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パラレルパラダイス/岡本倫
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著者: 岡本倫
巻数: 4巻
最新刊『パラレルパラダイス 4』
『パラレルパラダイス』(PARALLEL PARADISE) は、岡本倫による日本の漫画作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて、2017年16号から連載中。
あらすじ
幼馴染の同級生に恋心を寄せる高校生・太多陽太は、ある日学校で謎の侵入者に襲われ、校舎から転落してしまう。目を覚ますとそこは赤と青の二つの月が浮かぶ異世界の山中だった。異変に気付き駆けつけた女騎士・ルーミと出会った陽太は、出会って早々にルーミから猛烈に欲情され迫られてしまう。陽太は喋る鳥・ジーニアスに、この星では男が存在しない状態が何千年も続いているため、女には遺伝子レベルで男に対する免疫がないことが告げられる。そしてジーニアスは陽太にルーミと交尾するよう命じるのだった。
登場人物
- 太多陽太(ただ ようた)
- 主人公。幼馴染の同級生に恋心を抱く高校生。友人からのニックネームはTHE SUN。父親の方針で剣道と柔道の心得がある。第1話で教室にいたところを、正体不明の存在に襲われて窓から落下し、気付いたら異世界に飛ばされていた。
- ルーミ達と出会い、異世界の女の子の秘密を知ったことで、その元凶たる<嫉妬深い神>を殺して彼女たちを救うことを決意する。
- 年頃の青少年らしくエッチなことにも興味はある・・・が、その本性はドSにして鬼畜。
- ルーミ
- シーザー王国のクインテッドの一人で聖騎士(パラディン)。よくジーニアスを肩に乗せており、特技は料理と裁縫(自称)。剣の腕は王国随一であるが、少々ポンコツなのが玉に傷。
- 異世界に飛ばされた陽太が最初に出会った少女で、陽太に触れたことで発情し、ファーストキスをした後で陽太とエッチな行為をして気絶し、目覚めた後で自己嫌悪に陥っていた。
- ジーニアス
- 三本足の喋る鳥(八咫烏)。ルーミ曰く「神様」。シーザー王国にある五つの町の一つである森の町「ミース」の守り神で、武と光を司る。異世界に落ちてきた陽太に対し、この世界の住人(少女たち)との交尾を要求する。
- この世界の住人である少女たちが20年しか生きられない理由について知っており、陽太に伝えるが、その後で「この事実を伝えるのは自由だ。だが、お前一人でこの世界に生きる少女たち全てを救えるわけではない」とも付け加えており、陽太に前述のことについて話した真意はハッキリとしていない。
- リリア
- シーザー王国のクインテッドの一人で弓使い(アーチャー)で、自分のことボクと呼ぶ所謂ボクっ娘。貧乳で、本人もそれを気にしている。
- 真面目に見えるが性的好奇心は相当なもので、図書室で読書と称して男女の性行為の絵が描かれた本を読んでは頻繁にオナニーをしている。
- ミサキ
- シーザー王国のクインテッドの一人で忍者(ストライダー)。姉をカルに犯され殺された為に、筋金入りの男嫌い。
- 陽太をカルの仲間ではないかと疑い、嫌っている。
- モモ
- シーザー王国のクインテッドの一人で槍使い(ランサー)。城にいる皇女の巫女の一人でもあり、「勝つためには手段を選ばない」という噂がある。
- ルーミとリリアが陽太を紹介した際にも「なんて素晴らしい…三千年ぶりに現れた男を独占できるなんて…こんなチャンスもう数世紀はない」と言っていることから、何らかの野望を秘めていることが分かる。
- ハル
- シーザー王国のクインテッドの一人で守護騎士(ディフェンダー)。前衛として敵の攻撃を引き受ける。無口で強面だが、こっそりウィル・オ・ウィスプをナデナデしようとして怪我をしたり、コミックス第1巻の特装版付録であるパンフレットのオマケ漫画では、誕生式のディナーにケーキを要求して甘党ぶりを発揮したりと、女の子らしいカワイイ一面もある。
- 仁科(にしな)
- 陽太が思いを寄せる同級生。登場は第一話の数コマのみ。そのため、主人公の幼馴染であること以外詳しいことは分かっていない。
異世界の少女の秘密
異世界の少女には呪いがかかっており(ジーニアスいわく自分とは違う嫉妬深い神)、処女のまま成人を迎えると死亡してしまう。
しかし男性と交尾することで呪いは解ける。証として首に首輪のような痣ができる。
男性に触られると瞬間的に発情する。また、発情すると股間から「欲情の泉」とよばれる香りに個人差のある粘液をだす。
この世界には人間の男性に近い姿をしたカルと呼ばれるモンスターがおり、カルに犯された場合、性器から分泌される猛毒により死んでしまう。
衣装は股間を見せるものが流行しており、モブも含め登場人物のほとんどがそのような服装をしている。
書誌情報
- 岡本倫『パラレルパラダイス』講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、既刊2巻(2017年11月17日現在)
脚注
外部リンク