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パートナー/小花美穂

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著者: 小花美穂
巻数: 3巻

小花美穂の新刊
パートナーの新刊

最新刊『パートナー 3



twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

3naoto3 RT @toshi6329: 先日、パートナーの誕生日で東京ディズニーランドホテルに泊まってきた!
ringo_amai RT @toshi6329: 先日、パートナーの誕生日で東京ディズニーランドホテルに泊まってきた!
aoixxx777 【RT希望】セフレになってもいい人、Dください♪ プロフィール見てね♪ セックスパートナー募集、メル友、リア友募集! あとポケモンGO友達募集中♪条件などはプロフィール見て♪
kumittiyee 【RT】セフレから飲み仲間まで募集してます♪ 不倫パートナー 欲求不満かも…会える人、メル友、リア友募集! あとポケモンGO友達募集中♪条件などはプロフィール見て♪
Elly_Rilakkuma1 RT @asuka_blair: 付き合ってる彼女や彼氏がいてちゃんとしてくれてるのに、今よりもっといい人がいるかもって思いながら付き合うなら、その人の前に鏡置いてやりたい。あんたがこれだから、それなんだよ。パートナーは自分の写し鏡。他人が育てたいい男、いい女と付き合えるかもな…

パートナーの既刊

名前発売年月
パートナー 1 2000-04
パートナー 2 2000-08
パートナー 3 2000-12

パートナー』は、小花美穂による漫画作品。少女漫画雑誌『りぼん』(集英社)の1999年9月号から2000年10月号に連載。単行本は全3巻。

あらすじ

一卵性双生児の桜沢と二卵性双生児の添田。彼らは高校で出会って意気投合し、楽しく学校生活を送っていた。苗は賢が好きであったが萌も賢のことを好きになり、やがて彼らは付き合うことになる。苗は自分の気持ちをついに言い出せず賢のことを諦めていた。

やっと吹っ切れてきた苗だったが、自分の賢への好意を萌が気づいていたと知り、萌と喧嘩をしてしまう。翌日、自分が悪かったと反省した苗は、仲直りするために萌に早めの誕生日プレゼントを買った。が、その日萌が交通事故死し、苗は萌と仲直りする前に死別してしまった。さらに、萌の遺体が何者かに盗まれ、遺族を大きく動揺させた。

事故の日から約3か月が経過し、夏休みが間近に迫っていた。彼女を亡くした賢はふさぎこみ、高校へ来なくなっていた。友人の吉野は苗と添田兄弟を励ますため、旅行を企画した。山陰に住んでいる吉野の伯父が家を空けるため、吉野は留守番を頼まれていたのであった。伯父はバイクをコレクションしており、それらにも乗ってよいという。それを聞き、ふさぎこんでいた賢も旅行へ行くことにした。こうして、苗たちはみんなで山陰へ旅行に行くことになった。

旅先で苗・賢・武が買い出しに行った時、彼らは死んだはずの萌に遭遇した。が、萌は彼らを見ても好意的に振舞うことはなく、その上賢が萌の腕を強く引っ張ったところなんと腕が取れてしまったのだ。萌は見知らぬ人の車に乗り込んで去ってしまい、車を追った彼らがたどりついたのは、製薬会社の工場だった。そこで彼らは工場のスタッフに拘束され、驚くべき事実を聞かされる。工場では死体を使った実験が行われており、そのために萌の遺体も盗まれ、萌はL・S・P(生きている人間剥製)として再生されたのだ。驚きと怒りを隠せない彼らであったが、工場内の監房に監禁されてしまい……。

登場人物

桜沢苗(おうさわ なえ)
1982年4月30日生まれのB型。高校2年生。剣道部員で有段者。しっかり者。研究所での監禁生活を通して、武と恋人同士になる。
桜沢萌(おうさわ もえ)
1982年4月30日生まれのB型。苗の双子の妹(一卵性)。かなりの天然ボケで天真爛漫な性格。高校2年になったばかりの4月、交通事故死する。その後彼女の遺体が病院から消失。東条光臣によってL・S・Pとなる。
添田武(そえだ たけし)
1982年5月23日生まれ。苗たちの友人。明るくノリは軽い。苗が好きで、度々積極的にアプローチをする。監禁生活を通して、苗と恋人同士になる。
添田賢(そえだ けん)
1982年5月23日生まれのA型。武の双子の兄(二卵性)で、萌の彼氏。穏やかな性格。監禁後脱出を目指していたが、萌そのままなtype04と接しているうちに身も心もボロボロになっていき、最終的には04とバイクで海に出かけ、バイクで転落死してL・S・Pにされる。萌が亡くなった際には、葬式にも参加できず学校にも登校できないほど落ち込んでいた。
L・S・P type01 SEITA(セイタ)
生前の名は岩垣星太。岩垣の息子。L・S・Pにされた後、工場内でとある騒動を起こし、最期は父親(岩垣)によって額を撃たれ、始末される。享年8。
L・S・P type02 CARRIE(キャリー)
もとは、自分の容姿にコンプレックスを感じて自ら命を絶った少女。再生する際に、生前彼女が憧れていた外国人モデルに博士が整形した。「CARRIE」はそのモデルの名前。自分の美しさを周囲の人に訊いて回る癖がある。終盤で、埋め込まれた人工頭脳に障害を起こし暴走する。
L・S・P type03 TOSHIAKI(トシアキ)
04の夫で、04に様々な危害(腕を千切る、海に落とすなど)を加えた賢が04に近づこうとすると怒る。暴走したキャリーに電気スタンドなどで頭を殴られ、m・vが顔の表面に出てくる。
L・S・P type04 MOE(モエ)
東条博士によってL・S・Pとなった萌。まだ再生されて日が浅いので、おかしな喋り方をする。
L・S・P type05 KEN(ケン)
L・S・Pとなった賢。あまり喋らず、MOEの後にくっついている。苗達の工場脱出を導いたのち、爆発に巻き込まれ死亡した。
東条光臣(とうじょう こうしん)
L・S・Pを作り出した若き医学博士。見た目は穏やかだが危険な思想の持ち主。仕事をしているのかと思ったら、明らかにゲームをしているなどコミカルな一面もある。ある目的のためにL・S・Pの作成・実験を続けている。研究所爆発で死亡する。
澄華(すみか)
研究所の奥に安置されている女性。故人。東条博士の双子の妹兼恋人だった。光臣が双子の兄とは知らなかった。野口の後輩で親友でもあった。
野口 冴子(のぐち さえこ)
東条博士の秘書。学生時代の東条澄華の先輩でもあった。後輩(澄華)を死に追いやった東条博士をずっと恨んでいた。研究所の爆発に巻き込まれ死亡する。
吉野工場長
苗達の友人・吉野の伯父。製薬工場の表向きの責任者。東条博士の目的を部下に口走るなど勝手な行動を数多く行ったため、東条博士に殺された。
岩垣
研究所の警備班員。星太の父親。苗たちの脱出に手を貸した工員たちのリーダー。L・S・Pとはいえ息子の01を撃ってしまう。
中津
工場の警備班の一人で、眼鏡をかけている。苗たち3人の見張りを担当中、苗を襲おうとするが、棒を手にした苗に倒され、気絶する。その後もキレた武に腕を折られかける。
吉野
苗達の友人。伯父に利用され、何も知らずに苗達を別荘へ呼ぶ。事件後は涙を流しながら武と苗に謝罪をした。

用語

L・S・P (Living Stuffed People)
東条博士によって遺体に必要な部分を補って再生された『生きている人間剥製』。傷が少ない綺麗な遺体を選んで再生させているので容姿は生前のままで、声も同じ。会話能力が上達すると、ほぼ普通の人間と変わらなくなる。
m・v (mold virus)
実験遺体から偶然発生したカビ状のウイルスで、死者を生き返らせるが、生者には逆に猛毒。

関連項目

  • りぼん
  • フランケンシュタイン

あとなあ category:りぼん