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パズルゲーム☆はいすく-る/野間美由紀

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著者: 野間美由紀
巻数: 27巻

野間美由紀の新刊
パズルゲーム☆はいすく-るの新刊

最新刊『パズルゲーム☆はいすく-る 第27巻


パズルゲーム☆はいすくーる』は、野間美由紀による日本の漫画作品。

概要

1982年から2001年にかけて、『花とゆめ』(白泉社)において連載。単行本全34巻、文庫版全18巻。基本的に1話、長くても2~3話程度の読み切りで連作されている推理漫画である。

なお、シリーズを通してのタイトルは「パズルゲーム☆はいすくーる」だが、主人公たちが高校生として活躍する同題作品のほか、番外編的に中学時代を描いた「パズルゲーム☆Jr.はいすくーる」、大人(主として24歳)になった後の「パズルゲーム☆プロフェッショナル」、その過渡期にあたる大学・専門学校の年代の「パズルゲーム☆プレステージ」、主人公らの子供が活躍する「パズルゲーム☆NEXTゼネレーション」、その子供を妊娠中だった「パズルゲーム・マタニティ」など、時系列に沿って成長する形式ではなく読み切りの回ごとに各年代を横断的に行き来して描き、タイトルを使い分けている。

2002年から2008年にかけて、『ミステリーボニータ』(秋田書店)において「新パズルゲーム☆はいすくーる」を連載。全6巻。

2008年から現在にかけて、同じく「パズルゲーム☆はいすくーる X」、および『Silky』(白泉社)において別シリーズの「パズルゲーム☆トレジャー」を連載中。

あらすじ

私立葉蔓高校に通う香月大地美女の仲良し3人は、校舎の一角にミステリ研究会を作り、そこに下級生の卓馬を新入会員に迎えて活動が始まった。生徒達に広範囲で自治が委ねられている自由な校風の葉蔓高校の中で、生徒達によって引き起こされる様々な事件の謎を、4人は解決していく。

登場人物

三輪香月(みわ かづき)
主人公。大胆不敵な行動と発想力で事件を解決する。
押上大地(おうかみ だいち)
ミステリ研のリーダー。香月の恋人で、両親が仕事で海外赴任中のため1人でアパートに暮らし、そこで香月と同棲している。
片岡美女(かたおか みめい)
香月の親友。性格は温和で情報収集に長け、目立ちにくいながらも縁の下での地道な活躍が多い。現在はショートカットに眼鏡という容姿だが、中学生の頃はロングヘアで眼鏡はしていなかった。
加瀬卓馬(かせ たくま)
香月たちより1学年下級生で、美女の恋人。手先が器用でマジックを特技に持つ。
野々瀬薫(ののせ かおる)
葉蔓高校の生徒会長。好色で、権謀術数をめぐらし立ち振舞う一方、意外とマヌケだったり温情家な面もある。ミステリ研を目の上のたんこぶと思って潰そうとしたりもするが、困った問題が起こると頼って来ることも多い。
二階堂麗華(にかいどう れいか)
葉蔓高校の生徒会書記。女たらしの会長とは対照に古風で生真面目な生徒だが、ちょっと感覚のずれた天然ボケなところもある。普段はツリ眼鏡のお局様系な外見だが、眼鏡を外すとかなりの美人。
中原静生(なかはら しずお)
家庭科部の部長。料理をはじめ家事全般に優れた、物静かな男性。ミステリ研のメンバーと仲が良い。
高木
ポルノ女優や油絵のヌードモデルなどのアルバイトをしており、明朗で気さくな性格。卒業後は櫂谷と結婚して、2組の双子という4人の子をもうける。
櫂谷
若い美術講師。
伊藤みいな(いとう みいな)
香月に憧れるレズビアンの下級生。
高輪歩(たかなわ あゆむ)
葉蔓高校を創立した高輪物産の子供で、12歳だが実は葉蔓高校のオーナー。大人になった後は、日向子の仕事での保護者役を引き受けている。
押上日向子(おうかみ ひなこ)
香月と大地の娘。ジュニアファッション雑誌やテレビCMなどのモデルをやっている。
黒川悠理(くろかわ ゆうり)
日向子の友達で、モデル仲間。