話数なのは、途中バレーボールワールドカップ中継で5週程度放送が休止になることが織り込まれていたからである。なお、臨海学校の後半は、のちに独立したエピソードとして映画化された。

後半、原作のストックが足りなくなると引き延ばしのある話が増え、アニメオリジナルのエピソードも登場した。しかし、1つのシリーズを複数の放映回に分けない方針は最後までそのままだった。ただし、原作では控えめだったラブ・コメ話も、零と唯、豪と千絵、更にはラッシーとビューティのエピソードやシーンが多数登場し、また、霧を中心としたハートウォーミングな話も複数登場した。

フジテレビにとって、その当時の土曜夜7時半枠は視聴率面で鬼門と言われていた時間帯で、1980年3月の「欽ちゃんのドンとやってみよう!」終了以来、どの番組も半年以内で打ち切られていた。この枠でのアニメは1983年9月に打ち切られた『イタダキマン』以来2年ぶりであった。しかし、強力な裏番組の一つだった『あばれはっちゃく』シリーズ が『奇面組』開始直前の1985年9月に終了したこともあり、同じく強敵『クイズダービー』やあばれはっちゃくシリーズの後番組の『愛川欽也の探検レストラン』と互角の勝負を演じ、5年半に及ぶ暗黒時代に幕を下ろすことができた。

最高視聴率24.3%。平均視聴率は全86回で19.2%をマーク。これはジャンプアニメでは「Dr.スランプ アラレちゃん」・「マジンガーZ」シリーズ・「ドラゴンボール/Z」に次ぐ記録である。

放送時間の制約の関係と後続の番組編成上の関係で次回予告がなかった(EDラストで「次回は(サブタイトル)おたのしみに」と表示)。また、通常のテレビアニメが正味23~24分なのに対し、この作品では25~26分と長めになっていたためか、再放送分では主にCMを流す時間を捻出するために一部のシーンがカットされたり、EDが省略される例も多い。なお、第1話のEDのマスターフィルムが現存しないためか、前半部に第二話のED前半部を流用した上で後半に第1話の名場面集を入れて放送された例もある。また、第1話の本放送ではOPの制作が間に合わなかったためか、同話の名場面集や静止画カットなどを一部挿入した「暫定バージョン」が使用された。再放送やDVD-BOX版では修正されている。

なお、アニメ終了に当たっては当時のフジテレビの担当者が主題歌を担当していたうしろゆびさされ組やうしろ髪ひかれ隊が在籍していた『おニャン子クラブの解散に合わせたもの』とアニメ雑誌で発言した。

余談だが、当時フジテレビアナウンサーだった露木茂が第50話の1本目の「犬に小判」でニュースを読むアナウンサー役でゲスト出演している。

劇場版

1986年に『東映まんがまつり』の一作として3本立て構成で公開された。

  • やめてお願い!夏休み補習授業
臨海学校前に奇面組に対する補習のエピソード(原作にも同様のエピソードがあるが、オリジナル脚本)
  • 臨海学校・永遠なる遠泳
トライアスロン大会(テレビアニメ版で省略されたエピソード)
  • 決闘!三重の塔・珍拳勝負!!
原作に登場した憎組のうちの3人との対決

うち最後の1本は後にテレビ本放送でも流れている(第84話)。

OP・EDテーマ

当時人気があったおニャン子クラブに所属していた高井麻巳子と岩井由紀子(ゆうゆ)の2人で結成された“うしろゆびさされ組”を抜擢、秋元康&後藤次利コンビ提供の曲は次々とヒットを飛ばした。

1987年3月限りで高井麻巳子がおニャン子クラブを卒業するのに伴い、“うしろゆびさされ組”は解散となるが、その直前に放送されたアニメ第63話に本人キャラが登場するなど(声も高井と岩井自身が担当、キャラ設定も原作者の新沢基栄が描き起こしている)、『ハイスクール!奇面組』を語る上では欠かせない存在である。原作ではパロディキャラの「うしろまわし蹴り炸裂組」が登場している。

うしろゆび解散後は同じくおニャン子クラブ所属の工藤静香・生稲晃子・斉藤満喜子による“うしろ髪ひかれ隊”が最終回までの曲を歌った。

なお、5代目のEDテーマである「ちょっと辛いあいつ」のみ、おニャン子クラブの男性版グループである息っ子クラブが歌っていた。

  • オープニングテーマ
    1. 「うしろゆびさされ組」(作詞:秋元康、作曲:後藤次利、編曲:佐藤準、歌:うしろゆびさされ組)
    2. 「象さんのすきゃんてぃ」(作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろゆびさされ組)
    3. 「渚の『・・・・・』」(なぎさのかぎかっこ、作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろゆびさされ組)
    4. 「技ありっ!」(作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろゆびさされ組)
    5. 「かしこ」(作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろゆびさされ組)
    6. 「時の河を越えて」(作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろ髪ひかれ隊)
    7. 「あなたを知りたい」(作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろ髪ひかれ隊)
  • エンディングテーマ
    1. 「女学生の決意」(作詞:秋元康、作曲:西崎憲、編曲:山川恵津子、歌:うしろゆびさされ組)
    2. 「バナナの涙」(作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろゆびさされ組)
    3. 「猫舌ごころも恋のうち」(作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろゆびさされ組)
    4. 「のっとおんりぃ★ばっとおるそう」(作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろゆびさされ組)
    5. 「ちょっと辛いあいつ」(作詞:秋元康、作曲:長島ぜんじ、編曲:矢島賢、歌:息っ子クラブ)
    6. 「ピタゴラスをぶっとばせ」(作詞:沢ちひろ、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろゆびさされ組)
    7. 「うしろ髪ひかれたい」(作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろ髪ひかれ隊)
    8. 「立つ鳥跡を濁さず」(作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろ髪ひかれ隊)
  • 挿入歌
    • 「あぶないサ・カ・ナ」(作詞:沢ちひろ、作曲・編曲:芹澤廣明、歌:うしろゆびさされ組)
    • 「わたしは知恵の輪(puzzling)」(作詞:沢ちひろ、作曲・編曲:後藤次利、歌:うしろゆびさされ組)
    • 「泣く子も笑う奇面組」(作詞:小山高男、作曲・編曲:山本正之、歌:奇面組ファイブ)
    • 「ちょっと言わせて」(作詞:伊藤アキラ、作曲・編曲:佐藤健、歌:松井菜桜子)
    • 「恋はコットン」(作詞:伊藤アキラ、作曲・編曲:佐藤健、歌:高橋美紀)

なお、「わたしは知恵の輪(puzzling)」は、当時の歌詞カードには奇面組挿入歌と明記されていたが、番組で実際に使用されたことはない。また、「泣く子も笑う奇面組」は劇中で曲の一部がテレビ音声という形で流れたほか、一堂零役の千葉繁によるアカペラで歌われたことがある。「恋はコットン」は劇場版でのみ使用。

DVD-BOX

同作品の映像ソフトは長らく劇場版のビデオ(発売元:東映ビデオ)のみだったが、2001年にTVシリーズ全話収録のDVD-BOXが3部に分けてマーベラスエンターテイメントから発売された。BOXやDVDジャケットイラストは作者描き下ろし。

ただし、OPおよびEDテーマを歌った「うしろゆび」「うしろ髪」がキャニオンレコード(現・ポニーキャニオン)所属だったのに対し、「息っ子」はEPICソニー(現・エピックレコードジャパン)所属だったため、DVD-BOX版では「ちょっと辛いあいつ」分のEDがまるごと未収録となり、先述のように第1話のEDも同じく未収録となっている。これは、版権交渉が不成立に終わった影響と見られる。

2007年冬にスーパー・ビジョンが、新たに発掘された映像も収録の「完全収録版」と銘打った「COMPLETE DVD-BOX」の発売を決定し、BOX1が2007年12月21日に発売され(第1話のEDも初収録され、先述の作者描き下ろしのアニメスタッフ向け設定資料などを収録したブックレットも付属)、BOX2は2008年2月22日に発売された(「ちょっと辛いあいつ」や劇場版もDVD初収録。奇面組の5人の携帯ストラップが付属)。

サウンドトラック

テレビアニメのBGMと主題歌を収録したサントラ盤がポニーキャニオン(当時はキャニオンレコード)よりリリースされているが現在は廃盤となっており、ネット通販等で入手可能である。テレビアニメ放映から20年以上経った現在でも音楽組・音楽組2のBGM曲がテレビ番組のBGMとして使用される場合もある。

  • ハイスクール!奇面組 音楽組(1986年2月21日)
  • ハイスクール!奇面組 音楽組2(1986年7月21日)
  • ハイスクール!奇面組 オリジナルテーマ・ソング組(1987年10月21日)
    • CDのオビには「完全」と記載されているが「ちょっと辛いあいつ」は収録されていない(下記のCDには収録されている)。
  • ハイスクール!奇面組 テーマソング組+(プラス)(1999年3月17日)

スタッフ

企画:土屋登喜蔵(フジテレビ)
原作:新沢基栄
チーフディレクター:福富博
キャラクターデザイン:金沢比呂司(スタジオぎゃろっぷ担当回のメイン作画監督は辻初樹)
美術監督:古谷彰(スタジオぎゃろっぷ担当回は小林七郎)
撮影監督:福田岳志(スタジオぎゃろっぷ担当回及び50話以降は金子仁)
音楽:菊池俊輔
オーディオディレクター:斯波重治
プロデューサー:片岡義朗(NAS)、茂垣弘道(土田プロダクション→スタジオコメット)→原田一男(スタジオコメット)、酒井澄(スタジオぎゃろっぷ担当回)
原画:スタジオライブ、あにまる屋、ジャングルジム、山下プロ、スタジオムサシ
動画チェック:山田隆弥、松本明子、阿部伊智朗、伊藤由起子、栗井重紀、他
動画:タイガープロ、山下プロ、玉沢動画、スタジオライブ、あにまる屋、ジャングルジム、スタジオウォンバット、スタジオムサシ、スタジオライブ、きのプロダクション
背景:アトリエll、スタジオロフト、小林プロダクション、スタジオユニ、スタジオテイクワン
色指定:藤田理香、山本善文、鈴木優子、三須千奈美、鈴木美佐子、田中義千、佐々木雅人
特殊効果:義山正夫
彩色、仕上:スタジオキリー、シマスタジオ、イージーワールド、スタジオロビン、スタジオエンジェル、スタジオトップガン
撮影:三晃プロダクション、スタジオぎゃろっぷ、東京アニメーションフィルム
編集:岡安肇、小島俊彦、田中政行、中葉由美子、川崎晃洋
音響制作:オムニバスプロモーション
効果:依田安文
調整:村田弘之
録音:ニュージャパンスタジオ
現像:東京現像所(84話のみ東映化学)
制作担当:寺門稔、長谷川洋、名嘉邦夫、弥永茂信
制作進行:友枝竜一、佐藤育郎、栗本宏志、杉浦勉、津田輝王、他
制作事務:小瀬敬子→小松悦子
演出助手:藤川茂
タイトル:神谷妙子、マキ・プロ
広報担当:小暮雄一(フジテレビ)
制作協力:土田プロダクション(~7話)、スタジオコメット(9話~)、スタジオぎゃろっぷ(8~26話の一部)
制作:フジテレビ、NAS

放映リスト

「収録巻」欄の「3年」は『3年奇面組』、「HS」は『ハイスクール!奇面組』。ただし原作準拠の回でもアニメオリジナルエピソードが大幅に追加されているものがある。
話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督収録巻
1へんな顔だーいスキ でた! 奇面フラッシュ小山高男福富博金沢比呂司3年1巻
2秘(まるひ)いかりの正義感テスト白土武三沢伸3年1巻
3年2巻
3めざせ甲子園!?超人変態ベースボール寺田憲史山寺昭夫高林久弥HS1巻
4冬休み前の試練柳川茂森脇真琴三沢伸3年4巻
寒中お見舞い申しあげます三沢伸3年2巻
5高校一直線! もう落第はごめんだ小山高男松島明子高林久弥一川孝久3年6巻
6ピッカピカ!!生徒も教師も一年生棚橋一徳三沢伸金沢比呂司HS1巻
あまのじゃくな女の午後
7ああ!!低レベル校内バスケット大会柳川茂松島明子藤川茂一川孝久3年2巻
8恐怖の自転車チキンレース小山高男森脇真琴渡部高志 HS1巻
マネしちゃいけないイタズラ電話高林久弥HS4巻
9ハジのかき初め! 新春カルタ大会寺田憲史松島明子三沢伸金沢比呂司
よろしく! 迷犬ラッシー!?三沢伸HS6巻
10満月に吠えろ! オオカミ少年のジョー!!柳川茂高林久弥HS3巻
11親切心のギャグ効果島田満池田成奈須川充HS2巻
身も凍る! 雪上大決戦棚橋一徳渡部高志3年6巻
12世紀の校内マラソン必勝法!!小山高男森脇真琴金沢比呂司HS4巻
13ラブコメしてますか? 唯ちゃん恋人募集中島田満三沢伸近永健一HS1巻
全員銭湯配置につけ!寺田憲史HS3巻
14男はつらいよ!? 迷犬ラッシーのマドンナ争奪戦!!小山高男福富博渡部高志 HS9巻
かってにバレンタイン島田満水谷貴哉HS8巻
15ときめき千絵ちゃん早春恋愛記寺田憲史藤川茂金沢比呂司3年5巻
ライバル! 春曲鈍接近HS5巻
16変態サッカー!?逆転秘技シャトルループ小山高男渡部高志
17春一番!?純情・熱血先生がやって来た!!柳川茂高林久弥近永健一HS4巻
18人さわがせな転入生寺田憲史池田成高本宣弘 HS5巻
奇面組スパイ大作戦小山高男渡部高志HS8巻
19さらば豪くん寺田憲史三沢伸金沢比呂司
春の定期ヘンタイ度検査小山高男HS5巻
20お見合いゲキメツ作戦柳川茂木上益治池田成 HS11巻
春休み鈍ちゃん家(ち)ドンチャンさわぎ!渡部高志HS8巻
21迷犬ラッシー人命救助小山高男藤川茂金沢比呂司HS11巻
零クンはおじゃま虫!?
22忠犬ラッシー物語柳川茂高林久弥HS7巻
物星大・春なのにオカマですか?石崎すすむ山崎友正HS4巻
23レッツ豪! 席取り合戦 通学電車は今日も行く寺田憲史早川啓二渡部高志
迷犬ラッシーのドキドキ一年生HS9巻のエピソードの一部を使用したオリジナル
24大間仁おいしんぼ万才小山高男三沢伸近永健一HS4巻
図書室はてんやわんや山田隆司HS9巻
25唯ちゃん恋しや転校生小山高男池田成福富博 3年5巻
正義のスケベ出瀬潔山田隆司高本宣弘HS4巻
266月の花嫁 伊狩せんせのハッピー結婚式寺田憲史渡部高志HS7巻
27霧ちゃんは優等生小山高男松島明子藤川茂金沢比呂司HS9巻
事代せんせ熱血伝福富博
28ケーキなんか大キライだ森脇真琴奈須川充HS3巻
悲惨な盲腸炎三沢伸金沢比呂司3年1巻
29根性ラーメン食べるマッチ山田隆司高林久弥HS10巻
モデルは金髪美人中村隆太郎山崎友正HS3巻
30つっぱり子猫物語寺田憲史三沢伸近永健一HS10巻
零くん熱烈ラブコール!?松島明子三沢伸HS14巻
31クラス対抗 ピチピチチャップン水泳大会小山高男藤川茂近永健一3年4巻
32事代先生なわぬけの術山田隆司福富博高林久弥渡辺浩HS12巻
初恋! それとも…? モジモジ豪くん高林久弥松下浩美HS11巻
33全員出席せよ・水着も光る夏の臨海学校寺田憲史三沢伸近永健一HS6巻
34夏休みズボラ日記小山高男舞刀満藤川茂金沢比呂司HS10巻
納涼ヘンタイ花火大会山田隆司藤川茂佐々木敏子3年4巻
35夏休みいなか体験旅行高林久弥一川孝久HS6巻
お祭り好きたちの夜小山高男舞刀満山崎友正HS10巻
36キャンプでドッキリ!!夏の思い出づくり山田隆司藤川茂佐々木敏子HS2巻
37落とし物! 拾う勇気に届ける勇気高林久弥一川孝久HS14巻
ロケ隊がやって来た!前園文夫奈須川充HS9巻
38お慕いします事代先生寺田憲史森脇真琴HS7巻
恒例!?秋の防災訓練藤川茂一川孝久HS3巻
39魔女VS魔男・決死のバレー大会小山高男高林久弥近永健一
40学園祭変態バザール寺田憲史三沢伸金沢比呂司HS14巻
ラッシーは野球犬山崎友正HS12巻
41奇面組入門テスト山田隆司中原誠藤川茂佐々木敏子HS14巻
災難レストラン舞刀満金沢比呂司オリジナル
42うれし! はずかし! 秋のビックリ運動会小山高男高林久弥一川孝久3年5巻
43伝説の英雄(ヒーロー)・母校へ帰る中原誠三沢伸金沢比呂司オリジナル
世紀の対決! 釣り師VS巨大魚湖山禎崇前園文夫奈須川充HS14巻
44哀愁の潔くん山田隆司舞刀満藤川茂金沢比呂司HS11巻
青春という名のピンナップオリジナル
45おいでやす! 京都・奈良への修学旅行寺田憲史三沢伸只野和子3年3巻
3年4巻
46怒りの赤バット山田隆司森脇真琴高林久弥金沢比呂司HS13巻
毎度おさわがせ身体検査舞刀満オリジナル
47過去との遭遇 今よみがえる幻の…小山高男山崎友正HS8巻
みんな一緒に七五三森脇真琴奈須川充オリジナル
48悲しき窓辺の少女山田隆司三沢伸佐々木敏子HS13巻
一発勝負のヤミ鍋大会舞刀満三沢伸金沢比呂司オリジナル
49だまし、だまされ秘(まるひ)どっきりカメラ小山高男湖山禎崇高林久弥HS14巻
人のクセみて七クセなおせ舞刀満HS8巻
50犬に小判山田隆司藤川茂近永健一HS16巻
唯ちゃんのビックリ誕生日湖山禎崇藤川茂3年1巻
51オネショは誰だ神崎貢一山崎友正金沢比呂司HS16巻
当たれ福引きハワイ旅行三沢伸一川孝久オリジナル
52不運な勧誘員小山高男湖山禎崇高林久弥奈須川充HS13巻
きよしこの夜 メルヘンサンタがやって来た藤川茂佐々木敏子オリジナル
53技ありっ! 新年とんだタコあげ大会池田成金沢比呂司HS8巻
お手がら三人組山田隆司山崎友正HS16巻
54新春がまん大会小山高男神崎貢一三沢伸HS11巻
意地の張り合い外食デー山田隆司湖山禎崇奈須川充HS13巻
55ゲレンデ・シュプール 白い雪スキー合宿特訓池田成高林久弥小林早苗3年6巻
56イヤイヤ家庭訪問小山高男神崎貢一藤川茂佐々木敏子HS17巻
スケート場大パニック池田成金沢比呂司HS4巻
57おねむり仁くん山崎友正HS17巻
激突ヘンタイ・ボーリング三沢伸3年5巻
58潔くんのくどき方教室山田隆司湖山禎崇高林久弥奈須川充HS16巻
トラガリ豪くん高林久弥金沢比呂司HS17巻
59お予知になって大くん小山高男池田成HS18巻
はた迷惑で商売繁昌湖山禎崇藤川茂佐々木敏子オリジナル
60名犬ラッシーのシンデレラ物語山田隆司遠藤克己三沢伸近永健一HS18巻
61零くんのルス番日記小山高男高林久弥金沢比呂司
霧ちゃんのひなまつり佐々木裕之高林久弥オリジナル
62がんばれ! ロボットくん柳川茂山崎友正HS13巻
63遅刻ワースト記録を阻止せよ山田隆司池田成奈須川充オリジナル
うしろゆびさされ組の卒業式ジャック三沢伸
64柔道入門・強い相手に必ず勝つ方法!?柳川茂遠藤克己藤川茂近永健一HS7巻
65お花見でお見合い・一日一善の初恋談義小山高男阿宮正和三沢伸佐々木敏子
一川孝久
HS12巻
66春らんまん・新入生歓迎会は 大パニック!山田隆司岩田六山崎友正金沢比呂司HS5巻
67あきれた風紀委員団湖山禎崇高林久弥HS11巻
度胸だめしで男の証明柳川茂池田成オリジナル
68汗と涙のチャリティーバザー池田成奈須川充
悲惨な給料日湖山禎崇池田成HS19巻
69サーブで勝負!ピンポンボーイ遠藤克己藤川茂近永健一HS13巻
子供の日・一平クンと背くらべ山田隆司オリジナル
70大変身!!迫力唯ちゃん横山広行山崎友正金沢比呂司HS19巻
スケバンあまのじゃくオリジナル
71唯ちゃんの細腕繁昌記柳川茂湖山禎崇三沢伸佐々木敏子HS14巻
ラッシーの愛情測定阿宮正和金沢比呂司オリジナル
72あわれ! ハイスクールジャック山田隆司湖山禎崇高林久弥HS15巻
奇面組ニューリーダーは誰だ!高林久弥オリジナル
73恐怖のカビ怪人柳川茂横山広行山崎友正HS13巻
唯ちゃんのときめきテニス荒川稔久山崎友正オリジナル
74悲しき!?少年剣士山田隆司池田成奈須川充HS2巻
珍記録スポーツテストHS14巻
75鈍組スカウト大作戦柳川茂藤川茂近永健一オリジナル
父の日の秘(まるひ)プレゼント遠藤克己藤川茂
76なんてったって千絵ちゃん胡山禎崇三沢伸金沢比呂司HS16巻
お使いラッシー三沢伸HS19巻
77野性の少女・エルザが街にやってきた高林久弥佐々木敏子HS14巻
78悩みバクハツ・父になったラッシー山田隆司横山広行山崎友正金沢比呂司オリジナル
79事代先生の宝クジ騒動千葉克彦
小山高男
藤川茂
人気教師ベストテン柳川茂阿宮正和藤川茂
80スイカがこわい金井克巳
小山高男
湖山禎崇高林久弥近永健一
ラッシーの恋愛騒動記荒川稔久遠藤克己
81オバケでびっくり! どろぼーもドッキリ!山田隆司三沢伸一川孝久HS2巻のエピソードの一部を使用したオリジナル
82霧ちゃんのすて猫物語小山高男山崎友正オリジナル
ばあやさんの家出柳川茂横山広行山崎友正佐々木敏子
83唯ちゃんの麦わら帽子山田隆司佐々木裕之藤川茂
大くんを男らしく
84決闘! 三重の塔・珍拳勝負小山高男福富博金沢比呂司HS9巻のエピソードを再構成
85緊急指令! 全員集合せよ!!寺田憲史
島田満
柳川茂
三沢伸一川孝久オリジナル
86一応高の人気ものひょうきん奇面組解散わたなべゆうこ
小山高男
池田成奈須川充

放送局

地上波放映局は本放送の分のみを記述した。
放送地域 !放送局 !放送期間 !放送曜日及び放送時間
地上波全国ネット |フジテレビ(制作局)とFNS系列局現在はテレビ朝日系列の山形テレビ(YTS)は、当時はFNS主体のクロスネットだった為、同時ネット(YTSネットチェンジ後に平成新局としてさくらんぼテレビジョン(SAY)が開局)。
(一部除く。当時未開局の系列局あり) |1985年10月12日 - 1987年9月26日 |土曜 19:30~20:00
スカパー!
スカパー!e2
ケーブルテレビ等 |アニマックス |多数の時期にわたって放送
(地上波再放送分同様に一部場面カットあり) |rowspan=2|再放送あり
フジテレビ721、フジテレビONE |1週2話連続放映
ブロードバンド配信 |BIGLOBEストリーム |12回分ずつ配信 |毎週6回分更新

海外での放映

他の日本製アニメの例に漏れず、アジアやヨーロッパをはじめとする諸外国でも放映された。特に日本製アニメの人気が伝統的に高いフランスでは、「Le Collège fou, fou, fou」という現地名に改名されて放映され高い人気を誇った(しかし一部のキャラクターの声や第12回の翻訳のミスがあった。第84回と第85回は翻訳されず未放送となった)。

ゲーム

  • ハイスクール!奇面組(セガ・マークIII、1986年12月15日、セガ) - いたずらして逃げ出した奇面組の面々を、唯を操作して捕まえるアドベンチャーゲーム。ストーリーのようなものはなく、5人を捕まえればそれでゲームクリアとなる。アイテムを使った単純な捕まえ方を5通り知ってしまえば、あっという間にゲームが終了してしまう。
    • ハイスクール!奇面組(MSX2、1987年、ポニー) - セガマークIIIの同名ゲームをポニーがMSX2用に移植したもの。
  • THE テーブルホッケー(SIMPLEキャラクター2000シリーズ Vol.05) ハイスクール!奇面組(プレイステーション、バンダイ) - この作品が制作された時点で塩沢が既に他界していたため、代役は岡野浩介が演じている。

パチンコ

2003年にマルホン工業がタイアップ機としてホールに登場した。6種類あったが、現在は検定切れのため、設置しているホールは無く、一部のゲームセンターに設置されている。

脚注

関連項目

  • 夢オチ