HOME > コミック > ビックリマン2000

ビックリマン2000/犬木栄治

共有

著者: 犬木栄治
巻数: 4巻

犬木栄治の新刊
ビックリマン2000の新刊

最新刊『ビックリマン2000 第4巻


出版社: 小学館
シリーズ: てんとう虫コミックス


twitterでのコメント (関係ないのに引っかかることもあります...)

kyo_suuuun またAmazonで漫画買った。ビックリマン2000の四巻とダダダダン。一巻
asariyositotter RT @errordoco: だいたい同世代の方(平成3年)がヒットする単語集 団子三兄弟 ゾイド ビーダーマン スーパーマリオくん ゾイド戦記 マンガサイエンス リーデットが怖い ペポー ビックリマン2000 ウリナリ バカラ軍曹 笑う犬の冒険 ドーバー海峡横断部 炎の ...

ビックリマン2000の既刊

名前発売年月
ビックリマン2000 1 2000-03
ビックリマン2000 2 2000-10
ビックリマン2000 3 2001-04
ビックリマン2000 第4巻 2001-10

ビックリマン2000』とはシール付お菓子「ビックリマン2000」を題材にした漫画作品である。小学館の学習雑誌にも掲載されていた作品もあるが、本稿では、小学館の『月刊コロコロコミック』において1999年7月号から2001年9月号まで連載されていた犬木栄治の作品について記述する。

概要

アニメに先駆けて連載が始まった作品である。連載当初は原作シール、アニメと同様に星天使タケルが仲間と共に次界卵を求めて旅をする物語だったが、途中からスーパービックリマンの様に戦闘要素が強いバトル漫画に路線変更。キャラクター描写に作者流のアレンジをかけており、バトル描写も流血シーンなどといったグロテスクなシーンが描かれ、ストーリーはおろか世界観自体が原作とは殆ど関係ないオリジナルストーリーとなった。物語は原作で言うと次界卵編に当たるが、その中に原作の凶悪魔編のキャラクター(並びにそれを元にしたオリジナルキャラクター)を登場させるという形をとっている。今作のオリジナルキャラクターは小説『ビックリマン2000 集中豪無編』にも登場する。

キャラクター

星天使タケル
戦勝した際の決め台詞は「完全勝利」(超大凶魔と対戦した際には試合に勝って勝負に負けた内容であったため『完全敗北』)。当初は原作同様ブーメランを用いて戦っていたが、中盤で徒手空拳で戦うようになり、炎の拳を打ち出すオリジナル必殺技「炎の弾丸 虎天拳(こてんぱんち)」を会得する。
星悪魔アズール
戦勝した際の決め台詞は「完全粉砕」(終盤でタケル側に参加した後は「完全勝利」に変更)。オリジナル必殺技はエネルギーの刃を放つ「暗闇の刃 嚇弾刀(かくだんとう)(『核弾頭』のパロディ)」(タケル側に参加後は「光の刃~」に変更)と敵を自分もろとも別次元に封印する「最後の審判」を使用する。かつて悪魔側の特殊部隊「血の翼(ブラッドウイング)」に所属していた際カリスマデビルに見捨てられたという設定が存在し、妹は居ない。
賢守カンジー
Z化したスーパーゼウスを連れ、悪運ゴールに追われて六手の里に逃げ込んできた聖守。元々は混沌(カオス)を封じた聖蓋(たが)の置かれている国(国名は出ず、「ぼくの国」と表記されていた)に住んでいたが、聖蓋が外れたために国を逃れることになる。スーパーゼウスと出会うまでの経緯は不明。
「千里ゴーグル」という機械のようなもので、機械の分析・地図の記憶・迷路の攻略・敵の居場所を特定などができる。物体を本に収納する魔法や、回復(ヒーリング)魔法などをゼウスから教わっている。アニメと違い、タケルを呼ぶ時の呼び方は「タケルくん」である。
バカラ軍曹
八頭身の姿で描かれているが(本作の大きな特徴の一つ)、キャラクターは原作の設定どおりである。カリスマデビルの命令を拒否して改造されてしまうが、タケルの拳によって正気を取り戻し、カリスマデビルとの決戦ではオリジナルの火器を装備して参加する。
スーパーゼウスZ
最初は埴輪に憑依した状態で登場し、その後ポーチのスカート、風船、金魚に憑依する。最終回で元の姿に戻る。
カリスマデビルⅩ
後半から登場。終盤で部下を全員犠牲にして完全復活を遂げ、タケル達を苦しめるが光の巨人が放った『ジャイアント虎天拳』を受けて元の不安定な状態に戻る。にも関わらず、涙を見せて戦意喪失を装って油断したタケルを人質に取ったことで次界卵の怒りに触れ乳児にされてしまう。

オリジナルキャラクター

超大凶魔
初めてタケルに敗北を味合わせた悪魔。その実力は天使2000人分に匹敵し、大量の拳を打ち出す『千手破壊拳』、口からエネルギー弾を放つ『魔光弾』を持っている。アズール戦で重傷を負って一時生死の境を彷徨うが生還、カリスマデビルとの最終決戦にもタケル側で参加した。ちなみに女性の色気が大の苦手。
ノクスJr
カリスマデビルの親衛部隊『魔将軍』の隊長を勤める少年悪魔。エネルギー弾『魔走球』が必殺技。かつて死に掛けていたところをカリスマデビルに救われたことで恩義を感じ忠誠を誓っていた。が、それは忠誠心を引き出す偽の記憶で彼自身も正体はロボットであった。真実を知ると自分でカリスマデビルを倒すためタケル、アズ-ルと交戦するが敗北、そのままタケル側陣営に参加、主力として活躍し最後は次界卵の力によって本当の生命体になる。