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ハンザスカイ/佐渡川準

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著者: 佐渡川準
巻数: 全13巻

佐渡川準の新刊
ハンザスカイの新刊

最新刊『ハンザスカイ 13



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

anige_group_bot 次の漫画を題材になっているスポーツごとに(空手:ハンザスカイ、あした青空)(相撲:バチバチ、ああ播磨灘)
ume_nanminchamp RT @Do_Jewelweed: あと軍靴のバルツァー3巻、南国トムソーヤ、ハンザスカイ最終巻読んだ。 今日は面白い漫画が読めて満足、良し寝よう
aniseiyu コミック情報:「2012/07/06 ハンザスカイ 13 (少年チャンピオン・コミックス)」がアマゾンでタイトルが変更になりました。http://t.co/Kfd24k7r #佐渡川準 #amazon #comic #comics #コミック #マンガ #漫画
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ハンザスカイ』は、佐渡川準による日本の漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて2010年7号より連載中。

概要

キャッチコピーは『高校空手道部血風録』。佐渡川にとっては実質3度目の連載で、作者の空手経験が生かされている。一般的な空手マンガと違い、あまり常軌を逸した技は出てこず、文字通り空手の「道」を描いた作品となっている。公式戦での組み手はポイント制、防具付きで、ルールは全日本空手道連盟のものに基づいていると思われる。

あらすじ

元不良の半座龍之介は、高校入学を機に普通の生活を送ろうと思っていたが、不良の上級生に絡まれた為、すぐに過去がばれてしまい、クラスで孤立してしまう。そんなある日、半座は藤木穂波に出会うが、彼女を「クソ女」と呼んだせいでぶっとばされてしまう。しかし半座はその強さに一目ぼれし、彼女の所属している空手道部へ入ることを決意するのだが…

登場人物

千葉県立御門高等学校

空手道部

半座 龍之介(はんざ りゅうのすけ)
本作の主人公。1年生。中学時代は「血龍」(ブラッディドラゴン)と呼ばれたほどの喧嘩屋だった。それゆえあまり礼儀正しいとはいえないが、非常に根性があり、技の飲み込みも早い。藤木や青柳、伊奈など、強い(強そうな)人物を見ると興奮する。
藤木と出会い、空手道部へ入ろうとするものの、元不良ということもありなかなか入部することさえできず、番場の助力で入部した後も、不良嫌いの藤木からのしごきは続いたがそれを乗り切り、ついに藤木に認められ、空手道部の正式な一員となる。最初に覚えた空手の技は藤木のしごきで身につけた中段逆突き。
藤木 穂波(ふじき ほなみ)
本作のヒロイン。2年生。曲がったことは許さない一本気な性格。しかしその実力は確かで、半座をはるかに超える強さを持つ。
最初は半座を不良だからという理由で毛嫌いし、部から追い出すためコーチという名目でしごいていた。しかし、半座との組み手の中で、半座の空手への純粋な心に気づき、空手道部の一員として認める。その後は先輩として、半座の精神的な支えとなっている。
青柳 栄治(あおやぎ えいじ)
空手道部主将。3年生。長身な体躯から「巨塔」(バベル)の異名を持っており、長い足を活かした多彩な足技を得意とする。その強さは伊奈にも認められている実力者。普段は眼鏡をかけた爽やかな外見と飄々とした性格をしているが、練習とはいえ半座に一撃くらった直後にはしっかり数倍にして叩きのめすほどの大人気ないところもある。
野田 ケン太(のだ ケンた)
半座のクラスメートにして空手道部員。1年生。半座に空手道部に入るよう勧めたり、藤木のしごきに気をもんだりと、面倒見がよくお人よしな性格。藤木とは道場で知り合った。半座が不良であった事を知った当初は彼を恐れていたが、共にインターハイ出場選手に選ばれた頃からお互いに競い合うように練習に励むようになっていく。
番場 誠十郎(ばんば せいじゅうろう)
空手道部の先輩。2年生。とても高校生には見えない顔をしている。空手道部の中で最初に半座を気にかけた人物で、半座に空手道の理念を教えた。体格的には恵まれていないが、接近戦の強さと一瞬で相手の懐に飛び込む機動力でそれを補うインファイター。
財前 隼人(ざいぜん はやと)
空手道部の先輩。2年生。謎掛けが好きらしい。正確な距離感から繰り出す精密なカウンターを武器とするカウンターファイター。
大谷 瑞希(おおたに みずき)
空手道部の先輩。2年生。スポーツ刈りの女性で、空手道部の女性部員は今のところ藤木と彼女の2人のみが描かれている。
菅野 真緒(かんの まお)
空手道部の顧問。産休を取っていた為、物語開始当初は部にはいなかった。初登場は第25話。空手の型の大切さを半座に教える。
佐倉 もなか(さくら もなか)
半座のクラスメートの女生徒。1年生。半座が手にケガをしているのに気付き、絆創膏を差し出す。半座が不良だと分かった後は他のクラスメートと同じく距離を置いていたが、13話では半座の空手道着を縫ってくれた。半座に興味を抱くようになっていき、不良に襲われていたところを助けられた事件をきっかけに、空手道部のマネージャーになる。

その他の生徒

横川(よこかわ)
不良。2年生。舎弟が半座にやられたようで、半座を呼び出すが、素顔を表した半座になすすべもなく敗れる。
関根(せきね)
横川の友人。横川の報復として半座を呼び出すも、返り討ちにされる。

私立蓮城高等学校

峰岸 勝朗(みねぎし かつろう)
1年生。自称「期待の超新星」。青柳同様足技を得意とするものの、蹴りの姿勢のまま体重移動を同時にこなすなど、青柳とは別の手強さがある。性急な行動が多く、また正義感が非常に強いため、半座を格好から不良だと思い、敵愾心を持っていた。しかし、半座との試合の中で自分の欠点にも気づき、試合後は半座と良き好敵手となる。
特撮ヒーローに憧れていたせいか、自らも変身したいとの夢を抱き、試合中にも変身ポーズのような動きをとる。
伊奈(いな)
蓮城高校空手道部主将。3年生。青柳とはライバル関係にある。非礼な峰岸を叱ったり、峰岸が苦戦しているときに的確な助言を与えたりと、非常に冷静な性格。「殺人蜂」(キラービー)の異名を持つ。
清水(しみず)
蓮城空手道部の監督。半座は最初、単なる見物人の「おっさん」と思い込んでいた。柔らかい物腰で、対戦校の生徒である半座にも親切なアドバイスを与える。

要陵学園

吹越(ふきこし)
3年生。昨年の個人組手王者。

東嶺大市川

国島(くにしま)
部の監督。元・全日本王者で、連携技を部員に仕込む。

私立一ノ橋高校

工藤(くどう)
私立一ノ橋高校の主将。
木田 稔(きだ みのる)
2年生。身長192cm、体重98kg。インターハイ1回戦で、先鋒の選手として半座と対戦。体格差を生かした戦法で攻める。

組み手ルール

試合は1試合2分。
有効1点、技あり2点、一本3点で、制限時間内に8点差をつけるか、時間切れとなったときにポイントが相手より高かった場合勝ちとなる。
団体戦は1チーム5人で、個人の勝利数が多いチームの勝ちとなる。

高校

千葉県立御門高等学校(ちばけんりつ みかどこうとうがっこう)
半座や藤木が通う学校。この学校の空手道部は、千葉県の中ではなかなかの強さを持っているようだが、蓮城には及ばないらしい。
私立蓮城高等学校(しりつ れんじょうこうとうがっこう)
昨年の優勝校。空手道部は全国レベルの強さを誇る。番場いわく「ちょっとした軍隊の練習場」とのこと。
照命高校(しょうめいこうこう)
仏教系の男子校。昨年のベスト4。足腰のバネが山道で鍛えられており、繰り出される「刻み突き」は脅威とされる。
要陵学園(ようりょうがくえん)
過去に5回優勝している名門校。昨年のベスト4。
東嶺大市川(とうれいだいいちかわ)
元・全日本王者が率いる新興勢力。昨年のベスト8。連携技が特徴。
藤ヶ丘高校(ふじがおかこうこう)
昨年のベスト8。スタメンの選手全員が身長180cmを超える。
私立一ノ橋高校(しりついちのはしこうこう)
昨年の準優勝校。インターハイ予選1回戦で御門高校と対戦する。

単行本

少年チャンピオン・コミックスより刊行。

  1. 2010年5月7日発売 ISBN 978-4-253-20507-8
  2. 2010年7月8日発売 ISBN 978-4-253-20508-5
  3. 2010年10月8日発売 ISBN 978-4-253-20509-2